糸島市に住む高校3年生の吉村美波(小栗有以)は、海辺の小さな美容室で26歳の美容師・波多江蓮(内藤秀一郎)と出会う。蓮のビジュアルに撃ち抜かれた美波は、まっすぐすぎる恋の猛攻を仕掛けるも、「20歳になってもキミの気が変わらなければ」と大人の余裕でいなされてしまう。それでも一途に恋を貫く美波の想いが実り、ようやく蓮と結ばれる。ところが、美波の韓国留学を機に幸せな日々は唐突に終わりを迎える。蓮から理由もなく別れを告げられるのだ。数年の時を経て、美波が直面したのは、あまりに過酷な真実。まさしく、神様を恨みたくなるほどの「運命のいたずら」。誰にも言えない秘密を抱え、それでもふたりが選んだのは、「いばらの恋」だった―。
ある日、日暮里警察署管内で傷害事件が発生。安西留美子(遊井亮子)という女性が公園で何者かに刃物で切りつけられた。たまたま通りかかった日暮里警察署の刑事・神保徳之助(小林稔侍)の同僚・宮本刑事(松尾伴内)が犯人の男を目撃したが、男は走り去ってしまう。徳之助や宮本が捜査を始めようとした矢先、捜査一課の北村(小林健)らが日暮里警察を訪れ、「今後は自分たちが捜査を行う」と言って捜査資料一式を持ち去ってしまう。実は公園で発見された凶器から出た指紋が、10年前に発生した殺人事件現場から見つかった指紋と一致したのだ。しかも10年前の殺人事件は被疑者死亡で幕が引かれていた…。