大富豪サムの豪邸に、使用人として雇われる事になったジェイク。傲慢で冷酷なサムは、美しい妻のアデリンを所有物のように扱い、夜ごと彼女を辱めていた。ジェイクはアデリンの儚げな美しさに心を奪われ、同時に彼女に向けられるサムの歪んだ愛情に憎悪を募らせていた。ある日、ジェイクはアデリンがサムに激しく打ち据えられるのを目撃し、彼女に一緒に逃げようと告げる。しかし、アデリンからは、自分の為にサムを殺してほしいと告げられ…。
美しく聡明なレイチェルは、人類学の博士号取得のため、メルボルンへの留学を決めていた。出発前夜、親友のグレースとハンナは、忘れられない思い出を作りたいと、知り合ったばかりの男性グループとの夜遊びを計画。レイチェルも誘われ、夜の街へと繰り出した。クラブで楽しい時間を過ごした後、彼らは男性の友人イライジャの邸宅に移動。さらに深まる夜、レイチェルは魅力的な男性、ビンスと意気投合し、彼から差し出された飲み物を口にする。その瞬間、意識が遠のき、体は重くなる。気がついたときには、レイチェルは身動きが取れない状態に陥っていた…。
冬至の朝、夫マークとのデートを心待ちにしていたものの、残業のために中止の連絡を受けて落ち込む主婦のヴァル。そこに突然銃を持った男デニーが家の中に押し入ってきた。ヴァルは2人の息子たちの安全のため、車を要求するデニーの人質運転手となり、彼の元カノ・シェリーの実家へと向かう。彼女に愛想をつかされたデニーだったが、未練がましく追い求めていたのだ。既に友人を射殺していた彼はシェリーの母も殺害、その後もヴァルを連れて逃亡を続けながらシェリーを捜していた。一方、ヴァルが心配になり帰宅したマークは、脅える子どもたちから真相を聞かされて警察に通報。保安官と行動をともにしながら妻の行方を追っていた。そして事件はシェリーの耳にも届き…。
『旧石尾村って知ってる?』YouTuberの内川智樹(太田将熙)は 都市伝説調査の動画を撮るために、仲間の日名子(村重杏奈)、颯太(桑山隆太)、奈々枝(華村あすか)を連れ出して、神隠しの噂があるという旧石尾村へ向かったが、その後全員が消息不明になる。数日後、村外れのトンネル付近で4人が借りていたレンタカーが警察に発見され、現場に落ちていたビデオカメラには驚愕の映像が残されていた。施錠された家々、武装した制服の子供、監禁された大人、そして新月の夜に発症する奇病「腐り鬼」に侵される大人たち・・・・・・。この村では一体何が起こっているのか!?忌まわしい伝説の扉が開く……。
360°海に囲まれた空港大橋―。国家安保室の行政官ジョンウォンは、留学に旅立つ娘を空港へ送る途中、濃霧の橋上で激しい玉突き事故に巻き込まれてしまう。タンカーの横転で有毒ガスが蔓延し、電波の喪失で通信障害が発生、さらには救助のヘリコプターさえ墜落してしまった。爆発で崩壊の危機にさらされた橋の上に取り残された生存者は116人。そして、全方位逃げ場のない絶望的状況の中、移送中の軍事実験体<エコー>の脱走が判明する。一寸先も見えぬ霧闇の中、生存者全員が、いまや制御不能となった<エコー>の標的となっていた―地獄絵図と化した橋で、“最悪”の連鎖が人々を襲う。ジョンウォンたちは、愛する人を守り抜き、この橋を生きて脱出できるのか?そして、国家の機密計画「プロジェクト・サイレンス」とは?
感染症が蔓延するフィリピンのマニラ。高層マンションで隔離生活を送る新婚夫婦のリアとエドワードは、愛し合っているが、互いに欲望を満たしきれずにいた。そんなある日、エドワードはリアに、プロの女性を誘っての3人プレイを提案する。複雑な気持ちで承諾するリアだったがー。「ローサは密告された」など国際的に高く評価されているフィリピン映画界の鬼才・ブリランテ・メンドーサがプロデュース。「ヴァージンフォレスト 愛欲の奴隷」のカトリーナ・ドベイ主演。
5年前のある事件から自宅学習していた喘息持ちのスカイは、大学受験前に優等生コースを履修するため高校へ初登校。そこで幼馴染のマーニーと再会したスカイは、女子バスケ部の記録係に誘われる。その後、マーニーやヘザーら部員たちから、着ない洋服の販売を手伝ってほしいと頼まれ、フリマサイトで出品作業をしたスカイはチームメイトとして扱われるように。しかし売っていたのは万引き品で、記録係の前任者シェリーは行方不明となっていた。女子高生には不釣り合いな洋服の数々を不審に感じてマーニーを問い詰めるも、攻撃的なヘザーから「抜けるなら警察に突き出す」と脅されてしまう。謎の影がつきまとい、両親やバスケ部の顧問もスカイの不審な行動に目を光らせる中、思わぬ真相を知ることになり…。
アイドル歌手を強盗から救い、国民的ヒーローになった宅配ドライバーのゴヌ。ある日、友人ムヨルから突然連絡があり再会するが、二人の目の前で次期大統領候補が爆弾テロにより暗殺されてしまう。動揺するゴヌに向かってムヨルは「お前を暗殺犯に仕立てるのが“組織”の狙いだ。誰も信じるな、生きろ!」と警告。国家情報院はゴヌを暗殺犯と断定し、大規模な包囲網が敷かれる。身に覚えのない罪を着せられたゴヌは事件の裏に国家権力が潜んでいることを知る。無数の警察に追われる無実の男は、巨大な陰謀にどう立ち向かうのか…?
病気で診療ができなくなった父親の代わりに妻サラと故郷に戻ってきたマイク。マイクたちは一時的な帰郷と考えていたが、実家の眼科診療所を継ぐために戻ってきたと喜ぶ両親をマイクは複雑な気持ちで見ていた。彼がそんな気持ちになるもう1つの理由、それはマイク自身も病魔に冒されており、診療を続けることが困難になってきていることだった。病魔の進行に悩むマイクは相談をしていたライアン医師から、ヴィルマという女が主催する、とある集いに参加するよう勧められる。そこでマイクは自分と同じ病気に冒された人たちが互いの支援を目的とした”チェイン”と呼ぶ秘密裏の活動を行っていることを知る。その活動に興味を持ったマイクは、早速同じ参加者のレベッカと接触するのだが…。
実力はあるものの見栄っ張りな社会部記者イム・サンジン。大企業マンジョンの不正に関する特ダネ記事を出すが、それが誤報であることが判明し停職処分となる。そんなある日、謎の情報提供者が現れる。自分のことをネット世論操作を主導するコメント部隊「チームアレブ」のメンバーだと主張するその情報提供者はお金さえ払えば真実を嘘に、嘘を真実にすることができると言うが…。
スティーブン・セイヤーズは、少年時代ニューカッスルの中心部エルスウィックで暮らしていた。彼の父親は運送会社を経営していたが、裏では犯罪を働く悪党で、子どもたちにも悪事を教え、彼らをまっとうに育てようとする母には暴力をふるい続けていた。スティーブンは学校でなく路上で学び、盗みの達人になり、少年院を幾度も出入りするようになる。やがて大人になった彼は兄ジョン、弟マイケルとともに裏稼業で名を馳せる存在となっていくが、現金輸送車の強奪事件でジョンが逮捕。スティーブンは国外テネリフェ島へ逃亡するも、そこで地元のバイヤーからクスリの売買を持ちかけられたことからニューカッスルへ舞い戻り、さらなる利益を得るが…。
技術系ブロガーのフランクリン(ジョシュ・ハッチャーソン)は、医療が不要になる最新テクノロジーを開発中の技術界第一人者アントン・バーレル(モーガン・フリーマン)への取材を取り付けようと、彼の新製品発表会に潜入。そんな時、偶然にもフランクリンは、バーレルの暗殺を未然に阻止して彼の命を救うこととなった。更にそこでフランクリンはバーレルが落とした謎の指輪を拾い、それを身につけると57秒過去にタイムスリップできることを発見する。バーレルの協力を得て、フランクリンは妹を死に至らしめた鎮痛剤ゾナスティンを製造する巨大製薬会社オーナーのソレンソン(グレッグ・ジャーマン)に復讐するため、この指輪を使うことを決意するのだが…。
観光客向けのマッサージ店を夫婦で営むエドとドナ。火事の事故で全盲になったエドを、ドナは公私にわたり献身的に支えていた。ドナはエドを心から愛していたが、事故以来エドは性的不能に陥り、二人は長らくセックスレスの状態だった。そんなある日、ドナは夢だった図書館司書の試験に合格し、新しい仕事が決まる。マッサージ店にはエドのサポート役として、ココイという青年を住み込みで雇うことに。はじめは不信感を持っていたドナだったが、純真なココイに次第に惹かれていく。ココイもまた、知的なドナに惹かれていった。一方、視力の回復手術が失敗し絶望に暮れていたエドは、ドナに当たり散らしてしまう。落ち込むドナを慰めるココイ。その夜二人は、抑えていた欲望が溢れ出し激しく互いを求め合う。以来エドに隠れて何度も関係を持つようになる二人。しかしエドの元恋人ミーアンにその事実が知られてしまい―。
ブルジョアの妻エレナは、帰宅した夫エドゥアルドから突然一家が破産したことを告げられる。娘のブランカは能天気にも、破産の真実を受け入れず今夜のパーティーの件で頭がいっぱいの様子。しかしすでに、家中のすべてのものが銀行に差し押さえられ、3日以内には何もかも手放さねばならなかった。使用人のルシアは今月給料をもらえるかどうかを気にしているが、どうやらその見込みもなさそうだった。やがてエドゥアルドは自分にかけられている多額の生命保険を入手すべく、自分を殺してほしいと相談を持ちかけるが、妻も娘も本気にしてくれない。しかし彼は睡眠薬を飲んで枕の傍らに遺書と銃を置いて眠りについた。あとは誰かが手袋をはめて、彼の頭部に銃弾を撃ち込むだけなのだが…。
コールガールの仕事をアルバイト感覚で始めた女子大生の愛は、どこにも属さず、客を選ぶのも気分次第で一人気ままに仕事をしていた。ドアを開けるたびに出会う男たちの性的嗜好は様々、時に倒錯した変態的プレイを求められる。トラブルがあっても助けてくれる後ろ盾はなく、危険と隣り合わせだ。ある日、高級ホテルに呼ばれた愛は、客の贋作画商・間宮と出会う。間宮に気に入られた愛は、何度か呼び出されるうちにリッチなライフスタイルや刺激的なプレイを受けて、次第に惹かれていく…。
スペインの小さな村で、マリアは、数年前にいじめによる自殺した息子の死を乗り越えられず、自らの人生を終えようとしていた。そんな彼女のもとに、奇妙な少女ルシアが訪れる。
顧客が預けた鍵でその家に入り、他人の人生を盗み見る趣味を持つ不動産公認仲介士のク・ジョンテ。ソーセージを食べながらビーガンサラダの写真を投稿するSNSインフルエンサーのハン・ソラに興味を持ち、観察し始める。ついにハン・ソラの家に入ることに成功したク・ジョンテはある日、彼女がソファーで死んでいる姿を発見することになる。その後、彼がソラの家に出入りしたことを知る何者かが脅迫を始め…。
ニンとクウィンは7歳の娘インを持つ夫婦。3人は経済的理由から、家を元々医者だったラトリーとその娘ヌッチの二人の親子に貸し出し、家族でマンションに移り住むことを決めたのだった。ラトリー親子がニンとクウィンの家に引っ越してきた後、次第にクウィンが奇妙な行動をとり始める。クウィンの不気味な行動に気付いたニンは不安に感じるが、夫がなぜそのような行動をとるのか探り始める。クウィンは、ニンに気づかれまいと秘密を抱えるようになり、毎朝午前4時少し前に外出するようになった。だが、ニンはそれに気付き、クウィンにヌッチと同じデザインの三角形のタトゥーがあることを突き止める。夫の行動がますます不気味になる中、ニンは娘が見えない邪悪な力に狙われていることに気付く。ラトリーとヌッチはカルト集団のメンバーであり、彼女たちからある見返りを得ることを引き換えに、クウィンはカルト集団に入ってしまったのだった。彼女たちはクウィンを邪悪な計画の一部に引き入れ、その計画に娘が必要になるとクウィンを操ろうとする。カルト集団の行動が次第に過激さを増していく中で、カルト集団から、そして自分の夫からも、どのような手段を使ってでも娘を守ろうと決意をする。
ハイエナと呼ばれた弁護士・坂木誠人と裁判にカツためには手段を選ばない検事・我妻泰史。二人が真っ向から対決した殺人事件裁判は無罪判決で坂木の勝利に終わった。時の人となり栄光を掴み取った坂木弁護士。一方、エリートキャリア組から脱落し地方へ左遷された我妻検事。『奢れる者久しからず』数年後、経営失敗により破産し、弁護士資格を失った坂木弁護士は借金取りから逃げ回る日々を送っていたが、かつて坂木が弁護した殺人無罪事件の被疑者だった内田光流の甘い誘いにより、マルチ詐欺に参加する。そんな坂木を左遷から戻った我妻は虎視眈々と復讐の機会を狙っていた。
ゴールドバーグはイスラエルのテルアビブに暮らす平凡なコンピュータープログラマー。唯一の友は、雌犬のオードリーだけ。友達のいない彼はいつもオンラインでガールフレンドを探すことに躍起になっていた。そんなある日、公園にいたゴールドバーグに突然、見知らぬ男が声をかけてくる。ずんぐりむっくりした男はアイゼンバーグと名乗るが、ゴールドバーグが迷惑そうな顔をしているのにも構わずに絡んでくる。そして、ゴールドバーグが住むマンションにまで乗り込み、勝手に“住む”とまで言い始める。さらには公園でデートをしている最中にも現れ、相手の女性に失礼な暴言を吐くなど、次第にゴールドバーグはアイゼンバーグによって日常が乱されていく。
雪深い孤島で開かれる謎めいたカップル合宿プログラム。参加した4組の若いカップルは、非日常の中で互いの関係を深められると期待に胸を膨らませていた。考古学者のステイシーは、恋人マイケルとの関係修復の為、このプログラムに参加していた。大切な記念日に仕事を入れて以来、二人の関係はギクシャクしていた。美しくナルシストのケイトは、恋人のニックの独占欲に悩んでいた。知的なオリビアは浮気をした恋人アンディを信頼出来ずにいた。参加者はそれぞれの悩みを抱えたまま、タマルと名乗る姿の見えない主催者の指示のもと、互いの心情を吐露してゆく。そんなさなか、ステイシーとケイトは恋人以外の男性参加者と性行為をする幻覚に襲われ動揺するのだが―。
新人保安官補のロリンズは、露出癖で収監されている囚人ジェリーと2人っきりで退屈な刑務所の夜を過ごしていた。するとそこに、ヘンダーソン郡のアダムス保安官補がやってきた。彼女はここから5時間かかるハンティントンまで殺人罪で捕まえた男ラッセルを護送していたが、ひどい土砂降りで道が冠水してしまい、ロリンズがいる刑務所に避難してきたという。緊急事態ということで滞在を許したロリンズだったが、突然ブレーカーが落ち刑務所内の電源が消失してしまう。その後、停電によって電子錠が解放されたことで牢屋からラッセルが脱獄。アダムスと共に刑務所内を捜索するロリンズは、逃走したラッセルに襲われ逆に拘束されてしまう。
暴力を振るう彼から逃げるため、妊娠中のトレイシーは、勤めていたカフェの店長にお金を借りてモーテルに身を隠していた。そして翌日、妊娠した子どもを養子に出そうと斡旋所へ。職員から、元看護師ジェネビーブと投資家の夫パトリックを紹介され、トレイシーは初対面を果たした。その後、財布を亡くし所持金がなくなり、モーテルのオーナーに脅されていたところをパトリックに救われた彼女は、そのまま彼らの家へと招かれる。そこは豪邸で家政婦が身の回りの世話をする夢のような場所だった。数日が経過したある夜、寝つけないトレイシーは窓を開けようとしたところ、警報ブザーが家中に鳴り響き、夫妻は慌てた様子でトレイシーの部屋へとやって来る。
精神科医として成功し、ラジオでレギュラー番組を持つジェン。ある日、番組に怪しい女から電話が入り、ジェンに毒づく出来事があった。ラジオ終わり、ジェンは出待ちをしているファンと談笑していると、先ほどの女が怒鳴り込んできた。すぐに警官に取り押さえられるが、実はその女はジェンの姉だった…。ジェンの口添えもあり、姉のキャシーは逮捕を免れ精神科病院に入院することに。そして姉の双子の娘クインとオリビアを、ジェンは一時的に預かることにする。幼い時に会って以来の双子は、すっかり美しい少女へ成長していたが、ジェンの豪邸に来るや、クローゼットに引きこもるなど怪しい行動をとり始め、やがてジェンの身にも危険が降りかかってくる。
実業家のジャックと結婚して半年になるレネは、警察の科学捜査官。休日は2人でクライミングを楽しむようなカップルだった。そんなある日、女性の殺害事件が発生。遺体は手足をロープで縛られ、現場には登山用具のカラビナが残されていた。その手口からシリアルキラーの犯行も疑われ、レネは刑事のカイルと協力して捜査に当たることに。2人はかつて恋人同士で、カイルにはレネへの未練があったが、レネは夫との生活を大切にしていた。そんなある夜、ジャックが朝帰り。さらには街中で金髪の女性と親し気に歩いているのを見かけ、レネは夫の浮気を疑い始める。そんな折、警察のデータベースから夫ジャックの名前が偽名であり、過去に犯罪歴があったことを掴む。
キャリアウーマンのアニーは、大事なプレゼンの日に朝寝坊という失態を犯し、慌てて会社へ向かおうとしていた。しかし、車庫の前を居候中の恋人オリバーの車でふさがれ、急遽、彼のその車で会社へ向かった。プレゼンが成功して祝杯を挙げ帰宅する途中、交通違反で警察に止められたアニーは、車の後部座席から血の付いた包丁が発見されたことから、殺人事件の容疑者として取り調べを受けることに。無実を訴えるアニーだったが、車が盗難車だったことや、オリバーという人物が警察のデータ上で存在していないことから、ますます殺人の嫌疑は強まっていく。かろうじて釈放されたアニーはオリバーを探し回るが、探せば探すほど彼の痕跡は消えていってしまう。
ジャネットとティムの愛娘ケイティが行方不明になり5年。未だ見つからぬ娘の身を案じるジャネットと、現実を受け入れ前へと進もうとするティムの間には、いつしか深い溝ができていた。度重なるマスコミの取材攻勢や、頻繁にかかる無言電話にジャネットが辟易していたある夜、17歳に成長したケイティが突然、玄関前に現れた。驚きを隠せず歓喜するジャネットたちだったが、トラウマを抱えたケイティは行方不明中の出来事はおろか、言葉を発することができなかった。そんなある日、普段通りの生活を過ごそうと、ジャネットはケイティをショッピングに誘う。そこで彼女は、見知らぬ男がケイティを監視していることに気づく。
田舎町で若い女性を狙った殺人事件が発生。被害者を窒息させた後、体に“無限”を意味する焼き印を残すことから、その犯人はインフィニティと呼ばれていた。6年ぶりに再び犯行が繰り返され、FBI捜査官のセイヤーズとバートンが町に派遣される。そんな町で画廊を営むアマンダは、まもなく10歳になる息子コディを抱えるシングルマザー。ある日、彼女の前に元夫でコディの父クレイが現れる。写真家のクレイは家庭を顧みなかったため、アマンダと離婚に至るも、急に父親面してコディに会わせろと言い出し、アマンダは対応に困り果てていた。そんな時、アマンダのもとに“俺の女神へ”とメッセージが書かれた1枚の写真が届けられた。それは、インフィニティの犠牲者であろう遺体に押された焼き印の写真で…。
衛生兵として従軍していたマギーは、退役した後に救命士として活動していた。ある夜、スーパーマーケットで強盗事件が発生。銃に撃たれた2名の負傷者の救助を願い出たマギーに対し、強盗犯は1名だけの救助を認める。その直後、警察官と強盗犯の銃撃戦が始まり、人質の男性が死亡してしまった。その事件から10年、目の前で起きた惨劇により、マギーはPTSDを発症して救命士を辞めていた。夫ジェイソンの転職を機に引っ越し少しずつ回復の兆しを見せるマギーは、病んだ生活から脱しようと周囲を説得して救命士への復帰を画策していた。その頃、ジェイソンの新しい職場の上司ビィクトリアが、“あのスーパーマーケット”で二人の男にマギーたちの誘拐と殺害を依頼していた…。
プロポーズをされた夜、不幸な事故で婚約者を亡くしたテイラーは、半年を過ぎた今もそのショックから立ち直れないでいた。そんな彼女を心配する姉カラは、生活のサポートに徹しようとするも、テイラーは自身で立ち直ろうと、住み込みで子守りと家事を担う仕事を申し込んでいた。豪邸に住むケイレブ家での面接日、雇い主の夫ジョンのいない間に初対面の妻アレサンドラから、辛辣な態度と憎悪に満ちた目を向けられ戸惑うテイラー。経験がないことで一方的に不採用を通達されるも、娘のエミリーに懐かれたことで急転直下、採用が決まった。しかしこの一家には、生活をする上で不可解ないくつものルールが存在していた。
キャリーはやり手の女性弁護士で、父が共同代表を務める法律事務所の出世頭。私生活では同僚のスティーヴンと婚約、順風満帆な日々を送っていた。ある日キャリーは、もう一人の共同代表で上院議員選挙への出馬を控えるキャスウェルから、チェスターフィールド石油の爆発事故に関する訴訟を任されることに。そんな彼女のもとに、ある男性とのベッドでの盗撮写真が送りつけられる。直後、地元紙のライター、スコットからキャスウェルが爆発事故に関わっていた疑惑があると知らされるキャリー。始めは無視をしていたものの翌日、自殺と思われるスコットの遺体が発見されたことで、極秘にキャスウェルの調査に乗り出すのだが…。
報道番組「オン・ザ・ストリート」のリポーターを務める記者のスーザンは、双子の妹キャシーが目の前で飛び降り自殺を図る現場に遭遇する。ショックを引きずるスーザンに追い打ちをかけるように、テレビ局は番組を打ち切り、人気の心理士ドクター・ミッチの番組との差し替えを決めていた。そんなミッチのカウンセリングをキャシーが受けていたと知ったスーザンは、すぐさま本人と面会。何度か会ううちに、患者一人ひとりに向き合うミッチに好感を抱き始める。そんな中、またしても若い女性の飛び降り自殺があったとの情報を入手したスーザンは、事件性を疑い独自に調査を開始。後日、ミッチのオフィスで出会った男性患者ケリーが、キャシーと知り合いだったことを突き止める。
作家を目指すオリビアは、自堕落な生活を続けた結果、バイトをクビになり、彼氏には浮気され、自分はセフレだったと判明。更には家賃滞納を理由に、アパートを追い出されてしまう。これだけのことが1日のなかで立て続けに起き、オリビアはSNSで救いの手を求めた。“新しい仕事を探してる”と投稿すると、キャシディと名乗る女性から“15万ドルを稼げる秘密の仕事がある”と持ちかけられる。その仕事とは、誰もが知る有名セレブ女優エヴァの代理母出産だった。不妊に悩むエヴェの豪邸に向かったオリビアは、エヴァとヘイデン夫妻と秘密保持契約を締結し、出産まで同居することになるのだが…。
娘のジョジーを心配するあまり、小言が多くなった母のキャサリン。今夜も夕食の時間に出かけようとする娘に、ダメ出しを言い続けてしまっていた。私生活のすべてを母に束縛されていると感じたジョジーは、引き留めるキャサリンを振り払い、夜の街へと出て行ってしまう。なかなか戻らない娘を心配したキャサリンはジョジーに電話するが、悲鳴と共に通話は突然切れてしまう。娘の身を案じたキャサリンは、ジョジーが一緒に出かけると言っていた友人アマンダの家へと向かった。アマンダとジョジーの行方を探すものの、手がかりは一向に掴めず、最終手段として訪れたのは、ジョジーの父親、離婚した元夫ステファンの家だった。
歯科医のアンは、会社経営者の夫デールと娘の3人家族。ある日の午後、娘の学校へ迎えに行くはずのデールが姿を現わさず、何者かに拉致されたことを刑事のマシューから知らされたアン。絶句する彼女に追い打ちをかけるかのように、「データを渡せ、カネを返せ」と、犯人からの脅迫動画が携帯電話へ送り付けられる。しかしアンも共同経営者メルも、その意味を理解できずにいた。するとその後、警察の捜査によって、デールに資金洗浄の疑惑が持ち上がる。失意のどん底に突き落とされたアンに対し、優しく寄り添うマシュー刑事。それとは裏腹に、麻薬捜査局の女捜査官プルマンに、アンは執拗に疑われ始めることになる。
アメリカ南部のアラバマ州にある町。人種差別が激しい南部でも特に過激な場所で、黒人のための公民権運動集会と、それを弾圧する白人至上主義集団KKKが激しい火花を散らしていた。両者によるいがみ合いが活発化する中、来期の選挙に立つため、こうした情勢に憂慮するシェリフと、平等派で山に住むブレックは、なんとか暴動に発展しないよう奮闘するが、KKKによる黒人惨殺は激化し、その復讐を誓う黒人たちの怒りは頂点に達しつつあった…。
1992年夏。ミーナは恋人リースに誘われ、ある屋敷に侵入。そこに家人が現れ、リースを撃ったことから、ミーナはそばにあった角材で家人を殴り、殺してしまう。その罪をリースがかばってくれたことから、ミーナは逃亡を果たす。22年後、ミーナは過去を隠しながら福祉士として、保安官の夫ベンと思春期の娘ヘイリーの三人で、幸せに暮らしていた。一方、ミーナと家族を持つという妄想に取り憑かれていたリースは仮釈放され、22年前に事件が起きた家に侵入。不法占拠すると、自分の妄想を現実にしようと計画していく。そうとは知らないミーナはリースの呼び出しに気軽に応じ、貸しがあるからと脅されていく。
平凡なサラリーマンのハリーは、ある晩、路地裏で美しいヴァンパイアが人間を襲う現場に遭遇したことで、自身の命も狙われ始めてしまう。警察に証言するも信じてもらえず、自らの手で捕まえようと決意した彼は、ヴァンパイア・ハンターの協力のもと、廃工場へ向かった。そこで、女ヴァンパイアの捕獲に成功するハリーだったが、彼女の美しさに心を奪われ、とどめを刺すことができず、自宅の地下室に巨大な檻を作って監禁してしまう。
人気ダンス番組「ダンスナイト」の振付師兼主役ダンサーを務めるケイト。彼女は、1年前に双子の姉が何者かに殺された事件に進展がなく、つらい日々を過ごしていた。そんな時、再び悲劇が起きてしまう。もう一人の主役ダンサーのテレサが、ごみ収集箱の中で遺体となって発見された。テレサの葬儀には多くのマスコミが押しかけ、主役の座を争うダンサーたちや、プロデューサーにもカメラが向けられ、番組はさらに注目を浴びることに。その後、警備が強化されたにも関わらず、ケイトの周囲で再び様々な異変が続出。命の危険に晒される事故も発生し、愛する恋人ミゲルまで疑うようになったケイトは、肉体的にも精神的にも追い詰められていく。
同僚の刑事ダグラスと結婚したソフィーは、義理の娘クロエの誕生日パーティーの準備をしていた。しかし、ソフィーにもたらされたのは、誕生日ケーキを買いに行ったはずのダグラスの訃報だった。3ヵ月後、悲しみに打ちひしがれるソフィーは、遺されたクロエと共に強く生きようと決心。現場復帰の任務として、ネット決済会社の潜入捜査を引き受ける。その会社のCEOベンは、企業評価維持のためと捜査に協力的な姿勢をみせるものの、秘書のメーガンは突然現れたソフィーに対して戸惑いを見せていた。ソフィーは営業部門トップのコーリーと、IT部門のトップのライアンに狙いを定め、捜査を開始するのだが…。
カリフォルニア沿岸にあるサンフアン原子力発電所が、謎のテロリスト集団に襲撃された。状況を重く見たアメリカ政府は即座に警戒レベルを最大に引き上げ、事態の収拾に動き出していた。FBIの特別捜査官シーアは、テロリストたちの情報収集を図るが、次々と出てくる不自然な証拠に、何らかの意図を感じ取っていた。一方、原発に取り残された警察官ゾーイから内部の状況を知らされたシーアは、原発への早急な突入を主張する政府上層部や軍のホッグス大佐をなんとか抑えるが、時間が経つにつれ、南カリフォルニアの治安は悪化の一途を辿っていた。そんな中、テロリストの首謀者からの映像が放送され、事態は一層緊迫した状況に陥る。
アメリカ・オザーク高原にバカンスに来たリック一家。湖の周りでは、花火大会を楽しもうと、大勢の人で賑わっていた。家族だけのバカンスに消極的だった娘のモリーも、恋人で兄ハリソンの友人でもあるカーティスのサプライズ参加に喜びを隠せないでいた。家族がそれぞれ自然を楽しもうとした矢先、川に入った祖母が突然現れたサメに襲われてしまう。急いでハリソンとカーティスに助けを求めるモリーだったが、戻った現場には、祖母の帽子が水辺に残されていただけだった。前代未聞の事態にパニックになりながらも両親の安否を気遣う3人だったが、湖でカヌーを楽しむ父リックと母ダイアンにも不穏な影が近づいていた。
ベンとカラ夫婦は養子のライリーを迎え暮らしていたが、実母に虐待された過去をもつライリーは、よき母親になろうとするカラに懐かず心を開かなかった。ある日ライリーの子守り、ケルシーが火事騒動を起こして辞めることになり、新たにアリッサを雇い入れた。彼女はライリーの心を掴み、すぐに友達のような仲になっていった。久々に見たライリーの笑顔に、カラは安堵しながらも一抹の寂しさを覚え、さらに疑心暗鬼になったのが、ライリーの実母から届く手紙だった。その内容は、過ちを反省してライリーへの面会を願うというもので…。
夫婦の記念日にも関わらず、夫チャーリーの帰宅が遅いことから、メアリーは隣人夫婦の夫トレバーと自宅で飲んでいた。酔っていい雰囲気になりキスを交わしてしまうが、すぐ我に返るメアリー。拒絶されたトレバーは、不在がちのチャーリーの浮気を疑わせる言葉を残し、不満げに帰って行った。その日の深夜、仕事から帰宅したチャーリーは、2人の記念日を忘れていたとメアリーに謝罪するが、その時、彼の背中についていた傷から、メアリーは浮気を疑い始める。数後日、メアリーのもとにチャーリーからの無言電話がかかってきた。不審に思い彼の仕事場を訪れると、背中をナイフで刺されたチャーリーが横たわっていて…。
駆け出しモデルのアマンダは、他の仕事をかけ持ちしながら看護学校にも通うシングルマザー。一人娘ゾーイの親権を弁護士の元夫ニックと争っていた。ある夜、大手事務所のディレクターが面接をしてくれるということから、急遽ベビーシッターにゾーイを預け、アマンダは車で面接場所へ出かけた。しかし、人気のない室内で待っていたのは不気味な一人の男だった。アマンダは不審に思い逃げ出そうとするが、捕まり記憶を失ってしまう。翌朝、覆面をつけたもう一人の男が現れる。その男たちは、とある計画のためにアマンダを誘拐したショーンとタイラー兄弟だった。そんな二人がアマンダを誘拐し車に乗せている現場を、母の車に忍び込んでいたゾーイは目撃していた。
遺品処分セールで高級ウェディングドレスを入手し、ご満悦のジェニファー。すると、ドレスの隠しポケットに付着していた血痕を発見、事件の匂いを感じた彼女の好奇心が疼き出す。いつもの悪癖に呆れる周囲をよそに、ジェニファーは独自の推理力でドレスの持ち主を探し始め、35年前に起きた花婿失踪事件の新婦ヘレンのものだったことを突き止める。今では地元の名士として暮らすヘレンを訪ね、ドレスの返却を申し出るジェニファー。失踪事件によって誹謗中傷を受けてきたヘレンを見て、事件の真相を解明すべく動き出したジェニファーは、もう一人の事件関係者、新郎付添人だったテッドを訪ねる。
不動産仲介人の友人エイドリアンから、売り出し中の担当物件の内覧会に誘われたジェニファーたち。盛況な内覧会の様子に手応えを感じるエイドリアンだったが、内覧会終了後にその物件が呪われている館だとする記事が出回る。心無い中傷によって買い手が付かない状況に憤慨したエイドリアンは、その疑いを払拭するため、噂の元となった“死の部屋”での宿泊をライブ中継することに踏み切る。その様子を見守っていたジェニファーだったが、翌朝エイドリアンがベッドの上で亡くなっている状態で発見される。関係者の誰もがエイドリアンの死を自然死として受け入れる中、ジェニファーだけはその死に納得できない引っかかりを感じていた。
ハリウッドの大手スタジオの辣腕プロデューサー、グリフィン・ミル(ティム・ロビンス)は多忙な日々を送っていた。連日、朝から売り込みの電話は125本。持ち込まれる5万もの企画の中から、彼が選ぶのは年間たったの12本。その厳しい選択から、恨みを買いかねない仕事のさばき方をしていた。そんなある日、差出人不明の脅迫文を受け取ったグリフィン。その日を境にエスカレートしていく脅迫に耐え兼ねた彼は、半年前に脚本を却下した無名ライターのデビッドを疑い、本人に会いに行く。しかし口論の末、グリフィンは激高したデビットを誤殺してしまう。だが翌日も彼のもとには、「まだ生きてるぜ!」という脅迫文が届くのだった。
夫が殉職し、休職中の刑事ヴィクトリア。ある日、大学生の娘メイシーと友人アンジーと連絡が取れなくなり、彼女たちが通う学校へと向かった。そこで初めて二人が除籍処分となっていた事実を知らされる。寮に残されたメイシーの資料から、彼女たちがドレイク教授が研究する大学のビッグプロジェクトに関わっていたこと、そしてその研究を反対する活動をしていたことを突き止める。行方不明となった娘たちを探すために刑事に復帰したヴィクトリアは、不自然なほど厳重な警備が敷かれているドレイク教授の研究所を怪しんでいた。そして本格的に大学内の捜査を始めたヴィクトリアに、メイシーが乗っていた車が郊外で発見されたとの一報が届くのだが…。
酒乱の父によって、母が命を落とす現場を目撃してしまった幼児のヤスミン。25年後、検察官になった彼女は、知事の息子ティモシー・ロックによる妻殺しの事件を担当していた。ティモシーの容疑は明らかだったが、両親の事件と重なったヤスミンはショックから卒倒し、裁判は審理無効に。しかも父の事件を暴かれた彼女は、ティモシーを有罪にしたいがための検察側の不正だと決めつけられれしまう。騒ぎから身を隠すため、上司の命令でヤスミンは娘を連れ、姉ローラが暮らす故郷へ。隣人で精神科医のピーターの優しさもあり、ヤスミンは少しずつ落ち着きを取り戻していった。しかしそこへ接近禁止命令が出ている父が突然現れて…。
上司からのセクハラと恋人との婚約解消で、仕事も愛も失ったアネット。そんな彼女に親友モリーは、トランクルームの競売を利用した儲け話を持ちかける。競り落としたトランクルームの中には大量のウェディングドレスなどが保管されていた。一方、窃盗の罪で服役していたデイトンは、自身が借りていたトランクルームが賃料滞納の末、競売にかけられてしまったことを知る。受付係のジニーから強引にアネットたちの情報を引き出したデイトンは、泣き叫ぶジニーを微笑みながら殺害してしまう。競売品の宝石が高値で売れ喜ぶアネットたちは、追加の品物を取りにトランクルームを訪れる。そんな2人を車の中から見つめるデイトンの姿があった。
カルメンとメイソン夫妻は離婚調停中ながらも、二人でシティビューニュースの人気アンカーを務めている。そんな華々しい活躍をする姉カルメンを、アシスタントとしてサポートする妹ヘザーには、密かに自身もスポットライトを浴びたいという願望があった。空きスタジオでキャスターの真似事をする姿を義兄メイソンに目撃され、アンカーとしての心得を伝授されたりと、変わりのない日常だったにも関わらず、姉夫婦の離婚報道は加熱の一途を辿るばかりだった。そんな中、いつものように姉を迎えに家へ入ったヘザーが見たのは、プールに死体となって浮かぶ姉の変わり果てた姿だった。
倉庫の競売で、お目当ての“お宝”を入手できたアンティーク・ショップのオーナー、ジェニファーはご満悦。ところが競売の翌日、貸倉庫のオーナー、マーティンが行方不明になっているとの情報が飛び込んでくる。4日前にマーティンと見知らぬ男の口論を目撃していたジェニファーは、現場検証中のリンウッド刑事にその情報を提供。さらに犯行現場の状況から彼が殺害され、遺体が隠されていた場所まで言い当ててしまう。またもや事件にのめり込み心配する夫をよそに、マーティンの妻を訪ねたジェニファー。しかし、生前にマーティンと交わした会話とは食い違う妻の話に、激しい違和感を覚える。
幼い頃に父を何者かに殺されたベイリー。それから9年が経過し大学生になった彼女は、休みに入り実家に戻ると早々に母から、ヒューゴと名乗る恋人を紹介される。健康生活コンサルタントの彼に夢中の母は、その影響で朝はスムージーを飲む健康オタクに。しかも父の形見でもあるパソコンを使われていたことで、ベイリーはショックを受け、彼に不信感を抱くようになっていた。そんなある日、ベイリーは怪しい男に車で追いかけられ、その一件を母に話すも、ヒューゴに遮られてしまう。結局、母はヒューゴと結婚し、ますますベイリーの言葉に耳を貸さなくなってしまった。その夜、家の中でスマホがなくなったベイリーは、ウェブカメラで盗撮されていたことに気づく。