ユスターシュの妻ジャネット・ドゥロにふりかかった災難(ユスターシュと喧嘩して街へ出たドゥロに、二人組の無骨者がつきまとって彼女を困らせた)に基づいて構想された作品。当時ドゥロが秘書として働いていた、カイエ・デュ・シネマ誌のオフィスにある金庫から盗んだカネを使って撮られたとの伝説がある。主人公はタフガイ気取りで品位を欠く、自堕落な生活を送る若者二人組だ。彼らは街をぶらぶらするうちに知り合った女性を口説こうとするが、なびいてこないので腹いせに彼女の財布を盗む。ヌーヴェル・ヴァーグ映画的な街なかでのゲリラ撮影を活用しながらも、ここでのパリは生きづらい寒々しく退屈な街へと変貌しており、登場人物の「リアルな」描出ともども新世代作家の台頭を印象づける。
恋愛の関係性コーチングのブログが人気を博し、5つのSNSで12万人のフォロワーを持つ心理学博士のサム。彼女はオペラティック社にポッドキャストの新番組として、関係性に悩んでいるカップルから話を聞いた上で“楽しい挑戦”をしてもらい、新たな発見を促すことで関係が改善するか別れるかを追う企画を売り込む。ボスのマリーから、試作がうまくいけば秋番組の発表会で紹介すると約束され、サムはプロデューサーのジョシュと組むことに。最初は噛み合わない2人だったが、さまざまなカップルに取材していくなか、お互いの仕事を認め合っていく。しかし、忙しく働くサムは、同棲しようとしていた恋人ブレッドとの関係も変化していくことになり…。
イラストレーターのジェニーは、35歳で結婚するという有名占い師の予言を信じていた。ある日、3ヵ月後の35歳の誕生日に歴史的な修道院の予約が空いたとの連絡が入る。そこは亡き祖父母が結婚式を挙げた場所。結婚式には祖父母が関わっているとの予言もあった。彼氏もいないのに式場を予約したジェニーは婚活に励むなか、友人クララの紹介で、児童書作家タイラーの著書のイラストを手掛けることに。最初はギクシャクした2人だったが、修道院の予約にタイラーを偽彼氏として同行してもらったことから次第に名コンビぶりを見せ、いい新刊本を完成させる。その後、ジェニーは婚活パーティーですれ違ったイケメン実業家のブレイクと再会、仕事どころではなくなってしまい…。
1991年7月15日、東京ドーム。この日、宗教家・一条悟の大講演会がはじまろうとしていた。マスコミも大々的に報じ、日本中が注目する一大イベントの模様をレポートしているアナウンサー・立花美穂。そのテレビ画面を見ている裁判官の水瀬千晶。そして郷土の母や学生時代の友。さらにかつての会社員時代の同僚や上司たち―それぞれの胸に去来する悟との日々が回想される―四国の小さな町に生まれ、一流大学を経て大手商社に就職。若くして社長候補と期待されるエリートの道を歩みながら、突然退職し、姿を消した一条悟。なぜ彼は、約束された将来を捨て去り、宗教家になることを選んだのか。どうして愛する人たちにも何も告げずに、ただ一人往くことを決めたのか―そして、いよいよ大講演会の幕が上がりはじめる。
ジャンニは有名シューズブランドの社長で独身生活を謳歌していた。ある日モテたくて成り行き上、足が不自由だと偽るが、車いすユーザーで情熱的なキアラと出会い、強烈に心惹かれる。だが彼女と親しくなるにつれ嘘を重ねるハメに…。
モルガナ国のカミール王女は外交のため、アメリカ周遊で慈善イベントなどに参加。クリスマスが迫る中、帰国前にパイン州立大学を訪問する。実は財政難で廃校の危機にあるモルガナ大学を存続させるには、交流留学を実現させて大学の成長が継続できるとアピール、ある財団から投資と大学への寄付を後押ししてもらう必要があった。モルガナ大は1588年のクリスマスに創立した言語学と外交学が有名な学校で、カミールは自国と家族の財産と考えていた。しかし財政難は深刻で、父のルシアン国王から廃校決定は1週間後だと告げられる。カミールは廃校を止めようと奮闘する中、彼女の見守り役となったパイン州立大の学長アンジェラの弟で教授のベンに惹かれていく。
ショーンは不動産開発企業ペイトン・エンタープライズの跡取り息子。父が開いた慈善活動のパーティーに出席していたが、彼に近づいてくるのは玉の輿狙いの女性ばかり。うんざりしていたところ、父親から「1週間で他の仕事を探すか後を継ぐか、決めなければ勘当だ」と言い渡される。同じ頃、緑豊かな公園をペイトン・エンタープライズが開発するのを阻止するべく、会場の駐車場でビラ配りに励むアリソンがいた。ちょうど会場を出てきたショーンは彼女と鉢合わせ。キッチンカーでバイトしながらロースクールに通うアリソンに興味を持ったショーンは、ペイトン一族であることを隠し、彼女とキッチンカーで働き始める。
ニューヨークに住むオーウェンとクロエは婚約中。しかしスターを夢見るクロエは、オーウェンとの愛を約束したままハリウッドへ旅立ってしまう。瞬く間にスターの座に登りつめたクロエを訪ねにスタジオを訪れるオーウェン。しかし、クロエには新たな恋人ができたことを知る。それから3ヵ月後。未だ失恋から立ち直れないオーウェンは、友人からナディーンを紹介される。クロエに未練たらたらの彼を時には叱りつけ、時には優しく支えるナディーン。いつしか二人は、友達以上の関係として惹かれ合っていくが、そこへ再びクロエが現れる。
世界的に有名なバレエ団の生みの親である天才芸術監督アレックスが死んでから7年。バレエ団は解散の危機を迎えていた。そこで、アレックスが残した伝説の演目「ウィズアウト・ア・ワード」を公演することに決めたバレエ団のジェリーは、アレックスの魂を継承するオリジナルキャストの3人のダンサーを再集結させた。アレックスの死によってダンスキャリアを終わらせていたクリッサ、マックス、トラヴィスの3人だったが、理想のダンスを実現するため、互いに感情をぶつけ合い、ダンスに邁進していく。しかし、この演目を演じるためには、自らの内なる壁に直面し、それを乗り越えなければならなかった。
かつての恋人同士で、一緒にタッグを組み、ベストセラー本「魔法の地下室」を手掛けたケイトとジョシュ。ケイトは犯罪小説家として、ジョシュは絵本作家としてそれぞれ活躍していた。ある日、出版社のジーンから書店に呼び出されたケイト。するとそこには、子どもたちに読み聞かせをしているジョシュの姿が。ジーンによって彼と5年ぶりに引き合わされ、「魔法の地下室」の続編を書くよう依頼されたケイト。始めはまったく乗り気ではなかったが、近作の不調や新作の出版が難しいことを聞かされて、渋々ジョシュと続編の構想を練ることに。一方、ケイトの親友で警官のビクトリアは、警察のPR活動でモデルを務めることになり、魅力的な写真家パトリックと出会う。
ティファニーはロサンゼルの小さな市民劇場のオーナーの娘。役者をやりつつ脚本家として、劇場を盛り上げるため日々奮闘していた。次回作「おとぎの国のデート」の王子様役がなかなか決まらず焦るティファニーは、劇場買収のために視察に来ていたジョシュを、そうとは知らず王子様役のオーディションへ参加を促してしまう。そんなジョシュの正体は、エッジビュー不動産の御曹司で、ホテル建設計画を社長である父から任されていた。初の大型案件に気合を入れるジョシュだったが、仕事の引継ぎのため、お調子者の弟アンソニーの同行に不安を感じていた。
カップル専門のセラピストで作家のジェシカは、新作「誓っていいの?」を発表。彼女が書き上げたのは恋愛ハウツー本で、1年半前に別れた彼との苦い経験をもとにしたものだった。その元カレこそが出版社の社長マイク。ジェシカはこの新作を最後に、マイクとの縁も切れると喜んでいたが、契約には新作の宣伝も含まれていたことを知る。一方、マイクは亡き父から引き継いだ出版社を大きくするために、ジェシカと人気作家ビンセントの契約更新が必要だった。だが、ビンセントは更新を渋り、ジェシカは動画での宣伝のみをOKしただけ。そして動画撮影当日、ジェシカのパートナーが急遽来られなくなり、マイクが代役として立つことに。だが、カメラの前で2人はケンカを始めてしまう。
雪深い小さな集落にある学校の教師として赴任していたケイト。任期を終えた彼女は結婚式を控え、都会で待つ恋人ブラッドのもとへ帰ることに。だが翌朝、大雪によって滑走路は使えず、飛行機は欠航になってしまう。そこにスノーモービルに乗ってやって来た一人の男レッドフォードに助けを求めるが無視され、ケイトは自力で街を目指し始める。紆余曲折の末、なんとか彼のスノーモービルの後ろに乗せてもらうも、不愛想なレッドフォードとおしゃべりなケイトは互いに反発。そのうち、夜露を凌ぐために入った避難小屋で怪しい老人に襲われ、森ではクマに遭遇し、挙句にスノーモービルを破壊された二人は、歩いて街を目指すことになる。
大学時代、キャンプ場でバイトをしていたアリソン。一緒に働いていたコディと恋仲だったが、バイト最終日、彼が他の子とキスしている現場を目撃し、失意のまま別れてしまった。あれから10年。アリソンはマーケティング会社で重要な仕事を任されていた。しかし上司を前にしたプレゼンで、ライバルのヴァネッサに手柄を横取りされ、実力を今一つ発揮できずにいた。そんなある日、年に一度の野外研修を、例年のリゾート地ではなく、キャンプ場で開催することに。そこはアリソンがバイトしていたキャンプ場だった。しかも、現在のオーナーはコディ。研修には同僚で恋人のブライスも一緒だったが、コディとの気まずい別れが忘れられず、アリソンは何かと動揺してしまう。
NY在住キャリアウーマンのテリーと、生まれ育った地元で仲間と農場を共同経営している妹のマンディ。二人の両親は温室で栽培した生花店を営んでいたが、実態の経営は火の車だった。だが愛する家族のため、父はその事実を隠していた。そんな父が復活祭の日に突然倒れ、亡き人に。突如、会社を解雇されたテリーは再就職のため奔走していたが、帰郷して家業の生花店の立て直しに動き始め、マンディの協力も仰ぐ。だが、普段は自分の都合ばかりを優先する姉のことが面白くないマンディは何かと対立。その上、生花店を手伝うサムとテリーをくっつけようとする母を見て、マンディはついに不満を爆発させてしまう。
ヴィクトリアは刑事事件専門の30代のバツイチ弁護士で、二人の娘の子育てに奮闘しているシングルマザー。家の中は猥雑で、ベビーシッターが居着かない。彼女は洞察力があり皮肉屋だが現在、感情的に崩壊寸前の状態。精神分析のセラピーを受けたり、占い師に運勢を見てもらっている。ある日友人の結婚式で、ヴィクトリアは古い友人のヴァンサンと以前担当した薬物事件の依頼人サムに出会う。その翌日、ヴァンサンが恋人の殺害未遂容疑で逮捕される。無実を証明できるのは被害者の飼い犬ただ一匹。ヴァンサンに頼まれて仕方なく弁護を引き受けたヴィクトリアだったが、その一方で、元夫のSNS上での迷惑行為に対応したり、なぜかサムを住込みのベビーシッター兼助手として雇うことになったり、彼女の人生に数々の波乱が巻き起こる…!
モレは優しい夫サンインと幸せな結婚生活を送っていたが、ある日美術館で偶然出会った青年と過ちを犯してしまう。モレがすぐにサンインに打ち明けると、サンインはショックを受けながらも彼女を受け入れる。ところが、フレンチ・レストラン開業の為に夫婦が住み込みで雇った天才シェフ、ドゥレこそが例の青年だった。モレは動揺しつつも、3人の奇妙な同棲生活が始まる。
ヘイゼルは自ら設立した手帳会社ドリームシーカーを赤字経営から脱するべく、会社紹介のためにテレビ番組「モーニング・ブリュー」に出演するが、緊張して何もしゃべれず大失敗。しかしプロデューサーの計らいで次週も出演できることになり、家族でパブを経営する陽気なテオにメディア・トレーニングを依頼する。ヘイゼルは人前に出るのは大丈夫だが、“情熱を持て”、“事実に基づいて話せ”という2つの言葉が脳裏をよぎると何も話せなくなってしまっていた。そこでテオは彼女を変身させ別人格にすることを思いつく。最初はうまくやれなかったヘイゼルだが、次第にこなれていくと同時にテオにも惹かれていく。だが、会社経営も含めて恋の行方は二転三転していき…。
かつてレーサーだった男ジャンは今や記憶を失いかけ、心から愛した女性アンヌのことだけを追い求めていた。そんな姿を見た息子はアンヌを探し出し、別々の道を歩んでいた2人は再会。長い年月が過ぎた今、アンヌとジャンの物語が思い出の場所から始まろうとしていた……。
イメージ・コンサルタントとして働くレベッカは、子どもの頃にテレビ番組「リトルシスター」のおてんばベッキーとして活躍していた。“ベッキー”ではなく”レベッカ”として実績を上げ、世間に認めてもらいたい彼女はテレビ番組「ウェイクアップ」への出演を迎える。会社を飛躍させることができチャンスと意気込んで出演したレベッカだったが、番組中にMCの1人、元サッカー選手のクライブと揉め、彼は途中で退席してしまう。ありえない事態に落ち込むレベッカに番組プロデューサーから、クライブのイメージ・チェンジの依頼を提案されることに。成功すれば番組にレギュラーコーナーを持てると聞いたレベッカは依頼を承諾するのだが…。
雪が積もる田舎街に暮らす小学6年生のタクヤ(越山敬達)は、すこし吃音がある。タクヤが通う学校の男子は、夏は野球、冬はアイスホッケーの練習にいそがしい。ある日、苦手なアイスホッケーでケガをしたタクヤは、フィギュアスケートの練習をする少女・さくら(中西希亜良)と出会う。「月の光」に合わせ氷の上を滑るさくらの姿に、心を奪われてしまうタクヤ。一方、コーチ荒川(池松壮亮)のもと、熱心に練習をするさくらは、指導する荒川の目をまっすぐに見ることができない。コーチが元フュギュアスケート男子の選手だったことを友達づてに知る。荒川は、選手の夢を諦め東京から恋人・五十嵐(若葉竜也)の住む街に越してきた。さくらの練習をみていたある日、リンクの端でアイスホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て、何度も転ぶタクヤを見つける。タクヤのさくらへの想いに気づき、恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習につきあうことに。しばらくして荒川の提案で、タクヤとさくらはペアでアイスダンスの練習をはじめることになり……。
アリシアとアーノルドは、まもなく結婚5年目を迎える仲睦まじい夫婦。アーノルドはそろそろ子どもがほしいと考えていたが、アリシアは20年前に離婚した両親のことがいまだに心配。それぞれパートナーを見つけて幸せに暮らしてほしいと、父のジャック、母のプレンダと頻繁に連絡を取っていた。ジャックは元弁護士で若い恋人ジェイダと過ごしていたが別れてしまい、プレンダは離婚以来ずっとシングルで、しばしばアリシアのもとを訪れていた。そんな両親のために、アリシアはアーノルドの会社が開発した出会い系アプリを両親それぞれに設定、意図せず両親は20年ぶりに再会する。思いがけず、2人の気持ちは高まるが、アリシアには秘密にしていて…。
勤務先“シティ・ニュース”の契約を切られた写真家ベックは、旅雑誌主催の旅写真コンテストへの応募をルームメイトのスーザンに勧められる。今年のテーマは“素朴な美しさ”だったため、ベックは7歳の時に両親と訪れ、人生初の写真を撮った思い出の地セレニティ島へ。陽光降り注ぐ島は変わらず美しかったが、予定外のトラブルで街から離れたレモン農園内のロッジに宿泊することに。すると、直前に街の広場の噴水で出会った男性ジョシュと再会。彼は農園のオーナー、マシューの息子だった。ベックは経営難の農園の宣伝にも協力。SNSへの投稿がバズり、ベック憧れの旅行写真家キャサリンも島にやって来る次第に発展。ジョシュからはSNSへの投稿はしないでくれと頼まれていたのに…。
高校卒業も迫る冬。生徒たちが集まり、卒業アルバム製作委員会が開かれる。生徒の中には鈴木幸子、まじめな萩本小鳩、チャラい取手衛らがいる。担当するのは教師の福田。その外には取手に想いを寄せる教師の村田が覗いている。福田は鈴木と卒業アルバムの件で打ち合わせをしているが、彼女の【穴】みたいな目が何だか怖い。しかし彼女は福田に持ちかける。「私と子供を作ってくれませんか?」聞けば自分は宇宙人で、地球人との子供を作るよう命じられているという。据え膳くわぬは…と待ち合わせのみかん畑に向かい、セックスをする。そこで福田が分かったのは「ああ、こいつ、人間じゃないわ」。その後、子供を作るために何度セックスをしても、鈴木の目は【穴】があいたままで…。一方、男子生徒・取手に想いを寄せる村田は、夜の教室で取手の机を愛でる(性的な意味で)のが日課。しかしその日課を萩本小鳩に見つかり、以来彼女の【豚】として調教される日々。苦しむ村田の表情を見ると、小鳩は喜ぶ。そんな毎日に耐えかねて村田は小鳩を拒否するが、彼女の村田への狂おしいまでの想いは、【鬼】となって、暴走を始めていた…。
主催者であるヤンケロヴァ夫人を中心に行われている女性だけの秘密の文学クラブ。しかしその文学クラブの会合が行われる部屋には男たちも招かれている。実はそのクラブの女性たちが、誰が最も魅力的な男性を毎週の集会に招待するかを競い合っているのだ。しかし、そのすべての男性たちは二度と部屋から出てくることはない…。果たして、彼らの行方は?そして、クラブ会員である女たちのその目的とは─!?
娘(シャルロット・ゲンズブール)が自宅の庭で開いたパーティーで、泥酔した同級生の少年ジュリアン(マチュー・ドゥミ)を介抱したマリー・ジェーン(ジェーン・バーキン)は、あろうことか15歳の少年に不思議な感情を抱く。ジュリアンもまた、40歳のマリー・ジェーンに恋愛感情を持っている。微妙な力関係の中、人目を盗んで密会を重ねる二人。そんなある日、二人がキスを交わしているところを、ルシーに目撃されてしまう。
少年ジュリアンは夏の別荘で出会った従姉妹のジュリアに恋をする。しかしジュリアはそっけない。開放感に満ち溢れた真夏の避暑地ー抑えきれないジュリアンの性の欲求は、別荘の使用人マチルドらによって満たされていく。 一方、ジュリアも次第にジュリアンの事が気になっていく…。思春期の揺れ動く性を、大胆に美しく描いた幻の問題作。
大ヒット曲「Jupiter」の作詞家としても有名な、吉元由美の「いつもなら泣かないのに」という短編集の映画化作。30歳前後の女性が抱える仕事と私生活での等身大の悩みを受け入れながら、前向きに生きていく主人公を、映画初主演となる人気モデルの田波涼子が演じる。
新進気鋭の美容会社セナで、CEOのグエンのアシスタントを務めながらSNS担当もこなすジェニーは、周囲も心配するほど仕事を抱えているが、それでもなお働こうとするワーカホリック。ある日、グエンから店舗をすべて閉店し、オンライン販売にシフトすることを聞かされる。自分の提案をすべて否定され、違うフィールドの仕事を提案されたことから職場での危機を感じてしまう。そんな中、研修旅行で会社のリゾート施設に行くことになり、ジェニーはリゾート部門を任されたグエンの弟ネイトと協力することに。だが、ネイトは人生を謳歌するタイプで、ワーカホリックなジェニーとは真逆。やることなすこと、やりづらさを感じてしまう。
米コロラド州リンカーンで、古い食堂を小粋なカフェ“コーヒー33”に生まれ変わらせた店主のアンバー。繁盛するカフェ内では、地元出身の新人カントリー歌手ジェイクの話題で持ち切りだった。ジェイクとは、レッカー作業中に歌っていた姿がSNSで3年前に拡散されてバズり、そのヤンチャなルックスと渋い美声で“レッカー吟遊詩人”として話題を集め、アメリカ音楽の聖地ナッシュビルに進出。地元で絶大な人気を博していた。しかし6ヵ月もアルバムと新曲が完成せず、ジェイクはFTAレーベルのマーヴィンから契約を打ち切られていた。原点回帰しようとリンカーンに帰ってきたジェイク。高校時代に付き合っていたアンバーと久々の再会を果たすが…。
失業中の夫・ミンギの代わりに家計を支えるためにせわしなく働いているキャリアウーマンの妻・ボラ。だがボラは同じ職場で働く大学時代の恋人イルボムと再会して以来、不倫関係を続けていた。純粋に身体だけの付き合いのはずが、イルボムは次第にボラと彼女の子供と一緒に暮らすことを夢見がちになっていった。そしてある時、合鍵がきっかけで彼ら三人の運命が狂い始めていく…。
60歳を超えた今も独身を貫き通す元大学教授ユン・ソギョンのもとに、テレビ局のスタッフからある番組企画が持ちかけられる。それは、教授の初恋の女性を探すというもの。どうにかソギョンの了承を得て、取材を開始したスタッフは、やがて、大学生だったソギョンのあまりにも美しく悲しい初恋の物語を知るのだった。
夢を抱いて田舎の孤児院からソウルへとやって来た青年スミン。思いとは裏腹に、バイトに追われるその日暮らしの日々。そんな時、彼に一目惚れした青年ジェミンに声を掛けられ、久々に心をときめかせるスミンだったが、ジェミンには婚約者が…。
1974年、フランコ政権末期のスペイン。バルセロナを追われた料理人フェルナンドとアルベルトの兄弟は、友人フランソワの伝手でサルバドール・ダリの住んでいる海辺の街カダケスに辿り着く。彼らを迎えたのは魅力的な海洋生物学者のロラ、そしてその父―ダリを崇拝する、レストラン「シュルレアル」のオーナーであるジュールズだった。「いつかダリに当店でディナーを」をスローガンに、ありとあらゆる無謀な試みに奔走しながら、情熱を謳い続けるジュールズ。やがてそのカオスはフェルナンドの料理に新たな風をもたらし、世界規模の革命的シェフの誕生を呼ぶことになる。
南イタリア、ナポリの沖合いに浮かぶ小さな緑の島。貧しい漁師の父親と二人で暮らすマリオ(マッシモ・トロイージ)は、チリから亡命してきた高名な詩人パブロ・ネルーダ(フィリップ・ノワレ)に、世界中から送られてくる大量の手紙を届ける郵便配達人の仕事を得る。丘の上に佇むネルーダの住まいまで自転車で通うのは大変だったが、マリオは女性からのファンレターが大半の“愛の詩人”に興味を抱いていた。温かみがありながらどこか厳しく、圧倒的な存在感を放ちながらも愛妻と甘い声で「アモール」と呼び合うネルーダに、マリオはたちまち惹きつけられる。ネルーダの詩集を取り寄せたマリオは、ネルーダの詩集を熱心に読みこむようになる。そして、ネルーダに感想を伝え、詩の内容について質問する。ネルーダは隠喩についてマリオに教えながらも、意味を理解することより感じることが大切だと説く。やがてマリオは自分も詩を書きたいと願い、自らの生き方や社会について考えるようになり、ネルーダと対話を重ねていく。ネルーダは、マリオの何ものにも染まらない、まっさらな感性に度々驚かされるのだった。そんな中、港のバーで働くベアトリーチェ(マリア・グラツィア・クチノッタ)に一目で恋したマリオは、ネルーダに助けを頼む。ネルーダはマリオの強引な態度に呆れながらもどこか憎めず、一肌脱ぐことになった。マリオの書いた詩の隠喩のお蔭でベアトリーチェはマリオに興味を持つ。二人の恋は燃え上がり、ネルーダの後押しもあって結婚が決まる。村中の人々がお祝いに集まった結婚式の日、ネルーダのもとにチリでの逮捕命令が取り消されたという報せが届く。ネルーダはチリへと帰国し、失業したマリオはベアトリーチェの店を手伝いながら、ネルーダからの手紙を待ち続けていた。だが、ようやく届いたのは、ネルーダの秘書からの荷物を送ってほしいという事務的な手紙だった。失望を胸にネルーダの家を訪れたマリオは、ネルーダが録音したテープを聴き直すうちに、どんなに多くの素敵なことをネルーダが残していってくれたかに気づく。5年後、島を再訪したネルーダとマチルデ。再会の喜びに胸を躍らせてベアトリーチェの店に立ち寄るが・・・。
中世を舞台にした恋愛小説で大人気のベストセラー作家ジュリアは、幸せの絶頂で終わる自身の小説とは正反対に、実生活はアンハッピーエンドの恋ばかりを繰り返していた。そんな彼女にボルダリオ王国から、王子アダルウルフ3世の結婚相手を探すうえで協力してほしいとの要請があった。だが、初対面からプライドが高い王子とはなかなかウマが合わず、当然ながら一般女性と普通のデートをするにもどこかぎくしゃくして一苦労。そのうち期限が迫り、自分の殻を破れと諭したジュリアは一度クビにされかけるが、思い直した王子から再びコンビを組むことを承諾される。やがてジュリアは、彼のじくじたる過去の恋のいきさつを知るのだが…。
ある日、ジファンのもとに差出人不明の一通の手紙が届く。その封筒の中には“逢いたい”と一言だけ記された1枚の写真が入っていた。ジファンの中で懐かしい思い出が蘇る――。5年前の夏、ジファンはバイト先の喫茶店で親友同士の女の子スインとギョンヒと出会った。3人は友だちとして付き合い始め、かけがえのない日々を過ごすようになる。しかし、スインとギョンヒは突然ジファンの前から姿を消してしまったのだ…
春、深い山間の自然に囲まれた湖に浮かぶ小さな寺。幼子と老僧が静かに暮らしていた。無邪気な幼子は、いたずら心から小さな生き物を殺めてしまう…。夏、幼子は17歳に成長し、寺に養生にやってきた同い年の少女に恋をする…。秋、寺を出奔した男が十数年ぶりに帰ってくる。冬、中年となり、再び寺に戻ってきた男。そこに老僧の姿はもうない。男は荒廃した寺でひとり心身の鍛練に励む…。季節は移ろい、再び春がめぐってくる…。
夢見がちでまだまだ世間知らずな16歳の女子高生ボウン。ある日、彼女の幼なじみの大学生のサンミンがアメリカ留学から帰国。すると、ボウンの祖父はサンミンの祖父との約束だからと、2人の結婚を強引に決めてしまう。最初は抵抗する2人だったが、祖父の病状が悪化したことで仕方なく結婚を承諾。2人の新婚生活がスタートしたものの、世間に結婚の事実を隠している2人をピンチが襲う!
売り上げが減少傾向にあるファッション誌“シー・マガジン”。同誌の美容コラムを担当する編集者のダーシーは、元カレでもある社長のブランドンから、例年は彼が担当してきた9月号の表紙を任される。それは15周年記念号にもあたる1年で最も大事な号とあり、ダーシーは気合十分。雑誌の命運を握る表紙の撮影を一流写真事務所のサイモンに依頼する。紹介されたのはニューヨーク・タイムズで次世代カメラマンとして注目されていたが、ある事情から故郷に戻っていて復職したばかりのネイトだった。しかしダーシーは、彼と独創的な表紙のアイデアをぶつけ合うもなかなか噛み合わずにいた。そんななか、婚約発表したブランドンに未練があると思われたくないダーシーは、ネイトを彼氏だとその場しのぎのウソをついてしまう。
腕に自信のあるロニーは、亡き父との約束で心優しき兄ヴィクラムがピンチに陥ると、必ず駆けつけ守ってきた。やがて父の後を追って警察官の職に就いたヴィクラムだが、ある日、仕事で訪れたシリアでテロ組織に拉致されてしまう。それを知ったロニーは、兄を助け出すため怒りのまま異国の地へと向かうが、そこで待ちかまえていたのは破壊兵器を武装したテロリストの大軍勢だった。最愛の兄を救うため、鋼の男ロニーはたった1人で無謀な戦いに挑む!!
恋愛小説家のグレイスは、3部作小説3作目の締切が10日後に迫るなか、行き詰まっていた。次作がヒットしないとエージェントから契約解除すると告げられているが、いいアイデアが出ない。物語のモデルとなった元カレと恋に落ちた場所で書くことを勧められたグレイスは、LAから故郷の田舎町に帰省。母親からちょうど次の金曜日は5年に一度の“ブルームーン舞踏会”だと教えてもらう。翌日、グレイスは会場の古い館へ。そこで小説のアイデアを練っていると、旧友のヘザーから館を壊してショッピングモールの建設計画があると知らされる。さらには元カレのショーンとも再会。建築学博士号を取得し、歴史的価値を評価して館を守る仕事をしている彼に、グレイスは協力することになるのだが…。
人付き合いが苦手で不器用なフランは、会社と自宅を往復するだけの静かで平凡な日々を送っている。友達も恋人もおらず、唯一の楽しみといえば空想にふけること。それもちょっと変わった幻想的な“死”の空想。そんな彼女の生活は、フレンドリーな新しい同僚ロバートとのささやかな交流をきっかけに、ゆっくりときらめき始める。順調にデートを重ねる二人だが、フランの心の足かせは外れないままで――。
32歳の女性ドゥ・ローインは無職で実家に引きこもる日々を過ごしていたが、実家に戻ってきた妹と大ゲンカしたことをきっかけに、家を出ることになってしまう。そんな折、偶然出会ったボクサーのハオ・クンに一目ぼれしたローインは自らもボクシングを始めるが、試合に負けたクンはジムを辞め、彼女の前から姿を消してしまう。すべてを失ったローインは「一度は勝ってみたい」という思いから、ボクシング大会への出場を決意する。
交通事故で妻を失い、現在休職して痛めた脚のリハビリに励むサミュエル。週末に幼い娘を弟に預け、生前妻と二人で始めようと準備していた民宿を整理しようと一人山へ旅立つ。妻の遺品を整理し片付けている際に民宿の地下室で物音が聞こえ、外へ出るとそこにイタリアアルプスを越えフランスへ亡命しようと試みる女性チェレーと出逢う。危険な山越えを助けようと心に決めるサミュエルは亡き妻の温もりを彼女に感じていた。亡命者たちを執拗に追い立てる自警団(地元民)たちから逃れ、雪山を徒歩で踏破しようとする二人。やがて二人は国境付近で自警団たちに銃で狙われ絶体絶命な状況に陥る。
静かな町に引っ越してきたミンシク。彼は転校先の学校でイェジュと出会う。彼女は父親が起こしたある事件を理由に同級生からいじめを受けていた。当初はいじめに加担してしまうミンシクだったが、やがてイェジュに手を差し伸べてお互いの心の支えになっていく。ところがある問題が二人の前に待ち構えていたのだった――。
歌手になる夢のためオーディションを控えるスンジン(イ・ジフン)。幼馴染たちと苦労して探した部屋で、引っ越し初日の夜を過ごそうとした瞬間、どこからか聞こえてくる女性の泣く声!声の正体は、防音がなされていない家のせいで、さまざまな方法で引っ越して来た隣人を追い出していたラニ(ハン・スンヨン)の妨害工作!しかし、スンジンは簡単に怯む相手ではなかった!壁を越えて行き来する奇想天外な騒音バトルの末に、大きな音を出すときは4時間ずつ交代制にする条件のもと、同居ではない同居が始まる。名前も顔も知らないお互いの日常を共有し、2人は徐々に微妙な感情を抱いていくのだが…。
保険外交員として働く美保は、6年間一緒に暮らしている裕也との生活に居心地の良さを感じながらも、このままでいいのかと自問していた。バンドが解散したあと、裕也はすっかり音楽から遠ざかってしまい、最近は街中で様々な音を録音することに凝っている。美保の職場の後輩はなかなか独り立ちせず、美保を頼るばかり。そのせいで上司からねちねちと嫌味を言われている。疲れて帰宅した美保は、裕也がしきりにスマホをいじっているが気になり、スマホを見せろと凄む。裕也のバイトの後輩・朱里と親しげなLINEのやりとりをみた美保は、感情的になり裕也を家から追い出す。行き場を失った裕也は朱里の部屋に転がり込み、美保は職場の後輩から突然呼び出される。2人は、別々の夜を過ごすことになり・・・。
教員資格を取得するため、ソルボンヌ大学で猛勉強の日々を過ごしているバランティーヌ。彼女は息抜きのためスキー場を訪れ、そこで若手音楽家のエドゥアールと知り合う。次第に彼に惹かれていくバランティーヌだったが、ある日エドゥアールが浮気がちなプレイボーイだと知ってしまう…。人気フランス人女優ソフィー・マルソーが恋に翻弄される女子大学生を演じたラブストーリー。共演はヴァンサン・ランドン。
弁護士マルクは、浮気現場を妻ジャンヌに見つけられ、離婚を言い渡されてしまった。ジャンヌは新しい恋人アントワーヌとさっそく同棲を始める。マルクも高級コールガールのサマンタに出会い、体を重ねて愛し合うようになるが、彼女はジャンヌと意気投合。やがて四人は奇妙な共同生活を始めたが……。後に、『美しき諍い女』の体を張った挑発的な演技で大人の女優として評価されるベアールの初主演作。監督はエドゥアール・モリナロ。
特戦団隊員ソンジンは、毎夜、面識のない女性の夢を見る。正体がわからない女性は、ソンジンの夢の中でいつも危険な目にあう。ソンジンは夢から目覚めても、彼女に対する思いは容易に消えない。そんなある日、ソンジンは、チャン・ペソン博士の前世体験実験途中に、タルロ教祖イ・セシンの侵入で違った時空間に流れてしまったチャン博士の娘ナモンを探せとの新しい任務を引き受ける。チャン博士は、娘を探すためにより一層進歩した時空装置CSM1004を完成して, 彼女が縛られている前世空間に入っていける人はナモンと脳波が一致するソンジンしかないという。当時の事件ファイルを調べたソンジンは、チャン博士の娘ナモンが自分の夢に出てくる女性と知って、このおかしな因縁を受け入れることにする。ソンジンは、前世体験のためCSM1004から乱れた時空間通路を通って自分の前世を見ることになる。
初夏の大月。突然の雨の中、気ままな旅を続けていた信(永瀬正敏)は名美(大竹しのぶ)に出会う。心魅かれるまま名美の働く地元の不動産屋を訪れた信は、社長の土屋英樹(室田日出男)にアパートを借りたい旨を突然申し出た。名美に案内された古アパートで、信は名美が英樹の妻であることを知るが、すでに信の名美への気持ちは抗し難いまでにたかぶっていた。結局信は英樹の下で働くことになる。あるドシャ降りの夕方、帰りの遅い信を名美が探しにいくと、信は思いつめた表情でモデルルームにいた。自分を押さえ切れない信はそこで名美を犯してしまう。しかしその後、今度は名美が誘うように2人はベッドで肌を合わせるのだが…。
空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーの内気な青年フリアンは、同僚の誕生日パーティで美術史を学ぶ女性ディアナと出会い、聡明でミステリアスな彼女にひかれていく。その一方で、フリアンは隣人の少年を火事から救ったことをきっかけに、謎のパニック発作に悩まされるように。やがてフリアンが抱えるある秘密が、思わぬ怪物を生み出してしまう。
フェリックスは遊園地を経営する孤独なオーナー。出会いのない生活の中に突然、謎めいた女ローラが現れる。過去を隠し、どこか影を宿した彼女に彼は惹かれてゆく。二人は順調に愛を育んでいるように思われたが、ある日ローラが突然失踪する。フェリックスが彼女を見つけ出すと、ローラは自分が男に追われており彼を殺してほしいと頼むのだが。。。。
イヴァンは人気女優のシャルロットを妻に持つスポーツ記者。いつもファンにちやほやされる彼女と映画のラブシーンにやきもきさせられているが、二人の間には固い固い絆がある。ある日撮影でロンドンに出かけたシャルロットを訪ねてイヴァンも撮影現場を訪れるが、そこは彼の想像とはかけ離れた世界だった。シャルロットと共演男優の仲に疑心暗鬼になった彼は、妻の行動を理解しようと演劇グループにも参加してみるが。。。
どこにでもいるような平凡な女性、ソ・ジウ。30代に入り、舞台監督として責任のある仕事をまかせられ、バリバリと働いているキャリアウーマンだ。時々、女優から嫌みを言われながらも、充実した毎日を送っている。しかし、素適な恋人にプロポーズされながらも、ジウはそれを断ってしまう。その理由は、初恋の人、キム・ジョンウクを忘れられずにいるから!?そこで彼女は「初恋探し株式会社」の所長、ハン・ギジュンと共に、キム・ジョンウクを探すことになるのだが・・・
バーで知り合った男女 → 意気投合 → そのままSEX → …で、私たちは友達?恋人? NYに住むアラサー男子ジェイソンは、真剣な恋人を作る気はなく、気軽にセックスが出来る女子と中途半端な付き合いしかしない主義。同僚のダニエルも、バーやクラブで知り合った女子と一夜限りの関係を貫く。しかし、彼らの親友マイキーが妻の浮気が原因で離婚することになり、落ち込む彼のために「彼女を作らず独身でいよう!」とシングル同盟を結成した矢先――ジェイソンはバーで出会ったエリーと意気投合。いつも通りの軽い関係のつもりが、魅力的なエリーにどんどん惹かれていってしまう。ダニエルもまた、女友達のチェルシーと一線を越えた関係に。さらにはマイキーも元妻への思いを断ち切れず彼女を取り戻そうと必死。それぞれが本気の恋に陥りそうな中、シングル同盟を結成した以上、「つき合っていない」というスタンスを主張し、男の友情を貫こうとする3人。しかし、曖昧な関係を続けていくのにも限界が見え始め、お互いに嘘に嘘を重ねていくうちに、肝心の恋愛はおかしな方向へと進んでいく――。
海辺の町ショーベイ。この町を愛する不動産業者のエリンは、再開発で町の近代化を推し進めようとするマーサと対立していた。エリンは高級物件を売ることで、人々が住み投資したいと思える町だとマーサに証明しようするが、廃れている今のショーベイではセレブにアピールする魅力は皆無だった。友人ハーパーの店で戦略を練っていたエリンは、サンドイッチが縁で英国なまりの男性客テオと知り合う。その後、職場へと戻ったエリンは顧客として不動産会社を訪れたテオと再会。彼がショーベイで大邸宅を購入する予定だと聞き、エリンは俄然やる気になる。だが、物件探しの参考としてテオの仕事や家族のことを尋ねると、彼は急に言葉を濁し始めて…。