今日も今日とて異界黙示録(クレアバイブル)探しの旅を続けるリナたち一行。今回はアルテメ塔と呼ばれる、人間を人形に変えてしまう搭の中に異界黙示録(クレアバイブル)があるという情報を得てやってきた。リナたちは人間だとばれないように、思い思いの着ぐるみを着て塔の中へ乗り込んでいく。だが、そこで待ち受けていたのは、ジョーと名乗る魔族だった。ジョーの操る人形たちを倒さねば異界黙示録(クレアバイブル)は手に入らない。恐るべき人形たちの攻撃をくぐり抜け、リナは最上階の戦いへと突入する。いくら攻撃を仕掛けても、こたえた様子のないジョーだったが、リナはその本体が、傍らにある人形であることを見抜き撃退する。それでも結局、今回も異界黙示録(クレアバイブル)の写本は見つからず、今回も骨折り損のくたびれもうけであった。
とある町へとやってきたリナたちは、ブラスラケッツという、魔力テニスの大会の優勝者に与えられるトロフィーが、異界黙示録(クレアバイブル)であるという情報を入手する。大会で勝利を得るため、リナはルードというコーチに特訓を受けてなんなく大会を勝ち上がっていく。そんなリナの前に、決勝で立ちはだかったのは、魔球を駆使するマルチナであった。だが、リナはライティングでマルチナの目をくらませるというセコイ手でマルチナをノックアウト、ついに優勝を果たすのだった。ところが、異界黙示録(クレアバイブル)の写本と思われていた優勝カップはお約束通りニセモノであった。
今回の行き先は女だけが住む国。当然、ガウリイたちは女装だ。いやいや女装して忍び込んだゼルガディスは、偶然に出会ったミワンという少女の境遇に同情し、彼女に想いを寄せていく。そんな淡い想いをよそに、ミワンはリナたちを追ってきた魔族に人質に取られてしまう。水そのものの体を持つ魔族に、ゼルガディスは自らの体を燃え上がらせ、体当たりで魔族を倒すが、当然のことながら女装が解け正体がばれてしまう。そんなゼルガディスの行為に、ミワンは勇気づけられ、自分の正体を明かす。なんとミワンは女だけの国に住むために、生まれたときから女装を強いられていた男だったのだ。
異界黙示録(クレアバイブル)の完全な写本があるという神殿で、リナたちはアクアという一人の老婆に出会う。無限に連なる石板に記された異界黙示録(クレアバイブル)は、あまりに膨大な情報を持つため、求める情報が記された場所まで三日もかかるという。かくして旅立った一行だったが、リナはその夜一つの夢を見る。それは禁断の呪文、重破斬(ギガ・スレイブ)が暴走した世界の光景だった。自分の最強呪文が、この世を滅ぼすものだと知ったリナは、重破斬(ギガ・スレイブ)を封印することを決意する。だが、そのリナたちの前に、復活したセイグラムを引き連れた、魔竜王ガーヴが姿を現した。
かつてリナを自分の仲間に引き込もうとしていたガーヴは、一転して今度はリナの命を狙ってくる。それは敵対する冥王フィブリゾに、リナの力を取り込ませないためだった。異界黙示録(クレアバイブル)から情報を引き出していないリナたちにカーヴに対抗するすべはなく、絶体絶命の窮地に追いやられてしまう。そんなリナたちを救ったのは老婆アクアだった。彼女の正体は水竜王の残留思念であり、最後の力で一行を脱出させる。なんとかガーヴから逃げ切ったリナたちに、ゼロスが自分が魔族であることを打ち明ける。そしてゼロスは、リナたちが生き残るための唯一の手段である、本物の異界黙示録(クレアバイブル)の元へと招待する。だが、それはフィブリゾの計画の一部でもあった。
魔族に対抗する手段を求めて旅をするリナたちは、山に住む少年の案内で、ドラゴン・ピークを治める黄金竜族の長老ミルガズィアと出会う。ゼロスの求めを聞き入れたミルガズィアは、リナのみという条件で異界黙示録(クレアバイブル)のもとへと案内をすることを了承する。そんな時、一行の前にガーヴ配下の魔族が出現し襲いかかってきた。ガウリイたちが魔族を必死に食い止めている間に、リナはミルガズィアの導きで異界黙示録(クレアバイブル)のもとへ辿り着く。だが、どさくさに紛れマルチナもついてきてしまった。
ドラゴンズ・ピークの奥にある洞窟のこれまた奥深く、超空間への扉をくぐったリナは、本当の異界黙示録(クレアバイブル)を目にする。実は異界黙示録(クレアバイブル)とは本ではなく、降魔戦争によって滅ぼされた水竜王の遺した膨大な記憶だったのだ。異界黙示録(クレアバイブル)と精神を通わせたリナは、ガーヴが魔族に反旗を翻した理由と、ギガスレイブの力の源である金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)の真実を知る。超空間から舞い戻ったリナは異界黙示録(クレアバイブル)によって得た力を振るい、襲いかかる魔族を撃退せしめた。と、そこに再びガーヴが出現、ゼロスに瀕死の重傷を負わせるのだった。
リナたちは圧倒的な力を誇るガーヴに追いつめられていく。ガーヴは滅斬(ラグナ・ブレード)の攻撃さえも跳ね返してしまうのだ。だが、その時、リナたちを案内した少年がこともなげにガーヴを一撃で葬り去った。少年の正体は冥王フィブリゾ、彼こそゼロスの命じてリナを異界黙示録(クレアバイブル)探しの旅へ誘った黒幕だった。フィブリゾは魔族に反旗を翻したガーヴの抹殺するためリナを餌にしたのだ。しかし彼の目的はまだ半分しか達せられていなかった。最終目的完遂のため、フィブリゾはガウリイをさらい、リナにサイラーグへ来るように要求する。
ガウリイをさらわれ意気消沈するリナたちは、かつて共に戦ったシルフィールと再会する。シルフィールによれば、コピーレゾとの戦いで消滅したはずの街、サイラーグが復活しているらしい。リナたちは一路サイラーグに向かうが、とつぜん現れた、ガウリイの愛剣『光の剣』を持つ仮面の剣士の襲撃を受ける。『光の剣』の力と恐るべき技量で襲いかかる剣士にリナたちは苦戦を強いられるが、そのピンチをかつて敵として戦った剣士ザングルスが救う。ザングルスは戦いの中で、太刀筋から剣士の正体に気づく。仮面の下に隠された剣士の正体とは、さらわれたはずのガウリイだったのだ。
ガウリイを操って一行を襲わせたフィブリゾは、再度リナをサイラーグへと誘う。サイラーグへとたどり着いたリナたちが目にしたものは、なんと完全に復活した街と、死んだはずの住民の姿だった。巨大な爆発に飲み込まれ命を失ったシルフィールの父の姿もあった。だが彼らの正体は、フィブリゾによってかりそめの命を与えられた、生ける死人だった。フィブリゾの非情な仕打ちにリナたちは強い怒りを覚えるが、その中でリナはひとりでフィブリゾと戦う決意をする。この先にある苛烈な戦いに仲間を巻き込みたくはなかったのだ。夜を待ち、単身フィブリゾの神殿に乗り込むリナ。だがその気配を察したシルフィールとザングルスも、フィブリゾの神殿に乗り込んでいく。
姿を現したフィブリゾの目的は、リナの使う呪文、重破斬(ギガ・スレイブ)を暴走させることにあった。その力の源泉は金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)にあり、であれば、この世に破滅をもたらすことなど容易だろうと踏んだのだ。フィブリゾの意図を知るリナは重破斬(ギガ・スレイブ)を使わず倒そうとするが、彼の力はあまりにも強大で、ついには万策尽きてしまう。あくまで重破斬(ギガ・スレイブ)を使おうとしないリナに業を煮やしたフィブリゾは、ゼルガディスたちをクリスタルに閉じこめ一人一人命を奪おうとする。フィブリゾがガウリイに手を掛けようとした時、リナは重破斬(ギガ・スレイブ)を使うことを決意する。今の自分にとっては、世界よりも愛する者の方が大事だと悟ったのだ。
フィブリゾの思惑通り、重破斬(ギガ・スレイブ)は暴走したかに見えた。だが彼は呪文の正体に気づいていなかった。重破斬(ギガ・スレイブ)は絶対的な力を持つ金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)を召喚する呪文であり、彼女こそは神族、魔族を超越する、すべての存在のはじまりだったのだ。リナの身体に顕現した金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)はガウリイたちの命を救い、刃を向けたフィブリゾを圧倒的な力で滅ぼす。リナの捨て身の願いに応えてくれたのだ。フィブリゾの戒めを解かれたガウリイたちは、リナが金色の魔王(ロード・オブ・ナイトメア)に取り込まれ「混沌の海」に飲み込まれようとするのを知る。リナの命を救おうとガウリイは『光の剣』さえ捨て混沌の中へ飛び込み、自分の中にあったリナへの想いを悟る。そして、それに応えるかのように、リナはガウリイの腕の中に戻ってくるのだった。
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