「猛獣使い」に例えられるほど厳しい猪野熊コーチ。しかし、こずえたちのバレーの技術は確実に向上していくのだった!ついに対面を果たした猪野熊と本郷!猪野熊の暗い過去と、バレーへのゆがんだ愛の形が明らかになる…!
猪野熊コーチの背中に、兄の面影を見た三条。しかし甘い感傷は無用とばかりに、練習試合でこずえと激しい得点争いを繰り広げる!練習試合の結果、得点王に輝いたのは三条だった。いよいよベストメンバーとキャプテンが発表される…!
三条はチーム内で孤立していた。そんな時、女性週刊誌も記者が現れ、メンバーの中に猪野熊の妹がいると発言した。何時もは強気な猪野熊も妹も事は記事にしないで欲しいと懇願した。
合宿終了を三日後に控え、地元の強豪・日南高校に練習試合を申し込む。女子中学生からの試合の申し込みに、キャプテンの白井は、一度は話を断るが、こずえの腕のアザが鎖をつけての過酷な特訓の結果だと知り、考えを改める。
技術的にも精神的にも強くなったオールジャパンチーム。多くの人に見送られ、世界選手権の開催されるアメリカへ出発する。ニューヨークに着いたこずえはシェレーニナと再会する。そして、新たなライバル達の出現に、緊張を隠せないメンバーを、米チームのキャシーはパーティーに誘った。
世界選手権が開幕。初戦の米チームに辛くも勝利する日本だが、負けても前向きなキャシーを見て、こずえはバレーが楽しい物だったと思い出す。しかし、祖国ケニアの為に、ソ連戦で必死にボールを追うマヌンバの姿もあった。
黒人少年ジョニーにチームの大切なマスコットボールを盗まれたこずえは、スラム街に迷い込む。窮地に陥ったこずえを助けたのは、米チームのバージニアだった。ジョニーがマスコットボールを使ってサッカーをしているのを見たこずえは、殺人スパイク攻略のヒントを掴む。
こずえは、殺人スパイクに対する秘策・二段レシーブのアイデアを猪野熊に話す。決勝の相手は予想通り準決勝でチェコを破った、ソ連と決まった。そんな中、こずえたちは、キャシーや崔の協力のもと、二段レシーブの特訓を始める。
ついにソ連との、世界選手権・決勝が始まった。ソ連の硬いブロックを巧みな攻撃でかわした日本は第1セットを奪う。だがソ連は日本の攻撃を測るため、わざと守りに徹していた。そして第2セット、ソ連の猛攻がこずえたちに襲いかかる。
日本とソ連の決勝戦は接戦の末、第3セットにもつれ込んだ。その後、吉村を負傷で欠きながらも、互角の戦い続けるこずえたち。そして、迎えたソ連のマッチポイント。いつ果てるともないラリーのなか、シェレーニナの放ったスパイクに新井が飛びつき…。
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