メインとなる登場人物はPTSDを抱えたハンマーおじさんと囚われたアンニュイ金髪美少女。好きな人には堪らない組み合わせですね。全体的にセリフが少なく、最後まで淡々した雰囲気。最初は物足りない!と思っていたのですが、見終わる頃にはこれでいいのだ!と満足。リン・ラムジー作品特有の映像美と無機質なエレクトロ音楽合わさり、視聴者をどんどん映画に引き寄せていきます。BGMを担当したのはロックバンド「レディオヘッド」のギターのジョニー・グリーンウッド。リン・ラムジー作品では「少年は残酷な弓を射る」でもBGMを担当しています。映画は派手な演出はありませんが、全体的に精神的にくる不安定さ、妙なハラハラ感が常にあります。話はシンプルですがどこか難しい映画。原題は「you Were Never Really Here」。ビューティフル・デイは邦題ですが、ラストシーンを観ると「良い邦題つけたな~」と思うことでしょう。
ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。
日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。