「お前がゆくのはレースの道、わしがゆくのは剣の道、道は違うが共に全力を尽くそうではないか」(岩鉄の父)ウィル・プラーグという男が、富と名声を求めて西音寺チームにレーサーとして売り込んできた。博士が追い返そうとすると、ウィルはガンテツ号が勝てないのはドライバーの能力に問題があるからだと指摘。その言葉に悩む岩鉄は、いつしか自分を見失っていく。彼に平常心を取り戻させたのは、武道家である父の教えだった。
「君との勝負はサーキットで堂々とやりたい。俺はそれを言いにきたんだ」(剣)突如としてハヤブサの背後から現われ、華麗に抜き去った真紅のマシン。それは行方不明になっていた幻の名車・ロイヤルマジェスティだった。ハンドルを握るのはロミー、今は亡き名レーサー・ウェルズの娘だ。かつて剣と戦ったこともあるロミーは、今度こそ決着をつけようと、八ヶ岳での一対一の勝負を挑んでくる。
「八百長なんて俺には絶対できない。だが…」(剣)ロミーの死を取り上げたジャーナリスト・アトキンが研究所を訪ねてきた。エイハブの正体を突き止めるのに協力して欲しいという。博士に断られたアトキンは整形手術で顔を変え、稲妻のトニーと名乗ってブラックシャドーに潜入する。剣に近づいたトニーは正体を明かし、八百長試合を持ちかける。悩みに悩む剣は…。
「そんな手で作られたマシンに乗って優勝しても、それは血に汚れた栄光だ。俺はそんな栄光などほしくない!」(竜)片輪走法に破れた流れ星の竜は、メフィスト教授のもとで山岳レースの特訓を続けていた。ブラックシャドーでは、対ハヤブサの秘密兵器・クイックコーナリングホイールが完成。設計図を持ち出した男が殺されるのを目撃した竜は、複雑な思い抱きながらインスブルックのレースに出場する。剣も出場し、宿敵との戦いに挑む。
「竜、みてろ、俺は必ずこの手でブラックシャドーを倒してみせるぜ」(剣)竜によって二度目の敗北を味わった剣は、慰安旅行の誘いを断って研究所に残る。そんな彼と対等の条件で決着をつけるため、竜はあえてクィックコーナリングホイールの設計図を渡すのだった。新型エンジンV4は既に完成しており、後はテストを残すのみ。だが、思わぬトラブルでV4は使用不能に陥ってしまう。
「一週間もハヤブサに乗れないなんて、剣、気が狂っちゃうぜ」(神風)暴走族にからまれた剣は、さくらを庇って大事な左手に傷を負ってしまった。そのうえ罰として謹慎処分を受け、ハヤブサに乗ることを禁じられてしまう。一方、バロンはゲイラ兄弟をスカウトしていた。双子ならではのコンビネーションで相手を倒すレーサーだ。強力な紫外線によって、視力まで奪われてしまった剣は…。
「あの山が俺の墓場か…いいだろう、派手に死んでやるぜ!」(神風)オール日本レースに出場した神風は、母に良いところを見せようと張り切り、先行車のトラブルに気づかずにドライバーに重傷を負わせてしまう。ショックで思うような運転が出来なくなった神風に、博士はそれでもマシンに乗るよう命令。エイハブがこの機会を見逃すはずもなく、大雪山でのレースに参加するよう要求してくる。
「追いついたぜ、待っていろエイハブ!」(剣)激闘に終止符を討つため、エイハブは自ら鎧を脱いで正体を明らかにした。そして負けた方がレース界から退くという条件をつけて、西音寺レーシングチームに挑戦してくる。博士はエイハブを倒すため、V5エンジンをハヤブサに搭載。全員に片輪走法をマスターさせる。そして今、レース界の未来を賭けた戦いが始まった!
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