小学校の特別支援学級担任の圭太(稲葉友)は、同僚の結婚式の打合せで新米パティシエのひかる(中田青渚)と出会う。圭太はメッセージビデオ、ひかるはケーキ担当。チャラさ全開の圭太にひかるはドン引きするも、結婚式では圭太のビデオに感動する。その姿が心に焼き付いた圭太は、ひかるをアフタヌーンティーに誘う。カフェを開く夢を持つほどスイーツに没入するひかるを好きになっていく。ひかるもまた圭太の優しさにふれ、恋心を抱く。これが“はじめての恋”だというひかるは、毎月交際記念日にケーキを作ることに。スイーツに彩られた幸せな日々のなか、圭太はひかるにある夢を叶えてほしいと願う。そんなある日、ひかるからの連絡が途絶えてしまう。真実を知った圭太はー。
2014年、川崎市内で女性ばかりを狙った連続殺人事件が起きる。被害者は皆、首をつられて殺されており、世間では“首くくり殺人”などと呼ばれていた。犯人の手掛かりがつかめず警察の捜査は難航するが、捜査一課の刑事・井口(池田鉄洋)はこの殺人事件の容疑者として、古びたアパートに暮らす男・野木直哉(古川雄輝)をマークしていた。野木の本名は八木沼雅人。6歳のときに母親と一緒に誘拐され、瀕死の状態で発見された“昭島母子誘拐事件”の被害者だった。野木は身元を詐称してアパートに暮らし、気配を消して息を潜めながら生活していたのだが、警察はそんな野木への疑いを深めていく。そんな中、野木は隣に住んでいた吉佳(SUMIRE)と接触。お互い恵まれない環境で育った2人に、通じ合う何かが生まれてくるのだが…。