身長170cmの小泉リサと156cmの大谷敦士は毎戸学園に入学したときからいがみ合いばかりで、つけられたあだ名がオール阪神・巨人。1年の夏期講習、隣のクラスの鈴木涼二に一目惚れしたリサと、リサの友人・田中千春に恋していた大谷の計らいで、仲良しグループでトリプルデートに行くことになるが…。
リサと大谷が憧れる歌手・海坊主。そのクリスマス・コンサートチケットが手に入り、二人は一緒に行く約束をした。そんな時、大谷の元カノ・神崎真由が現われ、クリスマスの日に会ってほしいという。どぎまぎする大谷。そんな大谷を見て、リサは潔く身を引き一人でコンサートに行くことに決める。
突然リサを抱きしめた長身のイケメンは、幼い頃に友人だった深川遥だった。そしてバレンタインデーの日。大谷にチョコをあげるかどうか、迷うリサ。大谷は義理チョコならもらってやると吐き捨てる。意地を張るリサだが、もらってくれると知るとやはりうれしい。そこに遥が現われ、恋敵の大谷と喧嘩になってしまう。
新学期、高校二年に進級した春。恋敵の遥とは隣のクラスになり、リサはまた大谷と同じクラスになったことにほっとする。大谷はバスケにいっそう熱を入れ始め、リサは彼のためにリストバンドを買ってあげる。だが、素直に気持ちを伝えられず、いつものいがみ合いの延長でしかそのプレゼントを渡せない…。
唇を奪われた大谷は、聖子にメロメロ。一方、リサの身長は172センチに伸びて、大谷との身長差は広がるばかり。そんな時、バスケの練習につき指をした大谷を保健室で介護する聖子。二人きりの保健室で、聖子は大谷に身を投げ出す…が、実は聖子、本名は聖子郎といって、身体は男の子だったのだ!
リサの想いを知った仲間全員が告白に協力してくれることになったが、恋愛に関して超鈍感の大谷には、なかなか伝わらない。しかも大谷は、リサの告白を手伝ってやるから好きな人を教えろと勘違いし、すれ違いは大きくなる一方…。そしてリサの誕生日。とっておきのプレゼントを準備した大谷は、リサを駅ビルに呼び出す。
リサの告白を、大谷は冗談として軽く受け流してしまった。自分のことを恋愛対象とさえ見ていないことに、リサは愕然とする。学園祭も終わり、誰もいない教室で、ひとり涙に暮れるリサ。大谷はリサを慰めるが、それはリサにとって逆効果にしかならないのだった。逆上したリサは、激しい言葉を口にして…。
リサは大谷との関係が変わってしまったことに戸惑う。二人は会話も交わせないまま、修学旅行初日の朝を迎える。その時の大谷の返事は、少し考えさせてくれというもの。修学旅行先でリサと二人きりになった大谷は、告白に対する答えを返す。それは、リサのことを急に彼女としては見られないというものだった…。
フラれたリサは、信子たちに心配をかけまいと大谷とは普通の友人に戻ることに。修学旅行二日目。二人は偶然にも家族旅行中の海坊主に出会う。リサが海坊主の奥さんに馴れ初めを聞くと、奥さんとは高校時代に出会い、一度別れ、後年再会して結婚したと教えられる。その言葉に励まされたリサは、ある宣言をする。
リサは大谷とクリスマス・パーティに出席することに。大谷の中学時代のバスケ部の同窓パーティで、大谷を誘ったのは元カノの神崎だった。しかし、来る予定だった神崎は急遽欠席。リサは、大谷と神崎の過去を出席者たちから聞き出す。体育倉庫に二人きりに閉じ込めておいたら、大谷の方から神崎に告白したらしい。
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