はじめと美雪は同級生の平嶋千絵の実家に、男女6人で遊びに行くことになった。浮かれ気分で着いたのは寂れた漁村。失望するはじめたちの前に中年の男が現れ、墓場島という無人島の探検ツアーを勧める。再び盛り上がる一行は探検に出かけ、サバイバルゲームを楽しむ大学生たちと知り合う。だが、恐ろしい事件が起こった。
サバイバルゲームを楽しんでいた大学生たち。一方のチームが全員、何者かによって殺害された。姿なき殺人者は、残されたチームにも忍び寄って来る。メンバーの一人・萩元が、密室となった防空壕の中で殺されてしまったのだ。その晩、美雪の悲鳴が響き渡り、亡霊兵士なる怪人がはじめたちの前に姿を現す。
はじめは推理を巡らせ、ついに全ての謎を解いた。殺された米村の残していたダイイングメッセージが、真犯人を指し示していたのだ。彼はいったいどこから解明のヒントを得たのか?事件の全貌が白日のもとにさらされてゆくにつれて、亡霊兵士の正体が、彼の意図していた悲しき復讐が明らかになってゆく。
はじめが警察に逮捕された。金融業者・江熊忠夫が夜の電車で殺された事件の容疑者にされてしまったのだ。警視庁きってのエリート警視・明智健悟が、代わって事件の真相を解明すべく立ち上がった。問題の電車には、はじめの他にも様々な人物が乗り合わせていた。果たしてその中に、真犯人はいるのだろうか?
胃の検査に引っ掛かったはじめは、何を勘違いしたのか自分は間もなく死ぬものと思い込んでいた。彼は美雪と共に不知火島、通称鬼火島へ夏期講習を手伝うアルバイトへ行くことになる。やたら偉そうな受験生を相手に、はじめの胃の具合はますます悪くなるばかり。息抜きのため、恒例の肝試し大会が行われることになるが…。
受験生の一人・森村。友人の加藤とはじめは、彼が室内に横たわる姿を確かに見たのに、ドアを開けると忽然と消え失せていた。森村の失踪は脱走事件として扱われ、次の日も講義は変わらず行われることに。調査を開始したはじめは、次第に受験生たちの複雑な人間関係を理解してゆく。現代社会の心のひずみが悪霊を生む。
森村に続いて椎名までもが、謎めいた方法で殺されて発見された。はじめは椎名の死亡推定時間を導き出し、犯人が窓から逃げたのではないことを証明するが、事件の解決までには至らない。怯える加藤は過去の罪を語り始める。一連の事件は、森村と加藤と椎名の三人でいじめて自殺に追いやった、海老沢の復讐だというのだ。
はじめが一緒にいたにも関わらず、加藤も殺害されてしまった。海老沢の姉・百合が自供を始め、事件は終息したかに思えた。ところが、また一人被害者が出てしまう。悔やむはじめは最初から推理をやり直し、隠されていた真実に気付いてゆく。そして事件の全貌が明らかになる。鬼火島をさまよう亡霊の正体とは?
あるホテルで殺人事件が発生。たまたま居合わせて目撃者になった剣持警部は、解決のために乗り出すことにした。被害者は生け花の家元。容疑者はほぼ絞られているし、踊り場に残されていたヒマワリの花が物証になりそうだ。だが、いまいち決定的な証拠が欠けている。剣持は結局、はじめに協力を要請する。
ホテルで起きた事件は、二人の殺人者による交換殺人の様相を呈してきた。片方は捕らえたものの、もう一方は容疑者を絞り込むことすら出来ていない。事件の関係者たちは、恋愛を巡っていさかいを続けていたようだ。完全犯罪をもくろむ犯人は、いったいどこに潜んでいるのか?頑張る剣持にも、とある秘密が隠されていて…。
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