「だって結婚詐欺だぜ、これじゃ」(春助)女嫌いで有名な冬五郎から、結婚したとの葉書が届いた。信じられない春助だが、ともかくエルを連れて新居のアパートを訪ねてみることに。思った通り、結婚話など真っ赤な嘘。借金返済に苦しむ冬五郎がご祝儀目当てにひねり出した、窮余の一策だったのだ。バカ正直な弟分がお祝いに来ると、冬五郎は借金のことさえ忘れて酒盛り開始。エルを新妻だと思いこんだ弟分は、春助を邪魔者扱いして部屋から追い出してしまう!
「駆け落ちに年は関係ありまへん」(増夫)増夫が同級生のサヤカを連れて春助のところにやってきた。はるばる大阪から二人で駆け落ちしてきたらしい。エルに引き取らせようとする春助。しかし春助を男と見込んで頭を下げてくる増夫に、とうとう部屋にかくまうことを約束してしまう。増夫は巧みに立ち回り、予約しておいた旅館の部屋にエルと春助の二人を呼び出す。驚いて寮へ帰ろうとする春助に、増夫がとんでもないことを頼む。寮の部屋を貸してくれたお礼に、エルと二人っきりで一夜を過ごして欲しいというのだ!
「電話は通じないし、窓もないし…春助君!」(エル)古い日記を読み返していたエルは、3年前のある約束を思い出した。財布を落として困っていたところを一人の紳士に助けられ、必ず返すからと待ち合わせの約束して電車賃を借りたのだ。その人は名前を教えてくれなかったし、顔だってほとんど覚えていない。目印の黄色いマフラーだけを頼りに、約束の場所に向かうエル。心配した春助は黙ってこっそり後を追う。待ち合わせの時間が現れても紳士は現れず、エルはあきらめかけるが、そこに黄色いマフラーを着けた若い男が現れる…。
「僕が食べているのはお弁当じゃありません、愛です!」(小太郎)「迷える子羊」と名乗る謎の人物から、春助のもとに豪華な弁当が届いた。最初は喜んでいた春助もさすがに気になり、正体を突き止めようと手がかりを捜し始める。寮に女性からの不審な電話があり、応対に出たまどかが、小太郎の部屋を誤って春助の部屋だと教えていたらしい。豪華な弁当は、その女性が小太郎のために作ってくれたのかもしれない。事情を知った小太郎は大感激、まだ見ぬ「子羊」に夢中になるが…。
「言っていいのかなぁ、うちは下着屋さんですって」(零子)春助は実家の下着屋で万引犯の零子を捕まえた。財布を忘れただけと言い張る零子に部屋まで取りに行かせるが、零子は素直に払うどころか色仕掛けで迫ってくる始末。挙げ句の果てにはアパートを追い出され、新しい部屋が見つかるまで男子寮に泊めてくれと押しかけてくる。零子は春助の姉を名乗ってみんなを丸め込むが、エルはそれが嘘だと見抜き、次第に不安を膨らませてゆく…。
「あの写真が公表されることがあったら死んでお詫びします!」(小太郎)小柄な男子生徒に自転車を盗まれたと、竜太と順子の暴走族カップルがサンシャイン学園にねじ込んで来た。テッキンに犯人だと疑われる春助。実は真犯人に見られては困る写真を撮られ、公表されるのが嫌なら自分の罪として名乗り出ろと脅迫されていたのだ。春助はやむなく脅迫に屈するが、竜太に真犯人ではないと見抜かれてしまう。怒った竜太は春助に真犯人を見つけろと命令する。それが出来ないなら、エルを一人でよこせというのだ!
「あいつだけが女じゃねえや、世の中には女なんか一杯いるんだ」(春助)プレイボーイで有名な鹿毛城は、100人目のガールフレンドにしようとエルを誘惑するが、あっさりと袖にされてしまった。プライドにかけてエルをものにすると決めた鹿毛城は、春助のことで話があると嘘をついてエルを自分の部屋に連れ込み、力ずくで交際を迫る。エルは何とか逃げ出すものの、鹿毛城の噂を聞いて駆けつけた春助は、ベッドの上にあったエルの生徒手帳を見つけて激しく動揺する。鹿毛城はそんな春助を挑発。春助はとうとうエルに絶交を言い渡す!
「実にいい顔だ、どうだ、君、私の絵のモデルになってくれないか?」(安田)ある日、おしゃれをしたエルはニタを連れてどこかへ出かけた。行く先が気になって後をつける春助。エルは安田という人物の家に入ったきり、いつまで経っても出てこない。どうもこの安田という人物、若い女性の裸を専門に描く有名な画家らしい。エルを問いただしたところ、モデルになっているのはニタの方とのこと。ホッと一安心の春助だが、今度は彼がモデルにスカウトされてしまう!
「どうして中高校生じゃないといけないのかしら、それに10名以上だなんて…」(神崎)エルたち女子寮の面々は、「男女10人以上のグループに別荘を無料で貸し出します」という雑誌の記事を見つけて、春助たち男子寮の面々を誘って出かける。豪華な建物に大喜びの一同。季節はずれのキャンプファイヤーをすることになり、一人で薪を集めに行った春助は森の奥に迷い込んでしまうが、そこで出会ったユカリという少女に救われる。春助の態度にただならぬものを感じたエルは、再びユカリに会いに行く春助の後をそっとつけるが…。
「あたった、あたった、やったー!ハワイ旅行だ!!」(小太郎)ペアのハワイ旅行を当てた小太郎は、同行して欲しいと春助を誘う。テッキンの許しも降り、初めての海外旅行に大はしゃぎの春助だが、小太郎が急な家庭の用事で行けなくなってしまった。代わりに行って欲しいと頼まれたエルは新婚旅行のようだと大喜び、さっそく新しい水着を買いに出かける。ところが、テッキンから旅行はどうしたと聞かれた小太郎が、ごまかしきれずにエルに譲ったことを白状してしまう。男女ペアの旅行をテッキンが許すはずもなく、ハワイ旅行は風前の灯に!
「そもそもチカンってのは、やりそうもねえやつがやるって話だぜ」(冬五郎)エルが千野貫太郎という男から手紙を受け取った。その内容は何と、真夜中に部屋を訪れるという予告状だった!不安になったエルは春助に相談し、それぞれの部屋を交換することを決める。男子寮での生活を楽しむエル。マコたちは女だらけの女子寮にうんざりの春助を捕まえ、痴漢を誘き寄せるためのオトリになれと無理やり女装させる。深夜、怪しい人物が春助の部屋に忍び込んでくる。エルの悲鳴でかけつけた男子たちが取り押さえてみると、驚いたことに冬五郎ではないか!
「戌年生まれで額に傷を持つ男…」(エル)当たると評判の占い師に見てもらったエルは、額に傷がある戌年の男が原因で春助と別れることになると言われ、すっかり落ち込んでしまう。寮の塗装工事に来ている男の額には傷があり、しかも戌年生まれらしい。エルはもとより、占いを信じないはずの春助まで不安になってしまう。春助は監視のつもりで男の仕事を手伝うが、うっかりペンキをこぼしてしまったついでに、ニタの犬小屋を塗り替えてやることに。ところがどうしたわけか、それを見たニタが牙をむいて襲いかかってくる!
「あたしには命がけで助けてくれる人がいるってわかったから」(エル)エルから初恋の相手を紹介したいと言われて面白くない春助は、幼馴染のアッキーからの誘いを受け、エルだけを誘わずに寮のみんなと民宿へ遊びに行く。口では強がりを言ったものの、物足りなさを感じる春助。迎えのバスにエルの姿を見つけて驚くが、初恋の人が民宿の運転手さんだとわかって一安心。エルを気に入ったアッキーは、春助との思い出の場所にエルを誘う。ところが、その後をこっそり不良の先輩たちがつけていた。エルとアッキーが危ない!
「早まるな、金以外のことなら何でも相談に乗ってやるからよ!」(春助)離れていても春助と話がしたいと考えたエルは、トランシーバーを春助の部屋に設置する。呆れながらも会話に付き合う春助。その時、電波が混線し、男女二人の深刻なやり取りが飛び込んできた。どうやら二人は心中しようとしているらしい。春助は説得して思いとどまらせようと試みるが、電波が復旧して連絡は途絶えてしまった。手がかりは男女の名前と錦ヶ浦という地名のみ。春助とエルは男女の命を救うことが出来るのか?
「あんなこっぱずかしいものを建てられたら、俺はもうこの町に住めねえ!」(春助)ある日、春助は池でおぼれていた妙なアヒルを助けた。そのアヒルの名は玉三郎。飼い主の玉井氏は大感激し、春助の功績を称えて銅像を建てると言い出した!仰天して申し出を断る春助だが、その謙虚さや良しと、かえって玉井氏に気に入られてしまう。玉井氏はテッキンまで説き伏せ、計画は着々と進行する。何とか銅像を建てることを止めさせたい春助は、玉三郎を連れ出して人(アヒル)質に取り、玉井氏に工事の中止を迫る!
「一日でいいわ、こんな生活から離れてみたい」(洋子)春助はエルと間違えて、洋子という女性に声をかける。彼女は顔に傷があることを除けば、驚くほどエルに似ていた。母親の過干渉にうんざりしている洋子は、一日だけでもいいから自由な生活をしたいと春助にこぼす。そこで春助は、エルと洋子を入れ替わらせてあげることに。洋子が束の間の自由を満喫する一方、洋子になりすましたエルは過干渉の原因を知る。洋子の母親は、例の顔の傷に対して罪の意識を感じているらしいのだ…。
「ニタ…あんた、みんなの笑いものにまでなって映画に出たい?」(まどか)春助に映画に出てほしいとの依頼がくる。乗り気になった春助は事務所を訪ねるが、どうもスカウトの女性と話がかみ合わない。実はニタの名前を聞かれた鶴井と亀山が、冗談のつもりで春助の名前を教えていたのだ。がっかりする春助とは正反対に、まどかは自分の犬が主役だと聞いて大喜び。ところが、届いたシナリオには主役どころか間抜けな犬の役だと書いてあり、まどかはニタがみんなの笑いものにされてしまうと心を痛める…。
「やったやった、テッキン先生が辞めるぞ!!」(小太郎)テッキンがサンシャイン学園を辞める?小太郎が辞表を目撃したというのだが、春助には到底信じられない。だが、神崎もテッキンと校長のやりとりを聞いたと知り、噂の真偽を確かめにいく。どうやらテッキンは本当に辞めるらしい。春助は、ようやく自由な学園生活を送れると大喜び。せめて最後は華々しく送り出してやろうと、女子寮と合同で送別会を計画する。当日、上機嫌で寮に招待されたテッキンだったが、生徒たちの別れの挨拶を聞くうちに、なぜか突然怒り始める!
「お前がしゃべってたこと、学校中に聞こえてたんだぞ!」(春助)放送部が実施した人気投票で選ばれ、エルが一日DJを勤めることになった。ところが、うっかり機材の操作を誤り、オフレコの会話を学校中に流してしまう。熱愛中の恋人だという宣言に、子供の頃のおねしょのことまでをばらされ、さんざんな目にあった春助はすっかりヘソを曲げてしまう。再度DJを務めることになったエルは、春助にもう一度聞いてほしいと頼むのだが、春助は意地を張って放送なんか聞かないと言ってしまう…。
「テッキンの奴、いつの間にこんなもん付けやがったんだい!」(モン太)男子寮での生活が、なぜかテッキンに筒抜けになっていた。どうやら隠しカメラが仕掛けられているらしい。人権無視のやり方に腹を立てた春助たちは、男子寮の全員で寮を出ることを決議する。春助とモン太は不動産屋を回るが、予算が折り合わずに物件探しは難航。ようやく見つかった安アパートは、心中の名所と呼ばれるいわくつきの物件だった。怖気づいたみんなは寮を出るのを渋るが、春助は男の面子をかけて引越しを敢行する!
「本当に三日たったら、母親がその子を引き取りに来ると信じとるのか?」(テッキン)プールに遊びに来た春助たちは、エルの水着が流されたことをきっかけに、のぶかという幼女と仲良くなる。のぶかの母親から女子寮に連絡があり、エルは三日間だけのぶかを預かって欲しいと頼まれる。エルは春助と二人でのぶかの面倒を見るが、ひょんなことからテッキンに嗅ぎつけられてしまう。捨て子として警察に届けようとするテッキンに、エルは必死で抵抗。母親が必ず迎えに来ると信じて、約束の日まで面倒をみさせてほしいと懇願する!
「差出人が俺だとバレたらもの笑いの種だ、早いとこ取り戻さないと」(春助)宝石店の抽選で一等の紫水晶を当てた春助は、エルにプレゼントしてやろうと、小遣いをはたいてペンダントに加工してもらった。直接手渡すのが恥ずかしいので郵送した直後、紫水晶は偽物だと判明する。春助は騙されたことがバレると男の沽券に関わると案じ、女子寮に先回りして郵便物を手に入れようとする。だが、品物が届く気配は一向にない。春助の苛立ちが限界に達した時、例のペンダントを着けたニタが目の前に現れた!
「オレ達がバイトしてるってことがわかったら退学もんだぜ」(春助)モン太が応援団の部費を10万円も使い込んでしまった。春助は母の店でバイトできるように紹介して欲しいと泣きつかれるが、あいにく手は足りているとのこと。見かねた零子が、あるバイトを引き受けてくれるならお金を立て替えてもいいと二人に持ちかる。仕事内容は、独身者専用マンションの清掃。春助はエルと共に意気込んで現場に向かうが、そこは何とテッキンの部屋だった!しかも仕事を済ませたエルが、うっかり腕時計を忘れてきてしまう!
「春助君、同じ名前のよしみで力になってもらえないだろうか」(俊介)ホテルでコーヒーを飲んでいたエルに、年配の女性が声をかけてきた。息子の花嫁に逃げられたのだが、何とか披露宴を無事に済ませたいので、エルに花嫁の代理になって欲しいというのだ。花婿の名前がシュンスケだと知ったエルは、不思議な縁を感じて花嫁役を引き受けることに。春助や女子寮のみんなも、新婦の友人として協力する。式の途中、退屈して会場から抜け出した春助は、式場を窺う不審な女を見かけて後をつける…。
「千穂は青葉さんの日陰の花として強く生きていく覚悟です」(千穂)配管工事のために寮の風呂場が使用不能になり、寮生たちはしばらく銭湯通いをすることになった。春助は女子と同じ日に銭湯に通う羽目になり、少々うんざりしている様子。しかも一年生の女子に呼び出され、いきなり結婚してほしいと告白されてしまう。彼女の名前は千穂。銭湯の娘で、番台から春助のすべてを見てしまったらしい。春助はエルにそのことを知られてはまずいと考え、千穂に会わずに済むよう自分でドラム缶風呂を作るのだが…。
「いままで本気を出していなかっただけだ、見てろ」(春助)春助の母を学園に呼び出したテッキンは、今の成績で春助が進学することは不可能だと断言する。春助はショックを受けた母から、進学出来なければ実家の商売を手伝うよう言われ、テッキンを見返すためにも猛勉強を決意する。最初はバカにしていたみんなも、応援団を休部して机に向かう春助の頑張りに驚かされる。そんな春助をそっと見守り、影ながら応援するエル。ところが春助は、勉強のし過ぎで知恵熱を出した挙げ句、ふとした拍子にしゃっくりが止まらなくなってしまった!
「もし、あの日記帳が他人に読まれると青葉さんにご迷惑が掛かるんです!」(千穂)春助のところへ深刻な表情の千穂が訪ねてくる。図書室で日記帳をなくしたというのだ。その日記には千穂が空想した春助との愛の日々がつづられており、他人の手に渡ればあらぬ噂が広まることは間違いない。しかも千穂の祖父は厳格なうえに空手の達人。万が一噂が耳に入れば大変なことになってしまう。その日記が、よりにもよってテッキンの手に渡ってしまう。日記を読んで風紀を正す必要があると考えたテッキンは、春助とエルのどちらかに寮を出ろと迫る!
「誰があんなやつ親父だなんて認めるもんか」(春助)春助の母が見合いを勧められているらしい。最初は笑い話にしていた春助も、母とその相手がデートするとなっては気になって仕方がない。変装して様子を見にいくと、待ち合わせ場所に現れた相手はまさかのテッキン。それからというもののテッキンは妙に優しくなり、春助が授業中に居眠りをしていても、怒るどころかヨダレを拭けとハンカチまで貸してくれる。本当に母とテッキンは付き合っているのだろうか…。
「青葉さん、ほんのちょっとだけ僕たちを二人だけにしてくれませんか」(夢二)春助は千穂の祖父に、ぜひとも千穂にふさわしいボーイフレンドを紹介して欲しいと頼み込まれる。連日の催促にさすがの春助も音をあげるが、エルが神崎のいとこの夢二がいいとアドバイスしてくれる。かつてはナヨナヨとしていた夢二も、春助とマラソンで勝負をして以来、見違えるような快男児になったというのだ。春助はさっそく夢二を呼び出すが、再会した夢二のあまりに極端な変貌ぶりに不安を抱く…。
「私を本気で怒らせるとどういうことになるのか、よくわかっておるだろうな」(テッキン)春助は数学のテストの点が悪かったため、追試を受けることになってしまった。もし30点以下ならば、夏休み返上でテッキンの地獄の特訓を受けなくてはならない。成績のいいエルはわざと悪い点を取り、追試組に入って春助を助けようとする。しかし、カンニングに協力するのを見抜かれてしまい、テストは急遽取りやめに。怒ったテッキンはエルと春助を引き離し、余計なものを持ち込めないよう、寮の風呂場で再テストを受けるよう言い渡した!
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