二条城まで菊千代を守り通したにおだったが、直純との戦いで傷つき気絶してしまう。夜中に目覚めたにおは「攘夷」を訴える声が、城の中まで聞こえてくる実情を目にする。翌朝、その様子を菊千代に伝えると、「攘夷決行は決まっている」と驚きの真実を告げられる。「まるで人の力ではどうにもならぬ時代という川に流されておるようじゃ」そう漏らす菊千代は、「ミブロを辞めて、我の下で働かぬか」とにおに提案し…!?
におは京の町の人々へ安心を与えるための「しるし」として、ミブロとしての揃いの羽織を作ることを発案する。しかし、そのためにかかる費用は250両!隊士たちは金を稼ぐため町に繰り出す。にお達も仕事を探しに出かけるが、はじめは「お前らはついてくんな」と、一人でどこかに行ってしまう。その頃、土方は「いい刀がある。あんたにぜひ振ってもらいたい」という女に出会い、“日本一の刀鍛冶師”という刀匠の元へ案内される。
金策のため、汚れ仕事を扱う「蛇」の店を訪れたはじめ。「次郎。いや、今は二代目斎藤一だったかい。その名前で呼ばれる気分はどうだい?」そう問う蛇は、問答の中で刀に手をかけるはじめを見て、「初代には程遠い」とあしらう。“仕事”の話になり、「どいつを殺るんだい?」と問われたはじめの回答は…?一方、におと太郎は、身重の女性ナギとその夫、陽太郎と出会う。この出会いはにおの人生に大きな影響を与えることとなる…。
近藤と、京八館当主の陽太郎が三本勝負をすることに。猛スピードで打ち込み、近藤を攻めていく陽太郎。その手数の多さに、におたちは驚くが、なんと近藤はすべての打ち込みを捌ききっていた。果たして、勝負の行方は?陽太郎の道場を訪ねてから3日。におは、妊婦のナギのことが気になっていた。ところが、はじめから「あの女には肩入れしない方がいい」と言われてしまう。そんな中、“血の立志団”からミブロにある手紙が届き……!?
ミブロと“血の立志団”の戦いが始まった!鴨川にかかる7つの橋を落とし、京の町を燃やそうと企む血の立志団。ミブロはそれを阻止すべく、別れて全ての橋に向かうことに。「おめでとう。大当たりだ」。におたちの前に現れたのは、直純だった!その場を芹沢に任せて駆け抜けるにおたちだが、さくらは直純の持つ刀を見て驚く。「あの重い刀を使える人がいるなんて…」それは太刀筋が見えにくく、新月の夜に最も力を発揮する黒刀だった!
原田、永倉の目の前で、夜叉に背後から刺され、猟犬が倒れた。なぜ仲間の猟犬を斬る必要があったのか、と指摘する永倉に、夜叉は「弱いから死ぬ。強い者が生き残る、それこそ武士の論理」と宣言。永倉は「ならば貴様はここで死ぬ。それが真理」と夜叉に告げて――。その頃、四条大橋では、土方が扇動と向き合っていた。自分たちと共に歩むか、無名の人生を終えるか。運命を決める橋にようこそ、と笑う扇動に、土方は……?
「気に入った。特にその殺気満々の闘志がいい」。彩芽から立志団に誘われるも、断るはじめ。彩芽の“妙な自信”に嫌な予感がしていた。以前、向き合ったときにも感じた違和感だが、なかなか思い出せない。彩芽が左手を使わないことに気づいたはじめは、小型の暗器を仕込んでいると考え、左手めがけて攻撃するが、反撃を受けてしまう。「お前は弱い…」薄れゆく意識の中、はじめは、“次郎”と呼ばれていた自身の過去を思い出す。
陽太郎と近藤が対峙。におは説得を試みるが、陽太郎には届かない。「力で止めるしかあるまい」。ついに、近藤と陽太郎の戦いが始まった!陽太郎を近藤に任せたにおは、妊婦のナギと再会。陽太郎から全てを聞いていたナギは、「私はこの家に残る。これが私の覚悟と戦いです」と語る。さらに、自身が守れる範囲以外の被害は仕方ない、と言い切るナギに、説得をあきらめかけるにお。そんななか、ナギが産気づき、倒れてしまう…。
ナギのお産が始まる一方で、陽太郎は近藤との力の差を痛感していた。「たとえ勝てなくても…負けられない」。陽太郎は決死の覚悟で近藤に向かっていく。幼い頃、突然直純と共に過ごすことになった陽太郎。その日から武士としての特訓が始まった!「この家にいられるように」と愚直に剣を学んできた陽太郎。そんな中、突然直純との別れがやってくる。陽太郎と直純の知られざる過去が明かされる!
火の手が上がる京八館を見て、芹沢は「町に火をかけるんじゃなかったのか?」と直純に聞く。武家に生まれることはある意味、呪い。“呪われた家を燃やす”という直純自身の望みに気づいた芹沢は、「武士らしく死に場所でも用意したか」と問いかける。その問いに「黙れ!」と返し、刀を振り下ろす直純。果たして二人の戦いの決着は?そして、時代という巨大な敵に抗い続けてきた直純と立志団の行く末とは?
「この世のどこにも血の繋がりはなかった」。生まれてすぐに両親を失ったナギは、親戚筋をたらい回しにされ、宿屋の下働きでなんとか食い繋いできた。唯一の楽しみは舟で届け物をする際に川を渡ること。いつも一人だったナギはある日、陽太郎と出会い、その運命が大きく変わることに。「残してやる、生きた証を!」という想いを胸に、ナギは婆ちゃんやにおの励ましを受け、必死に陣痛に耐えていく。ナギの想いは実を結ぶのか?
はじめに、三日間の護衛をしてもらうことになった姉小路。ミブロは鉄砲や大砲など用意することを検討した方がいいと助言。さらに、「いずれお主らの最大の敵になるかもしれぬな」と坂本龍馬の名前を挙げる。一方、ナギの死を知り倒れたにお。数日で熱は下がったものの、部屋から出ようとしない。「理想っていうやつのために走るしかねぇじゃねぇか、俺たちは」。太郎の言葉に、におが出した結論は?血の立志団編、遂に完結!
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