再びオフィーリアと邂逅するジュリエット。しかしその口から告げられた世界の、そして自分の運命はあまりにも重く、その場にうずくまってしまうのだった。一方、直前に起きた地震の衝撃で街のあちこちから火の手が上り、混乱するネオ・ヴェローナ市街。さらにモンタギューの命により、マキューシオが街に火を放つ。その事実を聞かされたロミオは父に失望し、背を向けるのだった。ジュリエットは被害にさらされた街と、そこに生きる人々を見つめながら、独り決意を固める…。
ロミオに最後の別れを告げることなく、独りネオ・ヴェローナを救うために犠牲になろうと誓ったジュリエット。そこへ現れたティボルトに、ジュリエットは真実を打ち明ける。ティボルトはその覚悟に胸を打たれ、モンタギューを討つという自分の目的との間で揺れ動く。その頃、ロミオはポーシアに自分の意志を告げる。モンタギュー…父を討つ、と。市民も、兵士も、ネオ・ヴェローナのすべてがモンタギューから離れていく中、ついに城へ向かう乗り込むジュリエット達。待ち受けるモンタギュー。因縁の絆を断ち切るのはロミオの意志か、ティボルトの剣か、それとも…。
ついにキャピュレット家の元にネオ・ヴェローナ城は取り戻された。コンラッドは戴冠の儀を進めようとするが、ジュリエットはエスカラスへ導かれ、オフィーリアの元へ向かっていた。すべての人を救う為に。その頃ロミオは、ティボルトにペトルーキオの兄弟の事を託し、エルベ村へ去ろうとしていた。ジュリエットの為に身を引くと言うロミオにティボルトは苛立ち、真実を話してしまう。真実を知ったロミオは、ジュリエットを追ってエスカラスの間へと走るのだった。
崩壊の大地。ネオ・ヴェローナは人々の意思を飲み込むかの様に、激しく鳴動してゆく。エスカラスの命が尽きようとする中、やはり命を止めてしまったかのように動かないジュリエットの唇が、ロミオの必死の呼びかけにかすかに反応する。それは、オフィーリアにも予期できない”奇跡”だった。世界の崩壊か、たった一つの”愛”か…。ロミオとジュリエット、二人の選択はいかなる結果を世界にもたらすのだろうか…?
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