1990年、イギリスの秘密情報部MI6は、アメリカの中央情報局CIAの協力を得て”ハイド計画”を推進。遺伝学のクロス博士によって13人の人間兵器を作り上げられた。しかし、この兵器たちには壊滅的な副作用があり、のちに管理不能となって暴力や殺人を続けてしまう凶暴性が発現された。人間兵器たちが逃亡したため1人ずつ抹殺、残る3人の捜索が続いていた。一方、カフェで働くアイリスは、浮気性の恋人マイケルとの関係と、見知らぬ女からのストーカー行為に悩んでいた。ある日、アイリスのもとにFBI捜査官のローマンとフライが現れ、マイケルが殺されたことを告げられる。次の日、精神的に不安定な状態のまま働いていたアイリスは、カフェの向かいの通りにストーカー女の姿を見つけるのだが…。
ニュージャージー州カムデンの治安が悪い街で父親と暮らすトーリは、女性同士のストリートファイトで売り出し中。大金を稼ぐために“庭”と呼ばれる地下格闘技での戦いを望み、実力トップの格闘家のジャブスのジムに入門を志願するが、新参者向きではないと断られてしまう。それから6週間後、トーリが川沿いの茂みで死体となって発見された。別の街で母親と暮らしていたトーリの姉ウィンザーは、妹の恋人デュークや友人たちを訪ね、無駄だと止められながらも、自らトーリを殺した犯人を捜そうと街中へ。地元のワルたちにリンチに遭いかけたところをジャブスに助けられる。犯人の捜索を諦めないウィンザーは、ジャブスから最低限の戦う術を教えてもらうことにするが…。
画期的な新薬“インスピリア”が発売。この薬を飲めば、風邪・インフルエンザ・ポリオ・エイズなど、あらゆるウイルス性疾患に対する免疫を得られるという。インスピリアの発売日、この特別な新薬の発売を祝い、一斉に飲もうするイベントが催されようとしていた。SNSの告知で集まった新薬発売を喜ぶゲイコミュニティの人々と、それに反発する人々が揉み合う中、始まるカウントダウン。そして小さな町は朝を迎える…。いつものように礼拝を始めようとしていたサミュエル神父は、礼拝の出席者がゼロという異様な事態に戸惑っていた。やがて1人、2人と信者たちが歩いてくる。彼らの姿に安堵するサミュエル神父だったが、突然信者たちが襲いかかってきて…。
1980年、航行中の原子力空母は、突然の異常な嵐に巻き込まれた。周囲が穏やかになった時、無線機が奇妙な声をとらえ、偵察機は驚くべき航空写真を持って帰ってきた。なんと空母は、1941年12月7日のハワイ沖、真珠湾攻撃直前にタイムスリップしていたのだった。歴史を知る艦長は、真珠湾攻撃阻止のために部下を出撃させようとする。歴史は変わってしまうのか、果たして、彼らは現代に戻ってこられるのか?
ドイツ・ベルリン。スパイ組織NIAの工作員ジェイコブは、相棒のマルタとともにKGBの男を亡命させる任務を実行していた。しかし、計画を察知した何者かによって任務は失敗、その数日後にベルリンの壁は崩壊し東西冷戦の時代は幕を下ろす。それから長い月日が経ち、イタリア・ミラノで写真家として活動していたジェイコブは、きな臭い世界から離れ、女性の友人との間に娘ジュリアを授かり第2の人生を送っていた。ある日のこと、ジェイコブ家の電話にかつての相棒マルタから「会いたい」というメッセージが残されていた。緊迫した声の様子が気になったジェイコブはマルタを駅まで迎えに行くが、久しぶりに会った彼女は記憶喪失に陥っていた。
宇宙船レベレーターに乗り込み、資源回収を行うウェイクたち。戦闘宙域にやって来た彼らは、とある不審船から異質なエネルギーを放つ謎の物体を発見し、危険に犯されながらも回収に成功する。しかしウェイクの元仲間で、今や宿敵と化したジェケルの船によって、その事実を察知されてしまう。ジェケルは長年、珍しいエネルギーを放出し、エイリアンが築いた宇宙の英知の結晶とされている物体“カオス・ジェネレーター”を探し求めていた。ウェイクに先を越されたジェケルは、力ずくでカオス・ジェネレーターを奪おうと攻撃を開始するのだが…。
理論物理学者のスチュワートは、論文の著作権を巡り恩師を表舞台から追放した学会の嫌われ者。しかしその頭脳はズバ抜けており、密かに天才的な発明をしていた。それは時間を10分巻き戻すことが可能な、“スリップストリーム”と名づけられた携帯型のタイムマシン装置だった。ある日、銀行に向かったスチュワートは、突然のり込んできた強盗団に発砲されてしまったが、遠のく意識の中、装置を作動させたことで、世界を10分前に戻らせることに成功する。一方、偶然現場に居合わせ、たまたま装置に触れたFBI女捜査官サラは、現実が呑み込めない様子だったが、その装置を強盗団に奪われたことから、スチュワートと共に奴らのあとを追うのだが…。
米国ロサンジェルスで開催された世界テコンドーチャンピオン決勝戦で、韓国最高のファイター、キム・スンヒョンと、米国の自尊心ジャック・ミラーの火花が散る対決が真っ最中だ。誰が見てもスンヒョンの軽快なボディーコントロールによる速い攻撃が一枚上。ところが、スンヒョンの攻撃がジャック・ミラーの急所に正確に入ったにもかかわらず、点数は上がらない。米国側の悪だくみで、優勝は、初めからジャック・ミラーに決まっていたのだ。テコンドーチャンピオンを強奪された日、恋人のミンソとも交錯した道を歩くようになったスンヒョン。絡まった時間はさらに絡まって7年が流れる。それでも屈しないスンヒョンは、自ら人生に適応して生きている。刑事という職業を得て、可愛い愛娘サランとの仲むつまじい生活もある。しかし、暴力組織のボス、ファン・ジョンチョルの組員に対し、誤った取扱いをしたスンヒョンは、刑事を止めざるを得なくなり、生計と娘の安全のためにファン・ジョンチョルが主催する不法異種格闘技で戦うようになる。
幼なじみのタンゴ、C.S.、ブルーの3人は、アメリカのCIA開発による、最強戦士育成のための仮想下実戦闘システム、通称VRの研究に勤しんでいた。しかし、C.S.の結婚式で、タンゴの恋人であるブルーが誘拐され、巻き込まれたC.S.の花嫁も殺されてしまう。ブルーを救うため、復讐を誓った二人は自らがVRの実験台となり最強の戦士に変身するが…。
天才ギャンブラー“賭聖“を名乗り、その地位を確立した超能力者シン。ある時彼は、かつて自分が打ち負かしたライバル超能力者の陰謀に巻き込まれ、叔父と一緒に1937年の上海にタイムスリップしてしまう。天真爛漫な美女に一目惚れし、叔父にそっくりな祖父と出会い、地元の顔役と知り合った彼は、スパイ軍団との一世一代の大勝負に挑む…
天才ギャンブラーとしての修行を積んだのち、師匠“賭神“の後を継いだトウ。任侠に厚い人柄から彼を知る者からは“賭任“とも呼ばれ、慈善事業に力を注ぐ立派な人生を送っていた。そんな彼の才能に憧れを抱いているのが、自称“賭聖“と名乗る冴えない超能力者のシン。トウが謎の刺客に襲われたことをきっかけに、二人は一致団結。最初はいがみあいながらも次第に協力して陰謀に立ち向かっていく!
米国の諜報活動への抗議デモが広がるヨーロッパ。ギリシャのテッサロニキで反米を唱える女性記者が遺体で発見される。何者かが米政府に批判的なジャーナリストの死をCIAの仕業にみせかけ、世界を敵に回させようとしていた。捜査を進めていくうちに、容疑者は1年半前に死亡したはずのCIA諜報員だと判明する。事態を収拾すべく、米政府は元凄腕CIAエージェントのスティーヴ・ヴェイルに協力を要請するが…。
星アキラ(南翔太)は、早くに父を亡くして母親とアメリカへ渡ってモトクロスのプロレーサーになるが、母の死をきっかけに帰国する。その理由は、父の事故死の原因となった元スタントマン、大久保豪(髙橋昌志)への復讐の為。叔母の夏目瞳(池上季実子)から「殺さないと約束するなら」と居場所を聞き出し、「俺もスタントマンになってケリをつける」と啖呵を切るが、豪は何も語らず、日本を代表する存在だった頃の面影はなかった。アキラは同じく元スタントマンの藤堂仁(石黒賢)の下でトレーニングを始めるが、得意だったバイクも上手く操れない。藤堂から「事故なく早く走るのがレースだが、カースタントは派手にクラッシュを起こす。生きるか死ぬか。スリルの芸術だ」と諭されて練習を重ねていく―。ある日、車を回転させながら空中へと飛ばして海にダイブする仕事の依頼がアキラに舞い込む。それは、父が事故死したスタントだった…。さらに風雲急を告げる事態が巻き起こる―。
フィリピンで病気の母のために地下格闘で日銭を稼ぐ青年マルコは、韓国人の父の行方を知らない。そんなある日、彼の前に“父の使い”を名乗る男が現れ、マルコは韓国に向かうことに。飛行機の中でマルコが出会ったのは自らを“友達(チング)”と呼ぶ謎の男“貴公子”。不気味に笑う貴公子に恐怖を感じ逃げるマルコだったが、彼の執拗な追跡と狂暴ぶりに徐々に追い詰められていく…。なぜ、マルコの前に突然、父親は現れたのか…?謎の貴公子の目的とは…?すべてが明らかとなった時、マルコはさらなる危機に見舞われる。
かつて映画監督だったレオノールも72歳になり今では電気代も払えずにいた。彼女の二人の息子のうち兄ロンワルドはずっと以前に事故で亡くなっており、残された弟ルディも仕事で遠くに行くことになった。そのせいでレオノールは精神的にも落ち込んでいた。そんなある日、新聞に掲載されていた脚本コンクールを目にした彼女は、現状を抜け出すために映画脚本の執筆に取り組み始める。その内容は「殺された兄の仇を弟が討つアクション映画」で、昔に書いたものの未完で終わっていた作品でもあった。脚本のアイデアを考えながら歩いていると、運悪く近所のカップルが投げたテレビが降ってきてぶつかってしまう。その結果、レオノールはヒプナゴジアに陥り現実と物語の世界を行き来するようになってしまった。その物語の世界とは、先ほどまで執筆していた仇討ちアクション映画の世界だった。レオノールは自分で書いた脚本の世界に入り込んでしまったのだ。レオノールは物語の世界で、兄の仇を討とうとする主人公と出会い共に旅をする。現実世界では、意識を失って入院しているレオノールをルディが看病をしていた。物語の世界では、レオノールは息子を亡くした女性と出会う。そこでレオノールは言った「私もロンワルドを撮影中の事故で亡くしてしまった」と。この未完の物語は亡くなったロンワルドへの贖罪の物語でもあった。ルディは今まで母親に対して冷たく応対していたことを悔い、レオノールを脚本の世界から引き戻そうとするが、レオノールは病室からもいなくなってしまう。ルディは現実の世界でレオノールを見つけようと奮闘する。かたやレオノールは物語の世界で未完脚本の結末を見つけようと奮闘する。過去に中途半端で終わってしまった自作品への納得のいく結末を……
夢を追いながらバイトに励むJP、そして妹のリリーはコロンビア大への進学が決まったばかりだった。そんな時、突然知事が緊急事態を宣言し不法滞在者やその子どもたちを逮捕するという行政命令を発出した。拘束されたJPら若者たちは住み込みで老人ホームでのボランティアをすることになるが、そこにはおぞましい秘密があり、彼らは大虐殺(カーネイジ)を目撃する。
ハン、それはアジア騎馬民族たちを統べる王の称号!ジャニベクとケレイ、カザフスタンを興した二人の偉大なるハンの物語!!チンギス・ハンの末裔でカザフ族の二人のスルタンであるケレイとジャニベクは、主君の命令によりモンゴルのオイラト族と戦っていた。壊滅的な打撃を受けながらも何とか一旦は敵を退けた彼らは、当時の主君であり国を治めるハンであるシャイバンシャーが意図的に援軍を送らなかったことを知り、強い不信感を募らせる。シャイバンシャーは、民からの信頼も厚いケレイやジャニベクの力を恐れ、狩りに乗じて暗殺を画策するも失敗に終わる。オイラトとの間に屈辱的な和平協定が結ばれると、ただ圧政を強いるだけのハンを民は見限り、ケレイとジャニベクの下に結束する。そして、ケレイとジャニベクはシャイバンシャーの下を離れ、遊牧民たちを率いて希望の地を求め民族大移動を始めるのであった。過酷な旅路、敵対勢力との戦い、仲間の死、全ては1つのカザフ国となるために。果たして彼らは真の自由を手に入れることが出来るのか!?
アフリカ各地の難民を乗せたボートが、水も燃料も底を尽き、いつ死んでもおかしくはなかった。だが、ある時、遠い水平線に一隻の豪華ヨットを発見し、助けを求める。難民のひとり、ワエルたちの予想に反し、ヨットに乗るヴラッドらは彼らを温かく迎え入れ、邸宅がある小島へと招待される。しかし、ヴラッドらセレブたちには、ある目的があった。歓迎の晩餐の後、ワエルたちが目を覚ました先には、銃を構え、彼らを獲物にしようとするヴラッドたちの姿が。武器を持たされたワエルたちは、どこから襲ってくるか分からぬハンターたちと血で血を洗うサバイバルをはじめる。24時間の狩りから生き残り、約束の地、欧州へと行くことができるのは誰なのか?
かつてイケメンボクサーとして人気を博し”ワンラウンド・エディ”と呼ばれていたラスティ。しかし、ある試合で対戦相手を殺してしまってから殴ることに恐怖を覚え、ボクシングから逃げ出してしまっていた。そんな彼は今、しがないトラック乗りとして金払いの悪いバディに雇われ牧草を運び、家のローンを滞納する堕落した生活を送っていた。ある日、ラスティは隣人のキャンディスから夫のジムを殺した犯人ブルースの殺害と、ジムがキャンディスに贈った行方不明となっている絵画の捜索を依頼される。突然の殺人依頼に躊躇するラスティ。しかし給料の遅配によって生活が困窮していた彼は、報酬と引き換えにブルースの拉致と絵画の捜索を引き受けるのだが…。
アフリカを訪れていた米国人医師アンドリューが、突如、米国に戻るよう現地の者に忠告される。米国人を人質として狙う過激派集団にアンドリューの存在が知られたためとのことだった。アンドリューは妻のスーと共に空港へ向かう。操縦士に高額の運賃を要求されながらも、それを承諾し、自家用機に乗り込むことができたアンドリューとスー。2人以外の乗客は、旅行で訪れていた3人の若者と現地出身のガイドだった。操縦士を含む7人が乗った自家用機は無事に離陸するが、しばらくすると機体が大きく揺れ、墜落してしまう。自家用機が落ちた場所はアフリカの荒野。アンドリューとスーは命こそ無事だったものの、墜落により旅行中だった女性が死亡する。やがて、アンドリューたちは、自身のいる場所が、ライオンやヒョウなどの凶暴な動物が生息する保護区だと知り、愕然とするのだった。
主人公は、4歳の時に誘拐され15年間拷問されていた女である。付き合って日が浅い恋人とキャンプに行くはずが、恋人の弟カップルと合流することになり、その後、一緒に恋人の実家に泊まることに。実家は人里離れた土地にあり、伝統を重んじる両親が狩りをして暮らしている。なぜか弟の恋人と一緒の部屋に泊まることになる主人公。そして、夕食時に出された飲み物で状況が一変する。気がつくと弟の恋人が血を採られている。自分も血を採られそうになるが、何とか切り抜け、弟の恋人とともに逃げ出す。恋人の家族は人間の血を売り、生計を立てていたのだった。そこへ、恋人の姉がやってきて取引相手にサンプルを飲ませ、取引することになる。兄の様子を見に来た弟は気を失っている兄を見つける。そして、逃げた主人公たちを追いかけるが殺されてしまう。再び主人公の女たちは逃げるが、捕まってしまう。血液検査をすると主人公の血はアドレナリン濃度が異常に高い極上の血であることが判明する。そして、恋人の姉は取引相手に「先に殺せばタダで極上の血を渡すが、そうでなければ白紙の小切手をもらう」という取引を持ちかける。そして、極上の血をめぐって命をかけた狩りが始まる。
コウ・チャンは、ギャングのボスのケントに育てられ、幼い頃から賭博の教育をほどこされてきた。やがて、博徒としての才能を開花させたチャンは、ギャンブラーの大会である前世界賭神位決定戦に出場することになる。ところがチャンのもとに、ボスから大会で負けるようにという指令が突然入る。
天才勝負師のコウは、あらゆる賭け事で不敗神話を打ち立て、“賭神”(ゴッド・ギャンブラー)と恐れられた。だが、ある晩、ふとしたことで崖から落ちて記憶を失ってしまい、10歳児の思考になってしまう。彼を助けた借金まみれのカップルは、少年のようなコウにギャンブルの才能があることに驚き、大儲けをたくらもうとするが…。
北京で貴重な恐竜の化石が謎の男に盗まれた。この事態に人民警察司令官は、包丁使いだけは達者な、元スパイのチャイを呼び出す。実は司令官こそが黒幕でこのプランの目的はスパイ活動の撹乱にあった。チャイは彼の抹殺任務を受けた女スパイ、カムとスパイ活動をはじめたが、カムは彼の抹殺に失敗したばかりか、彼に恋してしまう。しびれをきらせた司令官は彼を殺そうとするが、チャイが神技の包丁使いで応戦する!
ベトナムでの凶悪犯一斉検挙から7年後。マフィアも恐れる“怪物刑事”マ・ソクト(マ・ドンソク)は、ソウル広域捜査隊に異動し、ある転落死事件を捜査していた。捜査を進めるうち事件の背後に新種の合成麻薬と、日本のヤクザが関わっているという情報を掴む。一方、麻薬を盗んだ組織員たちを処理するため、極悪非道な“ヤクザの解決屋”リキ(青木崇高)が、一条親分(國村隼)の指示のもと密かにソウルへ送りこまれていた。さらに消えた麻薬の奪取を目論む“汚職刑事”チュ・ソンチョル(イ・ジュニョク)も加わり、事件は三つ巴の激戦に突入、2人の最強の敵を前にマ・ソクト最大のピンチが訪れる―!
リドリーは、多くのクライアントたちから絶大な信頼を得ている超一流のボディガード。しかしある時、大統領候補の政府要人と同僚を、国際的暗殺者マックスウェルに殺されるという大失態を犯し、引退を決意。その数年後、元上司に呼び出されたリドリーは、謎の人物から高額報酬の護衛の依頼があると聞かされ、仕事を受ける。しかしその護衛対象者は、自身を引退に追い込んだ張本人マックスウェルだった。顔を見るなり激高し殴りかかるリドリーだったが、スペインのアメリカ大使館に自首してきたマクスウェルが、依頼主や仕事内容を証言するということで、共に護衛していたFBIたちに制止されてしまう。冷静さを取り戻したリドリーは、マクスウェルが帰国し出廷する3日後まで護衛することになるのだが、そんな彼の命を新たな暗殺者が狙っていて…。
ある夜、警察に止められた一台のトラック。運転席には負傷し、女装をした男。荷台には十数匹の犬。“ドッグマン”と呼ばれるその男は、半生を語り始めた―。犬小屋で育てられ暴力が全てだった少年時代。トラウマを抱えながらも、犬たちに救われ成長していく中で恋をし、世間に馴染もうとするが、人に裏切られ、苦しめられ、深く傷ついていく。犬たちの愛に何度も助けられてきた男は、犬たちと共に犯罪に手を染めてゆくが…。
近未来、かつてラテンアメリカと呼ばれた地域。戦争とパンデミックの後、超越的な存在“眼(ジ・アイ)”が世界を支配した。狂信的な女性指導者による全体主義国家が誕生し、高い城壁に囲われた街は抑圧と監視下にあった。若いアルバは壁の外側から薬や水、食料を密輸し、病院や困窮する人々に届ける地下組織のメンバーだが、当局の管理は厳しくなる一方。叔母ルクレはアルバを不法出国させようとするが、仲間を見捨てられないとアルバは拒否。ルクレは仕方なく嘘をつき、アルバを国境越えへ出発させるが、その頃アルバの彼氏アブデルが“眼(ジ・アイ)”の正体を暴き、圧政を転覆させる情報を盗み出すが、当局の取り締まりが更に激化し・・・