歩きはじめる言葉たち  漂流ポスト3.11をたずねて

歩きはじめる言葉たち  漂流ポスト3.11をたずねて
東日本大震災から10年。岩手県陸前高田市にひっそりと佇む森の小舎(もりのこや)。大切な人を亡くし、悲しみを抱えた人々からの手紙を受け取り続ける「漂流ポスト3.11」。
89分 / 2021 / 日本 / 日本語
あらすじ
映画監督:佐々部清(ささべ きよし)氏の遺影に手を合わせる1人の男性。2020年3月に急逝した佐々部氏に想いを馳せる俳優升毅(ます たけし)の姿。「監督のよーいスタートがないのにカメラが回っているのが不思議な気がする…」升は喪失感を抱えたまま、佐々部氏ゆかりの地や親しかった人々を訪ねる旅に出る。佐々部氏が生前に果たせなかった、東日本大震災の被災地での映画作りを思い、岩手県陸前高田市に足を運ぶ。そこで出会った「漂流ポスト3.11」と被災地の今の姿。さらに旅先でのインタビューを重ね「生きること」を改めて考え、感じていく升毅。佐々部氏の仲間たちから託された「手紙」を携え、再び漂流ポストを訪れた彼が、孤独と向き合い、ペンを手に取る。そこに今を生きることへの答えへはあるのか――。
©2021 Team漂流ポスト
解説
東日本大震災から10年。岩手県陸前高田市で、返事のこない手紙を受け取り続ける「漂流ポスト3.11」。野村監督は震災ボランティアを経験。大切な人を亡くし、悲しみを抱えた人々の“心の拠り所”として存在する「漂流ポスト」の活動に感銘を受け、2016年から取材を続け映画化を決意。山奥の「森の小舎」で、一人静かに手紙を受け取り続けるご主人の赤川勇治さん。そして被災地の人々の心は――。もともと、陸前高田市をメイン舞台にした劇映画を企画していましたが、初めての劇映画プロデュースゆえ、資金繰りや内容の折り合いが上手くいかず、監督する予定であった佐々部清氏と話し合い一度企画をストップ。しかし、これまでの取材内容を生かしドキュメンタリー映画として再出発。佐々部氏からの応援も受け、野村プロデューサーが初監督として再び企画をスタートした矢先、佐々部清氏が急逝――。漂流ポストのテーマに寄り添いその姿を追おうとしていた者が、一転「手紙を書く」立場の人間になったのです。悲しみに暮れ悩み抜いた結果、自分たちの今の姿を正直に描こうと決め、そして、佐々部監督の盟友、俳優:升毅氏が合流。気鋭の撮影監督:早坂伸氏も共同監督として参加、佐々部組俳優部の伊嵜充則、三浦貴大、比嘉愛未、中村優一らも出演、岩手、山口、そして鹿児島への旅路を瑞々しい映像美で映し出す。「亡き人へ手紙を送る」ことの真の姿と、佐々部清が被災地で撮ろうとしていたもの。升毅が自らの孤独と向き合い、「生きること」への答えを探す旅に出るドキュメンタリー。
スタッフ
監督:野村展代
企画プロデュース:野村展代
撮影:早坂伸
共同監督(映画):早坂伸
宣伝プロデューサー:石田直子
後援:岩手県陸前高田市
キャスト
升毅
伊嵜充則
三浦貴大
比嘉愛未
中村優一
佐々部清
配信期間
2023/08/21 ~
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