元軍人のスプリンガーは、2人の愛娘を育てながらウキヨ空輸の宇宙船パイロットとして慎ましく暮らしていた。ある日、タイタン3号基地への荷物を運搬中、積み荷から煙が立ちのぼっていることに気づく。不審に思い蓋を開けると、中には冷凍された人間の姿があった。驚いたスプリンガーは、煙が止まるとすぐに蓋を閉じ、任務を続行する。無事に業務を終えて帰宅し、娘たちとの団らんを楽しんでいた矢先、同僚が現れ、緊急の呼び出しを告げる。強制的に裁判所へ連行されたスプリンガーは、会社の貨物を窃盗した罪で起訴され、弁明の機会すら与えられないまま一方的に有罪判決を下されてしまう。
ノヴァが目を覚ますと、傍らには先に作られたアンドロイドのリースがいた。「アップデート完了?」と問うノヴァにリースは、「生まれ変わった」と告げる。今回ノヴァに施された改良はアンドロイド担当で人間のアビリーンには無断でリースが行っていたものだった。アンドロイドと人間の間にある感情や偏見、思想が渦巻きながらも順調に火星への航海が進む中、突如として宇宙船に厳戒警報が届く。異常レベルの太陽フレアが宇宙船を襲い、船内の生命維持装置が故障。絶体絶命の状況を解消しようと、ノヴァは宇宙船に搭載されているダーウィンシステムに自らを接続、生命維持装置は無事に作動を始める。しかし内臓プログラムが古かったノヴァはその後、動かなくなってしまう。