謎の家主の奴隷となった林放と清泓は逃げ出すが、武術の達人である家主によって早々に見つかってしまい、家に引き戻される。家主は医術にも優れ、林放の毒に興味を持ったのだ。かつて炎国に伝わっていた奇妙な毒の金鳳玉露に興奮する家主は、林放の解毒を始める。しかし、その方法は毒をもって毒を出すもので、清泓は林放の身を案じる。一方、駙馬となった温宥と華姚姫の仲にも少しずつ変化が訪れ、妻を気遣う温宥に華姚姫は涙する。
駙馬府を来訪した王宰相に、温宥は手足となり働くことを誓う。そして、江東武林を朝廷の支配下にすることを各門派の門主たちを集め宣言。朝廷の掟破りに門主たちは一斉に反発するが、温宥は門主たちの家族を人質にして従わせてしまう。そんな中、鶏鳴寺の円能大師が、温宥に「七星剣譜」を託す。幽冥三魔によって兄弟子の円慧大師が殺され、もはや鶏鳴寺だけでは守りきれないというのだ。温宥は王宰相の本当の姿を知ることになる。
先輩の素性は、清泓の母の兄弟子・簡凌であることが分かった。だが、身内だと知りながら、簡凌は林放たちを谷から出してくれない。そこで清泓は秘策で簡凌を負かそうと考える。ある夜、駙馬府に夏侯将軍が呼ばれる。温宥は王宰相に従わせるために、妹と夏侯の関係を持ち出して脅迫するが、夏侯は聞く耳を持たずその場を辞去する。武林だけではなく大蕭をも危機にさらす王宰相と温宥に、夏侯は裘安と霍揚らと共に迎え撃つ準備を始める。
谷へ連れて行かれた鳳不飛は、簡凌らによって縛られ、林放の尋問で王不成の正体を明かす。そして簡凌は、鳳不飛を下働きとして生かすことにする。一方、林放は、王不成が皇帝の玉座を狙うという企みを知り、大蕭の民が苦しむ前に、これを阻止しようと考える。だが、清泓が簡凌に勝てない限り、谷から出ることが出来ない。同じ頃、温宥は夏侯将軍に濡れ衣を着せて、捕縛する。この蛮行に憤った温柔は、兄に詰め寄るが聞き入られない。
簡凌のお陰で、林放は「七星剣法」の欠けた謎を知ることができた。更に簡凌は、清泓に貴重な武術や体力・気血を良くする果物を食べさせ、戦いの準備を助ける。同じ頃、温柔が夏侯将軍と面会し文を持たされる。温柔はそれを霍揚へ渡すが、文には10月16日としか書かれていなかった…。また、武林風声を通じて清泓のかんざしが届けられ、霍揚たちは林放たちの生存を信じる。本当の「七星剣法」を身に着けた清泓は、簡凌と最後の勝負に出る。
簡凌に勝ち、江湖へ戻ってきた林放と清泓。そこで都を離れた林放がこの時のために用意していた緻密な計略を明らかにする。だが、「七星剣法」を体得した王不成こと王敦の力は計り知れず、林放たちは王敦の弱点を探る。そして、皇帝が祭天を執り行った翌日の10月16日、遂に王敦は動き出す。行宮に向かう王敦とその兵につき従っていた温宥は、手始めに季蕭然を討ち、林放、清泓、霍揚、夏侯将軍らと、王敦へ最後の戦いを始める…。
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