目覚めると、そこは見知らぬ場所。男は誰かの悪いイタズラと思い最初は笑っていたが、銀行の金庫のような扉で閉じられた部屋にあるのは鍵のかかった鋼鉄製のロッカーと1匹のネズミの死体、それを天井の蛍光灯が照らすだけ。どんなに叫んでも誰も開けてくれそうになく、ただ時間だけが過ぎてゆく。2日目、ふとしたことでロッカーの鍵を見つけた男は、その中にあったガスボンベを使い、何とか扉を開けようとする。しかし開けることは不可能に近く、水も食料もないなか、限界を感じながらも大きなノミとハンマーを使い、壁に穴を開け始めた。その後、壁の向こう側に抜け出すことに成功する。するとそこには大きな棺が置かれていた。その中からアフリカ系の女が現れるが、女とは言葉が通じなかった。