時は原始時代。恐竜チラノの生け贄にされた赤ん坊リュウは、雌の猿人・キティに救われ、我が子のように育てられた。十数年後、立派な少年に成長したリュウは、狩りの最中にオオツノ族の少女・ランと出会う。リュウは怪我をしたキティのため、薬草を採りにオオツノ族の陣地へ向かうものの、一族の人々はよそ者のリュウを敵視する。そこに再びチラノが出現。窮地のリュウをランが救うが…。
キティをチラノに殺されたリュウは、本当の母親が今もどこかに生きていると知った。彼は母を求めてランと共に旅立ち、彼女の弟・ドンがいるという集落を目指す。だが、たどり着いた場所もまたチラノに壊滅させられていた。瀕死の老婆を見つけて懸命に介抱するランに対し、リュウは無駄だと冷たい態度をとる。
スメカリ族のために別れ別れになったリュウとラン。リュウはランが捕まっている場所を見つけたが、スメカリ族の実力者・タカは、ランを自分の女にしたいと望んでいた。さらに彼は、ある理由からリュウを過剰に敵視する。だが長老は、巨獣のマグーンと戦ったリュウの勇気を認め、仲間に迎えることを提案する。
日照りにあえぎつつ、タカたちから逃げるリュウとラン。2人は山の中でキバという男と出会う。彼もまた、息子のクマオや妻オナメをはじめとする自分の部族をチラノに全滅させられたという。2年前、チラノの右目を潰すことに成功したキバは、今度こそ宿敵を倒すべく、チラノのいるこの山に潜伏していたのだ。
リュウとランはタカから逃れるべく、渓谷に身を潜めた。一方、狩りにいそしむ老人と出会ったタカたちは、彼の力を借りてリュウたちを捕まえようと計画する。そのころ、ランは事故によって負傷し、リュウも気絶していた。そんな2人を、ヤマネコ族の幼女・トコが救う。トコの父である部族の頭こそ、狩りをしていた老人だった。
密林で人食いヅルに襲われるリュウたちを、カスタ族の人々が救った。カスタ族はワルギ族に追われ、洞窟に逃げてきたという。自分たちの狩場を奪回するため、カスタの首領ミロスはワルギ族との交戦もやむなしと決意する。一方、ワルギ族は迷い込んだタカたちに食料を与え、戦力に加えた。日の出の丘を越えた狩場で、両部族はついに激突する。
ドンが見つかった今、リュウは母探しの旅に姉弟を巻き込むことをためらっていた。自分と別れた後でもランを守れるよう、ドンに弓矢の訓練を課すリュウ。だが、ランが森でチラノに遭遇してしまう。彼女をかばってリュウが応戦するなか、現れたキバの加勢でチラノは撃退される。リュウは手負いのチラノを倒さんと飛び出すが…。
タカを知る2人組の男に、ランが拉致されてしまった。そんな彼女を救ったのはキバだった。ランに対し、自らの過去を語るキバ。アナグマ族にいた少年時代の彼は、自分がオルゴン族との人質交換に使われそうになったため、身代わりとして幼い弟を差し出したという。それ以来、良心の呵責に苦しみ続けていたのだ。
寒い地方へ来たリュウたち3人は、怪我をしている男・アムラを発見した。彼の弟・ゴロは、燃える“神の石”を掲げてアララ部族の人心を掌握。アムラを族長の座から引きずりおろし、妻のメッサを新たな族長に任じたのだという。さらにメッサが息子のベンを幽閉したと聞いたリュウは、“母の愛”に対して疑念を抱く。
吹雪をついてピラー山脈を越えるリュウたちは、巨大な人影を目撃。逃げ込んだ先にいた男カヤックは、それが“雪男”だと語る。カヤックからこの先のエスキーガ族に母がいることを聞いたリュウは、カヤックにランとドンを預け、密かに危険な道のりへと旅立つ。だが、単身の彼に雪男の群れが迫る!
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