ゆるせない、逢いたい

ゆるせない、逢いたい
17歳の夏。初めての恋。でもすべては、あの事件とともに変わってしまった―――。
10代のみずみずしい恋愛模様にデートレイプというセンセーショナルな問題を織り込んだ、鮮烈の青春ラブストーリー。
106分 / 2013 / 日本 / 日本語
あらすじ
交通事故で父を失い、母と共に、3人で住む予定だった郊外の一軒家に引越してきた木下はつ実(吉倉あおい)。高校では、親友のマリと共に陸上部に所属しているが、過保護で厳しい母親との対立や、慣れない新生活などに、孤独を抱えていた。そんなある日、はつ実は、古紙回収で家の近所を回っていた野口隆太郎(柳楽優弥)と知り合う。一見はぶっきらぼうな隆太郎だが、陸上のことや、新しい街のことを話すうちに、2人の仲は自然に深まっていく。数回目のデートの別れ際、隆太郎は、はつ実に自分の過去を話し出す。「オレ、両親に捨てられたんだ…」。哀しげな表情を見せる隆太郎の頭を、思わず静かに抱き寄せるはつ実。お互い、かけがえのない存在になっていた。隆太郎と別れて帰宅したはつ実を待ち受けていたのは、娘を心配する母親の厳しい追求だった。予備校に行っていないことを咎められたはつ実は母親と口論になり、携帯電話を壊してしまう。隆太郎との唯一の連絡手段を失ったはつ実は途方にくれ、一方の隆太郎は、はつ実からの連絡が途絶えたことに落ち込み、嫌われたと思い込んでしまう。やがて、2人が再会した日に事件は起きた。はつ実の姿を目にした隆太郎は、昂ぶる感情をおさえられず、勢いにまかせてはつ実を襲ってしまう。事件は弁護士であるはつ実の母によって明るみになり、ふたりは、加害者と被害者の関係として、互いに連絡を遮断されてしまう。事件の後遺症を引きずるはつ実は、心と体の葛藤を抱え、苦悩する。「ゆるせない」絶対的な気持ちと、ほんのわずかに残っている「逢いたい」気持ち――。相反する感情がはつ実を襲い、苦しさが爆発する瞬間、彼女のそばにいたのは親友、そして対立していた母だった。ついに、はつ実は心を決める。自分に向き合い、相手に向き合うため。そして未来を見るために。そして、隆太郎と驚きの約束を交わすのだった…。
©S・D・P/2013「ゆるせない、逢いたい」
解説
【デートレイプ】というタブーの問題がテーマにありながらも、揺れ動く少年少女たちが忘れがたい印象を残す、恋愛そして生き方についての物語が誕生した。オリジナル脚本。柳楽優弥×新人・吉倉あおいのダブル主演! ファッション誌「mina」の専属モデルで女優としても活躍する期待の新人女優・吉倉あおいと、「誰も知らない」で世界に衝撃を与えてから8年の柳楽優弥。本作が映画初主演となる吉倉のフレッシュな魅力と、海外でも認知・評価の高い柳楽の渾身の演技が注目される。また主題歌には『リリイ・シュシュのすべて』以来!小林武史×salyuが楽曲提供。本作品に感動した小林武史が、新人監督の作品に書き下ろしの主題歌を提供するという異例の事態が実現
スタッフ
監督:金井純一
脚本:金井純一
編集:金井純一
キャスト
吉倉あおい
柳楽優弥
新木優子
原扶貴子
中野圭(劇団前方公演墳)
ダンカン
朝加真由美
配信期間
2016/07/01 ~
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