ニュージャージー州カムデンの治安が悪い街で父親と暮らすトーリは、女性同士のストリートファイトで売り出し中。大金を稼ぐために“庭”と呼ばれる地下格闘技での戦いを望み、実力トップの格闘家のジャブスのジムに入門を志願するが、新参者向きではないと断られてしまう。それから6週間後、トーリが川沿いの茂みで死体となって発見された。別の街で母親と暮らしていたトーリの姉ウィンザーは、妹の恋人デュークや友人たちを訪ね、無駄だと止められながらも、自らトーリを殺した犯人を捜そうと街中へ。地元のワルたちにリンチに遭いかけたところをジャブスに助けられる。犯人の捜索を諦めないウィンザーは、ジャブスから最低限の戦う術を教えてもらうことにするが…。
世界一危険な就職試験。合格者は死ぬまで年俸1億円の報酬。とある有力企業の最終就職試験に残った8人の男女。試験のルールは3つ、試験監督は時計を作動させ、部屋を去る。しかし、受験者たちが問題に取り掛かろうと用紙を裏返すと・・・試験用紙は【白紙】果たして、正しい質問と答えを見つけ出し、合格すると死ぬまでの生活が保障されるほどの好条件の仕事を手にするのは誰なのか!?
強欲な親戚に土地を奪われ、住居を失った新婚のアナとベンは、土地を取り戻す資金を稼ぐ為、観光地へと移り住む。ベンの友人マンドの紹介で、廃墟となったホテルで集団生活をすることになった二人。“ホテル・カリフォルニア”と呼ばれるその場所には、アナ達のように訳ありの人々が数多く暮らしていた。早々にウェイターの仕事を見つけたベンだったが、ホテルの共用エリアで開催されるギャンブルに身を投じ、多額の借金を抱えてしまう。一方アナは、その美しさから地元の権力者サージに気に入られ、クラブのウェイトレスの仕事を紹介される。全てが順調だと思っていた矢先、アナは仕事場で、自分のセックスビデオが配信されていることを知り、、。
キルは、幼い時に鉄道で自殺しようとした母の手から逃げた後、暗黒街のキラーとして育てられる。マルボーロタバコ、コーラ、カップ麺、冷蔵庫の中の現金、ぎらぎらした刃のナイフ一本、オートバイ、猿のチチとの交流が生活のすべてであるキル(チョン・ウソン)は、自分に与えられたキラーの任務を黙黙と代行する非社会的人物。干からびた大地に降る小雨のように、彼を刺激するのは酒場のホステスで歌手志望のスハ(シム・ウナ)だけだ。キルは、遅い夜に燈台のように明るくなる彼女のアパートを見て小さな幸福を感じる。ある日、道に倒れているスハを見つけたキルは、彼女を家まで送り、スハに対する感情が愛に変わる。だが、愛という感情はキラーには致命的な弱点。
地震学者のワトソン博士は研究に打ち込むあまり家族からの信頼を失い、妻のグウェンからは離婚を求められていた。今日も家族でバカンスに行く予定を仕事でキャンセルしたワトソンを、グウェンは責めることなく3人の娘たちと出発してしまう。研究を見下す同僚から邪魔をされながらも地震の測定結果を分析していたワトソンは、数値に異常を発見。その直後、大きな揺れが研究室を襲う。地震の影響によって各地で地滑りや地割れのニュースが伝えられるなか、ワトソンは研究出資者のコリンズに人類史上最大の地震が起こることを報告。本震の到達予測時刻まであと5時間。コリンズから避難シェルターの使用を許可されたワトソンは、家族を救うため車を走らすが…。
28歳のジャレッドは映像作家を目指し作品を作っていたが、なかなか芽が出ない。孤独な彼は恋人がほしくてジムに通い、体づくりもしていたが、誰からも相手にされず鬱々とした日々を過ごしていた。そんな中、1人のセクシーな女性のオンラインチャットにハマっていく。ある日、自身が暮らすアパートの洗濯室で女性を見かけるが、その人はジャレッドがいつも見ているチャットの女性と同一人物だということに気づく。彼女に近づきたいジャレッドは、洗濯室で彼女を待ちながらチャンスを作り、何とか声をかけることに成功。数日後には部屋に誘うことができ、彼女が売れない役者であることを知る。食事をしてさらに近しくなったジャレットは、彼女に思いを募らせていくが、ある夜、彼女に恋人がいることを知る。
モニカは代理母リリーのおかげで夫ブラッドとの間に娘オリビアをもうけ、幸せの絶頂だった。妹のジェンがお祝いにやって来るが、モニカにはブラッドの顔が曇っているように見えた。それもそのはず、ジェンは離婚した夫と娘の親権で争っており、弁護士であるモニカが担当していたが、ジェンはキレやすくトラブルメーカーだった。モニカが子どもを産めない体になったのも、10年前にジェンが起こしたあることが原因だった。だがモニカはそんなことも水に流し、ジェンにオリビアの子守りを頼んでいた。しかし、問題ばかり起こすジェンに呆れたモニカは、ちょうど仕事を探していたリリーに子守りを頼むことに。しかしその頃、モニカたちの様子を影から監視する何者かの存在がいた…。
1991年、負傷した女性が森の近くで保護される。女性の証言から、10年以上殺人を続けていた連続殺人犯の手口に酷似していることが明らかになり、既に1988年に捕まっていた犯人は誤認逮捕だったことが判明する。新たな容疑者であるアンドレイ・ワリタを追い詰めた捜査責任者のイッサは、尋問をする中でワリタがそれまでの連続殺人を犯した真犯人だと確信していくが、彼の口から驚愕の真実を聞かされることになる…
故郷カリフォルニア・サンタルシアを捨て、ロサンゼルスで記者として働いていたスローン。しかし彼女は仕事をクビになり暇を持て余していた。そんな時、故郷の旧友マルコスから、実家のブドウ農園で働く移民作業員たちが、何者かに嫌がらせを受けて大勢が辞めてしまったことを告げられ、しぶしぶ現地へ戻ってきたスローン。農園主アーサーは、スローンの亡き母の再婚相手で、娘と義父の仲は今もしっくりきていなかった。折しも町では外国人排斥の論議が沸騰しており、建設中の作業員寮が何者かに放火されて全焼。また従業員のドゥルセが欠勤したまま行方不明となり、スローンへの嫌がらせも始まる。そんな中、スローンは謎の青年レイェスと親しくなっていくが、彼の正体は先祖代々、町を仕切ってきたピクーニャ家の一員だった。
高額な報酬と引き換えに犯罪者の逃走を請負うドライバーのレイ。彼の中には仕事を請負う上でいくつもの掟があり、それを頑なに守ることで生き延びてきた。今夜の客は伝説の大泥棒ビリー・レッド。彼の”仕事”が終わるのを車で待っていたレイだったが、ビリーが逃げる途中で心臓発作を起こしてしまう。慌てたレイは、ビリーを助けて車に乗せると、彼を病院に運ぼうとする。しかしビリーは、病院に行くことを拒み、ブツが入ったカバンを自宅に届けるようレイに懇願。彼を見捨てることができないレイは、パートナーのマックスに闇医者の手配を頼むと、ビリーの自宅へと向かい、彼の娘マヤにカバンを渡すのだが…。
著名なジャーナリストの父親ジャン・ファレルの勲章の授与式に出席するために、米国のスタンフォード大学に行っている青年アレクサンドル・ファレルがパリに一時帰国した。空港には迎えのタクシーが父の計らいで用意されていたが、父は自分の明日の授与式や仕事のことで忙しく電話にも出ない。父の家で彼を暖かく迎えてくれたのは家政婦だけだった。母のクレール・ファレルはフェミニストを支援するジャーナリストで、ラジオの討論番組に出たり、本の執筆もする有名人だ。クレールは夫と別居、新しい恋人のアダムの家に引っ越したので、アレクサンドルは母の住まいの夕食に呼ばれてそこでアダムの娘ミラを紹介される。ミラはNYの大学に行くのだという。アレクサンドルが学生時代の友達との集まりに行くので、出掛けるのでミラも同行する。翌朝、アレクサンドルは突然警察の家宅捜索をうけ、告訴された。ミラがアレクサンドルにレイプされたと告訴したのだ。警察の取り調べに対してレイプではない、同意があったと答えるアレクサンドル。ミラの供述とは大きく違う。突然の息子のレイプ犯容疑でショックを受ける両親。二人の供述は平行線のまま裁判に。誰が正しいのか、何が正しいのか、真実は一つなのだろうか。アレクサンドル、ミラ、彼らの両親の弁論、誰もが今までの良識を覆されるような裁判を受けとめることになるのだった。
妊娠中の妻と貧しいながら幸せに暮らしていた郵便屋のリンゴ―は、配達中に車同士の衝突事故に出くわす。事故を起こした車を運転していたのは、息をのむほど美しい女性。事故相手から絡まれた彼女を、リンゴーは思わず助けるのだが、二人は一瞬見つめ合うだけで、言葉も交わさず、それきりになる。その後、リンゴ―が偶然に彼女の家に郵便物を配達したことで二人は再会、リンゴ―はサマラと名乗るその女性が、有力な新興団体の若き教祖の愛人であることを知る。ギャンブル好きの母親を助けるため、愛人になったというサマラの寂し気な様子に次第に惹かれてゆくリンゴ―。一方、権力という鎖で繋がれ、長い間教祖の愛人として囲われていたサマラも、ピュアで親切なリンゴ―に惹かれてゆく。そんな中、サマラの家に出入りするリンゴ―の存在に気が付いた教祖は、浮気を疑い怒りのあまりにサマラを滅多打ちにする。心も体も傷ついたサマラを優しく介抱するリンゴ―、、やがて二人は激しく求め合い、結ばれるのだが、、。決して許されない愛で結ばれた二人の元に、教団の魔の手が忍び寄り、、物語は思わぬ結末へ疾走する。立場を超えた<禁断の愛と官能>を描いたサスペンスドラマ。
顔の傷が原因で、子供時代から執拗ないじめの被害者であったカノ。トラウマと言い知れない不平等に苦しむ彼女は、深く傷ついた感情を常に引きずっていた。運命が織り成す様々なシナリオの中で、次々と展開する出来事に導かれ、カノは自身の秘められた可能性を見出す。そして、貧しさにあえぐ村の生活から抜け出し、より明るい未来を目指す決意をする。しかしながら、母親が壊滅的な出来事に巻き込まれたことで、カノは過酷な道を行くことを強いられる。その結果、彼女の人生の軌道は永遠に変わってしまうことになる。
遥か昔、ルシファー率いる天使たちは神に反旗を翻した。反乱を起こした天使は天国から追放され堕天使となって地上を彷徨い、神に愛された人間たちを殺そうと画策する。神は善良な天使を地上に派遣、堕天使の計画を阻止する戦いは今も続いている。一方、ロンドンにある有名音楽学校に合格したナオミは、家族と喜びをかみしめていた。しかしロンドンに向かう道中で交通事故に遭い、両親は帰らぬ人となってしまう。家族を失った悲しみから抜け出せず音楽学校へも登校できずにいたナオミだったが、彼女を心配する叔母エスタの説得で登校を始める。音楽に触れることで表面上は笑顔を取り戻していくナオミに、ラファエルという男子生徒が話しかけてくるのだが…。
父を亡くしたソニア、エステル、レアの3姉妹は、遺産相続の為、田舎の生家で共同生活を送ることに。医学部を休学した長女ソニアは、妹達の親代わりとして生活を支えていた。そんなある晩、ソニアは、玄関先に重症の男が倒れているのを発見する。周囲に反乱者が逃亡しているという軍部からの情報もある中、男を見捨てることが出来ない3姉妹は、容態が安定するまで彼を自宅に匿うことに。フェリペと名乗るその男は、次第に回復し3姉妹の生活に溶け込んでゆく。刺激のない田舎暮らしに退屈していた次女のエステルは、悪戯にフェリペを誘惑、2人はソニアとレアに隠れて肉体関係になる。次第にフェリペを心から愛するようになるエステルだったが、そんな想いに反して、フェリペは姉妹の中で最も純粋で物静かな3女のレアに惹かれ始める。優しくて頼もしいフェリペの想いにレアも応え二人は恋人関係に。エステルは強い嫉妬と苛立ちから、フェリペを匿っていることを軍に密告するが、事態は思わぬ方向に転がってゆくー。
シングルマザーのオードリーは、娘シャイアンを育てるため必死に働いていたが、困窮に陥り家からの立ち退きを求められていた。そんな時、オードリーに亡くなった祖父からの遺産を相続する権利が与えられる。貧困から抜け出せることを期待し安堵するも、実は彼女の知らないところで、祖父が保有していたという水利権を奪う企みが進行していた。遺言書の開示まで1週間と聞いたオードリーは、シャイアンと共に祖父が住んでいた家を訪れる。しかし庭の片隅に積まれた木材の影に潜む男の姿に気づくのだった。急いで逃げようとするオードリー親子に銃を突きつけた男たちは、水利権を移譲する書類にサインをするよう脅す。
監禁映像に秘められた謎・・・フリーターの木村は、ネット・カフェで求人サイトを見ているが、無作為に検索していると「ファントムTV リラの城」という動画配信サイトに行きつく。そこにはマスク男が暗闇の中のダンボール箱を開け、中からビニールに包まれた美女リラ(板垣あずさ)を引きずり出し、ガラス張りの部屋へ運ぶ姿が映るのだが、そこで映像は終わってしまう。翌日もネット・カフェに行くが、「天国への…噂を聞いて来たのかい?」と男性に声をかけられる。意味が分からないまま入店した木村は、隣の部屋から声が漏れる中、眠りにつくのだった。しかし、隣からのうめき声で目が覚めた木村は部屋に行ってみるが、そこには誰もいなかった。モニター越しの「ファントムTV」の文字と、先ほど会った男性の帽子だけが残っていたのだ。次の瞬間、モニターにはハサミを持った男が目隠しされたリラの胸にハサミを突きつける映像が流れ始めるのだった…。これから何が始まるのか?次第に木村はその映像から目が離せなくなっていく…。
じゃあ、問題出すね・・・。女性(ミカ:琴乃)の私生活を覗き見ることができ、クイズに正解すると、実際にミカに会うことができる動画配信サイト「ファントムTV ミカの家」。神出鬼没なサイトで、「会いに行った男は 戻ってこれない」と噂されるほど都市伝説化していた。悠一もそのサイトを探している一人だったが、運良く辿りつくことができ、クイズに正解したため、ミカの家への招待状が届くのだった。家を訪れた悠一は、薄暗い中、カーテン越しにマスクをした男たちが下着姿のミカを覗く異様な光景を目にする。ミカに会える最後の1人になるまでクイズが出題される中、悠一もマスクを被り、残り3人に。しかし、マスクを脱いだ悠一の前には、友人の孝吏の姿があった。最終問題は、解答する際にカーテンの向こう側に行き、拳銃を頭に向けて引き金を引くのだが、先に答えた孝吏は部屋に戻ってこなかった。悠一の動揺をよそにゲームは進行するが、カーテンの向こう側には何があるのか?そして、このゲームを仕掛けた目的とは?
盲目の天才鍼師ギョンスは、病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いている。しかし、ある夜、王の子の死を“目撃”し、恐ろしくも悍ましい真実に直面する。見えない男は、常闇に何を見たのか?追われる身となったギョンスは、制御不能な狂気が迫る中、昼夜に隠された謎を暴くために闇夜を駆ける―絶望までのタイムリミットは、朝日が昇るまで。
とある離島にやってきた、売れない映画俳優のチュー。彼は妻の行方を捜すため、妻と出会ったこの島を訪れた。荒波が押し寄せる島の堤防。カブトガニの面を装着した漁師の集団が怪しげな儀式をしている。漁師たちの守護仏であった町の仏像の頭が消えてしまい、町民たちが捜しているのだ。頭が消えたことで海に出た者は戻ってこなくなってしまい、以来、漁師たちは漁に出ていない。夕暮れ時。宿屋の女主人がチューに声をかける。部屋に落ち着いたチューは、旅の疲れを休めるように目を瞑る。女主人は身の上話を始める。かつて宿を切り盛りしていたのは双子の妹だったが、彼女は8月5日に出て行ってしまったきり戻ってこない。島のダンスホール。妖艶なネオンが輝き、町民たちで店内は賑わっている。タバコをふかす店の女将を遠くから見つめるチュー。停電で客が帰って行き、二人きりになるマネージャーとチュー。女将は5年前、漁に出たきり戻ってこない夫の帰りを待ち続けていた。去の記憶。無機質な部屋に、チューと妻がいる。チューは妻の浮気を疑っている。妻は本業の俳優業に向き合わず写真にのめり込むチューに苛立ちを隠せない。「大人になって現実を見てよ」しかしチューは自分を裏切った妻の言うことに聞く耳を持たない。やがて妻は別れを切り出す…夢と現、過去と現在を彷徨する迷宮に迷い込んだチューの辿り着く先はどこなのか…
ノアは警察の尋問を受けていた。容疑はゴルフ界のスター選手ギリスの殺人。なぜ平凡な大学生の自分がこんな状況に陥っているのか自問するノア。それは数日前に届いたエミュレーション社からの招待状から始まる。その社に出向いたノアは、そこでカイガーと名乗る男から今回の体験プログラムについての説明を受けた。映画を体験ができるというカイガーの説明を訝しく思いながらも了承したノアは、”映画体験”の筋書き通りの行動を始める。ノアは一軒家に忍び込み、そこで裏切り者のCIA諜報員ギリスを始末するという設定のはずだった。しかし、すでにギリスは殺されていた。慌てたノアはエミュレーション社に連絡するのだが…。
ビニールハウスに暮らすムンジョンの夢は、少年院にいる息子と再び一緒に暮らすこと。引っ越し資金を稼ぐために盲目の老人テガンと、その妻で重い認知症を患うファオクの訪問介護士として働いている。そんなある日、風呂場で突然暴れ出したファオクが、ムンジョンとの揉み合いの最中に床に後頭部を打ちつけ、そのまま息絶えてしまう。ムンジョンは息子との未来を守るため、認知症の自分の母親を連れて来て、ファオクの身代わりに据える。絶望の中で咄嗟に下したこの決断は、さらなる取り返しのつかない悲劇を招き寄せるのだった――。
大手製薬会社オービック社との訴訟を担当する弁護士ソフィーは窮地に追い込まれていた。召喚した証人は証言を翻し、証拠を持っていると断言していたアレンは面談時間に現れず、連絡がつかない状態だったからだ。証人たちの心変わりにオービック社の裏工作を感じながらも、打つ手なしの状況に追い込まれてしまったソフィー。思わず弱音を吐く彼女に、亡き父の親友で共同経営者のブルースは飲みながらの作戦会議を提案する。だが、ブルースから奇妙な電話がかかったきり、彼は約束の場所に現れなかった。心配になったソフィーは警察へ。手掛かりもなく警察署を出たタイミングで、ブルースから再び電話がかかる。それは彼女を振り回す悪夢のような1日の始まりだった。
黒人警官のテリーによる、ヒスパニック系男性の射殺事件がマスコミによってスクープされた。保釈されたテリーは正当防衛を主張するが、事件をスクープした記者スーザンの追求が収まることはない。元々、弁護士を目指していたテリーだったが、地元警官のシルバ巡査に触発され警官への道に進むことに。差別と偏見に苦しみ続けた両親を救った警官の話にも励まされつつ、テリーは己の正義に揺るぎない誇りを持つ男でもあった。間もなくして裁判が始まった。しかし形勢は圧倒的に不利で、有罪判決が言い渡される。その瞬間、テリーは思い余って保安官の拳銃を奪い、判事や陪審員などを人質にして裁判のやり直しを要求。さらに傍聴席にいたスーザンに、真実を突き止めるよう依頼するのだが…。
世界は崩壊した。その中で数少ない生存者の1人となったダニエルは、在りし日の妻と幼い娘のことを思い返しつつ、決死のサバイバルを繰り広げていた。あの時、水道水から井戸水、地下水、雨水などがことごとく汚染され、飲料水以外を飲むことができなくなり、人間たちは次々と滅びていった。孤独な彷徨を続けるダニエルは、森の中で動物捕獲用の罠にかかり負傷したところを、天涯孤独の少女サムに助けられる。2人はそのまま共に暮らすようになり、数ヵ月が経過した。初潮を迎えたサムは、森の中でジェシーという若者と出会うが、ダニエルは彼に不信感を抱いていた。間もなくして、ジェシーは世界崩壊に伴い流行したカルト宗教の信者であることがわかるのだが…。
ホリーは母親と姉のエリザベスと、フロリダ郊外の一軒家に住んでいた。しかし母親は家族の生活費を稼ぐため、ほとんど家に帰ってくることがなかった。ある日、ホリーが1人で留守番中に粘土遊びをしていると、目の前にポタポタと血のような赤い水滴が落ちてくる。思わず水滴を指で触れたホリーだったが、一瞬目を離した隙に水滴は消えてなくなっていた。その夜、エリザベスと友人たちが家でパーティを開きバカ騒ぎを始める。そんな騒ぎをよそに1人で寝ていたホリーだったが、やがて悪夢にうなされ誰かからの“起きて”という声で目を覚ます。誰もいないことを確認して再び眠りについたホリーだったが、目の前に少女の霊が現れるのだった。
天才エンジニアのカーソンには、6年前まで愛し合っていた彼女シャーロットがいた。しかし日常的に盗みを働くシャーロットに耐えきれなくなり、破局を迎えていた。そんなある日、カーソンはあらゆるコンピューターに侵入できる新ソフトウエアの入ったUSBメモリをシャーロットに盗まれ、売却されてしまう。そのソフトは政府の研究を行う“IRIS”が、電信送金偽造の違法取引を調べるために開発したものだった。カーソンは、売却相手が出席するパーティーにシャーロットと同行。彼女にUSBを盗むよう指示するが、その行動を不審に思われたシャーロットが危機に陥ってしまう。騒ぎに乗じて相手のスマホを盗み出して手がかりを得るも、USBメモリはすでに危険な組織の手に渡っていて…。
“ブロディ嵐研究所”を運営するビル・ブロディと妻のクインの間には男の子がいた。彼の名前はウィリアム。ウィリアムは、嵐の研究に没頭する両親に育てられ、いつしか自身も嵐に強い興味を抱くようになる。ビルが嵐を追っている最中に事故死し、クインは研究所を畳むことに。それまで大学の教授だったクインは、以後、清掃人として働き、母親一人で幼いウィリアムを育てていく。16歳になったウィリアムの元に、ある日、郵便物が届く。差出人はビルの同僚だったロイ。ロイは、ビルが生前に嵐の研究についてまとめたメモ書きを、ビルの息子であるウィリアムに託したのだった。そのメモ書きの内容に感銘を受けたウィリアムは、母親のクインから研究にまつわる話を聞き出そうとする。
警察官のキムはソウルから「シンスンミョン」という名の辺境の町に赴任する。そこは汚職と暴力に満ちた場所で、観光客は暴行を受け、女性はレイプされ、ヤクザは好き勝手にうろつく。犯罪は横行しているが、警察は何もできない。誰も逮捕されない。刑務所に入る者もいない。ある夜遅く、ソヒという教師がキム巡査に友人の不可解な死について抱いている疑念を打ち明ける。KIMはソヒの助けを借りて、町を襲うエスカレートする暴力の輪から逃れる。キムはついに暴力と腐敗の源を突き止め、その過程でソヒと彼女の友人の死の背後にあるものを突き止める・・・。
ポーラは児童相談所のソーシャルワーカーとして、貧困や虐待の境遇に晒されている児童の保護を担っている。ある時、彼女は支援を求めて来所した子連れの女性スゼットとリーズを担当。彼女たちはリーダーのロックと小さなコミュニティを形成し、総勢29人で共同生活を送る集団だった。しかしそのコミュニティが”機関”に指定されたため、彼女たちに公的な支援を行うことは許されなかった。後日、同僚とコミュニティを訪れたポーラだったが、突然の来訪にも関わらずロックや女性たちに笑顔で歓待される。しかし部屋の隅に固まり、無表情でこちらの様子を眺める一部の子供たちや、児童相談所に来た際のリーズ暗い表情と、目の前で見る満面な笑みの対比に不穏なものを感じ調査を始める。
卒業まであと4ヵ月を迎えた高校3年生のソフィーは、妊娠したというデマが学内に広まって心痛めている親友のエマを慰め、励ましていた。噂を流した張本人はキャロリンで、彼氏のジャックが自分を振ってエマとつき合い始めたことに対する嫌がらせであった。そんな中、ソフィーが25万ドルの奨学金をもらえるウィルソン賞を受賞したことに対して激しい憤りを感じた次点のキャロリンは、イジメのターゲットをソフィーに変更。その煽りを喰らってエマが重傷のケガを負う。それでもイジメは収まることなく、あらぬ噂が次々と裏サイトなどを通して拡散。やがては周囲からも白い目で見られるようになっていき、ソフィーは精神的に追い詰められていく。
かつて違法賭博場で試合中に相手を誤って殺害し、8年の刑を終えた元ボクシング選手のウチョル。釈放された彼を待ち受けていたのは、古き友人で犯罪組織の首領ドシクからの一緒に働かないかという誘いだった。「静かに生きたい」と提案を断るウチョルだが、偶然出会ったコールガールのボムを守るため汚職刑事のジョンゴンに拳を振るってしまう。ドシクとジョンゴンの取引により逮捕を免れたウチョルだったが…。
アイススケートの韓国代表選手だったジュヨンは、高校のカーリング部コーチとして働いていた。そんな中、かつての同僚だったユラが自殺したという報せが入る。ジュヨンには、ユラが自ら命を絶った理由がわかっていた。ジュヨンは、選手の時に協会のコーチだったヒョクスに性的暴行を受けていたが、ユラも同じ目に遭っていたのだ。当時ジュヨンはヒョクスを訴えたが、世間から好奇の目で見られることに耐え切れず、自殺未遂を図り、記憶を封じ込めることでなんとか生きながらえた。ユラの死をきっかけにかつての記憶が蘇る中、コーチに復帰したヒョクスは、ジュヨンの教え子のスジを引き抜こうとするが―。
母親の転職で親しかった友達と別れ、シカゴの高校に転入することになったハナ。イラストレーターを目指す彼女が通うことになったのは、芸術課程のある学校だった。だが、なかなか友達ができず、以前の学校の友達とスマホで連絡を取り合う毎日。隣の席のロブと共同で課題作品を手掛けることになり言葉を交わすようになるが、彼には薬物依存症でリハビリ中の姉がいて、少々つき合いづらかった。そんなある日、避難訓練でディランと知り合い、気さくな彼を通してローズやブレイクらとも親しくなっていく。やがてローズに薬を勧められたことをきっかけに、次第に薬漬けになった彼女は、ロブとの課題作品の提出に遅れるなど生活が荒れていく。
両親のいない姉ハンナと妹ダーシーは、4年前から里親のキース&ジリアン夫妻と生活していた。そしてハンナが17歳を迎えた誕生日、ジリアンから2人を正式に養子として迎えたいとの申し出があった。しかし、ひょんなことからハンナの彼氏ケイレブを巡りジリアンとの諍いが始まってしまう。その直後、ハンナは密かに家を出て行き、翌朝になっても帰ってこなかった。ケイレブのところにも行かず、登校もせず、連絡も取れずと、姉の失踪に不安を募らせるダーシーだったが、10代にありがちな家出とみなす警察は全くあてにならなかった。また、自分を責めるあまりにジリアンが情緒不安定になっていく。そんななか、ダーシーはハンナのスマホを発見するのだが…。
一卵性双生児で瓜二つのレイ姉妹。姉のジェニファーは人気恋愛小説家で、妹のトレイシーは15年も精神科病院に入院中だった。ある日、見舞いに訪れた姉に注射し気を失わせたトレイシーは、姉になりすまし病院を抜け出すことに成功、偽装生活を経て、姉の様々な実情を知ることになる。15年前に出版した処女作「時は告げる」が高く評価されるも、二作目以降の評価が低いこと。トレイシーの存在を知らされていない娘のレイラがいること。既婚者男性と不倫中であること。さらにはカネと体を脅し取る別の男の存在など、その対処に追われるトレイシーは次第に精神不安定になっていく。一方、病院に残されたジェニファーは、トレイシーだと誤解され、医者や看護師にまともに話を聞いてもらえず錯乱状態に陥っていた。
ニューヨークで続発する怪死事件を追う刑事マイク。捜査を進める中で被害者は全員、鼻血や目から出血して死んでいる共通点を見つける。保健省の医師テリーの見立てとして、当初はエボラのようなウィルス性出血症を疑っていた。しかし映像や周囲の人々の証言から、被害者たちはとあるウェブサイトを閲覧していたことが判明する。さらにサイトを見た彼らは、恐ろしい妄想に苦しんでいたこともつかむ。マイクはデジタル鑑識員のデニースに分析を依頼。しかし彼女も精神に異常を来たし怪死。これまでの被害者と同様、サイトを見た48時間後に死に至っていた。マイクとテリーは危険を承知でサイトにアクセスするが、彼らにも危険が迫ってしまう。
シングルマザーのヴァレリーは、製薬会社に勤める婚約者スティーブと、13歳の娘クレアと3人でアラスカ旅行の計画を立てていた。ヴァレリーは、糖尿病のクレアを優しく気遣うスティーブに夢中で、周囲が恥ずかしくなるほどオープンな愛情表現でラブラブな様子。そんな旅行当日、ヴァレリー親子はスティーブが用意した自家用飛行機で先にアラスカに出発することに。飛行機にはマーカスと名乗る男性も同乗。気さくな彼に心を許すクレアだったが、突然エンジントラブルが発生し、森の奥深い所に飛行機は不時着してしまう。パイロットが死亡し、糖尿病の薬が墜落ですべてダメになったクレアにも命の危険が迫っていた。地元警察は捜索を開始、現地に急ぎかけつけたスティーブも捜索隊に加わるのだが…。
ある夜、港で3人の人物が生きたまま焼かれるという事件が発生。被害者は20年前に起きた未解決殺人事件の容疑者となった男たちで、彼らが迎えた悲惨な最期も、当の事件を真似たもの。そして地面には「神探」の文字が、これ見よがしに残されていた。神探=神の捜査官――そう呼ばれた刑事がいた。天才的な閃きと推理力を持ちながら、17年前に問題を起こして警察をクビになったレイは、今やホームレス同然の暮らしをしているのだった。やがて、香港では過去の未解決事件を模した猟奇犯罪が立て続けに発生し…。
ニューヨークで歌手を目指しているエマは、オーディションに落ち続け自信を失っていた。そんな中、実家で暮らす父親が入院したという報せが入り、恋人のセバと一緒に故郷のイタリアへと向かう。父親は面会謝絶となっており、病院で居合わせた母親に理由を聞くが、急に暴れ出した父親から殺されそうになったと震えるばかりだった。その夜、実家に泊まることになったエマは、ガラクタ修理が趣味だった父親の隠し部屋で、古いラジオを見つける。すると、突然ラジオがひとりでに音楽を流し始める。不審に思いつつもスイッチを切るが、その瞬間何かの気配を感じ取る。エマがスイッチを入れて再び音楽が流れ始めると、“それ”は確実に目の前に現れた―。
人口2千人弱の田舎町にある農場で父ジョンと暮らすアリシアは、16歳の誕生日に離れて暮らす母に会いたいと懇願。幼い頃、アリシアの両親は母の浮気が原因で離婚。それ以来、彼女は母と一度も会うことができずにいた。父娘の間に気まずい空気が流れつつも、“連絡しておく”と、父に約束される。その夜、アリシアは池の畔で佇む少女が現れる不可思議な夢を見る。次の日、夢のせいで不安になったアリシアは、街に出かけようとする父を引き止めるが、日没までに帰ると言われ1人で留守番をすることに。天候不順で父の帰りが遅れるなか、家の外に人影が現れる。怯えるアリシアが外を覗くと、そこには幼い頃に家を出て行った母親の姿があった。
チェロ教師の仁美(37)は、たった1人の家族である娘・エリ(17)に頼まれ、コンサートで一緒に二重奏を演奏する。その帰りの車内で、エリは、仁美の音色から子供を産んで後悔しているという念が聞こえてきたと語り始める。隠していた感情を見透かされた仁美は動揺して自動車事故を起こし、仁美は視力を失い、エリは半身不随になってしまう。やがて仁美は、生体実験中のカメラ内蔵コンタクトレンズを装着し、視力を回復させる。一方、病室のベッドから出られないエリは安楽死を望みだす。仁美は、エリにVRゴーグルを装着し、自分の主観映像を転送して生きる喜びを届けようとするが…。
ブルーロック高校へ転校した高校3年生のタイラー。先ごろデレクという生徒が何者かに殺害されたばかりの学校とは知らず、校内を案内してくれた女子生徒のペイジに一目惚れ。ある日のパーティーでペイジの元カレに言いがかりをつけられるも、インドリッドという謎めいた男子生徒に助けられ、彼との友情を深めていった。しかしタイラーの家庭環境といえば、自身が幼い頃に父親が自殺してからというもの、生気を失い自堕落な生活を送る母親に、頭を痛め続ける日々。その現実から逃げるかのように、タイラーはペイジに心惹かれていく。しかし同じ頃、インドリッドのふとした行動に、タイラーは何か危険な違和感を覚え始めていた。
アルコール依存症のローレンは、飲酒のせいで家を火事にしかけた罪悪感から娘オリビアを元夫の家に預け、克服に努めていた。離れて暮らす娘からのメールにも、曖昧な返信をする日々。そんな娘は今、SNSで流行りの動画投稿サイトに自分の踊る姿をアップすることにハマっている様子で、ローレンにも一緒に踊ろうと誘ってきていた。やがて少しずつ人気が上がる娘を、ローレンは自慢に思っていた。ある夜、ローレンはレストランでエイデンという男にナンパされ、ハンサムで親切な彼に気を許す。娘の話をしたところ、エイデンは人気インフルエンサーからスターの階段を駆け上がり、今や俳優と歌手として活躍するフィオナ・スノウのマネジャーだったということが判明。そんな彼から、オリビアのマネジャーになることを提案されるのだが…。
テキサス州ターリングアで行われた料理大会に参加したエリックたち4人の若者男女は、素敵な週末を過ごして気分も高揚。太陽が降り注ぐ中、ドライブを楽しんでいた。給油のため立ち寄った古びたガソリンスタンドでトイレから出たエリックに、顔に傷のある男が話しかけてくる。マーファという町に向かうという男は、帰路に着くエリックに「帰れるといいな」と言葉を投げかける。男の言い回しが気になりながらもドライブを続けるエリックたちは計画を変更し、謎の怪光“マーファライト”を見るためマーファへ向かう。道中、ガソリンスタンドで会った傷の男を見かけたエリックたちは、徒歩だったのにも関わらず、なぜ彼が自分たちより先にいたのかと疑問に思いながらもその男を車に乗せ、マーファへと向かうのだが…。
弁護士の妻ルーシーと、歴史学の教授グレッグは結婚7年のすれ違い夫婦で、今や離婚寸前。グレッグはルーシーとの仲を何とか修復しようと、知人夫婦ジェームズとセリーナに勧められ、夫婦危機に陥ったカップルが愛を育むというセカンド・チャンス保養所に行くことに。とてつもなくゴージャスな施設だったが、そこにいるのは自分たちと、ジェームズ夫婦のほか、ラスとアイラの老夫婦だけだった。にも関わらず、施設に入るのに指紋の生体認証や健康診断、さらには携帯電話の使用禁止と、どこか怪しいところがあった。保養所の代表コブロフは、夫婦関係修復の手助けをしたいというが、彼もどこか怪しい。やがてラスとアイラ夫婦が忽然と姿を消してしまう。
ルディ・Sと名乗る男は、テレビ番組“あなたと私とヨガ”に出演中のヨガインストラクター、メラニーに好意を持っていた。そして番組の最後に流れる感想・意見の連絡先宛てに、メラニーへの思いを綴ったビデオレターを送り始める。やがてルディ・Sはメラニーが自身の動画を見ていることを前提にカメラに向かって語りかけ、自己紹介やメラニーの誕生日を祝う様子など、その内容はエスカレートしていく。そして直接会って話がしたくなったルディ・Sは、テレビ局のスタジオを訪ねるも、プロデューサーに追い返されてしまう。その後、局に電話してもストーカー呼ばわりされるようになったルディ・Sは、周囲がメラニーとの仲を引き裂こうとしていると思い込み、送る動画もさらに過激になっていく。
親友のタラと同じ大学の工学部に入学したレイシー。タラの両親が海外に転勤したのを機に2人揃って女子寮に入り、レイシーの母も会員だった同大の女子学生クラブ・カッパに入部を希望する。寮母のラナから入部を歓迎されるレイシーだったが、歓迎パーティーでリーダーのコートニーたちが入部希望の女子学生に対して、ひどいイジメを始めたのを目撃。「こんなクラブなら入部しない」と出て行く。ところがタラは入部してしまい、以来2人は絶交状態に。そんなある夜、タラに呼び出されたレイシーは再び口論となり、その直後、タラは建物の屋上から転落死してしまう。殺人容疑がかかったレイシーは濡れ衣を晴らすため、自身で犯人を捜し始める。
ある日、悪霊が出るという屋敷に、9人の個性的な占い師たちが招かれる。その屋敷に出る自殺した男の悪霊を退治すると、1億円がもらえるという。霊能力があると自称する占い師たちは、揉めながらもいたずらに引っ掛かっていく。その様子を指令室のモニターで監視している、屋敷の主・早乙女アキラ(寺西優真)。自殺した男とは、アキラの父・哲郎のことだった。集まった占い師たちは、数年前、アキラの父を自殺に追い込んだ結婚詐欺師たちなのだ。アキラは彼らに復讐すると同時に、父がなぜ結婚を焦り、自分を残して死んでしまったのかを知りたかった。占い師たちは、悪霊を退治できるというすごろくゲームをすることに。それは、彼らをおもちゃにするような罰ゲームであり、アキラが考えた“占いゲーム”だった……。
荒涼としたイランの大地を走る1台の車。後部座席では足にギプスをつけた父が悪態をつきながら、旅に大はしゃぎする幼い次男の相手をしている。助手席の母はカーステレオから流れる古い歌謡曲に体を揺らし、運転席では成人した長男が無言で前を見据えている。次男が隠し持ってきた携帯電話を道端に置き去ったり、尾行に怯えたり、転倒した自転車レースの選手を乗せたり、余命わずかなペットの犬の世話をしたりしながら、一家はやがてトルコ国境近くの高原に到着する。そこで父と母は羊飼いや仮面をつけた男と交渉し、長男は「旅人」として村人に迎えられる。旅の目的を知らない次男が無邪気に騒ぐ中、我々はこの家族の行方を知ることになる。
スター歌手になることを夢見るロシア人のイノセンカは、歌謡曲ばかりを歌わされる扱いに不満を持っていた。我慢の限界を超えた彼女は、スタジオ・プロデューサーのホルシェフに直談判。しかしそんな彼は、ウェアウィザル・ミュージックのティラノフから要求された、著作権侵害対策ソフトの原盤を盗む任務の遂行に頭を悩ませていた。ホルシェフからラスベガスに同行する美人スパイが必要と聞かされたイノセンカは、自分こそが最適な人材だと売り込み、その任務を受けることに。早速ラスベガスに到着したイノセンカは、持ち前の美貌で男たちを篭絡。ターゲットとなるウェアウィザル・ミュージックのエージェント・クリストファーへの接触に成功する。
1億を超える全国の口座から5兆ウォンを超える金額が引き出しされるという前代未聞の金融犯罪が行われ,国家情報院(NSI)は,容疑者キョンホとエリーを逮捕するが,すでにお金は,第3の人物ジョンと共に跡形もなく消えてしまう。逮捕されたキョンホは,取調べで次のように回想する。カイスト(KAIST:韓国科学技術院)出身の天才ハッカーで,現在は大韓民国金融電算網管理者のキョンホは,米国1.5世代事業家のジョンと偶然に会うようになった後,彼の拒否できない強いカリスマ性に引きずられて,彼と送る時間が多くなる。ジョンは,自分の恋人エリーと一緒に行くヨット旅行を提案するなど,キョンホが経験できない特別な世界があることを知らせる。ある日,ジョンに盲目的な献身を見せるエリーが,「ジョンを信じてはだめ。あなたを利用している。」という警告のメッセージを投げてから,キョンホの不安感は始まる。一方,ジョンは,キョンホに世の中を思いのままに動かす特別な身分上昇の機会を提案して,それのために大韓民国のすべての口座から小額の金を引き出して,天文学的な資金を作ろうという途方もない大型犯罪を提案する。自分のために殺人まで犯したジョンのために,キョンホとエリーは犯行を行うが,約束の場所に到着した彼らを待っていたのは,国家情報院の要員だった。
ある日、胸にタロットカードがはさまった屍体が発見される。被害者は、強姦殺害容疑で手配されたが、証拠不充分で無罪判決を得た財力家の息子。まもなく殺害場面は、殺人犯が開設したインターネットのホームページ上に公開される。現実の法で制裁が不可能な社会のゴミを自分の法で処断するという、この連鎖殺人犯は、自分の正当性をホームページを使って知らせ、殺人は続くはずだという警告文を残す。問題のホームページは爆発的なアクセス数を記録する奇現象を見せて、対応無策の警察は、ボン刑事が所属する強力班と、ピョ刑事の特捜部を中心に特別捜査班を編成して、キャップに老練な刑事キム班長を任命する。
香港の闇社会で殺し屋として名を馳せたロンは、ある暗殺の失敗で刑務所送りとなっていた。7年後、刑期を終えて地元へ戻ったロンは、自分に息子がいることを知る。彼は裏社会から足を洗い堅気になることを決意し、息子のために良き父親になろうとするが…。
教師のジュディスは運転中に事故を起こし流産してしまう。事故と流産のショックで精神が不安定になったジュディスは、幻を見るようになる。ある日、彼女のクラスにアビーという転入生がやってくる。アビーと目が合った直後、体調不良を感じトイレに駆け込んだジュディスは、自身の頭部に奇妙な突起物ができていることを知る。幻に加え体の変化によってますます精神が不安定になっていくジュディス。ついには授業に影響が出始め、保護者からのクレームがきたことで退職勧告を受けてしまう。気晴らしに友人たちとバーで飲んでいると、彼女の目の前にアビーが現れ、見せたいものがあると誘い出される。
離婚してまもないローラは、次女カーリーの誕生会で出会ったバツイチのマイケルとのデートを楽しんでいた。しかし翌朝、ベッドの上で彼が刃物で刺されて死亡しているのを発見。双極性障害の薬を常用し、その副作用で記憶がうつろになりがちな彼女を警察は疑い、逮捕に踏み切った。絶望して投げやりになるローラだったが、カーリーとの面会によって生きる希望を取り戻し、保釈金によって釈放された後、真犯人探しに乗り出す。元夫のデレクを疑う彼女は、長女サマンサの特技でもあるハッキングを習い、彼のPCに侵入して別居前から浮気の事実を掴むも、それは証拠にならず。しかし2人の愛娘たちの協力で、事件当夜の自宅防犯カメラ映像が何者かに改ざんされていたことを突き止める。