朋也と渚の二人の生活がスタートした。互いに支えあい助け合っていこうと誓う二人。渚は少しでも役に立ちたいと仕事を探すと言い出す。渚の体調が心配な朋也だが、渚はいつまでも弱い自分でいたくないと語る。
朋也と渚に訪れたニュース。秋生と早苗も祝福してくれるが、朋也は自分の責任の重さをあらためて実感する。日々が過ぎ体調の悪い渚を側で支える朋也。めまぐるしく時間が過ぎていく中、朋也と渚は無我夢中でいた。
昼間は渚の側に早苗がつきそい、秋生も頻繁に様子を見に来ていた。みんなが渚のために出来る限りのことをしている。朋也も不安な気持ちを隠し、仕事に打ち込み精一杯がんばり続けていた。ある日、朋也は早苗に自分を恨んでいないかと尋ねる…
朝起きて仕事にでかけ、食べて寝る。そんな体が覚えていることを繰り返すだけの毎日を送る朋也。全てを顧みずに仕事に打ち込み、休日には暇をつぶすために金を使っていた。朋也はただ惰性のように生きていた…
汐と二人で旅行に行くことになった朋也。だが二人だけで過ごすのは汐が生まれてからの5年間で初めてのこと。気まずい空気がただよう中、朋也は列車の中で、騒ぐ子供を怒鳴りつけてしまう。その姿を見た汐は席を立ちある場所へとむかう。
二人だけの旅行を終え、朋也と汐は古河家へと帰ってきた。二人をいつもどおりに迎える秋生と早苗。思い出がつまった渚の部屋で、朋也は早苗にそれまでの謝罪と、感謝の気持ちを伝える。そして、朋也と汐は二人で暮らし始めた…。
周囲の助けを借りながらも、それまでの時間を埋めるように、朋也は汐との二人の時間を大切に過ごしていた。ある日、汐の担任の先生へ挨拶をするため、いつもより早めに幼稚園へ向かう朋也と汐。出かけには渚へ「行ってきます」と声をかけながら…。
汐が突然熱を出して倒れてしまう。その症状は渚と同じものだった。医者からも原因が分からないと告げられ、打つ手がない。秋生や早苗に助けられながら、懸命に看病する朋也だが、一ヶ月が過ぎても汐の熱は下がらなかった…。
学校へと続く坂道の下。朋也の前にはうつくむ一人の少女。彼女は立ち止まったまま、一人つぶやく…。そんな彼女の様子を朋也は見つめ続ける。桜舞い散る坂道で、今、朋也は渚に出会う…。
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