FBIの特殊任務チームで通信分析官を務めていたマークは、保護するはずだった亡命希望女性が殺害された作戦の責任を取らされ、解雇されてしまう。職場恋愛中のディランにも距離を置かれ、バーでヤケ酒をあおっていたマークは、国防総省にツテがあるというケーヒルから声をかけられる。彼によれば作戦の失敗はマークのミスではなく、内部スパイから情報流出したせいだという。さらにケーヒルは、ある任務を成功させれば復職させると持ちかけてくる。迷いながらもマークはケーヒルが用意した家を防犯性の高い家に改築する極秘任務を引き受ける。しかし、少ない予算と短期間での業者探しに苦戦。そんな中、女性土建業者ゾーイが仕事を受けてくれるが、口が悪く自由奔放な彼女と度々衝突してしまう。
1950年8月、朝鮮戦争において劣勢の韓国軍。北朝鮮の猛攻により首都ソウルも陥落という状況の中、最後の砦である洛東江を死守すべく全兵力を同地に集中させようとしていた。戦闘経験がほぼない71人の学徒兵たちは、韓国軍司令部が置かれた中学校の守備を任されるが、指揮官に任命された青年ジャンボムは問題児のガプチョらに手を焼いていた。そんな中、南進する北朝鮮軍がこの学徒兵だけが残された手薄な守備隊へと迫っていた…。
今からそう遠くない未来。地上にいる17億もの人類が戦争でこの大地から抹消された。やがて新たな連合国家コンチネンタル10が誕生。同時に反逆一族の後継者クリスチャンが捕らえられ、治安判事の拷問にかけられるが、祖父のタロンに救出されて亡命者の島へ逃れる。そこで彼は看護師のジェンと愛を育むが、ある目的のために島を脱出。18ヵ月後、クリスチャンは空母に忍び込み、失踪した亡命者の子どもたちの1人、エバを救い出し、島へ帰ってきた。ジェンはクリスチャンとの間の息子ジョンを生んでいたが、再会の喜びもつかの間、彼女は不治の病に侵されていた。そして政府はエバ奪還のため、艦隊を島へ送り出すのだが…。
妻を病気で亡くしたサミュエルは、彼女を生き返らせたい一心で、悪魔との契約を交わしてしまう。闇の世界をつかさどる司祭カルフを呼び起こした彼は、地球に混乱をもたらす協定を結び、ゾンビキングとなった。そんなサミュエルは、新月が昇る7日前、死者を呼び起こすようカルフに告げたことで、群がるゾンビの大群が町を完全に破壊してしまう。その事実に対峙する政府は、町を包囲し反撃を開始。そんな状況下でかすかに生き残る人間たちは、この困難に立ち向かうことができるのか?はたまた、ゾンビキング率いる悪党集団が世界を制圧してしまうのか?
第三次世界大戦以降、人類は絶滅の危機に瀕する。深刻な食糧難で盗みと殺人を躊躇なく犯し、ついに人肉を食べる人食い人種まで生まれる。そのような状況下、ある青年は盗みと殺人から逃れ、森の中で一人静かに暮らそうとしていたが・・・。
若者たちが多く集うヤングスタウンでは、未解決の殺人事件が多発中。しかしそんな場所でも好きだと答えるジョアナは、ファッションのドキュメンタリー撮影でクルーに密着されていた。その後、彼女が向かった先は、アフガニスタンで戦死したボビーの通夜。そこには多くの学生たちが集まっていた。彼を偲びながら他愛もない話で盛り上がるジョアナたち。しばらくすると、おぼつかない足取りで近寄ってきた1人の少女が、近くにいた女性に噛みついたことで、周囲はパニックに陥ってしまう。
新人なのにも関わらず勇敢な新聞記者ポーラ・ペリルは、次々と死人が出ているマフィアの抗争の手がかりをつかもうと、ヴィンセリという人物を追ってある倉庫に忍び込む。しかしその際、手下の男たちに襲われ捕らわれの身になってしまう。その頃、ヴィンセリを追っていることを知る編集長は、カメラマンのジミーにポーラの捜索を指示。一方、ポーラをライバル視する記者のベロニカは、社会部への異動を希望し、マフィアのカーリオニを追求する記事を提案するが、編集長に却下されてしまう。そして物語は、デファルコ伯爵夫人が一族に代々伝わるクリスタルファルコンを売却するために行った、1年前のパーティーに遡る。
アメリカ軍の防衛基地を撃破した中国人民志願軍第9兵団第7中隊に、司令部は長津湖の水門橋を破壊し敵軍の退路を絶つよう指令を出す。極寒のなか、アメリカ軍の上空からの攻撃を回避し、少しずつ目標に近づく兵士たちだったが、心身共に大きなダメージが蓄積し、その限界は近づいていた…。しかし、鋼のような意志の強さを持つ第7中隊は苦境を耐え抜き、水門橋に接近することに成功する。要塞のごとく立ちはだかる水門橋からの敵の攻撃を受け窮地に陥る第7中隊。果たして彼らは目的を達成し、再び祖国の地を踏むことができるのか!?
2014年、旧ソ連の廃棄核弾頭から100キロの放射性物質“イエローケーキ”が盗まれる事件が発生。捜査を開始したアメリカの核物質探知局DNDOは、国の命運を賭けて姿なき敵を追い始める。やがてその黒幕は、“自由の息子たち”と呼ばれるテロ組織SOLで、その標的はアメリカ本土だと察知したDNDOの特別捜査官トム。その後、メキシコ湾行きの船にウランが積まれたと密輸の情報を得たトムらに新たな任務が通達される。果たして彼らは、大量の小型核爆弾の密輸を阻止することができるのか?
薬物中毒で落ちぶれたサニー。妻のジェンとやり直したい彼は、結婚記念日にもう一度会いたいと、ペンダントを用意してその日を待ち焦がれていた。しかし妻の携帯番号へ電話するも、一向に繋がることはなく会えずじまいだった。そんな時、ふと目にしたデリバリーヘルスの広告の女が、妻と似ていたことから部屋へ呼んだサニー。しかし、現れたのは全くの別人女性でキャンセルを依頼。しかし料金を支払えと用心棒と押し問答になり、挙げ句の果てにペンダントを奪われてしまう。すぐさま男たちのあとを追うサニーだったが、とあるクラブを見つけると、そこには広告の女がいて…。
アメリカ・ニュージャージー州の私立探偵ジミーのもとに、4日前から行方不明になった22歳の息子カリドを探してほしいと、両親からの依頼が入る。カリドはアフガニスタン難民で、12歳の時にターナー夫妻の養子になっていた。成績は優秀で、大学では薬学を専攻。寮生活を送っていたが、無口で友人はほとんどいなかった。かつて刑事だったジミーも、幼い我が子が行方不明になり、それが原因で停職処分になった過去があり、困惑しながらも依頼を受けることに。そんな彼に、かつての同僚アルベス刑事から情報が入る。アフガニスタン人の男が殺され、ほぼ同時刻にカリドも消えていたことが判明。その夜、またもや別のアフガニスタン人が殺害される事件が発生。そのどちらにも同じ筋弛緩剤ベクロニウム臭化物が使用されていて…。
岐阜の10人切りで有名になり、名古屋の待田組にいられなくなった車田清(原田龍二)は、所払いで今度は北九州へと向かう。代々地元の船や漁師たちを護ってきた名門、富岡一家の親分(石倉三郎)の下で世話になることに。一見平和な港町であったが、実は裏で南豊不動産開発社長の青木(宮川一朗太)が、地元の代議士秘書の木佐貫(東根作寿英)を利用し、富岡一家が守ってきた漁港を埋め立てて空港を建設するという計画を企てていた。それを知った清に怒りの炎が燃えるのだった…!
組同士の抗争により親分(清水昭博)を殺された柴山一家本部長の車田清(原田龍二)は、仇を討ちにいくが、失敗し逆に追われる身となる。二代目組長となった笠寺(川野太郎)は清の身を案じ、名古屋で運送屋を営む待田組の元へ行きおとなしくしているように命じた。しかし待田組には岐阜からきた備後組との諍いがあり、度々嫌がらせをされていることを知る。初めはおとなしく耐えていた清だったが、堅気の運送屋の仲間にも手を出されると、遂に堪忍袋の緒が切れるのだった…!
人気キャンピングユーチューバーのスヨンは人里離れた山の中で過ごす“ソロキャンプ”をリアルタイムで公開している。ある日、スヨンが見知らぬ輩たちから襲撃される…。しかし、やつらは知らなかった。すべては彼女が準備したことを。そして、最後のやつの息が途切れるまで終わらないということを…。
国連管轄の特殊部隊「フラワーズ」のナンバー06こと冬月ハナは、ある任務の遂行のため江ノ島の公立高校に転入。任務対象であるクラスメイトの七瀬俊一に接近を図るが、時を同じくして、ある中年男性が俊一を訪ねてやってくる。さらにその中年男性を追うように、今度は在日米軍や、ひとりの少女が現れ……。
幼い頃、何者かに両親を惨殺されたアンジーは、父親の親友が属する秘密組織で凄腕“暗殺者”として育て上げられた。ある日、課せられた任務を遂行する現場で、かつて生き別れた妹の面影を纏う娼婦ニーナと出会う。しかし、彼女を救うためにターゲットの男を死に至らせたアンジーの任務は失敗と判断され、組織から命を狙われる事態に。ニーナが持ち去った機密データに隠された秘密とは?アンジーの前に巨大な陰謀が立ちはだかる!!
週末を豪邸で過ごすマーカム夫妻。深く愛し合う2人は、夫ジョセフの忙殺された仕事の日々が一段落するため、前祝いの祝杯をあげていた。そして週明けの月曜日。CIAのスミス次官の下で、同僚クレッグとある極秘研究に長期間従事していたジョセフは、研究用のナノチップを遂に完成させる。昇給を期待するジョセフだったが、これは危険なレッド・チップ計画の一環で、計画完成後は口封じのために妻もろとも闇に葬られようとしていた。それを知ったジョセフは、追手をうまくかわし逃走。妻バルの前にも暗殺者が現れ、マーカム夫妻は窮地に陥ってしまう。
ラファエルはその戦闘スタイルから“エル・ガロ”と呼ばれる人気ボクサー。しかし、決勝の1週間前に妻に金を持ち逃げされ、捨てられた経験からチャンピオンまであと一歩のところで負けてしまい、あっさり引退してしまう。それから5年後。マフィアのボス・フェリペの元でドラッグの売人となったラファエルは、その仕事がバレたことで父親から勘当を言い渡されてしまう。そんなラファエルにボスからボクシングの試合に出場するよう命令が下される。5万ドルのファイトマネーに心揺れるラファエルだったが、長いブランクを理由に試合への出場を拒否。しかし、娘の養育費の支払いと両親の借金返済、そして仲違いしたままこの世を去ってしまった父に思いを捧げるため、ラファエルは再びリングに上がることを決意する。
大学キャンパス内。目を開けるとなぜか、抗議集会に参加していた学生のベッカ。しかし直後に事故のイメージを感じ未然に防げたものの、周囲は何も動じない様子で、「もっと楽しみなよ」と去って行く。一方、アリは友人アルンのデザインを盗作したTシャツが販売されていことを知り、黒幕のエリオットを追う途中、13階の建物から転落してしまう。偶然通りかかったベッカが駆け寄るが、なぜか周囲は無関心。おまけにアリは傷1つなく、念のため診察を受けるが、医者は「異常なし」と告げるだけ。「ここは規則が多すぎる」と呟くエリオットの言葉、「ズルい手を使って通ってる」と囁く、大学生とは思えない少女。何かを隠すアルンの恋人イジー。ベッカは不可解な出来事が頻発するこの世界に違和感を覚え始める。
30年余りつまらない人生を生きてきたコンピョン。ある日、幼い頃に通っていた故郷の<真薬師>を訪れ、館長が伝説のタイガーマスクだったことを知る。その後しばらくして、彼が逝去したというニュースを見る。再び<真薬師>を訪れたコンピョンは、館長の遺言を聞き、彼が残した手紙とタイガーマスクを手にする。<真薬師>を守って欲しいという遺言により、コンピョンは新たなタイガーマスクになることを決意する。
舞台は大阪新世界。かつてヤクザの組を潰して廻っていた村上勝太郎(通称・勝吉=赤井英和)は、自身のボクシングジムを営んでいたが、練習生がジムで覚醒剤取引きをし逮捕されたことでジムを畳む。その後、元犯罪者の更生プロジェクトを運営している幼馴染み・沢村源蔵の経営する串カツ屋で働き出す。ある日、勝吉は慰問に誘われて訪れた刑務所で、かつて、共にヤクザを潰して廻った弟分・神木雄司(通称・コオロギ=上西雄大)と再会する。コオロギは悪い女に引っかかり、覚醒剤所持で服役していたが間もなく沢村の協力で出所し、勝吉と共に串カツ屋で働き出す。勝吉はある日、少年・徳永武が、逃げ出した宗教団体に捕まるところに居合わせ、武を助けるが、武は洗脳されており、また、母親が入信し、父親と別居させられたショックから、口がきけなくなっていた。失読症で文字が読めないコオロギは、筆談で会話をしようとする武が書く文字が読めず、悔しい想いをする。また、その宗教団体には、かつて勝吉にボクシングと“Never give up(ねばぎば)”という言葉を教えた恩師・須賀田元(西岡徳馬)の娘・琴音(有森也実)も入信していた。武と恩師の娘を助ける為、見返りを求めない人情の男・勝吉とコオロギは再びコンビで立ち上がる。
かつて龍楼閣のメンバーだったヨンチャンは記者となり、現職議員の不正を暴いている。ある日ヨンチャンは「龍楼閣」のブレーン、スンジンに事件に繋がるメモリーカードを取ってきて欲しいとお願いする。更に「龍楼閣」には突然姿を消した女子高生を探してほしいという依頼が舞い込む。女子高生の失踪事件を調査しているチョルミンとジヘはヨンチャンが追う事件と共に新興宗教が絡んでいることを知るのだが…。
「龍楼閣」は傍から見ると平凡な中華料理店だが、実は苦境に立たされた人たちのために“復讐代行”を行う秘密組織の集合場所。ここではそれぞれ異なる理由で集まった5人のメンバー・チョルミン、ジヘ、スンジン、ヨンテ、そしてクァク社長がいる。秘密組織「龍楼閣」は法で裁くことが出来なかった事件を追いかけ、正義の実現のために奮闘する。ある日、大企業会長の息子の蛮行による死亡事件が発生し、被害者が「龍楼閣」メンバーの知人であることが明らかになる。
生き残るには狩るしかない、孤高のモンスターハンター!謎のウイルスにより感染した人間が凶暴化、不死身の怪物と化し人を喰らい始め人類が滅亡の危機に瀕す中、生き残った人類は少人数ごとに暴徒と化した盗賊団や怪物に見つからないようひっそりと身を潜めた生活を送っていた。そんな彼らの唯一の希望が怪物たちを狩る追撃兵の存在であった。とある島でモンスターを狩る追撃兵レッカーもその一人。孤独ではあったが、戦いで傷ついた身体と心を癒してくれる女医グレースの存在が救いであった。レッカーは怪物たちとの戦いの中、ある異変に気付き危機感を抱く。やがて、その予感は的中、新たな悲劇が生まれる。果たしてレッカーたちの未来にあるものとは・・・
ティナの生活は自閉症の弟マックスの世話と、増え続ける督促状で破綻寸前。さらに追い打ちをかけるように、勤めていたアンティーク店の閉店が決まる。店主カレンの指示でオークション出品用のリストを作り始めたティナだったが、恋人ルークがリストの中に80万ポンドの価値があるペンダントを発見。貧困から抜け出せるというルークの誘いに乗り、ティナは盗みに協力するが、まだ見ぬ大金に舞い上がる盗品仲介人のダンカンたちをよそに、罪悪感に苛まれていた。一方、ペンダントと共にダンカンが奪ってきた棺に興味を持ったマックスは、その棺を開け、ペンダントを落とし破損させてしまう。動揺した彼は、その一部を持ち去るのだが…。
教会の懺悔室。育ての親であるアントニオ神父から指示を受けたカイルは、礼拝堂に置かれた資料を受け取り、仕事へと向かう。彼は神の仕事として、神父に暗殺を仕込まれたプロの殺し屋だった。カイルは悪事を働いたある人物を殺すため、店内に爆発装置を仕掛けるが、そこに見知らぬ母子が訪れ、爆発寸前、子どもだけを救出。身寄りがなく学校にも通っていなかった6歳のマシューを連れ帰ることに。一度はマシューを始末しようと試みるも殺すことはできず、自身も孤児だったカイルはぎこちないながらも、マシューとの交流を深めていく。そして隣人タラとも親しくなっていった。そんなカイルの変化に気づいた神父は、次なる暗殺の指示を出すのだが…。
「サムライゾンビフラジャイル」深夜、ゾンビたちの襲撃を受けて気絶していたが、侍の格好をしたゾンビに助けられた赤井葵。しばらくして葵が見たことのない部屋で目を覚ますと、侍ゾンビの同居人で名探偵を自称する老人が現れ、葵がゾンビに襲われた原因を究明しようと言う。葵、侍ゾンビの上下左右衛門之介、老人探偵・横井昭吉は、葵がゾンビに襲われた謎を探るが……。「マンダンケ」漫画家を夢見てドイツから日本にやってきたエレナ。有名漫画家の新人アシスタントとして奮闘するも毎日が空回り。ある日、同じアシスタントの美由紀と漫画対決をすることになるのだが…。「じぞう」古びた一軒家を掃除するお爺さん。山道の向こう側で、田舎の風景を平然と見守る地蔵の像。ある日、女の子が急に現れる。地蔵のお供え物を食べる女の子を止めようするお爺さんは、とんでもない真実を知る。「犬が伝えたかったこと」亡き妻がかつて歩いた道をイヌと歩きながら妻の思いにふれる男を描くヒューマンドラマ
ベトナム戦争中期、アメリカ軍第60連隊のアレンは、数日前に戦死した仲間を偲んでいた。しかし酒で酔いが回ってきたアレンは、黒人兵士が先兵の役目を負わされ、ハエのように死んでいくことへ不満をぶちまける。後日、第60連隊はベンチェで行われる索敵撃滅作戦に参加。その時、地図にない村と一人のベトナム人女性を発見する。部隊を率いるサッター少尉は、新兵を使い無抵抗な女性を凌辱しようとするが、アレンの諫言を受け渋々ながら引き下がる。その後、突然の襲撃に遭った部隊は二分され、全滅を恐れたサッター少尉は撤退を指示するが、アレンたち4人は取り残され孤立してしまう。
1919年朝鮮、非暴力的な三・一運動が日帝の暴力的鎮圧で水の泡となった後、1920年代には武力闘争と自強と啓蒙を通じて国を探すという独立運動が全国的に活発に行われる。武力闘争は主に中国とロシアを中心とした海外で起こり、植民地収奪がさらに強化された朝鮮の中心京城(キョンソン)では、拳で全国を統一するという朝鮮の拳たちの動きが活発になる。無数の派閥と新しい強者たちの登場で頂上を占めようとする勢力争いが一時も止まらず、今まで誰も朝鮮学生の拳を制した者はいなかった。不可能だという学生拳の全国制覇を夢見て、平壌の崇実学校のデモ事件で7年間服役し、京城に来た物怖じしない転校生のチェ・ガンイルが現れる。
昏睡状態から目覚めたレイ・ブルックス。しかし、そこに家族の姿はない。3ヵ月前、妻とドライブ中、道に迷い工業団地に入り込んでしまった彼は、偶然にもギャングの処刑現場を目撃。とっさにその場を離れたものの、警察への通報を恐れたギャングたちに自宅を突き止められ、愛する家族を目の前で殺害されてしまう。自ら銃撃されるも奇跡的に生き残ったレイは、ブルックス一家が襲われたこの事件を捜査するシェルビー警部補から事情聴取を受ける。捜査協力を求められるが、家族の断末魔の姿が瞼に焼きつき離れないレイは、ギャングたちの住処を探し当て、一人また一人と処刑していく。やがて警察だけでなく、仲間を失ったギャングたちも、レイの行動に気づき始めるが…。