博人は連載を3つも抱えている人気のマンガ家だ。原稿ができていない博人はベテラン編集者の指原から逃げ切ろうとするが、どこへ逃げても見つかってしまう。そんな時、銭天堂の紅子から『忍者ジンジャー』をもらった博人は、忍者のように追っ手から逃げたり、身を隠したりできるようになるが……。
なつめのパパは、とある研究所で働いていたが、いまは仕事をやめて1日中部屋に閉じこもっている。なんとかパパに元気を出してほしいと思っていると、前になつめに『見定メーター』を売ってくれた銭天堂の紅子が訪ねてくる。紅子は以前、銭天堂の危機を知らせてくれたなつめのパパにお礼に来たという。なつめは喜ぶが……。
銭天堂の紅子と墨丸は、六条教授の研究所にこっそり忍びこむ。銭天堂のデータと、それをもとに生み出されたニセモノの駄菓子のデータをすべて消去するためだ。ところが、そこに待ち伏せていた六条教授が現れ、紅子を捕えようとする。六条教授とはいったい何者なのか?そして、紅子と六条教授の対決のゆくえは……!?
紅子は、金色の招き猫たちの作った『デジタルト』の力で、六条教授のたくらみを阻止することができた。銭天堂に戻った紅子は、猫たちにそのことを報告する。猫たちはどうやって『デジタルト』を作ったのか?どんな苦労があったのか?ふしぎ駄菓子ができるまでの秘密が、今、明らかになる!
滋はおばあちゃんの家で飼われている猫のしじみと遊びたいが、しじみは気難しく凶暴で、なかなか懐かない。なんとかしてしじみに懐いてもらう方法はないかと考えていると、いつのまにか銭天堂にたどり着き、紅子から『猛獣ビスケット』をすすめられる。これを食べれば、気の荒い動物を懐かせることができるというが……。
ある日、紅子は雪が降り始めた景色を見ているうちに、墨丸に初めて出会った夜のことを思い出す。かつて行商として駄菓子やおもちゃを売り歩いていた紅子は、ある雪の夜、猫の鳴き声を聞き、子猫の墨丸を拾う。家族ができた紅子は、行商をやめてお店を構えることを決意して……。銭天堂誕生の秘密が、今、明らかになる!
聖は、小さいころにお気に入りだったおもちゃの木馬を、いとこの亮にあげてしまったことを後悔している。なんとかして取り戻したいと考えていると、銭天堂へたどり着き、紅子から『とりあげもち』を買う。他人の持ち物を取り上げて、自分のものにできるというその駄菓子を食べて、聖は亮から木馬を取り戻すことに成功するが……。
明は、4人兄弟の長男。いつも父や母に「お兄ちゃんなんだから」と言われ、末っ子の弟や、双子の妹たちの面倒を見なければならないことにうんざりしている。そんな明は、銭天堂へたどり着き、『兄弟だんご』を買う。「一」から「四」まで数が書かれただんごで、「四」のだんごを食べれば末っ子になれるという。明はこれを食べて、4人兄弟の末っ子になるのだが……。
スマホを買ってもらったばかりの智美は、友だちからの電話に出たり、メッセージを返したりするのが面倒くさい。誰か自分の代わりに電話に出てくれないかと思っていると、銭天堂へたどり着き、『留守電でんシール』を買う。このシールを電話に貼って、でんでんむしの「六号」が代わりに電話に出たり、メッセージを返したりしてくれるようになるが……。
浩は、塾のテストを受けるのが面倒くさい。サボってゲームセンターに行こうとすると、銭天堂へたどり着き、『分身風船ガム』を買う。忙しくて時間が作れない人のために、自分の分身を作ってくれるガムだという。浩は、これを噛んでふくらませて生み出した自分そっくりの分身に、塾のテストを受けさせ、自分はゲームセンターへ遊びに行くが……。
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