翁帰と阿伊臘の結婚式が執り行われた。花嫁の頭から髪飾りが落ちるという出来事に一瞬、動揺が走るが、解憂の機転でことなきを得て、2人は晴れて夫婦に。新婚初夜、翁帰は阿伊臘に指1本触れようとせず、さっさと寝てしまう。落ち込む阿伊臘に、結婚生活に不慣れだからだろう、と言って慰める解憂。その頃、翁帰を好いている阿彩の胸の内を見抜いていた胡姑は、欲しいものがあるなら自ら動くべきだ、と阿彩に毒を渡し…。
解憂は、阿伊臘に優しくするよう翁帰をたしなめる。一方、胡姑は自ら昆弥に懐妊を報告、昆弥を大いに喜ばせた。胡姑はお腹の子を守るため、護衛を増やしてくれと昆弥に直訴するが許されず、代わりに太后の宮殿に同居することに。間もなく烏孫を訪れた匈奴の義律将軍は、解憂がかつて砂漠で翁帰と共に自分をひどい目に遭わせた旅芸人だと気づき、胡姑に報告。胡姑は解憂の過去を暴くため、阿伊臘を利用して話を聞き出そうとする。
胡姑は、自身の懐妊と太后の誕生祝いを兼ねた祝宴を催したいと昆弥に提案、認められる。その際に、解憂との曲芸を願い出た。解憂は快く引き受けるが、内心では胡姑の意図を怪しみ、警戒していた。迎えた当日、予想外の事態がありつつも解憂は見事な技を繰り出して無事に演じきる。宴は成功のうちに終わるが、匈奴の将軍・義律が芸人時代の解憂と自分の関係を昆弥に暴露するつもりであることを知った翁帰は暗殺を考える。
解憂の過去を知る証人として連れてこられたのは旅芸人一座の座長だった。異様な空気を察した座長は、解憂とは初対面だと嘘を突き通し、長山翕侯の屋敷にある牢に入れられてしまう。淮天沙は座長を救うべく、屋敷へ潜入を試みようとする。その瞬間、背後から呼び止める声が。馮嫽だった。思いのたけをぶつけられ、初めて感情を明らかにする淮天沙。それでも潜入を強行するが、匈奴の義律将軍によって捕らえられてしまった。
解憂の過去について頑として口を割らない座長の様子から、昆弥は真相を察していた。処刑せぬよう懇願する解憂に、昆弥が代わりに提示したのは翁帰の処刑だった。解憂が昆弥と牢へ行くと、座長はすでに帰らぬ人に。座長の犠牲によって危機を脱した解憂だったが、胡姑が放っていた二の矢が早くも襲いかかる。旅芸人時代の恩人である李陵が解憂を訪ねてきた。漢を裏切った逆臣とされている李陵を逮捕すべく、漢の将軍も到着する。
解憂は、自分の名をかたる偽の手紙によって李陵が烏孫におびき寄せられたと知り、昆弥に真相を訴える。昆弥は、漢と匈奴の双方から李陵の身柄引き渡しを要求され、どちらに渡すべきか苦悩していた。胡姑は解憂の苦境を翁帰に知られないよう、裏で手を回す。解憂は淮天沙の手を借りて牢獄へと出向き、李陵を無事に救出、その代わり自分が牢内に留まった。監禁された解憂の無事を確かめるため、馮嫽は右大将に掛け合うことに。
李陵の身柄引き渡し問題で板挟みになった昆弥は、漢と匈奴の将軍に対して解憂から事情を説明させるが、解憂は自分が李陵を逃がしたと明言して皆を驚かせる。翁帰は城外の温泉地で妻の阿伊臘と穏やかな時を過ごしていたが、解憂が監禁されて処刑を待つ状態だと偶然知り、いても立ってもいられず都へ戻ってきた。昆弥と直談判で解憂を処刑せぬよう懇願するが、昆弥は聞き入れない。業を煮やした翁帰はついに心を決める。
翁帰挙兵の報に続き、匈奴が烏孫に向けて出兵したと聞いた昆弥は激怒する。解憂は、もし内乱になり匈奴と漢が介入すれば烏孫が戦場になることを憂慮、翁帰の投降説得を昆弥に申し出た。翁帰と再会した解憂は、戦を回避させ、かつ翁帰の命を守るために投降を促し、翁帰も悩んだ末に受け入れる。太后は、翁帰死罪を主張する昆弥の心に嫉妬があると見抜いており、一国の王が和親公主に心を奪われてはならぬと忠告するのだった。
解憂と翁帰は投獄され、処刑を待つこととなった。昆弥がそれぞれを問いただした結果、二人は和親公主の話が決まる前に出会って恋仲となり、今もひそかに愛し合っているという。匈奴の大軍が烏孫の国境に迫る中、「解憂と翁帰を殺さねば撤兵しない」という単于の書簡が昆弥に届く。昆弥は胡姑が絡んでいると疑って問い詰めるが、胡姑は「翁帰の乱が終息したので、単于には兵を退くよう求めた」と主張するばかりだった。
右大将らと漢派の重臣たちは、迫り来る匈奴軍の脅威に、左大将である翁帰の赦免を昆弥に嘆願する。しかしその行動が逆に徒党を嫌う昆弥を激怒させてしまった。太后は昆弥に、今は大局を重んじて翁帰を許すようにと諭すが、昆弥はかたくなにそれを拒否。その頃、面会が禁じられた牢に入るため、阿彩は胡姑に頭を下げて左夫人の腰牌を借りて牢内に入る。阿彩が解憂と再会を果たした時、牢内で突然、火の手が上がる。
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