10年前に敵対する組長を射殺して大和田組に帰ってきた児島武士にとって、今の経済ヤクザ全盛の時代はとても肌に合うものではなかった。居場所を無くした彼は、児島組を旗揚げする。しかし今の新しいシノギに慣れない児島達は、必然的に敵対関係にある江原組と抗争を起こしてしまう。これを聞いて激怒したのが組長の大和田。暴対法施行後、ちょっとした事でも組の上層部にも手が回る。彼はこれを機会に江原組と手を組んで、児島ら”武闘派ヤクザ”を抹殺しようとするが・・・・。
物語の主人公は、任侠ヤクザだった父を亡くし、トビ職人として育った石神新三。ある日、新三が住む長屋の地主・藤川正明が、株に失敗し多額の負債を抱える。その裏では関西系暴力団・阿久津組が動いていた。やがて、その魔の手が町にも襲いかかり、人々を守るため新三が立ち向かう。
平凡なサラリーマンだった豊田は、父の後を継ぎパチスロ店を経営することになった。しかし店は業績不振で潰れる寸前。野心を燃やした彼はあくどい手を使い店を軌道にのせるが、そこには同業の巨大暴力シンジケートがはびこり、やがて犯罪の世界にまで足を踏み入れてしまう。
はぐれ忍びの牙神獣兵衛は、偶然出会った甲賀組のくノ一・陽炎を助けたことから、謎の忍び軍団・鬼門八人衆を敵に回すことになってしまう。そこに目をつけたのは鬼門八人衆の動向を探っていた公儀隠密・濁庵。獣兵衛は濁庵の好計にはまり、陽炎とともに鬼門八人衆の陰謀を探る羽目になる。彼らの目的とは?そして獣兵衛を導く宿命の対決とは?
貧しい家族を支えるため発展途上国から【技能実習生】として日本にやってきたハイン(ナターシャ)。ジャパニーズドリームを夢見て工場で働くも、職場での不遇が続いた。そんな状況を不憫に思った日本の知り合い土井(堀家一希)は、ネットで無料相談を見つけ、相談の予約をすることに。訪れた行政書士の事務所の曲者の行政書士・近藤(マギー)と、新垣(中村優一)に対応を受けるが、その中で、ハインが借金をせざるを得なかったことも知り、「技能実習生」の制度の闇が徐々にわかっていく土井。近藤は、本来の仕事を超え、ハインをサポートする監理団体に直接連絡をする。それを受けた監理団体の西村(ラサール石井)は慌てて駆けつけるが、相談者がハインだとわかると「我々を攻めるならハインも一緒に攻めるべきだ」と告げる。話が二転三転する中、さらに話に乱入する議員の野々村(猪俣三四郎)。この国の深刻な労働者不足を外国人で補おうという政策を推進しているおバカ二世議員も話に加わり、話は思わぬ方向へ・・・。賃金をあげよう!と躍起になる政府。だが、その下で最低賃金のまま働かされる外国人労働者。この滑稽な矛盾。果たして、この国に夢を描いてやってきた外国人労働者に未来はあるのか!?外国人労働者を受け入れるこの制度で、労働力不足は補えるのか!?「安い国ニッポン」の底を支えてる陽の目を見ない外国人労働者にスポットを当てた異色の社会派ブラックコメディ
平成29年度橋田賞新人脚本賞最終選考に選出された、脚本家波流じゅんのオリジナル脚本を映画化。介護施設で働く波子の前に、幼い頃自分を虐待して捨てた母華絵が突然現れる。母は全てを忘れていた。華絵の担当になった波子は、無邪気に笑いかけてくる認知症の母を受け入れる事が出来ず、一人苦しむ。そんなある日、華絵の義理の娘の聡子が華絵に暴力をふるう姿を波子は見てしまう。咄嗟に華絵を守ろうとし、波子は母に愛されたいと思っている自分の気持ちに気づいてしまう。どうやってもこの母から逃れられないのだと、どこか諦めに近い感情が波子を襲う。それでも波子は同僚の尊に支えられながら華絵の介護を続ける。母との時間をやり直しているように思える毎日に、少しずつ波子の心は解けていった。しかし、ある言葉が引き金となり・・・・・・
宇宙旅行に当選した5人の男が、宇宙センターを舞台に繰り広げる騒動を描くサスペンス・コメディ。大倉孝二、きたろう、「ガレッジセール」のゴリ、マイケル富岡、佐野和真らバラエティに富んだキャストが出演する。2020年、カップラーメンの懸賞で宇宙旅行に当選した5人は、スタジオにあるロケットに乗り込み、突拍子もない宇宙訓練に参加させられる。そこには宇宙旅行企画会社の陰謀が隠されていた…。
「選挙はエモいね~!」と言いながら高松市の商店街を歩く時事芸人のプチ鹿島。同行する相棒はラッパーのダースレイダーだ。風に乗って聞こえてくる演説の声。「あ、デジタルって言った!」思わず足早になる二人。商店街のその先に、どうしても会いたい人がいた……。2020年4月17日金曜日。物語はこの日から始まった。東大中退のラッパー・ダースレイダーと、新聞14紙を毎日読み比べる時事芸人・プチ鹿島が、YouTubeで「ヒルカラナンデス(仮)」をスタートさせた。コロナ禍で1回目の緊急事態宣言が発出され、街から人の姿が消えた時期だった。二人はアベノマスクや10万円給付をめぐるゴタゴタなど、次々に露呈する政治家の不思議な振る舞いについて毎週笑いに包みながら、それでいて本質的な議論を展開していった。そんな時に出会ったのが映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(2020/大島新監督)だった。小川淳也議員の17年に及ぶ活動を追った映画は、異例のヒットを記録し、小川氏に注目が集まっていた。一方、小川氏と同じ香川1区選出で、地元でシェア6割の四国新聞のオーナー一族である平井卓也氏は、国会でワニの動画を見ていたことが判明。その後、デジタル改革担当大臣に就任すると、二人は平井氏を「ワニ大臣」という愛称で呼ぶようになる。身内びいきを隠さない四国新聞を読むにつけ、「新聞読みのプロ」であるプチ鹿島の魂に火が付き、いつか逆取材をしてみたいと思うようになる。2021年10月の衆院選で、番組のスピンオフ企画として香川1区を取材。平井氏と小川氏に加え、維新の町川順子氏にも体当たり。そして取材のハイライトは、鹿島vs四国新聞。令和の時代にあり得ない「FAXバトル」が勃発した!2022年7月の参院選でも「ヒリヒリする現場」を求めて大阪に乗り込んだ。「維新政治を斬る」という自前のブックレットを手に、大阪で活動する菅直人元首相に密着。菅氏vs維新のバトルを存分に味わいつつ、辻元清美氏(立憲)、辰巳孝太郎氏(共産)、高木かおり氏(維新)、松川るい氏(自民)らの候補者にもアタックしていく。ところが…。7月8日、奈良で安倍元首相が銃撃されたという一報が入った。二人は、自分たちも含め、この日誰が何をどう考えたかを記録として残そう、と決意する。選挙とは、民主主義とは…答えの出ない問いを胸に、二人の旅は続いた。
ゾンビが発生し、感染拡大を防ぐために隔離された地方都市。女子高生の早希(倉島颯良)は、ゾンビとなった家族を世話するために隔離地域に残り、あまり危険ではないサバイバルを繰り広げる。ゾンビ発生前には不登校になり、家族との関係がぎくしゃくしていた早希にとって、それは新しい生活だった。
3歳の娘・ひなの育児を、妻の小百合に任せきりだった和真。ある夜、小百合が事故で意識不明になり入院し、ひとり家で泣いていたひなは児童養護施設に引き取られていった。育児放棄をしていた和真は、ひなを家に連れて帰ることを許されなかった。和真が繰り返し面会に行っても、ひなは泣いてばかり。ひなは、父親の事を忘れてしまったのだろうか…。本当の父親になるために、懸命に娘と向き合おうとする男の感動の物語。
2020年、世界は新型コロナウイルスの脅威に晒された!?その影響は健康のみならず経済へも波及し、リモート生活を満喫していたサラリーマンの大木勇造は、きっぱり、あっさり、これっきりとリストラされてしまう。どうにか再就職をするものの、彼を待っていたのは銭ゲバ社長を筆頭に、会員数ゼロのフィットネス講師や廃品回収とは名ばかりのゴミ泥棒、ギャンブル狂の営業担当や着ぐるみの中に引きこもる男など、クレイジーな面々ばかり。それでもめげずに新たな職場で、ふんばりがんばる勇造だったが…あまりにも身勝手な同僚たちに振り回されたあげく、恋人にもフラれてしまいヤケを起こす…。
未亡人になり七回忌を終えた、那美(一乃あおい)は小さな漁村で小料理屋を営んでいる。那美の夫、健介は荒波の海の事故で亡くなった。同じ船に乗っていて助かった一郎は今もあの日の漁を後悔していた…。組合長のバツイチの武雄はお気に入りの那美をいつも口説いているが、一郎も秘かに那美に心を寄せていた。ある日、元漁師の一郎の弟がこの漁村に現れる・・・。
お笑いコンビ「野性爆弾」の川島邦裕が主演を務め、第3回沖縄国際映画祭で上映されたホラーコメディ。自身の部屋に言い知れない違和感を抱いた川島はカメラを回すが、その時、玄関のベルが鳴る。それをきっかけに次から次へと奇怪な現象が起こりはじめ、川島は極限まで追いつめられていくが…「野性爆弾」相方のロッシーほか、「次長課長」の河本準一、「はんにゃ」の金田哲らお笑い芸人が多数出演。
妙子(木村文乃)が暮らす部屋からは、集合住宅の中央にある広場が一望できる。向かいの棟には、再婚した夫・二郎(永山絢斗)の両親が住んでいる。小さな問題を抱えつつも、愛する夫と愛する息子・敬太とのかけがえのない幸せな日々。しかし、結婚して1年が経とうとするある日、夫婦を悲しい出来事が襲う。哀しみに打ち沈む妙子の前に一人の男が現れる。失踪した前の夫であり敬太の父親でもあるパク(砂田アトム)だった。再会を機に、ろう者であるパクの身の周りの世話をするようになる妙子。一方、二郎は以前付き合っていた山崎(山崎紘菜)と会っていた。哀しみの先で、妙子はどんな「愛」を選択するのか、どんな「人生」を選択するのか……。
2011年、経営難に陥ったテレビ東京は葬儀屋に買収され、多くの社員が葬儀の手伝いばかりさせられる日々を過ごしていた。そして、入社したばかりのAD(アシスタントディレクター)今井は、バラエティの雄・伊藤プロデューサーが葬儀局に異動を命じられたことに絶望。そんななか、元社長の島田が「世界一くだらない葬儀にしてくれ」という遺書を残して他界する。残された局員は、島田の葬儀を実況中継する葬式バラエティ番組を作ることにするが…。
ピザ屋で働いている、どこにでもいる普通の男・杉田誠吾。彼はひょんなことから、”投稿写真”を知る。それが載っている写真集を見て彼は思った、「どういう神経しているのかな、この女達。何でこんな写真が撮れて、目を隠すだけで投稿できるのかな?」しかし彼の身近なところで、それにはまっている女がいた。その女とは、最近彼が住むアパートの隣の部屋に引っ越してきた、可愛い女・川本朋子だった。その存在に気づいた彼は、彼女に急接近していく。その理由を知りたくて・・・・。そして彼もまた、それにはまっていった。二人は自分達しかいない部屋を飛び出し、人がたくさんいる屋外に出て行く。彼は彼女に超過激で大胆なポーズを取らせ、その姿をフィルムに収めていくのだった・・・・。
朝比奈玲子。23才。普通のOL。君津雅彦。23才。カメラマン志望。二人は恋人同士。最近倦怠気味。その日もお決まりのデート・コースを経てラブ・ホテルへ。しかしその日の雅彦は、ちょっと違っていた。SEXの後雅彦は、その余韻にひたっていてあられもない姿をしている玲子を、カメラに収めたのだ。玲子は拒絶したが、雅彦はシャッターを押し続けた。そして3週間後、玲子はその写真が雅彦の手によって雑誌社に送られ、投稿写真雑誌に掲載されているという事実を知る。きっかけはこんなもの。「私とはわからない、私の知らない男達が、私の裸を見ている。」玲子は未経験だった強烈な快感を覚え、投稿者新にはまっていった・・・。
時は平安。若い武士・金沢武弘と美しい妻・真砂は旅の途中、薮の中で多襄丸という盗賊に襲われる。武弘は妻を手込めにされたうえ、彼女の申し出により殺害されてしまう。その間に真砂は逃げ、多襄丸は検非違使につかまり打ち首に。だが、この事件に疑問を抱いた検非違使の森川中正は、事件のあった薮の中へと入っていく。彼はそこで美しい巫女と出会い、幻想と怪異な世界へと引きずり込まれていく。
フリーターの加藤和子は、どこにでもいるごく普通の女。彼氏の直之も平凡な男である。ある日和子は、三人組の男にレイプ目的で誘拐される。近頃、彼女の地元で頻繁に起こっているレイプ事件の犯人達だ。三人はかわるがわる和子に暴力をふるう。拷問にも近いSEX地獄の中、恐怖で抵抗できない彼女は、ボロ雑巾のような姿で街角に捨てられる。しかし、この日を堺に、和子の中に潜むもう一人の彼女が和子を物凄い勢いで支配していく…。
オフィスで自殺を遂げようとしたOL・厚子は、現場を窓拭きの男に目撃され自殺を止めた。しかしそれ以来、奇妙な電話が厚子の元へ掛かってくるようになる。電話の主は、昼はビル窓清掃員として働き、夜はSM出張教師として生きている男だった…。
大手物産会社に勤務していた深野志保は、商事会社に勤務するサラリーマン、香月明宏と結婚を控えていた。周囲の人には、ささやかではあるが幸せをつかもうとしている女性に見えた。しかし志保は結婚式の最終打合せの場に姿を見せず、ある男のところに向かっていた。その男とは、以前明宏が紹介した豊村功だった。志保は結婚資金全部を豊村に貸していて、その金の返済期日がその日であった。明宏に気付かれる前に何とかしなければと思いつつ男の店に着いた志保であったが、その店はもぬけの殻だった。しかしそこに一台の車が止まる。志保の目の前には、冷血な借金取立人達の姿があった・・・・。
7年前の交通事故で、搭乗者だった二人の女のうち、女子高生・風間悦子は生き残り、女教師・矢野那智は死んでしまう。・・・時は流れ、悦子はニュースキャスターとなり、世間の注目を集めていた。その姿を見つめる一人の女がいる。その女こそ、死線の淵から蘇り、今は金持ちの女(女帝)になっていた矢野那智だった。時を超えた悦子に注ぎ込む那智の愛情は、屈折した形に変わっていた。しかし悦子にはそんなことを知るよしもなかった。そんな運命(究極のいたぶり)が待ちうけているということも・・・・。
大都会の闇の中、美女連続猟奇殺人事件が起こる。ノストスコープ・ボイスチェンジャーで顔を覆った殺人鬼。暴力により自由を奪い、サディスティックに犯す。そして自らの欲望を達した瞬間、絶命させる。鉄製鎖による絞殺、鋭利刃物による刺殺など、殺し方は様々だ。そして今宵も、惨劇の宴の幕が上がる。今度のターゲット=虜には、名鳥瑤子が選ばれた。年齢27歳。容姿端麗。職業・サイコセラピスト助手。最近、一人暮らしを始めた彼女の部屋に強行に侵入する殺人鬼。しかし彼女だけは、他のターゲット=虜と違っていた・・・・。
都会の喧騒から遠く離れて、水辺の街で1週間のヴァカンス――海に行き、靴を買い、恋をする?東京生まれ東京育ちの絵里は、ストレスが溜まる都会での生活を抜け出して、地方の水辺の街でヴァカンスを過ごすことに。亡くなった祖母の古民家で暮らす一週間の中で、絵里はその街で生きている人々と交流する。建築家の従兄とそのフィアンセ、大学生の従妹、靴職人、古墳研究者、バックパッカーなど、一癖ある人ばかり。そんな出会いと祖母の遺したものたちが絵里を少しだけ変えていく――
人食い伝説によって、たがいに憎しみあうムラブリ族に日本の言語学者が対話の力で融和をもたらす映像人類学の可能性を切りひらく、かつてない冒険!タイ北部ナーン県のフワイヤク村の周辺は、400人のムラブリ族が暮らす最大のコミュニティ。男たちはモン族の畑に日雇い労働にでて、女たちは子育てや編み細工の内職をする。無文字社会に生きるムラブリ族には、森のなかで出くわす妖怪や幽霊などのフォークロアも豊富だ。しかし、言語学者の伊藤雄馬が話を聞いて歩くと、ムラブリ族はラオスに住む別のグループを「人食いだ」と怖れている様子。 伊藤とカメラは国境をこえて、ラオスの密林で昔ながらのノマド生活を送るムラブリを探す。ある村で、ムラブリ族が山奥の野営地から下りてきて、村人と物々交換している現場に出くわす。それは少女ナンノイと少年ルンだった。地元民の助けを得て、密林の奥へとわけ入る。はたして今も狩猟採集を続けるムラブリ族に会えるのか? 21世紀の森の民が抱える問題とはいったい何なのか?
大学生の涼子と茜は、ハイキングの帰りに山道で迷ってしまう。やっとバス停に辿り着いたものの、バスが来る気配は全く無かった。さらに、涼子は足を怪我しており、茜の彼氏も飲み会で迎えに来られないらしい。ふたりは、意を決してヒッチハイクをすることに。こんな山奥で無謀にも思えたが、運良く一台のキャンピングカーが停まる。運転席から降りて来たのは、時代錯誤のカウボーイの格好をしたジョージと名乗る男。ジョージは快くふたりを受け入れ、車内へと誘う。そこには、ジョージの家族も同乗していたが、どこか異様な雰囲気が漂っていた―。一方、過保護な親にウンザリしている健は、悪友の和也を誘い同じ山でヒッチハイクの旅をしていた―。
高校生のタケシとF1は、原付を盗んでは不良軍団に売ってお金を稼ぐバイトをしていた。ある日、タケシたちが通う学校に転校してきたアヤカ(黒崎レイナ)も仲間に加わり、3人で原付窃盗をすることに。寂れたアパートに停めてある原付をいつものように盗もうとしたとき、なんと持ち主と思われるマスク姿の女に見つかってしまう。慌ててバイクで逃げるタケシたちだったが、人間とは思えない身体能力で走ってくる女にすぐに追いつかれてしまう。そう、このマスク姿の女こそ、頬まで口が裂け、100mを6秒で走る伝説の口裂け女だったのだ!果たして彼らの運命は!?そして口裂け女の正体とは!?
お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇、「ダイノジ」の大地洋輔がダブル主演したコメディ。家族にも見放されたニートの2人組が、下心満載で始めた女性のための復讐代行業のてん末を描く。仕事も夢もない2人のニートは、「失恋直後の女性は落としやすい」という情報を聞きつけ、恋に傷ついた女性を救うサイトを立ち上げる。「あなたを悲しませた男、ラブポリスが復讐します!」というコピーを掲げ、「ラブポリス」となった2人は、姑息な手段で女性の敵を次々と制裁していくのだが…。
人生もフィクションも、選択の連続だ。脱サラ小説家・トウヤと、就職活動中の大学生・ナツミは、かつて同じサークルの先輩と後輩だった。喫茶店でトウヤはナツミのエントリーシートを、ナツミはトウヤの新作小説を添削しお互いに不足する部分を補っていた。ある日、担当編集者から呼び出されたトウヤは、あることを告げられる。叶わない夢、どうしようもない現実。ふたりが最後に選ぶものとは...。
日本人とフィリピン人のハーフで、クラスでは“ガイジン”といじられている小学校6年生の男の子。空回りして周囲から浮いているが、いつも笑顔で自分の居場所を求めている同じクラスの男の子。彼らに、明るく接してくれる図書室の新任司書の女性。だが彼女には、誰にも話していない秘密がある…。そんな彼女を励ますために2人は突拍子もないことを実行する。大切な彼女のために、「いつもありがとう」という想いを伝えるために。
毎日をダラダラと過ごしている美鳥に好きな人が出来た。そんな時、美鳥は唯一の友人・広子とある事をすると時間が15分だけ戻ることに気づいた。調子に乗って、無駄に時間を戻しては、自分たちの欲望を満たそうとするふたり。美鳥は、ついに時間が戻ることを使って好きな人に近づくのだった…。
食を通じ、人間の秘められた欲望を暴露していく連作短編映画。【栗田】という謎の男の登場により、登場人物たちの内なる<性(セクシャル)衝動(ドライブ)>が暴かれていく新感覚ブラックコメディ。
役者を志していたものの、気がつくと“死体役”ばかりを演じるようになっていた吉田広志(奥野瑛太)。開いたスケジュール帳はさまざまな方法での“死ぬ予定”でいっぱいだ。演じることへの強いこだわりを持つ彼だが、効率を重視するだけの撮影現場では、あくまでも物言わぬ“死体”であることを求められる。劇団を主宰していた頃の後輩俳優は要領よくテレビで活躍を果たしているが、彼にはそれができない。ある日、母(烏丸せつこ)が入院するという報せが父(きたろう)から入る。気丈に振る舞う母だが、どうにも病状は良くないらしい。さらにそこに、新たな問題が発生。自宅に招いたデリヘル嬢・加奈(唐田えりか)が忘れていった妊娠検査薬を何気なく自分で試してみたところ、何と陽性反応が出たのだ。これはいったいどういうことなのだろうか……?
吉本新喜劇の座長・小籔千豊の主演で、冴えない地球人と宇宙人の友情とそれぞれの恋を描いたコメディドラマ。大阪の町工場の冴えない工員・満男は、小学1年生の息子を女手ひとつで育てる事務員のななみに思いを寄せていた。そんなある日、満男は遠い星から偶然地球に落ちてきた宇宙人シタカと出会い、自分と同じく冴えなくてモテないシタカと友情を育むが…。
文豪の幽霊たちと作家志望の青年が繰り広げる騒動を描いたコメディドラマ。小説家を目指す内海は、かつて文豪たちがお忍びで宿泊したというホテル「本天堂」にやってくる。しかしそこは、執筆目的で宿泊したものの作品を書き上げることができなかった作家たちの叫びがこだまする幽霊ホテルだった。ホテルの清掃員として働きながら執筆を試みる内海の前に、文豪たちの幽霊が現れて…。主演は「花より男子」「インシテミル」の阿部力。世界のナベアツが夏目漱石、ケンドーコバヤシが宮沢賢治、カンニング竹山が江戸川乱歩など、人気お笑い芸人が文豪の幽霊を演じる。
2012年・第4回沖縄国際映画祭の企画「地域発信型プロジェクト」で製作された作品。昭和初期の東京のキャバレーを舞台に、ダンサーになるという夢を忘れてしまった女性が、1人の少女との出会いから再び夢に立ち向かっていく姿を描く。主演は女性お笑い芸人の渡辺直美。キャバレーのトップダンサー役に、人気アイドルグループ「AKB48」とその派生ユニット「フレンチ・キス」で活躍する柏木由紀、高城亜紀、倉持明日香。「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子も出演する。
オムニバス形式で送る【B級】ショート・パルプフィクション【第一章】大都会・新宿の片隅にひっそりと棲息する名無しの「探偵」(裏地圭)は、大会社の重役から家出した自分の娘を探してほしいという依頼を受ける。その娘・麻耶(NAGI)との出会いが、探偵をキナ臭い争いに巻き込んでいく。【第二章】親友同士の花田(仁也)と風間(斎藤嘉樹)は、花田を借金漬けにして破滅させた暴力団組長・寺光(真柴幸平)を拉致し、山奥で殺害しようと計画を実行する。しかし、風間が花田を思いとどまらせようとしたことから、二人の間に亀裂が生じ……。【第三章】探偵がついに探し当てた麻耶は、ある理由により親元に帰ることを拒否した。そして音信不通になっている恋人の存在を明かし、その男となら一緒に海外へ脱出するという。探偵は麻耶の恋人を探すため、再び歌舞伎町に舞い戻る。
怒涛のマシンガントーク&予測不能なスリル・笑い・アクション!激ヤバキャラが続々登場し、ハイスピードで展開する騙し合い・裏切り・逆転の連続!!ハラハラドキドキは常に最高潮!!!人生の一発逆転を賭け、銀行強盗を成功させた3人の男──キャバクラ“ハニーバニー”店長・シュウ(藤原竜也)、ボーイのコジ(田中聖)、常連客の健さん(ブラックマヨネーズ小杉竜一)。手に入れた大金1億6,000万円は3分の1ずつ分け合う…はずだったが、金の配分をめぐり仲間割れが勃発!?さらに大金を裏で狙う大物たち──“ハニーバニー”No.1キャバ嬢・まりあ(中島美嘉)、凶暴すぎる“ハニーバニー”オーナー・破魔翔(窪塚洋介)、そして「川崎の魔女」と呼ばれる伝説的金貸し・渋柿多見子(池畑慎之介☆)──も登場。果たして本当の黒幕はどこにいるのか!?大金のゆくえは?最後に笑うのは……誰だ!
2018年の東映京都撮影所を舞台に繰り広げられていく中島貞夫監督(当時83歳)とキャスト・スタッフたちによる覇気あふれる映画作りと、友人である倉本聰(脚本家)や、かつての仕事仲間である荒木一郎(俳優/作家/歌手)、三島ゆり子(女優)、橘麻紀(女優/歌手)、高田宏治(脚本家)、教え子の熊切和嘉(映画監督)らによる言葉たちと共に綴られていく、ひとりの映画監督の愛すべきポートレイト。京都国際映画祭2021、大阪アジアン映画祭2022で上映され喝采を浴びたドキュメンタリー。
脚本家・演出家の土田英生による戯曲を映画化し、平和な家庭に起こった事件をコミカルに描くホームコメディ。家はリフォームしたてで、長女は誰もがうらやむ相手との結婚を2カ月後に控え、幸せそのものの松永家。しかし、ある日の夕食時、長女が「父さんと母さんって、セックスしたことあるの?」とふとした疑問を口にしたことから、さまざまな問題が浮き彫りになっていき…。
当代きっての歌舞伎役者で誰もが知る女形のスター坂東玉三郎。虚構と現実をないまぜにした幻想的な作品を得意とするダニエル・シュミット監督が、女形という特異な存在を通して、ジェンダー、生と死、そしてフィクションとドキュメンタリーの境界線上に、虚構としての日本の伝統的女性像を浮かびあがらせる。「鷺娘」「大蛇」「積恋雪関扉」を演じる玉三郎の美しい舞台映像。そして、撮影後ほどなくしてこの世を去った女優・杉村春子、日本舞踊家の武原はんの語りや、舞踏家・大野一雄の荘厳な舞踏など、20世紀末日本の黄昏に消えゆくレジェンドたちの“最後の姿”を捉えた貴重な記録。
お笑いコンビ「ジャルジャル」が主演するハートウォーミングなSFコメディ。事務所から地方営業の命を受けたジャルジャルの福徳と後藤だったが、たどり着いた先はひなびた温泉宿。不満たらたらの2人は、手抜きのステージでその場をやり過ごそうとするが、舞台を終えようとした瞬間、突然乱入してきた凶悪犯に銃撃されてしまう。意識が戻り、一命を取り留めたと思った2人だったが、目の前に広がっていたのは昨日と全く同じ世界で…
ついに100作突破!24年目に突入した心霊ドキュメンタリーの金字塔、最新作!邦OV部門回転率1位、ホラー部門レンタルランキング1位も記録!大ヒットシリーズ最新作!この恐怖、お分かりいただけるだろうか…
余命数年と宣告され、自暴自棄になった宮野真奈美はインターネットの自殺サイトを見て、集団自殺を考える。だが、集まったメンバーは好き勝手なことばかり言っていっこうに自殺する気配がない。ひとりで死のうとした その、サイトの管理人・妙田が現われ、「ある人を助けてくれたら苦しまずに死ねる薬をあげる」と奇妙な交換条件を出すのだった。迷いながらも承諾した真奈美は、紹介された長田と一緒に、とある田舎町を訪れる。そこは、長田が15年間帰れなかった故郷だった・・・。
末期がんの母を看病しながら製造会社の工場で働く高橋まどか(馬場ふみか)は、彼氏からのDVから逃れるため、病気の母も仕事もすべて捨てて、石垣島に逃げることに。石垣島に到着早々、乗ったタクシーに荷物を持ち逃げされてしまうまどか。途方に暮れてるところに吉岡里美(中村静香)が通りがかり、助けてもらうことになる。連れていかれた居酒屋の店長や常連客、その仲間たちが、気落ちしているまどかを元気付けようとダイビングや、観光を案内してあげることに、その温かさに、徐々に石垣島の人に心を開いていくまどかであったが・・・しかしそこに待ち受けていたものは・・・・石垣島マラソンの日、事件が起こる・・・まどかは自分の人生をとりもどせるのか?
リビングでパソコンを広げ仕事している美希(大浦真由美)はマスクをしてリモートワークをしている。パジャマ姿の夫の和也は美希にちょっかいをだしたり、ゴロゴロしたりサボりがちな生活をしている。和也のオフィス出社率は半分以下になっている。そんな環境下、若手の来栖まお(福田もも)の教育係となる。実は和也はマッチングアプリで出会った、かおりと不倫を楽しんでいる。美希はリモートでの仕事とストレスも溜まっていたある日、夫の忘れた携帯電話を見てしまう・・・。
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が主演し、相手の本音が丸見えになる不思議なタバコを手にした男の顛末を描いたコメディ。極度の無菌室状態で育ったため、人の言うことをなんでも鵜呑みにしてしまう男は、それゆえに本音と建前の区別がつけられず、仕事でも恋愛でも空回りばかり。そんなある日、男は相手の本音が全てわかってしまう奇跡のタバコを手にする。
若者から絶大な人気の7人組ユニット〈劇団SEVEN〉。話題の新作舞台「シェイクスピア・レジェンズ」の準備に向けて、新たなメンバー山井の加入が控える中、カリスマ的リーダーの蘇我が急死する。蘇我を失った劇団は何かが崩れ始め、お互いのミスを責め合い、稽古には身が入らず、信頼関係に亀裂が走る。さらに、“ある秘密”が彼らに告げられたことで、運命の歯車は容赦なく狂い出す。誰かが俺たちを操っているのか?何者かが劇団に仕掛けた〈罠〉なのか?1人、また1人と、不気味な影が彼らを嘲笑う。とまらない猜疑心と焦燥感。7人の絆を打ち砕こうとする黒幕の正体は?
人とうまくコミュニケーションのとれない、歯科医のススメが恋をしたのは、アロマ店を営む宮子。しかしながら宮子は、部屋に鍵をかけず、突然連絡がとれなくなったりする、つかみどころがない女性だった。それでも、彼女と抱き合っていると、ススメは自分を縛っている自意識から解放される気がしていた。自分でも理解できない自分を宮子は理解してくれている、ススメはそれがうれしかった。けれど、謎が多い宮子を前に、自分は彼女のことを理解できていない、と思い悩むススメ。ある日、宮子の友達である蓉子が、ススメに宮子の身に起きた驚きの事実を告げる。
殺人に使われた包丁をつくった職人は逮捕されるのか――。技術者の未来と権利を守るため、権力やメディアと戦った男たちの真実の物語。2002年、開発者・金子勇(東出昌大)は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発、試用版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者も続出、次第に社会問題へ発展していく。次々に違法コピーした者たちが逮捕されていく中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑をかけられ、2004年に逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光(三浦貴大)は、「開発者が逮捕されたら弁護します」と話していた矢先、開発者金子氏逮捕の報道を受けて、急遽弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。金子と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するも、第一審では有罪判決を下されてしまう…。しかし、運命の糸が交差し、世界をも揺るがす事件へと発展する――。なぜ、一人の天才開発者が日本の国家組織に潰されてしまったのか。本作は、開発者の未来と権利を守るために、権力やメディアと戦った男たちの真実を基にした物語である。
生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコは、再開発が進む下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。嘘がつけず愛想笑いも苦手な彼女には悩みが尽きず、言葉にできない思いが心の中に溜まっていく。ジムの会長宛てに休会を願う手紙を綴るも、出すことができない。そんなある日、ケイコはジムが閉鎖されることを知る。主人公ケイコを見守るジムの会長を三浦友和が演じる。
不動産屋曰く「ちょっと狭めですけど、みんなが幸せになれる家」に暮らす内田さん一家は、様々な問題を抱えながらも、開放的で幸せな家族だった。加賀美と名乗る女が、祖母松子の介護にやって来るまでは。加賀美が来るようになって、どうも母康子の様子がおかしい。主人公の小豆は訴えるも、事勿れ主義の父幸男は、まともに取り合わない。やがて、家族に良い変化が起き始める。鍼灸師だという加賀美は、幸男の酷い腰痛を一瞬にして治してみせ、再就職を叶えた。康子も明るさを取り戻し、少しギスギスしていた夫婦仲も良くなったように見えた。やはり自分の思い違いか。母や父が言うように、加賀美は幸せを運んでくれるのか。そうして加賀美は、内田家に居着いてしまう。ところが、加賀美の行動が徐々にエスカレートし始める。家事、食事、小豆の進路や交流関係、果ては下着の色にまで口を出し、家族から自由を奪おうとする。謎の女に、徐々に蝕まれていく一家が織りなす、ファンタジー人間ドラマ。家族の崩壊と再生の物語。
2020年、東京でオリンピックが開催される事になった。ところが、地球温暖化の影響で東京の温度は年々上昇し、競技そのものの実施を危ぶむ声が出ていた。そんな中、北海道・網走沖に毎年漂着する大量の流氷や、富山の豪雪地帯に降る大量の雪を活用して、気温上昇に苦しむ都市部を冷やす事ができないか?と「流氷と雪の運搬計画」が密かに進行していた。しかし、東京五輪は延期が決定、行き場を失った流氷や雪はどうなったのかー。
主演に芸人・椿鬼奴を迎え、彼女がインタビュアーとなり、現代女性たちの抱える悩み、赤裸々な性の実態をレポートし、これまでテレビや舞台で見せたことのない新しい一面を見せている。本編に登場する女性たちは、全員がリアルな現代女性。そしてそれぞれが自身の体験、性に対するリアルな思いを語る。これまで誰も踏み入れなかった領域へと挑戦する、女性による、女性のためのドキュメンタリー作品。本作の監督を務めるのは、自身もまた、性に対する疑問、悩みを抱え、自身を「ビッチ」と称す、女性監督・祖父江里奈。
富山県魚津市を舞台に、冴えないサラリーマンが社員旅行先の神社に参拝したところ願いが次々とかないはじめ、学生時代に挫折した映画監督としてデビューすることになるが、さまざまなアクシデントやトラブルに見舞われる姿を描く。主演は「ドランクドラゴン」の塚地武雅。
「EXILE」の弟分となるダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐が1人2役で映画初主演を務めたSF青春ラブストーリー。自分がクローン人間で、残された命がわずかであることを知ってしまった高校生リョウタと、そのオリジナルの涼太が出会ったことから、それぞれが自分を見つめなおしていく姿を描く。
2009年にスタートしたテレビ東京の子ども向け人気バラエティ番組「ピラメキーノ」の映画化。人気子役の鈴木福を主演に、ひとりの少年のまなざしを通して、テレビ業界や子役業界の舞台裏を描き出した。花図鑑で花の名前と花言葉を覚えることが好きな、ごく普通の小学生・春人。ある出来事をきっかけに子役として活動することになった彼は、超人気子役スターの由衣に一目ぼれ。子役業界で人気者になろうと決心するが、華やかなテレビ業界の裏側には、子役ならではの悩みや葛藤があることを知っていく。
寂れた温泉街に佇む「田沼旅館」この日、田沼旅館を何とか流行らせたいと願う1人の女性記者がこの宿に泊まった。彼女以外の宿泊者が…【今日が人生最後の日!】【今日が親子最後の日!】【今日が夫婦最後の日!】【今日が犯罪者最後の日!】そして【今日が営業最後の日!】皆が泊まる田沼旅館もこの日を最後にひっそりと経営を終えようとしている。しかし、女性記者があることに気付いたことをきっかけに、全員の運命が少しずつ変わっていく。
地方の町に暮らす平凡な小学生・瞬(池川侑希弥)。心配のタネは乳がんを患っている母の病状……ではなく、中学受験のためにムリヤリ学習塾に入れられそうなこと。望んでいるのは、仲間たちととにかく楽しく遊んでいたいだけなのに……。瞬の親友は、犯罪歴のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田奏)ら、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たち。それぞれの家庭環境や大人の都合、学校でのいじめや不良中学生からの呼び出しなど、抱えきれない問題が山積みだ。ある日、瞬は、いじめを見て見ぬ振りしてしまう。卑怯で弱虫な正体がバレて友人たちとの関係はぎくしゃくし、母親の乳がんも再発、まるで罰が当たったかのような苦しい日々が始まる。大切な仲間と己の誇りを獲得するために、瞬は初めて死に物狂いになるのだった。
高校2年生のくるみ、日向子、さやか、まどか。部活も違えば趣味も違う4人は、ただ一緒にいる事が心地良く、なんとなく毎日を過ごしていた。ある事件をきっかけに家出を決意するくるみに、母親が家の離れにあるガレージをくるみの部屋にしていいと言い出した。そこで亡き父が残した錆びたハーレーが置いてある事を知るが、そのハーレーが邪魔で仕方ないくるみは、母に内緒でSNSを使い、貰い手を探すことに。数日後「投稿されていたハーレー、ぜひ弊社の番組で使用させて貰えませんか?」という一通の連絡がくるみの元へ届くが、引き取って貰う条件としてハーレーを修理しなくてはならない。くるみはその事を3人に相談し、軽い気持ちでハーレーの修理を始めるが、母親に猛反対され計画はストップしてしまう・・・。