スレイマン皇帝によるベオグラード制圧の一報が届き、祝賀ムードの漂うトプカプ宮殿。ヒュッレムもまた、おなかの子供の健やかな成長を祈りながら、皇帝の凱旋を待ちわびていた。そんな中、後宮でヒュッレムと皇帝妃マヒデブランが一触即発の火花を散らす出来事が起こる。さらに皇帝から心を引き裂かれるような仕打ちを受けたマヒデブランは…。
デザートがスレイマン皇帝とヒュッレムのもとに運ばれた。喜んで食べるヒュッレムだったが、突然、激痛を訴えて倒れる。騒ぎを聞いた母后は食あたりを疑うも、調査の結果、デザートに毒が入っていたと判明。イブラヒムは犯人捜しに奔走する。一方、生死をさまようヒュッレムを前に、スレイマンのヒュッレムへの思いは募り…。
毒に倒れ生死の境をさまよったヒュッレム。だがスレイマンの迅速な対応のおかげで一命を取り留める。母后の計らいで広い個室を与えられたヒュッレムは親友マリアを世話係としてそばに置き、身辺に細心の注意を払う。唯一の心の友としてヒュッレムが全幅の信頼を置いていたマリアだったが…そんな中、新たな人物がヒュッレムを蹴落とそうと計略を巡らせ…。
産気づいたヒュッレムは命懸けで出産に挑んでいた。難産の末に赤ん坊を産み落とすも、腕に抱く前に赤ん坊は儀式のために連れて行かれてしまう。そこにようやく現れたスレイマン皇帝だったが、出産に立ち会えなかったのには秘密の理由があった。ヒュッレム、親友ギュルニハル、スレイマンの腹心イブラヒム、皇帝妃マヒデブラン、皇女ハティジェ、母后など、それぞれの思いや欲望がヒュッレムの出産を機に複雑に交差し…。
出産の夜、スレイマン皇帝の寝所に女がいたことを聞きつけ、逆上したヒュッレムは、ギュルニハルに女が誰であるか突き止めるように命じる。ヒュッレムの尋常ではない様子に命の危険を感じたギュルニハルは、女が自分であることを告げられず苦悩していた。一方、皇帝はロードス島への遠征の準備を着々と進める。そんな中、ヒュッレムの存在をにがにがしく思う小姓頭イブラヒムは…。
皇子の誕生で皇帝妃となったヒュッレムだが、スレイマン皇帝の寝所に召された親友ギュルニハルを許せず、激情のままに報復を誓っていた。一方、縁談を持ち込まれた皇女ハティジェはイブラヒムへの思いとかなわぬ恋への絶望から雪の中で倒れて発熱。そんな中、顔を合わせたヒュッレムと皇帝妃マヒデブランは激しい火花を散らし…。
皇女ハティジェの容体は、いまだ回復の兆候がなく母后やイブラヒムの心を悩ませていた。母后の指示で皇子メフメトと引き離されたヒュッレムは皇帝のもとへ直訴に向かうがイブラヒムに追い返されてしまう。後宮で孤立したヒュッレムはしだいに護身となるお守りに執着していくのだった。一方、皇帝スレイマンはロードス島遠征へ向けて着々と戦略を練っていた。そんな中、スレイマンに報復を誓うハンガリー王国ラヨシュ2世は…。
ロードス島への遠征を前に、スレイマン皇帝は後宮で家族とのひとときを過ごしていた。皇女ハティジェを大切に思うスレイマンと母后は、ハティジェの気持ちも知らずに縁談を進めてしまう。望まぬ結婚を憂うハティジェは、イブラヒムへの思いを胸に自暴自棄になり…。そんな頃、ヒュッレムには祈祷師から吉報が伝えられる。一方刺客として送り込まれたビクトリアは…。
ハティジェの婚約を祝う宴の夜、別室で影絵を楽しんでいた皇子たちに火の手が迫る。我が子の名を必死で叫ぶマヒデブランとヒュッレムの前に現れたのは皇子ムスタファとメフメトを両腕に抱えたビクトリアだった。皇子たちを救ったビクトリアは母后の信頼を得、一方、ムスタファが放火の犯人だと放言したヒュッレムは皇帝の寵を失う。そんな中、オスマン軍はついにロードス島へ…。
ロードス島沿岸で騎士団の急襲を受けた帝国の船が沈み、スレイマン皇帝崩御の一報がトプカプ宮殿に届く。後宮の女性たちは悲しみにうちひしがれ、気丈に振る舞うヒュッレムも流産の危機に…。その頃、戦地では作戦失敗の責任を感じたピリー大宰相が辞任を願い出ていた。ロードス島をめぐるオスマン帝国軍と騎士団の戦いは長期戦に。難攻不落の城塞を打ち破り、オスマン軍は勝利を手にできるのか?
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