許仙を救う糸口をつかんだ白素貞が牢を訪ねると彼は刺客に襲われていた。 李公甫は刺客を追って走り去る。許仙が過去の因縁を語ると、素貞は彼が牢に入った意図を理解し、必ず救い出すと約束する。事件を追っていた小青は梁俊の愛人だった緑漪から梁俊の死の真相を聞き出し証拠をつかんだ。素貞は許仙の友人、睦王に化けて知府と組み、可心の正体を暴く。おかげで許仙は釈放された。逃げる可心はまたもや法海の禅杖に追い詰められ、やむなく金邸に身を隠した。偶然が重なり、娘を守ろうとした如意の父親が可心の手にかかって命を落としてしまう。その後、ついに法海に敗れた可心は身が消えうせる間際に怨念の雪を降らせ、臨安の街に悪の種子を植えつけようとする。
怨念の雪は臨安の街中に降り続け、素貞、小青、景松が力を合わせ、更に法海の法力をもってしてもやむことがなかったが、ついに金山寺の師父が自らの命と引き換えに臨安の人々の平和を守った。白素貞は許仙が命を落としかけた一件のことで景松を責め、たもとを分かつ。金如意は父親を奪われた失意の中、許仙宅に身を寄せて毎日必死に彼の看病をしながら自らのよりどころを確かなものにしようとしていた。だが許仙の病状は一向によくならない。彼自身が自分の体を診察すると、謎の毒に侵されていることが分かった。許仙は何の毒なのかと悩むが、白素貞は自分の妖毒だとすぐに察する。だがそれは于さんの時とは異なる特別な妖毒である情毒だった。白素貞の法力を使っても許仙は回復せず、彼女はついに観音の助言に従い、自らの千年の妖丹を差し出す。そのために今後100日ごとに苦しみに襲われ、修行がままならずとも素貞に悔いはなかった。
白素貞は妖丹で許仙を救う。目覚めた許仙は彼女を離さないと決心し、姉と義兄に白素貞と婚姻したいと申し出る。だが多くの邪悪な事件を経験した李公甫は白素貞の正体を疑い始めていた。縁談をとめられないと思った李公甫は法海に助けを求める。許邸を訪れた法海は許仙の体内に妖丹があることを知り人間と妖の区別に疑問を抱くのだった。いざこざはあったものの結局李公甫も2人の婚姻に賛成する。この縁談で自暴自棄となった金如意は自殺を試みるが彼女を慕う王道陵(おう・とうりょう)により命を救われ、ここから2人の物語が始まる。
許仙と白素貞は婚礼を挙げることになり、金如意は王道陵を連れて金邸へ戻った。如意は訪ねて来た許仙を見て優しい言葉を期待するが、更に彼との距離が遠ざかるだけであった。嫁いだ当初の素貞は世間知らずのため、ひと悶着起こすが、すぐに妻として優れた能力を発揮する。だが程なくして許仙が済世堂を辞めたことが原因で同業者から締め出しを食らっていることを知る。しかし許仙は妻を心配させまいとなけなしの金を使ってかんざしを買い、素貞に贈った。素貞は苦しい家計を助けるために白邸の物を売って金に換えようとするが、それがかえって許仙を苦しませ、初めての夫婦げんかへと発展する。だが聡明な許仙は妻の行いが自分を愛するがゆえのものだと理解する。雨の降る中、出くわした2人がしかたなく同じ小舟に乗ると、そこには物乞いの老夫婦もいた。深く愛し合う老夫婦の姿を見て、許仙と白素貞は仲直りをする。
許仙と白素貞の心は完全に打ち解け、力を合わせて金を稼ぐためのさまざまな方法を試みた。そしてついに2人の診療所、保和堂の開業にこぎつける。そのことを知った梁丞相は手下の秦三に命じて許仙を陥れようともくろむ。舟で出会った物乞いの夫婦が保和堂に診察を受けに来た。許仙は薬を処方するが、妻のほうは亡くなってしまい、梁丞相に命じられた兵が許仙を捕らえる。物乞いの夫の証言により許仙の無実は証明されたが、そのせいで梁丞相はますます恨みを募らせ、許仙を亡き者にしようとする。一方、大酒飲みの小青は名酒をめぐって猟師の張玉堂と言い争ったあと、よき友となった。
張玉堂が薬材を保和堂に届けると数日前一緒に酒を飲んだ小青がいた。彼に会えて喜ぶ小青だったが張玉堂が蛇を殺し肝を取ることを知り、怒りを覚える。小青の行動を知った白素貞は小青をいさめ、また張玉堂が誤解していたとは言え、有り金全てを使って小青を身請けしようとしたのは善意からだと説明する。同じ頃、臨安に疫病が発生し民衆が次々と罹患していた。保和堂も病人を受け入れるが打つ手がない。唯一、済世堂の瘟霊散(おんれいさん)で治すことができたがその値段は非常に高価だった。許仙は病人を救うため済世堂に処方を聞きに行くが金如意に拒絶される。済世堂からの帰途、思いがけず許仙も疫病にかかる。金如意から瘟霊散を手に入れた白素貞が許仙に瘟霊散を飲ませると病はすぐに快癒した。そこからこの疫病と瘟霊散が何かおかしいことに気づく。
許仙は臨安の人々を苦しめている疫病の正体を疑い、白素貞も自分の分析を夫に伝えた。2人の意見は毒による症状だということで一致する。素貞と小青は王道陵の後をつけて彼が井戸に毒を入れるところを目撃していた。その後、ヒキガエルの妖怪である王道陵のねぐらにあった瘟霊散(おんれいさん)を小麦粉にすり替えて盗み出し、保安丸と名を変えて無料で患者に配る。王道陵は素貞の仕業だと気づき、毒の量を増やすため井戸へ行くと、そこには許仙と巡査たちが待ち構えていた。王道陵は捕らえられる寸前にこつ然と姿を消す。済世堂の名声は地に落ち、失望してさまよう如意を王道陵は自分のねぐらへ連れていくが、不注意からヒキガエルの妖怪であることを彼女に知られてしまう。
金如意は王道陵が妖怪だと分かっても恐れもせず、それどころか彼を利用して白素貞に対抗しようともくろむ。一方、法海は妖怪に対する偏見ゆえ胡可心が死ぬ間際に発した言葉に惑わされ、己の心に魔を生み出した。そして再び臨安に現れ、如意に利用されてしまう。如意は妖怪に襲われたふりをして法海から鎮妖符を手に入れた。その後、故意に許仙の家の前で倒れ、再び家に居座ることに成功する。素貞は不満を抱くが、許家と金家のかつてのつきあいを鑑みて如意を置くことにしぶしぶ同意する。如意は素貞に鎮妖符を封印した数珠を贈り、それがとてつもない災いを引き起こすことになる。
端午の季節が到来した。金如意は白素貞が蛇であることを暴こうともくろみ、許仙が白素貞に雄黄酒を飲ませるよう仕向ける。抵抗できずに雄黄酒を飲んだ白素貞はついに蛇の姿となり、その姿を見た許仙は衝撃を受け死んでしまう。金如意は後悔するがどうすることもできず、人身に戻った白素貞に全ての責任を背負わせる。許仙の死亡時、その場に白素貞がいなかったことで許嬌容は白素貞を薄情だと責め、良好だった関係にひびが入る。白素貞は許仙の魂魄(こんぱく)がまだ散っていないことを知り、大胆にも崑崙(こんろん)へ仙草を盗みに行こうとするが、景松によって阻止される。景松は自分の歯の中にある蓮の花弁で白素貞の願いをかなえさせようとする。
白素貞は天界に到着し、仙女に成り済まして仙草を盗み出そうするが哮天犬(こうてんけん)に見破られて危うく西王母に処刑されそうになる。その時、運よく観音が現れて口添えをしたおかげで許仙を救う仙草を手に入れた。下界では金如意が許仙の姉をそそのかし、すぐにでも許仙を埋葬しようとするが、急ぎ戻った白素貞に阻まれる。更に法海の助けも手伝って許仙は息を吹き返した。だが仙草はまたの名を断塵(だんじん)とも言い、生き返った許仙は素貞との愛をすっかり忘れたうえ、姿を見るだけで頭痛に襲われる。如意は許仙を救った素貞に嫉妬し、王道陵から摂魂散(せつこんさん)と解毒薬をもらう。許仙の姉に、許仙を救えるのはただ一人、如意だけだと認めさせるためだった。金如意、許仙、白素貞たち3人の関係は複雑な局面に陥る。
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