穆雲清は余映晩の言動から、自分と同じく前世の記憶を持って生きていることに気づく。目覚めた余映晩は、前世での悲惨な死と我が子を失った絶望を穆雲清に吐露した。深い悲しみに沈む彼女はしばらく穆雲清を避けて過ごすが、再び心を開き、共に困難を乗り越えていくことを誓い合う。紅夫人は自身の辛い過去を重ね合わせて余映晩を優しく慰め、余映晩はいつか再び子供を授かる日を信じて前を向く。紅夫人は、亡き夫である宋兆の肖像画の前で、余映晩の幸せを静かに祈った。
穆雲浩は守衛を欺いて牢に侵入するが、洛詩詩の遺体と自身を脅迫する書き置きを発見する。現場に居合わせた衛風は、穆雲清が駆けつけた時には穆雲浩に襲われ瀕死の状態にあった。衛風は最期の時、自分も前世の記憶を持つ者であることを穆雲清に告白する。前世では穆雲清と余映晩が寄り添い幸せに生きていたことを伝え、息を引き取った。友の死を悼む穆雲清は、復讐か平穏な生かの選択を迫られる。葛藤の末、彼は愛する余映晩と領民を守り抜くため、自身の命を懸けて戦う決断を下す。
穆雲清が穆雲浩への対処を考えていた矢先、民たちが余映晩の時よりも強力な綾香草の毒に侵され、二人は毒草の駆除と救済に奔走する。一方、紅夫人のもとに漠北の刺客が現れ、綾香草の種子を奪う。紅夫人はさらに強力な毒を献上すると偽り、漠北へ復讐に行く決意を固めた。宋啓銘は母を心配して先に一人で漠北へ向かい、余映晩は宋啓銘を連れ戻そうとする紅夫人に同行する。紅夫人が宋啓銘に復讐を背負わせたことを自責している最中、刺客が二人を襲撃した。
紅夫人は余映晩を守るために矢を受け、母娘であることを告げぬまま命を落とした。一方、城主府を襲撃した穆雲浩は敗北し林へ逃走する。穆雲清から兄弟としての情愛を説かれた穆雲浩は、後悔の末に自身で命を絶った。漠北では宋啓銘が毒薬で敵将を討つも、自身も毒に侵され倒れる。錦城に迫る漠北軍に対して余映晩は穆雲清と共に戦う決意を固める。出陣の杯を交わした後、穆雲清は激闘の末に戦に勝利して錦城を守り抜いた。半年後、街を歩く二人は一人の捨て子の赤ん坊に出会う。
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