「皇帝の病を治せれば許す」と牢獄から呼び出された繊雲だったが、端木寒に解毒剤を託していたので治せなかった。窮地に陥った繊雲だったが、戦王が渡してくれた解毒剤によって救われる。回復した皇帝は、皇后の処分へと動き出すが、追い詰められた皇后も千毒門の戦士を動員し、戦いを挑む。
端木寒は両親の墓に敵討ちの報告をし、冥王府を離れる決意を冥王に告げる。冥王と繊雲の改めての婚礼を前に、顧西風も冥王府を離れていく。父親の元丞相と姉の欣姸とも和解し、無事に婚礼を済ませた冥王と繊雲だったが…。
時は現代。ドラマ「永遠の医妃」の熱烈なファンであるジー・ジャーアルは続きを想像していた。病のため亡くなった紀繊雲(き・せんうん)は、蘭若渓(らん・じゃくけい)の体に乗り移り、夫である皇太子、亓凌霄(き・りょうしょう)の前に現れる…。
医官の納蘭百川(のうらん・ひゃくせん)は若渓に、繊雲ゆかりの物を見せ、何に使ったかを当てさせるが、若渓はことごとく正解。無事、雲医館(うんいかん)の医女となる。外見は蘭若渓で心は昔どおりの紀繊雲は、凌霄の担当医となることを望むが…。
皇太子、凌霄の診察が許される掌監(しょうかん)医女への合格を誓う若渓だったが、医女の芍薬(しゃくやく)に陥れられ、罰として薪小屋に閉じ込められてしまう。その頃、明月(めいげつ)が急性虫垂炎になり、納蘭が手術することになるが…。
皇帝を診療する御前医官を選抜することになり、若渓も芍薬も三次試験まで進む。芍薬は叔父の医官、火離(か・り)掌監の助言により一次、二次を切り抜けてきたが、三次は出題内容を探れず、追い詰められて試験の準備をしている部屋に忍び込む。
無事に御前医官となった若渓だったが、凌霄は相変わらず若渓に冷たかった。若渓の言動に幾度となく繊雲の面影を見る凌霄だったが、それがかえって凌霄をいら立たせ、凌霄は若渓の前で、好きでもない傾城(けいせい)王女と親しくして見せる。
納蘭が探していた皇帝の治療に使う薬材、「赤目白蛙」を携えて顧西風(こ・せいふう)が久しぶりに皇宮に戻ってきた。若渓と言葉を交わすなかで、顧西風は若渓の中身が繊雲であることをすぐに見抜き、若渓の支えとなることを決意する。
若渓と一緒に提灯祭りに出かけた納蘭と顧西風は、対抗心を燃やし、医術で腕比べをすることになる。また西風は、凌霄が繊雲に気づくように仕向けるが、若渓が繊雲のように思えることがあるものの、それを認めるのが怖いと心情を吐露する。
凌霄に振り向いてもらえない傾城王女は、若渓を遠ざけるために、若渓と凌霄の弟の亓凌雲(き・りょううん)が密会するのは規律違反だと凌霄に訴えるが、若渓は凌霄のために玻璃(ガラス)窓を作ろうとしていたと正直に伝え、罪には問われなかった。
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