橘純一はとある過去の経験から、クリスマスに苦手意識を持っている高校2年生。すっかり恋に臆病になった彼は彼女を作ろうともせず、寂しい学園生活を送り続けていた。そんな生活を続けていた純一は、ふと「このまま何もしないで高校生活を終えて本当にいいのか?」と思う。そして恋に対する苦手意識をなんとか跳ね除け、今年のクリスマスは女の子と過ごせるようにと一念発起する…。
純一は前日にほとんど寝付けなかったため、保健室に向かう。ベッドで寝ようとすると、そこにははるかが寝ていた。明るく話しかけてくる彼女に驚きを隠せない純一はある決心をする。
純一が廊下で話をしていると、突然はるかに袖を引っ張られ連れて行かれる。彼女は他の女の子と話している純一に嫉妬をしていたのだ。そんなはるかを見て、純一はあるお願いをする。
街中がクリスマスムードのなか、ゲームセンターではるかと偶然遭遇する純一。はるかを連れて公園へ向かう。そこで純一は意を決して、クリスマスイヴに彼女をデートに誘う。はるかからの答えは…。
いつものように棚町薫とふざけ合っていた橘純一は、勢いあまった薫のパンチを受けて保健室に連れて行かれる。ひとしきり薫に謝られた後、放課後人気のない校舎裏に呼び出される。「告白されるかもしれない」とドキドキしながら校舎裏に向かうと…。
純一が教室に入ると薫がクラスメイトの男子に詰め寄っているところを目撃する。すぐに止めに入るが、薫は教室を飛び出してしまう。急いで追いかけ、屋上まで行くと、薫は先ほどの顛末を話しだす。そして、そこで二人にある事件が起こる。
朝、始業ベルが鳴っても薫が珍しく登校していないことに気がつく純一。休み時間、恵子に薫の行方を聞いてみるが、恵子のほうも昨日から連絡がつかないと告げられる。学校中を探すが、薫の姿は見つからない。そこへ恵子から新しい情報がもたらされ、驚いて純一は学校を飛び出した。
梅原が怪我をしたため、保健室まで絆創膏を取りに行くことになる純一。保健室に入ると、そこにはなぜかファミレスの制服姿をした薫がいた。いつもどおり二人で話した後、純一は薫に「クリスマスイブに予定があるか」と聞いてみる。薫からの返答は…。
ある夏の日、橘純一は昼食を買いに食堂へ行くと財布を落としたことに気がつく。探しに戻ろうとしたとき、少女に声をかけられ落とした財布を渡される。純一はお礼を言おうとしたが、突然少女はその場を立ち去ってしまう。その後教室へ戻った純一は改めて少女にお礼を言うため、少女を探しに教室を出る。
アルバイト面接のために、特訓を続ける純一と紗江。食堂のおばさんと少し話が出来る程度まで成果が出てきた。そんな折、純一は放課後新たな特訓をするため、紗江を理科室に呼び出した。その特訓内容は素早い行動を身につけるための「早着替え」であった。
制服も夏服から冬服に変わり、変わらず純一と紗江の特訓は続いていた。そしてついに紗江はアルバイトの面接を受けることに決めた。紗江は純一に今までの特訓のお礼を言うが、それを聞いた純一は面接場所まで付いていくことに。その結果は…。
創設祭で行われる「ベストカップルコンテスト」に出場することになった純一と紗江。目標はもちろん優勝をすること。その目標を達成するために、特訓を続ける純一と紗江。いよいよ創設祭当日を迎え、「ベストカップルコンテスト」が始まった。緊張する二人が身につけているコンテストのためのコスチュームは…。
橘純一と親友の梅原正吉は学校の帰り道に公園に立ち寄ると、ブランコから飛び降りてきた少女と出会う。その女の子から痴漢と疑われて、必死に言い訳をする純一と梅原。なんとか誤解を解消し、帰宅した純一は次の日、妹の美也から校内に住み着いている黒猫の話を聞く。
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