第11話「上京城の秘密」 萧世廉(しょうせいれん)は梁泓(りょうおう)を城一番の高級服飾店へ案内する。見たこともない華麗な古風ドレスを一通り楽しんだのち、梁泓は?世廉と店主に自身の新ビジネスを提案することに。高級ブランド《上京城の秘密》を立ち上げ、ファッションショーを開いて“謎めいた令嬢”という架空の出自で話題を煽る計画だ。リハーサル会場で、長いドレスをまとい花びらの舞うステージ中央で振り返る梁泓の姿を見た梁朝偉(りょうちょうい)は胸が高鳴り――
第12話「嫉妬と戦略のファッションショー」 ファッションショー目前、梁泓(りょうおう)はモデルのメイクや衣装を慌ただしくチェックして回る。そこへ梁朝偉(りょうちょうい)が現れ、その凛々しい姿にモデルたちが色めき立つ。梁泓は思わず嫉妬し、梁朝偉を楽屋から追い出した。梁朝偉が会場に華を添えたことでショーは大成功し、城中の貴族夫人たちが殺到する。さらに梁泓は数々のブランディング戦略を展開し、萧世廉(しょうせいれん)を面食らわせる。
第13話「あなたの笑顔が、怖かった」 梁朝偉(りょうちょうい)が部屋へ戻ると、梁泓(りょうおう)は彼に新しい衣を贈り、彼の過酷な過去に触れて絆を深める。衣装に身を包んだ梁朝偉は驚くほど凛々しく、梁泓は思わず息をのんでしまう。顧客訪問中に梁泓は趙家の令嬢から罵倒されるが、?世廉(しょうせいれん)が助太刀。これを機に萧世廉は梁泓と距離を縮めようとするが、かえって梁泓は?世廉の“追っかけ”たちの目の敵にされてしまい――
第14話「秘めた素顔」 梁泓(りょうおう)は、萧世廉(しょうせいれん)を自分が買った小さな屋敷に招いて食事に誘う。梁泓が自分の仮面を見抜いていたことに?世廉は驚き、彼女に対して他にはない魅力を感じるのだった。一方、高台から二人の様子を見守っていた梁朝偉(りょうちょうい)は、そのやり取りを目にしながら複雑な思いを抱いていた。その翌日、梁朝偉の姿が一向に見えず、梁泓は人で町へ出る。ところが思いがけず人さらいに遭い、遊郭へと連れて行かれてしまう――
第15話「涙の名」 梁朝偉(りょうちょうい)は怒りに満ちたまま屈強な男たちを蹴散らし、弱り切った梁泓(りょうおう)を救い出した。やがて目を覚ました梁泓は、彼の顔を見るなり大声で泣き出し、梁朝偉とは、自分にとってどれほど大切な存在なのかを自覚する。梁朝偉はようやく自分の記憶の一部が戻ったこと、そして本当の名前を思い出したことを明かし、熱い眼差しで梁泓を見つめ、「一緒に生きていきたい」と告白する。
第16話「小さな家族」 梁泓(りょうおう)と萧長風(しょうちょうふう)のもとを趙聞(ちょうぶん)が訪れる。梁泓は罪悪感を抱くが、趙聞は「無事を確認したかっただけ」と穏やかに告げる。その優しさに感激した梁泓は、彼に衣服や菓子を贈り、「結婚は責任だけじゃない、いつか本当の愛に出会って」と励ます。帰り道、かつて救った少女・小蓮(しょうれん)と再会。彼女が帰る家を失っていることを知った梁泓は、他の遊郭出身の女性たちも受け入れ、共に生きる道を探ることにする。
第17話「命と想いを守るために」 梁泓(りょうおう)は遊郭出身の女性たちに職業訓練を始め、小蓮(しょうれん)の努力と発想力に光を見出す。萧長風(しょうちょうふう)は忙しすぎる梁泓に寂しさを漏らすが、二人の関係はさらに深まる。一方、趙聞(ちょうぶん)は小蓮の真面目な姿に惹かれていく。梁泓は山賊時代の仲間・穆老大(ぼくろうだい)に協力を求め、見合い大会を開くが、萧世廉(しょうせいれん)の不穏な動きも続いてた。そんな中、萧長風は正体を巡り国師に追われ、行方不明に。さらに梁泓は王府の要請を受け、長沙王(ちょうさおう)と面会するが――
第18話「毒に染まる」 萧長風(しょうちょうふう)は国師の策略により無理やり昏睡状態にされ、生死の境をさまよう。一方、梁泓(りょうおう)は長沙王(ちょうさおう)の狂気じみた暴君ぶりを目の当たりにし、まずは生き延びる策を講じる。妃選びの真意に疑問を抱きつつも、王府内で「正室」の地位を確立すべく、他の妾たちに持ち前のマネジメント力を発揮。役割分担や「共存・共栄」思想を説き、あえて自らは王の夜伽から外れることで信頼を勝ち取る。梁泓は表向き王府に順応しつつも、密かに脱出の機をうかがい始める。
第19話「“王妃”の名に潜む罠」 梁泓(りょうおう)の手腕で王府は平穏を取り戻し、笑顔あふれる空間に変貌。これに関心を抱いた長沙王(ちょうさおう)は、国師の口から「梁泓の血が毒を抑える唯一の解毒薬」と聞かされる。王は毎日梁泓に薬を飲ませ、祭の日に血を採る準備を進める。一方、梁泓は珠を欲しいと願い出て王から受け取るが、萧世廉(しょうせいれん)から「“天命の王妃”は体よく血を搾られる存在だ」と真相を聞かされる。
第20話「偽りの儀式、真実の決意」 「天命の王妃」は血を絞るための存在――萧世廉(しょうせいれん)から陰謀の核心を知らされるも、梁泓(りょうおう)は?長風(しょうちょうふう)への信頼を曲げない。?世廉の懐柔を拒んだ梁泓は、弟のように慕う趙聞(ちょうぶん)と小蓮(しょうれん)の結婚を祝福し、自らの蓄えすべてを二人に託す。短くも温かい家族の時間を過ごし、孤独な生を歩んできた梁泓は“見守られる幸せ”を初めて知る。だが王府への帰路、刺客に襲われた彼女が目を覚ますと、そこには?長風がいた――。
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