脚本家・孟小棠は、執筆中の物語の世界へ迷い込み、人々から命を狙われる闇の組織の女ボス・鳳南汐として生きることに。現実に戻る条件は、消したはずの宿敵の騎士・葉無塵と結婚し、彼を殺すこと。鳳南汐は手がかりを握る密偵・沈喩を側に置くが、彼に触れる時だけ特殊能力が使えると気づき、二人の距離は縮まっていく。しかし、本物の宿敵の出現により、真の帰還条件が「最愛の人の死」だと判明する。愛と帰還の狭間で、彼女が下す決断とは――。