三回戦が始まった。鷲巣は、アカギを殺せれば、己の人生の中で最高地点に到達することを予感する。東一局、完全に流れを引き込んだアカギは、早い巡目でハネ満をツモアガリ。続く東二局、鷲巣の親番。流れの悪い鷲巣だが、槓ドラが暗刻で乗るという剛運を見せつけ、黒牌の一筒単騎待ちでリーチをかける。
鷲巣がツモれば、アカギは死、あるいは一歩手前の状況だが、アカギには微塵の動揺も無い。面白くない鷲巣だが、鈴木がもう一つ暗槓をすると状況が一変する。鷲巣の手がドラ6に化けたのだ。ツモれば親の倍満で、アカギは即死だ。ついに絶望に打ち震える顔が見られると狂喜乱舞する鷲巣だが…。
鷲巣の手はドラ12に化けた。ツモれば親の数え役満でアカギは1600ccもの血液を抜かれ、致死量を遥かに超える。鷲巣はアカギとの決着をつけるべく、リンシャンツモでアガろうとするが、あと少しというところでアガリを逃してしまう。鈴木は手の内の一筒を差し込んでリードを得ようと提案するが…。
絶体絶命の危機から蘇ったアカギは、一気に鷲巣へ攻勢をかける。アカギの言葉に鷲巣は完全に冷静さを失う。今までの狩る者と狩られる者という立場が逆転し、アカギは次々に鷲巣を狙い撃ち。三回戦を勝利すると、続く四回戦も圧勝。鷲巣は疲労困憊で意識も朦朧として倒れ込む。ついに決着した、誰もがそう思ったが…。
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