礼部尚書の娘、陸熒熒(ルー・インイン)は暴君で知られる君澈(ジュン・チョー)皇帝の側室となり、屈辱に耐えたあげく非業の最期を遂げる。その死後、凄まじい怨念を抱えた熒熒は家族がまだ幸せだったころの過去へと転生するのだった。家族の運命を変えるため、熒熒は心を鬼にして冷徹に生きる決意を固め、前世で直面した数々の元凶をことごとく潰していく。「今世こそは大丈夫」と思い始めた矢先、彼女は再び君澈と出会ってしまう。だが、目の前の君澈は暴君となる前の囚人であり、奴隷の身に落ちていた。前世の恨みを晴らすため、熒熒は彼を買い取り、復讐を企てる。しかし君澈に接するうちに、彼は単なる奴隷ではなく、心優しい一面を持ち、秘密を抱えていることに気づき始める。前世では憎みに憎んだ相手――その君澈を、まさか愛してしまう日が来るとは…。二人の運命は、再び深く絡み合っていく。
清末民初、江南の豪商・張家。長男・張寒意(ちょうかんい)は目が不自由で母をはやくに失い、冷遇され孤独に生きてきた。だが、侍女として屋敷に入った宛月(えんげつ)との出会いが、彼の運命を変えていく。宛月に支えられ、香料の才能を開花させた寒意は、一族の跡取り争いに巻き込まれながらも愛と信頼を育む。陰謀と裏切り、身分の差に阻まれながら、二人は幾度もの危機を乗り越え、封建の枷を打ち破り自らの未来を選び取る。果たして宛月と寒意は、愛も夢も守り抜けるのか―。