白羽児退治の折に人間の姿で逃走した監視者。良守と時音は、人間に化けた妖が、白昼の烏森学園に乗り込んで来る可能性を考え、異能者の三能に注意を促す。しかし、その三能が良守の隣のクラスの転校生、志々尾限に襲われた。超人的な力で良守の式神鳥を捕らえた志々尾は、良守に攻撃を仕掛け、難なく結界を切り裂くが・・・。
裏会からの書状を手に雪村家と墨村家を訪れる志々尾。一方、繁守は良守が手に入れた妖が使っていた人の皮を異界愛好家・松戸に預け調査を頼む。繁守から、裏会の関与を不快だと告げられ正守の真意を測りかねる志々尾。良守も兄と繋がる志々尾に反発するが・・・。同じ頃、異界を統べる姫に仕える妖、百が烏森攻略に動き出す。
結界師補佐役として派遣された志々尾は、良守達の実力を全く認めていなかった。だが、烏森学園に現れた大首車の、高速回転する車輪の刃の攻撃に、さすがの志々尾も苦戦し傷ついてしまう。志々尾の動きも読み込んで大首車を一瞬で結界に封じ退治しようとする良守。志々尾は、間流結界師の正統継承者たる実力を目撃する。
百合奈の幼なじみ、品川葵が志々尾限に恋をした。良守から志々尾が危険な男だと聞いた百合奈だが、志々尾が捨てられた子犬を気遣ったエピソードを聞かされ逆に説得されてしまう。その夜、志々尾は妖の攻撃に不覚を取るが、時音と良守の連係プレーに力を貸す。志々尾の実力を認め始める良守達。そして、葵の恋の行方は・・・?
烏森学園に地元アイドルで中高のプリンスこと八王子君也が現れ、時音をデートに誘い出す。新たな恋のライバル出現に焦った良守は尾行を開始するが、途中で見失う。一方、人気のない廃ビルに時音を誘い込んだ君也から妖、脳男が正体を現した。乗り移ろうとする脳男から、時音は烏森を狙う組織の名『黒芒楼』を聞き出すが・・・。
異界に浮かぶ黒き城郭、黒芒楼。その統括、白は烏森攻略に必要な『人皮』の完成を藍緋に急がせる。彼らの主たる『姫』に差し迫った事情があるからだ。一方、良守は、妖退治の際にプールに落ちて風邪をひき、翌日の烏森警護を休むことに。代わって繁守が烏森警護に行くが、そこへ、旧型の人皮を付けた妖、緋水が現れた。
夜行の頭領、正守は裏会の最高幹部、十二人会の末席に加わることになった。だが、そこが化け物のような力を持つ恐るべき者達の統べる場であることに嫌悪感を抱く。烏森へも関心を寄せる幹部達に、その排除を自らの手で下そうと決意する正守。一方、良守は担任、黒須に取り憑いてしまった黒猫の霊の扱いに困っていた。
黒芒楼では藍緋が新型の人皮を完成。兵4人を人間に変身させ、旧型の人皮を付けた火黒を加えた5人が白昼堂々、烏森学園に出現。夜の烏森学園に良守達を誘い出し、烏森の明け渡しを要求する。応じない良守達だが、先に仕掛けた火黒に志々尾が一撃で昏倒させられてしまう。さらに呪力封じの魔方陣に囲まれた良守達は・・・。
良守の作戦で呪力封じの魔方陣から脱出を試みる時音。茶南達は人皮を脱いで妖に戻り、攻撃を開始する。火黒は手負いの志々尾を痛めつけ、逆上した志々尾は禁じられた完全変化で、妖の力を解放しようとする。一方、良守も、時音を人質にとられ、怒りで絶界の気配を身にまとう。良守に興味を持った火黒は予想外の行動に出た。
火黒との戦いで完全変化しかけた志々尾は、禁を犯した罰として烏森警護の任務から解かれる。良守は志々尾を引き留めようとするが、自分の殻に引きこもった志々尾は、妖退治の任務は果たすものの全く聞く耳を持たなかった。良守は着任を命じた兄の正守に解任撤回を頼もうと考える。そんな折、正守が墨村家に帰省した。
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