傷ついたつくしの心を、類は優しく癒していく。徐々に調子を取り戻し、笑顔を見せるつくしに、類もまた微笑みで応える。一方、積極的に迫る滋を、司は受け入れられずにいた。努力すると約束したのに…と、ただ謝る司。滋は椅子を投げ、窓を割って暴れ、感情をぶつける。
傷心のつくしが家に帰ってみると、夜逃げさながらの荷物の整理が一家総出で行われていた。父親の住み込み仕事が決まって、つくしを残して出て行く事になったのだ。自分だけ残される事に不安を感じはしたが、英徳をやめさせはしないという母の強い意志は変わらなかった。そんなつくしの心を司への感情がかき乱す。
別荘での出来事は、つくしの心に深い傷として残った。司もF4も、その傷を広げるばかり。一人暮らしで余計に考え込む時間が多くなったつくしを、優紀、真木子、和也の友人たちが暖かく包むのだった。集まった友人の手を借りてオンボロアパートのリフォームが行われ、つくしの新しい生活の場が出来上がる。
ひと時も司と離れていたくないと、滋が英徳に転校してきた。滋の登場で調子づいた百合子たちは、この機を逃さずつくしを裏門へと連れて行く。一方、滋と司の関係を聞きつけた桜子は、滋への宣戦布告につくしを呼び出す。つくしの想いとは別に、事態は思わぬ方向へ動いていく…。
藤堂静が、類を迎えに現れた。子供のように明るい瞳で笑顔を見せる類を見て、つくしは自分も変わろうと、特別海外留学生試験を受ける決心をする。がむしゃらに勉強するつくし。つくしに離れていってほしくない滋は、あきらや総二郎を連れて、彼女の家に押しかける。
留学試験に合格したつくしだったが、自分が海外へ行こうとしていることを、どこか現実だと思えずにいた。信じられないと思う気持ちと、変わりたいと思う気持ちが、つくしを何度も掲示板へと足を運ばせる。しかし、合格は道明寺楓の差し金だった。それを知った司は、いてもたってもいられず、つくしのもとへと向かう。
司によって真相を知らされたつくしは、海外留学をやめる決心をする。司に向かい合って話した事で、何もかもすっきりしたつくし。新しい生活の始まりを感じる彼女は、早く司に会いたくてたまらない。司を探して校内を歩くつくしだが、F4すらも司を見かけていない。そこに滋が現れ、道明寺の家の異変を伝える。
つくしが司に別れを告げてから三ヶ月、司も滋も英徳には現れない。願い続けていた平凡な日々が訪れ、つくしは毎日を静かに過ごしていた。そんなある日、司と滋の結婚が決まったという知らせが入る。新婚旅行は世界一周。学校を挙げて見送ることになり、つくしも港へと出向く。そして…。
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