幸せに暮らしていた夫トルーマンと妻パトリシア。しかし、トルーマンが勤める会社にアレックスが重役として就任してくると、トルーマンはアレックスに突然解雇されてしまう。トルーマンはそれを苦に自殺。愛する夫を失い絶望の淵に立たされたパトリシアは、アレックスを憎み復讐を誓う。やがて何食わぬ顔でアレックスの息子ロビーの家庭教師になり一家に潜入した彼女は、その後巧妙な罠を仕掛けて、一家を破滅に追い込もうと企む。
ニューヨークの画廊で働くエリザベスは、チャイナタウンでハンサムな男に声をかけられた。翌日、彼女はその男と再び出会い、レストランで食事をすることに。ジョンと名乗ったその男はエリザベスを川べりの静かな家に招くが、部屋に入るなりベッドの用意を始めた彼を見て、エリザベスはその場を立ち去った。しかし、彼から花束が届いたことを機に交際を再開。ジョンの素性も知らないまま、エリザベスは彼との逢瀬を重ねるが…。
結婚式の企画・演出をするウェディング・プランナーのメアリーは仕事に打ち込むあまり、父の勧める見合いにも気乗りがしない。彼女は食品会社の社長令嬢フランの結婚式を控えて、慌しい毎日をおくっていたが、ある日偶然に医師のスティーヴと出会い、デートをして恋に落ちてしまう。しかし、スティーヴはフランの結婚相手であることが判明。動揺したメアリーはスティーヴのことを責め、彼とフランの結婚を支えようとするが…。
互いに対照的な2つのチーム“トロス”と“クローヴァーズ”が全国大会の優勝目指して激しい練習に励んでいた。強豪として知られるチアリーディングチーム「トロス」のキャプテン、トーランスは、全国大会目前にチーム伝統の振り付けが盗作だという事実を知る。
若手ジャーナリストのCJ(ジェシー・メトカーフ)は、百戦錬磨の検事ハンター(マイケル・ダグラス)が証拠を捏造して無実の被告人を刑務所送りにし、死刑判決まで勝ち取っていると睨む。CJは証拠を掴むためハンターの部下エラ(アンバー・タンブリン)に意図的に近づくが、彼女の力を借りているうちにふたりは互いに惹かれあうようになっていく。そんな中、CJはハンター潰しへの情熱から殺人事件をでっち上げ、自らが容疑者となることで、ハンターをハメる計画を実行するが、その企みに勘付いたハンターにより、逆にハメられる結果になってしまう。無実の証拠を握っていた友人も謎の事故死を遂げ、ついにCJに死刑判決が下されるが―。
オハイオ。入院中の父親の治療費などで経済的に困った青年ヴィンスは大金が入るという仕事を偶然知り、先方の指示通りにニューヨーク郊外の屋敷へ。そこではロシアン・ルーレットで生き残る者が誰かに大金を賭けるという賭博が行なわれ、当初はちゅうちょしたヴィンスだが自分も出場しようと決心。ヴィンスを含む男17人は輪になり、互いに銃を別の参加者の後頭部に向け、一斉に引き金を絞る。やがて数人ずつが落伍していき……。
抜群のスキルとセンスを持ちながら、ある事情から常に一人で空を舞うスカイダイバーのサラ。ダイビング場を仕切るグループのリーダーであるペイソンに目を付けられ、“ヘックス(六角形)“という高難易度のフォーメーションに参加するよう口説かれる。ヘックスはその難易度だけではなく、ダイバー達が次々と命を落とすとして都市伝説的に知れ渡る魔の隊形だった。かくしてヘックスに挑戦するサラ達だったが、突如、空中にいる彼らの目の前でペイソンが消えてしまう…。あり得ない出来事に慄き恐怖に陥りながらも、サラをはじめとするチームは、ヘックスにまつわる恐ろしい真実を明らかにするために奔走するが…。
俳優として飛躍したいネイサン、ベイエリアでエンジニアとして働くジェフ、ニューヨークの路上で生活するデヴィッド、消防士のジョーダン…。様々な背景を持つ彼らの共通点は、家や職場で、ともに生活する猫たちをこよなく愛していること。前例のない試練となった2020年を共に過ごした猫と彼らの絆を、爽やかかつタイムリーに描く。
名門大学を卒業したばかりのジェーンは、映画プロデューサーという夢を抱いて激しい競争を勝ち抜き、有名エンターテインメント企業に就職した。業界の大物である会長のもと、ジュニア・アシスタントとして働き始めたが、そこは華やかさとは無縁の殺風景なオフィス。早朝から深夜まで平凡な事務作業に追われる毎日。常態化しているハラスメントの積み重ね……しかし、彼女は自分が即座に交換可能な下働きでしかないということも、将来大きなチャンスを掴むためには、会社にしがみついてキャリアを積むしかないこともわかっている。ある日、会長の許されない行為を知ったジェーンは、この問題に立ち上がることを決意するが――。
ある日、「メキシコ・マフィア百科」という本の中に父の存在を見つけた息子デビッドが、父に真相を問いただす。若かりし頃、父は複数の殺人と強盗の罪で、アメリカで一番厳しい刑務所で40年を過ごした男だった―。1945年、幼い頃から問題児だった父は、成長して地元ロサンゼルスのギャング組織に所属し、キルロイと名づけられた。抗争に明け暮れ、麻薬に溺れ、刑務所を出入りする彼は、刑務所でメキシカン・マフィアの先祖ルイス・フローレスと出会い、まもなくして組織“ラ・エメ”を結成。1973年、またも刑務所入りしたキルロイは守衛らと裏取引して常に情報をキャッチしながら指示を出し続け、メキシコ南北組織の対立抗争にも加担していくのだが…。
ジェニーは大学入学を機に、新しく始まる寮生活に期待を膨らませていた。3人部屋のルームメイトのうち、明るく派手なベスとはすぐに打ち解けるものの、物静かなサラとはうまく距離を縮められずにいた。ある日、ジェニーはスウェット姿で心理学の講義を受けていると、露骨に嫌悪感を示すタブロー博士にC評価をつけられてしまう。服装が成績に影響されたことに抗議するジェニーだったが、逆に敬意が足りないと叱責されてしまう。その後、ジェニーが来る直前まで、同じ部屋を使用していたベスとサラのルームメイトであるイレインが、屋上から謎の転落死を遂げていた事実を知ったジェニーは、サラの辛辣な態度はこの一件が絡んでいると察知する。
お調子者のトッドに誘われて、ブライアンは“都合のいい存在”から脱却するために、ジェシカは課題の映画を撮るために、リサはラパスにいる別れた父と会うために、それぞれの理由でメキシコ旅行に赴くことを決めた。足はブライアンの大型バス。皆には秘密だったがトッドの真の目的は、雇い主ホーヘイの依頼でワケアリのケータイをバハまで運ぶことにあった。1日目の夜、一行はホーヘイのクラブの女カルメンと知り合い、いつの間にか彼女もバスに同乗。また、再会を果たした父から古いリゾート地ラペルナが相続できることを知ったリサは、皆とともにレユニオン島へと向かう。だがその最中、ケータイが段ボールごと何者かに盗まれてしまう。
小規模な地震が相次ぐルイジアナ州。家族で経営する観光ガイドの仕事すら満足にこなせず、酒と女に溺れるダメ男のポールは、父の命令でバスツアーの運転手兼ガイドとして、数名の乗客を迎い入れバスを走らせていた。そんな道中、道路にできた大きな地割れを発見。様子を見るためバスを降りる一行だったが、バイオガスの臭いが充満するなか、手のひらサイズの目のない白いクモが複数いることを確認。生物の教師だという乗客によれば、地底生活で目が退化した新種のクモとのことだった。その直後、無数の巨大グモが至るところから出現し、街を混乱の渦に巻き込んでいく。
ロンドンの地下鉄の終着駅のとある街。ダイナーで働く女には別の顔があった。妖しい謎の美女として街の裏側で起こる厄介ごとを密かに片付け始末する。ダイナーにやってくる一見何の関係もない客たち。実はアニーには目的があり、それは壮大な復讐劇のはじまりだった―。
目が覚めると研究室と思しき部屋で、奇妙な装置に座る男の遺体の横で倒れていたクロノス。記憶を失い事態の把握に努めるクロノスは、ポケットに入っていたメモを頼りに、高齢者・障害者救済センターに向かう。そこにはクロノスを友人と呼ぶ白髪の老人タナトスがいた。しかし彼自身も医師から逆行性記憶喪失との診断を受け、記憶は完璧ではなかった。そんな中、タナトスをこの施設に連れ込んだのは他ならぬ、お前だと告げられたクロノス。身に覚えのない行動を指摘され動揺する彼は、手がかりを求めてかすかに残る記憶から酒を求め販売店へ。そこで知り合った男オグから密造酒を買い、クロノスの研究の手伝いとして、新鮮な遺体の運び屋をオグに依頼するのだが…。
魔都 TOKYO。眼球を抉り取られた死体が発見された。淫靡で凄惨な、狩りの季節が始まる―。“生き別れた眼球”を探すため、カメラ片手に魔都TOKYOを彷徨う麻耶。浮遊するがごとく眼球を求め続ける麻耶の姿を記録する脳外科医と、麻耶の眼球を狙う黒ずくめの怪しい眼球コレクター。三人が一つの線として結ばれた時、血の惨劇が幕を開ける…。愛液と鮮血をまき散らしながら迷いもがく麻耶が、己の網膜に焼き付けたものとは一体何だったのか!?
南カリフォルニア大学に通うため上京したマーシャルは、友人のスコットとジョセフと共に新車のシボレーで夜の街をドライブしていた。しかしまだロスの街に慣れていないマーシャルは、いつしかスキッド・ロウと呼ばれるダウンタウンの犯罪多発地区に迷い込んでしまう。不穏な街の雰囲気に不安が増す3人。その不安が的中するかのように、道路に仕掛けられた罠によってシボレーのタイヤがパンク、ウィルコ率いる浮浪者の集団に囲まれ暴行を受けるハメに。ウィルコたちと口論の末、スコットとジョセフを殺され、自身も暴行の嵐に遭うマーシャルは、すんでのところで逃げることに成功。しかし、ここからが彼にとって長く辛い夜が始まるのだった。
ドナルド・トランプは父フレッドの下で不動産業を学んできたが、家賃を集金するだけの仕事に辟易していた。そこで彼はニューヨーク・マンハッタンにある未開発地域の土地に目をつけるが、父親からは不況を理由に開発計画を反対される。しかし、自らの野望に燃えるドナルドは、土地を所有しているアイクラーやニューヨーク市長を味方につけ、大型コンペンションセンターの建設にこぎつける。しかしその後、建設計画が暗礁に乗り上げるも、ドナルドはさらなる野望に突き進む。グランドセントラル駅前に建つコモドールホテルの購入を手始めに、マンハッタンに自分の名を冠したトランプタワーの建設を目論む。
ロサンジェルスの街を車で流しながら視聴者からのコメントをもじった即興のラップを配信するミュージシャンのアニー。ロックダウンの息苦しさにうんざりし、かつてのバンド仲間でイギリスに住むストレッチをアポなし訪問する。今や配達員として生計を立てる彼を茶化し、気まぐれで車を拝借したアニーは、大金につられて奇妙なオーダーを受ける。それは想像を絶する恐怖の幕開けであった。
母親の再婚相手からの虐待に苦しむリリーは、ボーイフレンドのニールの助けを借りて実家から逃げだす。人里離れた森の中でニールとはぐれるも、偶然見つけた一軒家で助けを求める。その家で一人暮らす男エヴァンは、リリーを自分から逃げた娘キャサリンだと思い込み、家の中に連れ込み監禁する。彼女を待ちうけていたのは、エヴァンの不可解な言動と過酷なトレーニングだった。キャサリンの部屋で日記を見つけたリリーは、キャサリンが綴った父親との日々をヒントに、実の娘を演じながら逃亡を計る。
北極にあるサンタクロースのもとで働いている妖精のエルフェット。クリスマスまであと5日、彼女はサンタが配るプレゼントの包装紙デザイナーだったがヒマを持て余し、仲間たちの手伝いをしようとするもドジばかり。仕方なくエルフェットはひと足早く、仲間のスパークルとフロリダにバカンスに向かった。一方、クリスマスを前に鉛筆と携帯電話が合体した“Pフォン”が大人気となり、サンタにお願いする子どもたちのクリスマスプレゼントになったが、販売会社ジョイテックの株は急落。このままだと会社は倒産の危機に陥ることから、女社長に命令されたマフィアがサンタクロースを誘拐、拉致する。ひょんなことからエルフェットがサンタを救うために奔走することになるが…。
カナダでのスパイ任務に失敗し警察に逮捕された初老のビル。運よく組織の手回しで釈放されるも、ビルを引き取りに来た元パートナーのマーガレットから年齢と失敗続きを理由に組織からの引退を勧告される。スパイ生活の幕引きを突きつけられ意気消沈するビル。その夜、ビルがスーパーマーケットで買い物をしていると、強盗に遭遇。その強盗を撃退しようと動き出したビルの目の前で、若者アーロンが果敢に強盗を取り押さえ、瞬く間に退治した。アーロンの能力の高さを気に入ったビルは、彼を新しいパートナーに据えるべく厳しく指導を開始。アーロンの修行が一段落する頃、ビルはカナダの資産家リチャード・ナイトが黒幕だと思われる麻薬組織に目をつけていた。
星歴4044年。銀河は激しい戦闘の混乱に陥っていた。地球人のカリ王女によって結成された宇宙反乱同盟軍と、爬虫類人の秘密結社・アルコン軍との戦いである。両軍とも多くの死者を出したこの戦いは、同盟軍がアルコン軍のリーダー・ラスチャイルドを葬ったことで終戦。両軍は争いを避け、互いに離れて暮らしていていくことで平和を取り戻していた。しかしそこに突然、メガドロンが出現した。西暦1945年、ナチスの機密実験により人類とサメのDNAを融合し誕生した生物であり、凶暴な戦闘マシンであるメガドロンは、次々と同盟軍の宇宙船に攻撃を始める。事態を重く見たカリ王女は、同盟軍のエースパイロット・ビッグフットにメガドロン討伐の命令を下す。
パーティープランナーとして才能あふれるホリーのもとに舞い込んだ、ある建設会社のクリスマスパーティーの企画。ただし、その企画には建設会社の若き2代目の息子テオを参加させるのが条件だった。というのも、新しく建設するシティーセンターの入札を得るため、テオがパーティーで市長に認められる必要があったからだった。成功すれば、昇進が約束されていると言われて引き受けたホリー。一方、当のテオは社長である父親から「入札のためのプレゼンの準備よりも、パーティーの企画に力を入れろ」と言われ、渋々の参加だった。だが、クリスマスの思い出を語り合い、パーティーの準備を進めていくなかで、似た価値観を持つ2人は互いに惹かれていく。
家族と離れて暮らしていたロペス家の長女ジャスミンが、実家に戻ることになった日、弟カルロスの恋人グレースも、顔合わせとして家に招かれていた。家族が揃い、和やかにレストランで会食が進む中、カルロスは1週間後に結婚式を挙げたいと報告。しかし過保護のジャスミンは、たった4ヵ月の交際ということから意を唱えるものの、その意見は流されてしまう。納得のいかないジャスミンがトイレに向かうと、見知らぬ女性とグレースの会話が聞こえてきた。知人のように話しかける女性を冷たくあしらうグレースの行動に違和感を覚えたジャスミンは、彼女の過去を調べ始める。
400万人のリスナーを持つ、大人気ポッドキャスト番組「殺人鬼と出会うには」のホストを務めるマック。義母が亡くなったのを機に、彼女は夫ヘンリーの実家に越してきた。早速、この地に馴染もうとするマックだったが、家の向かいに住む夫の高校時代の同級生オリバー以外の住民からは、遠巻きにされてしまう。それは、ヘンリーにまつわる過去の事件が関係していた。15年前のプロムの夜、ヘンリーの当時の恋人リリーが、プールで死亡していた事件である。最終的には事故として片づけられたが、現在の今に至るまで、ヘンリーが殺したのではとの疑惑が渦巻いていた。時を同じくマックは番組のため、地元に伝わる“青いリボン殺人鬼”について調べ始めるのだが、この事件に関してもヘンリーが関与しているのではないかと疑念を抱き始める。
ホリデームード溢れるクリスマスシーズン。ニューヨーク・マンハッタンにある高級ホテルには、多くのゲストが訪れる。ボブとアイリーンは結婚50周年を迎えた老夫婦。ディエゴとガブリエラはパーティーに出席するためにやって来た若いカップル。ジャスミンとキャサリンは同性同士のパートナー。スーザンは家に娘と不仲な夫を残し、恋仲のベンと別部屋で宿泊中。スイートルームでかつての恋人を待つ女性コートニーや、幼い息子を残し、ライブにやってきたミュージシャンのジャックなど、クリスマスを大切な人と楽しむために集まった様々な男女が、それぞれ悩みやトラブルを抱えながらも幸せな時間を過ごそうとしていた。
海の世界に住む人魚姫のセレイアは15歳、海の国王マリス家の四姉妹の末娘。ある日、仲良しのウミガメ、シェルドンと航海中の船に近付き、人間の王子ルーカスを見つける。しかし、突然嵐に襲われルーカスは海に投げ出されてしまった。セレイアはルーカスを海から海岸まで引き揚げたがルーカスが目覚める前に身を隠してしまう。セレイアはますます地上への憧れとルーカスへの恋心を募らせる。セレイアは祖母、皇太后ナリッサから黒魔術を操る魔女レヴィーナの話を聞き、地上へ行けるように尾ひれと人間の足の交換をお願いしてしまう。交換条件は「1年以内にルーカス王子の愛を勝ち取らなければならず、できなければ深海にある暗闇の溝へ一生閉じ込められてしまうこと」。尾ひれと交換に声を失ったセレイアは人間の足を手に入れ、憧れ続けた陸の世界へ。人間の世界に辿り着いたセレイアはルーカスの宮殿に招かれるが、声を失い自分がルーカスを救ったことを伝えられない。そして、突如として決まったルーカスと王女ダーラとの結婚式が刻々と迫ってくる。果たしてセレイアの愛の行方は…。
トリッシュと弟のダリーは、帰省のために車でいつもの道を走っていた。とある田舎道で、不気味なトラックが接近してきて警笛を鳴らしながら二人の車を執拗に煽ってきた。だが、トラックは猛スピードで追い越していった。落ち着きを取り戻した二人は、20年以上も前、この道をドライブ中にカップルが行方不明になり、今日に至るまで死体すらも発見されていないという事件を思い出す。
1945年、第二次世界大戦末期のイギリス。戦地にいた夫の帰りを待つ妻のグレースは、孤島に建つ広大な屋敷に娘アンと息子ニコラスと3人だけで暮らしていた。日光にあたると死んでしまう病に冒された子どもたちを守るため屋敷は昼間でも分厚いカーテンを閉め切り薄暗い。そこへある日、使用人になりたいという3人の訪問者が現れる。だが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こりグレースを悩ませ始める…。
ソ連を軍事力の増強によって再生しようとするテロリスト集団が、プルトニウムを搭載した貨物列車を占拠。ドイツ・スイス国境を突破し、イラクへと向かった。国連の要請で元傭兵のマイクをはじめとする4人の腕利きが特殊部隊を組織し、列車への潜入に成功するが……。
引退を考え始めていた伝説の傭兵ジョン。そんな彼のもとに、CIAの作戦担当官ヴァンからある男の暗殺の依頼が舞い込む。ウクライナへ飛んだジョンは男を始末し、依頼を完了したかに思えた。だが、街で襲われていた女性を助けたことから、彼は闇組織と対立する。やがて組織のボスがヴァンを通じて女性を引き渡すよう求めるが、死ぬ前に何かいいことをしたいと願っていたジョンは彼女を守り抜くことを決意する。
自分を“K-PAX星”からやって来た異星人だと称する男プロートが病院に送られてくる。彼の治療に当たるのは精神科のパウエル医師。初めは戯言と思っていたパウエルだったが、驚いたことにプロートは、専門家より宇宙に詳しく、また神秘的な力を備えていた。
ホラー映画史に残る有名殺人鬼たちも震え上がる、かつてなく凶悪で残虐なホラー・ヒーロー“クロムスカル”。それは、銀色の髑髏をつけ、右肩にビデオを装着、両手にサバイバル・ナイフを持って被害者を惨殺して、その模様を撮影し、ビデオを警察に送りつける映画史上最凶最悪のサイコキラー…。
ロースクールに通うダニーは、祖母とトレーラーハウス暮らし。生活は貧しいのに、祖母が衛星チャンネルの訪問販売員に押し切られてしまい、学費用のお金をすべて使ってしまう。おかげで「2週間以内に学費を支払わないと退学だ」と、学部長に宣告される。そんな彼に、バイト先の先輩ジェリーから、学校内の階段でわざと滑って転び、ケガをしたと訴えれば、治療費が取れると言われ、仕方なく手を染めることに。だが、ジェリーに連れて行かれたのは怪しい医師にうさん臭い弁護士。根が正直なダニーは止めようと考えるが、欲深な学部長にジェリー、さらにはお金のことにしか興味のないロシア人の恋人ヘンリカに迫られた挙句、和解どころかついに裁判沙汰になってしまう。
30年ほど前より、外界から孤立し廃墟と化している町レイブンロック。郷土史家によると、炭鉱事故で多くの若者たちが亡くなって以来、この地域では行方不明者が異常に多いのだという。最近では昨年10月に、町の近郊に住むベン・ウェーバー氏の愛娘エバが行方不明になって久しい。かくしてジャーナリスト・グループのミレニアム学会は、ウェーバー氏から資金援助を受けて町の真実を解明し報道すべく、パイパーをリーダーとする探索&撮影チームを町へ送り込むのだった。幼い頃、町に住んでいたガイドのマイアは危険を察知して、今まで口を閉ざしてきた町のおぞましき過去をようやっとグループの面々にに語り出すのだが、間もなくして仲間が次々と行方不明になっていく。
グレースが父親と共にドッグヴィルを去った後、ギャング団は南部アラバマ州の大農園“マンダレイ”を訪れるが、そこには70年も前に廃止されたはずの奴隷制度が残っていた。グレースは、“ママ”と呼ばれる大農園の女主人と対峙し、黒人たちを開放する。マンダレイを去ろうとするも、「自由な」生き方を知らない黒人たちのために、この地に残る決心をするグレース。4人の部下と弁護士のジョゼフとともに、黒人主権の新しい共同体を作り、監督役として、その最初の収穫まではこの地に留まることにするが...。
ニューヨークで働く上級資産鑑定士レイチェルは、顧客の一部資産を相続した孫から歴史ある図書館を鑑定してほしいという依頼を受け、カリフォルニアの山岳地帯の田舎町へ来ていた。だが、地元で愛される図書館を売却するのではと疑われたレイチェルは、地元民から嫌われてしまう。一方、ゴールドラッシュ時代の無法者ブラック・バートの取材・執筆のためにその町で暮らしていたノマド作家のジェイクは、義姉レイチェルからの依頼を受け、数週間、甥のノアと姪のヘイリーを預かることに。さらに取材のために通う図書館で、司書のアーチャーからレイチェルに図書館の重要性を教えるよう頼まれる。だが、仕事を早く終わらせたいレイチェルに冷たくあしらわれてしまう。
1960年代、アメリカの片田舎。セルマと息子のジーンは、温かい隣人たちに囲まれ、つつましくも幸せな日々を送っていた。そんなセルマには悲しい秘密があった。遺伝性の病のため、彼女は視力を失いつつあり、息子ジーンも手術を受けない限り同じ運命を辿ることになるのだった。ある時、セルマは、無理な労働による疲労と視力の悪化により仕事場でのミスが増え、遂に工場を解雇されてしまう。さらに家に帰ると、ジーンの手術代として貯めていたお金がなくなっており…。
ワニが多く生息しているティボドー市は6日後に50周年を迎えるゲーターフェスティバルで浮かれていた。そんな時トレーラーパークに暮らすフランクがトイレで何者かに食い殺される事件が発生する。すぐに保安官のミッチェルは駆けつけ、ワニが下水から襲ったものと断定した。その後、町中でワニが目撃され被害者も増していた。州立湿地調査員のローラが駆けつけ事態に対応するも、既にはワニが大量発生していたのだった。ワニ退治のチームを結集させるが策がない!発生元を叩くことはできるのか!?
19歳のアナベルは住む家もなく、盗みばかりを繰り返すという生活を送っていた。ある日、ナチス収容所に収監された経験を持つジョセフという富豪の男性との出会う。ジョセフの実家は第二次大戦中に、所有する数々の有名画家の絵をナチスに没収された過去があり、その絵を奪還するため、アナベルを誘き寄せたのだった。ジョセフとの出会いから数十年、アナベルはナチスに没収され、ナチス思想を信奉する億万長者の手に渡った有名画家の絵を奪還するとてつもない計画を練り上げた。アナベルはかつての仕事仲間に話を持ちかけ、この計画の遂行に不可欠なスペシャリストをスカウトし、カリスマ犯罪チームを結成した。やがて、亡きジョセフとの約束を果たすために、犯罪のプロによる究極の強奪作戦が始まる。
今は廃墟となった食肉処理工場の跡地に、世間から離れて住み暮らすミラー。彼は10年前に殺された女性ゲイルへの想いを秘め生きていた。そんな彼の前に、母親であるゲイルの死の真実を突き止めようと、ルースと名乗る若い娘が現れる。当初、ゲイルなんて女性は知らないと突っぱねたミラーだったが、ルースが訪ねてきたことで彼の中にあったゲイルとの思い出が蘇ってくる。もともと放浪者だったミラーは10年前、ゲイルの夫ユライアが営んでいた農場に現れ、農夫として雇われた。ある日、ミラーはユライアに暴力を振るわれているゲイルを見かけて同情。急速に2人の仲は親密になり、ゲイルはミラーとの逃走計画を立てる。一方、ルースはユライアの姉から事件の驚くべき顛末を聞くのだが…。
アンナに固執するルイージは彼女を手に入れるため、日記を奪い去り…彼女の成熟を綴った日記と物語の結末の行方はいかに―。
映画に出演することになったアンナはロマンスの都ローマへ行くことに。そこで繰り広げられるのは開放的で大胆な「戯れ」。そんな中、アンナは危険な香りが漂うフォトジャーナリストのカルロに惹かれてしまい…。
見ているだけで抱いてくれない夫に不満を募らす美しい人妻“アンナ”。不能の夫を治すため、アンナは女医のクリスティーナを手配するが、クリスティーナには秘めた野望があった…。夫と女医の間で行われる“秘密”の治療。その高額な治療代を賄うため、アンナは類まれな美貌を活かしパリのキャバレーで働くことを決意する。一階では美女たちが妖艶なダンスを披露し、二階では男性客と…。
最愛の夫と愛欲に満ちた日々を過ごしていた美しい人妻“アンナ”。しかし夫が突然下半身不随になってしまい、身体がうずく日々を過ごしていた。欲望が全てなのか?夫ではなく忘れられない元彼と一緒になっていればよかったのか?彼女は今までの愛欲遍歴、性の悦びについて、自身の秘密について振り返り始める…。
妹のエラと仲良しの姉リディア。彼女はエラの婚約者トーランが、傲慢で支配的な様子が垣間見えていることから、2人の結婚には反対だった。しかしトーランを信じるエラには、リディアの忠告は響かなかった。そんななか、姉妹は結婚式の直前に開かれたパーティーで、占い師にエラの運勢を占ってもらうことに。だがその結果は、彼女の死を示唆するものだった。心配事がさらに増えたリディアの気持ちはよそに、その後、エラとトーランの結婚式が執り行われ、2人はカリブ海へ新婚旅行へと旅立った。しかし直後、エラからの連絡が途絶え、身を案じるリディア。するとトーランから、エラが行方不明になったとの連絡が入る。
セラピストのキャラは、夫ブライアンがカリフォルニアの高級住宅地シークリフのホテルで支配人を務めることになり、社宅として用意された豪邸に越してくる。シークリフはキャラが幼い頃に住んでいた地区。そこに幼い頃にはすでに疎遠だった父フランクが訪ねてくるが、浮気で自身と母を捨てた父を許せないキャラは冷たく追い返す。ある日、父が脳卒中で倒れたと連絡が入る。大事には至らず、在宅ケアを勧められたキャラは、親子関係の修復を望む夫にも促され、父を渋々ひきとることに。看護は派遣看護師のリネットが住み込みでしてくれるという。自宅でセラピーの仕事と著書の執筆を行うキャラは、気が利くリネットに気を許すようになるが、父の足には複数の謎のアザができていた。
とある日。母親と出かけるため実家を訪れた弁護士のサットンが見たものは、血だらけで倒れている母親とナイフを握ったまま茫然とする妹エイプリルだった。母親殺しの容疑者として逮捕されてから1年後。エイプリルは事件当時の記憶を失っていたため、遅れていた裁判が遂に始まろうとしていた。姉として、そして弁護士としてエイプリルの無実を信じるサットンは、彼女を自宅に連れて帰り保護。しかしエイプリルを犯人として報道するマスコミが家の前に群がり、姉妹を追い詰めていく。サットンは、妹の無実を晴らすためには“失われた記憶”を取り戻すしかないと考えるも、エイプリルはPTSDを発症し、精神科医のカウンセリングを拒絶するのだった。
国から暗殺の仕事を請け負っていた伝説の元暗殺者ニックは、友人からの相談で再び暗殺の仕事を引き受けることに。一方、DEA捜査官のアンソニーは、麻薬取引の摘発のため、ある倉庫に踏み込むが、容疑者1人に相棒を殺されてしまう。相棒を殺した男と裏で糸を引く黒幕を見つけ出すため捜査を始めることに。暗殺者とDEA捜査官という何の接点もないはずの二人が奇しくも全く異なる経緯で、テロによる世界崩壊を目論む国際テロリストの凶行を阻止すべく奮闘する。
一人娘のステファニーと、亡き妻の思い出の味のケーキを作ろうと馴染みの食料品店を訪れたトミー。すると偶然にもそこに、偽札作りの犯罪組織を裏切り逃走中だった店主の娘ミッキーが、2人の男に襲われ逃げ込んでくる。何とか男たちを撃退したトミーだったが、争いの中でミッキーは殺害され、その後、ミッキーが持ち出した証拠の奪還を目論む犯罪組織に関与を疑われたトミーは、自宅を突き止められ襲撃を受ける。ステファニーを教会に預け、知り合いの警官ジャックに相談するも、彼は裏で犯罪組織とつながる悪徳警官だったことが判明し、命を狙われ揉み合いに。銃が暴発しジャックを殺害してしまったトミーは逃走を図り、犯罪組織だけでなく、警察から追われる身となってしまう。
姉のカレンに会うため、リバティを訪れたトミー・リー。しかし、そこは白人至上主義者のブライアンが主導する凶悪な一団ホワイト・パワーが、我が物顔で町の人々を虐げていた。町の入り口でトラックと接触し、車が走行不能になってしまったトミーは、義兄のジャックに連絡をするため近くのレストランに赴く。電話を終えたトミーが帰ろうとすると、ホワイト・パワーのハンセン率いる集団がトミーに挑発。怒りを押し殺しその場をあとにしたトミーだったが、その時、黒人のフェルプス牧師が行方不明になっていることを知る。その後、ジャックと合流したトミーは、カレンの家で保護されていた牧師の息子ルーサーと対面。この町を覆う闇に一抹の不安を感じていた。
ラスベガスの高級カジノの地下で、連夜開催される非合法なギャンブル。それは、コロシアムと呼ばれる闇の異種格闘技戦であった。空手、カンフー、ボクシングなど、世界各国から集められた格闘家たちが、賞金を賭けて命懸けで争う究極のこの戦い、審判はおらずブザーが鳴ったあとのルールはただ1つ、“試合にルールはなし”。全米空手チームで共に戦ってきたトミー、アレックス、トラヴィスは、格闘仲間としてその後も交流を深めていた。ある日、破天荒なトラヴィスは、2人に黙ってコロシアムに出場。着実に順位を上げ、暗黒街のチャンピオンと呼ばれる格闘王のブラカスと対戦。しかし、驚異的な破壊力で首の骨を折られ殺されてしまう。
史上最強のチャンピオンチームである、韓国との国際試合に挑むため、アメリカ空手連盟は全米から空手の達人たちを集結。壮絶な戦いの末に、5人の若者が選抜された。だが彼らには、3ヵ月に及ぶ更なる過酷な特訓の日々が待ち受けていた。空手にすべてを捧げるアレックスは、過去の古傷がありながらも、幼い息子を母に預け合宿に参加。一方その後、韓国チームの対戦相手がダエ・ハンに決定したトミーは、過去の試合で、兄を死に追いやった男との対戦となったことで、喪失感に苛まれ合宿所をあとにしてしまう。様々な思いの中で5人のファイターたちは、勝利を信じ最後の試合に挑むことができるのか?
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロから1年、ニューヨークに住む人々は徐々に日常を取り戻していた。しかし、街の喧騒とは裏腹に人々の心には未だ“あの日”の出来事が影を落としていた。会社員のサンディは同僚に暴力を振るったことでセラピストにカウンセリグを受け、デビッドとアリソン夫妻は息子チャーリーが起こす騒動の対処に追われ、2人のインド人ボディガードは高官の警備の合間に街の人々を観察している。エミーはライバルのサファラからペストリー・クイーンの座を奪おうと奮闘、主婦のジュディは年老いた夫との変わらない毎日を過ごしていた。何も変わっていないようで何かが変わっていく。そして新たな9月11日、ニューヨークは1年前と同じように美しい朝を迎える。
シアトルでレトロ玩具会社を経営するメーガンは、高校時代のディベート大会で他校のライバルだった幼馴染みのオールデンと、デンバーの営業先で再会。同じくシアトルで競合会社を経営する彼は、同クライアントへ売り込みに来ていたのだった。妹ブレアの結婚式を間近に控えたメーガンは、花嫁と一番親しい女性側の代表のメイド・オブ・オナーとしてパーティーを主催しており、地元のウィチタに向かうはずが、飛行機はストライキで欠航。レンタカーで7時間以上をかけ向かうことにするが、父親の退職祝いのため同じ飛行機で地元に戻るはずだったオールデンも渋々同乗させる。しかし、途中で車を盗まれ、代わりにオールデンが購入した中古車も事故に遭うなど、次々とトラブルに見舞われてしまう。
マリアンは長男エイデンと次男ジェイコブの2人の息子を持つ母親。最近はエスカレートする兄弟仲の悪さに悩んでいた。ある日、日頃から何かと競い合っては反発していた2人を心配するマリアンの嫌な予感は、最悪の形で的中。兄弟で岩登り競争を始めた結果、エイデンが崖から落下し死んでしまったのだ。エイデンの葬儀の日、息子を失った悲しみに堪えながら気丈に振る舞うマリアンだったが、参列者の中で囁かれる弟による兄殺しの疑惑に強く憤慨する。その疑惑は収まることなく街中に広まり、息子の身を案じたマリアンは、ジェイコブを遠方の学校に転校させる。それから2年、不正を理由に退学になったジェイコブがマリアンのもと帰ってきて…。