今や世界的アーティストになった覆面アーティスト「DaftPunk(ダフト・パンク)」が1994年にデビューしてからセカンドアルバム「ディスカバリー」(2001年)で松本零士とのコラボレーション、3rdアルバム「Human After All~原点回帰」、ディズニー映画「トロン:レガシー」サウンドトラックで新たなダンスミュージックの世界を世間に広め、ついには4thアルバム「ランダム・アクセス・メモリーズ」で第56回グラミー賞5部門受賞するまでの足跡をたどる。特に4thアルバム「ランダム・アクセス・メモリーズ」収録で最優秀レコード賞を受賞した「ゲット・ラッキー」の制作秘話をボーカルを担当した音楽プロデューサーであり歌手のファレル・ウィリアムスが語る貴重な映像を収録し、世界で注目を集めているクラブミュージックの”今”を垣間見る事が出来る。また、全編を通して「DaftPunk(ダフト・パンク)」の楽曲が使用されており、映像だけでは無く音楽面でも「DaftPunk(ダフト・パンク)」の世界を楽しめる作品となっている。
70年代後半から80年代にかけて一世を風靡したイギリスのアナーコ・パンクバンド“CRASS”の音楽ドキュメンタリー。たった8年で活動を停止したにもかかわらず、今もなお熱狂的な支持者を持つCRASS。バンド結成から終焉、現在の彼らの素顔に迫る。
日本に数ある埋蔵金伝説の中から、プレゼンターの遊山は徳川埋蔵金に着目する。徳川幕府の歴史、忍者が果たしていた役割の謎、日光東照宮の暗号、遊歌・かごめかごめの秘密と、次々に情報を辿っていく遊山は、出会う人々の協力を得ながら埋蔵金が眠ると考えられる場所をついに探り当てる。何者かによる発掘の妨害工作も行われるなか、ショベルカーを使った大掛かりな発掘を敢行するが・・・!?
認知症が進んだためか、前作で強く拒否を示していた洗髪やデイサービスを受け入れた母。病状が進行する中、関口は認知症のケアを学ぶべくイギリスの医療施設を訪問、精神科医や看護師、音楽療法士らに取材を行う。認知症介護の今後に迫る。
本作はCNBLUEの全てを綴ったボーダーレス・ドキュメンタリー!世界各地の貴重なワールドツアーの映像や、カメラが初めて入ったソウルの合宿所、ヨンファの寝室など、プライベートにも完全密着。さらにCNBLUEの出発点である渋谷のライブハウスでのシークレットライブに同行。インディーズ時代の音楽仲間を前に、自分たちの過去と現在、未来への熱き想いをぶつける4人の姿を、カメラが捉える…!監督は、韓国出身のドキュメンタリー映像作家、田容承(ジョン・ヨンスン)。日本で20年に渡り、NHKスペシャルや情熱大陸などの作品を手掛け、数々の賞を受賞。対象となる人物に真摯に向き合う独特の目線によって、CNBLUEの素顔がどのように描かれるのか…。
福島第一原発1~4号機の廃炉に続き、安部政権はついに5,6号機の廃炉も要請した。しかし、廃炉にする、と言うは易しいが、実際にはどうなのか?果たして我々人類に、この限りなく危険な存在を容易く無に帰するような能力が備わっているのだろうか?今まで真正面から取り上げられるのを避けられてきた、この廃炉の問題に鋭く切り込んだドキュメンタリー、それが本作である。現在9基の原発が廃炉作業に入っている、世界最大の原発大国フランス、脱原発を進めるドイツ、そしてスリーマイル島事件を経験したアメリカ。それぞれの国で廃炉がどう進められているのか、そしてその過程で発生した問題が何か、それに回答はあるのか、取材陣はタブーを恐れず、解体中の原子炉の現場から、原子力行政をつかさどる官僚や反原発活動家まで、あらゆる分野に足を踏み入れ問題点をあぶりだす。技術的問題(否応なく大量発生する放射性廃棄物の最終処理方法はどこの国でも定まっていない)、経済的問題(何百億円とかかる廃炉費用、しかしその金額を満足に積み上げているところはどこにもない)、そしてヒューマニズムに係わる問題(隠ぺいされる下請け作業員の被爆)、現在立ちはだかっているこのような問題を明確に浮き彫りにしながら、取材陣は問いかけ続ける「果たして、それでも廃炉は可能なのか?」
THE YELLOW MONKEYが1998年4月から1999年3月の1年間に計113本ものステージを行ったツアーのドキュメント。全都道府県で行われたステージの他に、ロンドンでのライヴやレコーディング、4枚のシングルリリースとそのプロモーション、さらに年末恒例の「メカラ ウロコ」日本武道館ライヴまでをも行っていたという日々。彼等はなぜこの過酷なツアーをスタートさせ、どうなったのか・・・に迫る。
東京・銀座の地下にあるたった10席ほどの鮨店・すきやばし次郎の店主・小野二郎。彼の握る鮨は「ミシュランガイド東京」で5年連続、最高の三つ星の評価を受け、フランス料理最高シェフのジョエル・ロブションや、ヒュー・ジャックマン、ケイティー・ペリーといったハリウッドセレブなど、世界中の食通たちをうならせてきた。あのメトロポリタンオペラの総帥、ピーター・ゲルブ氏の息子でもあるデヴィッド・ゲルブ監督は、87歳の今でも現役で板場に立ち、現役で己の技を磨き続ける二郎の職人としての生き様に魅了され、その人生と哲学を題材に映画制作をすることを決意した。そして、約3ヵ月にわたり東京、静岡と密着取材を敢行した。ゲルブ監督のファインダーが映し出すのは日本人の私たちが忘れかけた、二郎の仕事に対する誠実な姿勢。親子であり師弟でもある二人の息子を通じて描かれる、偉大なる父への敬意、そして葛藤・・・。世界が認める名店を支える者たちのプライドと仕事にかける情熱を、温かくもモダンな映像とクラシック音楽の旋律とともに美しく浮かび上がらせてゆく。
「峠のドリフトバトル」「接触バトル」「ローリング族」「チキンレース」「深夜の高速バトル」「車泥棒」「深夜の県道バトル」「当て逃げ追跡」「峠のバトル」など、大迫力の投稿動画を多数収録!!
今まさに失われようとしている古来から唄い継がれてきた歌と、それを伝える人々の姿を記録した鮮烈なドキュメンタリー!!沖縄県宮古島には、沖縄民謡とは異なる、知られざる歌がある。「古謡(アーグ)」と「神歌(かみうた)」がそれだ。厳しい暮らしや神への信仰などから生まれた歌は、宮古諸島に点在する村々でひっそりと唄い継がれ、特に“御嶽(うたき)”と呼ばれる霊場での神事で唄われる「神歌」は、喜びと畏敬の念をもって、何世紀にもわたり口伝されてきた。全ては音楽家の久保田麻琴が宮古島でこうした歌に出会い、この貴重な歌たちが絶滅の危機に瀕していることを知ったことから始まる。本作は、歌を唄い継ぐ人々の暮らしを追うなかで、神と自然への畏れ、そして生きることの希望を見出したドキュメンタリーである。神事の火は数世紀にもわたって人から人へと受け継がれ、神女(ツカサンマ)たちは、生きることへの願いと共に「神歌」を捧げる。90歳を超えた老婆たちが東京へと渡り、コンサートホールを埋め尽くした観客を前に力を振り絞って「神歌」を唄う。監督の大西功一は、秘められた島の神事を追い、生きることと信仰と歌がひとつだった時代を知る老人たちと寄り添い、いまだ原初の生の姿が残る奇跡の島・ミャークを鮮やかに投影した。沖縄県宮古島―ミャーク。これほどまでに豊かな世界があったことへの衝撃、そして不思議な懐かしさがわたしたちの胸を打つ。
作家で、カフェバーや出版社、NPOの経営など大活躍する自由人、高橋歩。彼が講演先の北海道名寄市で、20年間車椅子で生活するCAPと出会いこの旅は始まった。「一度でいいから、アメリカに行って、ハーレーでR66を走りたかった・・・」と言うCAPに「だったら、行くべ!」と答えた高橋歩。CAPの家族、高橋の仲間、20代~70代の男女11人がキャンピングカーとハーレーでアメリカ大陸4200kmを駆け抜けた。
厳しい練習に耐え、それでも「踊ることが大好き」と、きらきら目を輝かせるバレエダンサーの卵たち。成功への厳しい道のり、プレッシャー、痛み、限りない美への追求、将来への希望と不安。異なる境遇を生きながら、夢を叶えるために自分を限界まで追い込む子供たち。バレエという究極の美が与える、夢の力。あくなき情熱をめぐる、家族の物語。それは決してバレエの世界にいる彼らだけのものではなく、私たちすべてに、生きることの意味を教えてくれる。
2009年夏、台北。第21回夏季デフリンピック(聴覚障害者のためのオリンピック)に初出場を果たした、ろう者サッカー女子日本代表を追ったドキュメンタリー。代表メンバーは高校生や大学生もいれば、30代など年齢も職業もさまざまだが、全国各地から集まり、練習を積み重ねて思いのたけを込めて試合に挑んだ。初めて世界に挑戦し成長していく様子を追いながら、大会のみならず、学校や職場なども撮影し選手たちの等身大の姿も映し出す。本作品は聴覚障害者・聴者が共に鑑賞できるよう、口話・手話それぞれに対応した字幕が入っています。
坂口さんを手ほどきする「師匠」は多摩川の河川敷に長年暮らす“多摩川のロビンソンクルーソー”。材料はホームセンターで購入。しめて制作費26,000円。2畳の家に移動用のかわいい車輪付き。師匠の叱咤激励を受けてようやく完成、設置場所は吉祥寺の駐車場。多摩川から設置場所の吉祥寺に移動という前日、東日本大震災が起こった…。
平成27(2015)年、真言宗の聖地である高野山は、開創から1200年を迎えた。本作では、高野山真言宗総本山金剛峯寺全面協力の下、一大宗教都市・高野山でハイビジョン撮影を敢行。世界文化遺産にも登録されている高野山の美しい風景に加えて、高野山真言宗 金剛峯寺第412世座主(ざす)である松長有慶猊下(げいか)のインタビューも収録された珠玉のドキュメンタリーが完成した。真言宗は空海(弘法大師)によって開かれた仏教の宗派。その起源は高野山が開創された弘仁7年(816年)に遡る。遣唐使の留学僧として唐に渡った空海は、当時の都であった長安の青龍寺で恵果和尚に師事。そこで学んだ密教が真言宗の教えの基盤となった。帰国の後、空海は真言密教の根本道場として高野山を開創する。現在、真言宗には主だったものだけでも18種類の宗派が存在するが、金剛峯寺を総本山とする高野山真言宗は、高野山奥之院・弘法大師御廟を信仰の源泉とし、壇場伽藍を修学の場所として、真言密教の教えと伝統を今日に伝えている。本作には、その高野山真言宗の管長であり、金剛峯寺の座主でもある松長有慶猊下が、空海の思想の真髄を、まるで私たちに話しかけるような平易な言葉で語る様子もたっぷりと収められている。座主猊下の言葉に耳を傾けるうち、1200年もの長きに渡り人々を導いてきた空海の教えが、未曽有の震災と原発事故を経験し、困難な時代を生きる私たちの道を照らす光明のように感じられることだろう。映画撮影用のカメラを使って鮮明に記録された高野山の美しい自然を堪能し、尊い教えに心が澄み渡る“癒やしと祈りのドキュメンタリー”。
3.11の東日本大震災で、日本は大きな傷を負った。多くの命が、大切なものが奪われた。福島第一原発事故はチェルノブイリ以来の大事故となった。今後日本と世界はこの問題を長く抱えて生きて行くことになるだろう。いまも僕らに重くのしかかる未曾有の震災、そして原発事故。3月11日に起こった震災、津波被害は、私たちの生活だけでなく、現代人の精神をも揺るがし、濁流へと飲み込んだ。僕らは日本の未来を、自分たちの将来を、憂い、悩み、考えずにはいられなくなった。震災、津波の被害、原発問題、政治、文化、、、日本の全てについて、改めて考え直すきっかけとなった。気がついたら、先輩たち、専門家たち、友人たち、本当にいろんな人たちと語り合っていた。新しい友達もふえていた。その『友人たち』が語る震災当時と、その後、そして今。そこから浮かび上がる日本の今と未来、問題と課題を描きたい。岩井俊二
スウェーデン人のドキュメンタリー映像作家、イデルフォンソ。この物語は、彼が撮影し、彼と友人スクールが実際に体験した活動記録である。リサーチャーのスクールは数年前に、ヒトラーの周囲に居た人々のインタビュー番組を目にした時に、彼らが真実を語っていない、という確信を得た。そこから『第二次世界大戦終戦時に包囲されたベルリン市の総統地下壕内で自殺』という一般的概念は実は嘘で、ヒトラーがひそかにアメリカへ逃亡し生き延びていた、という仮説から逃れられなくなる。友人の映像作家・イデルフォンソに声をかけ、二人は真実を突き詰めるべく、ニューヨークへと向かう。アメリカでアドルフの足跡を追い、当時の関係者や専門家をたどってインタビューを重ねるごとにその仮説は真実味を帯びてくる。実はアドルフは、アメリカの文化と社会に大きな影響を与えていた人物「アドルフ・ミュンヘンハウザー」と同一人物だったのではないか?!エンタテインメント界、宇宙開発、大手ファーストフードチェーンの設立。ひいては、アメリカの国家的モニュメントとも言える歴代の大統領を掘ったラシュモア山の改装まで…。誰も知らなかった真実が次々に解き明かされていくなか、二人はアメリカの国家情報機関から追われる身となるのだった。そのとき、二人がとった行動とは?!そしてスクールを襲った悲劇とは…?!
アルツハイマー病と診断された母との日々を2年半にわたり撮影しYouTubeで公開したところ、同じ境遇にある人や医療従事者などの支持を集め、累計視聴数が20万Viewを超えた。本作は100時間にもおよぶ記録動画の中から、母の喜怒哀楽を中心に編集した劇場公開版だ。
2008年末。故・リヴァー・フェニックスの実弟であり、『グラディエーター』『ウォーク・ザ・ライン』で二度もオスカー候補に選ばれた世界的スター、ホアキン・フェニックスが、突然の【俳優引退とラッパー転向】を宣言、突如として表舞台から姿を消した。そのニュースは瞬く間に世界中を駆け巡り、ファンたちは悲しみの涙にくれた。その後のホアキンは、見る影もなく激太りし、長い髭は生やし放題、明らかに挙動不審で、会話すらままならない。「彼は精神的に疲弊し、薬物に溺れてしまったのだ…」人々はそう噂し、心から彼を心配していた。だがそれから2年後、実は引退も苦悩も大ウソで、すべては彼の悪趣味なジョークだったことが発覚。実際に2年間の仕事をキャンセルし、巨額の自費を注ぎこんで作り上げた、この一世一代の大イタズラにアメリカ中はすっかりダマされ大激怒、ホアキンは一瞬にして全国民を敵に回してしまったのだった。監督は、ベン・アフレックの実弟であり、『ジェシー・ジェームズの暗殺』でアカデミー賞ノミネート経験をもつ人気俳優ケイシー・アフレック。義兄でもあるホアキンに密着し、衝撃的な監督デビューを果たした。また本作では、ブルース・ウィリスやジャック・ニコルソン、ベン・スティラーといったセレブ達が次々とダマされていく様子も克明に記録。さらに「ラッパーになりたい」という彼の熱意に応えてプロデュースを引き受けた超大物プロデューサー、ディディの哀れな姿も映し出されている。
かつて“鬼”と畏れられた男がいた―。国宝や重要文化財に指定された多くの寺社の修繕・復興に力を尽くした宮大工・西岡常一の生涯に迫る、渾身のドキュメンタリー!撮影が開始された1990年5月は、薬師寺回廊第一期工事が行われていた。それを棟梁として取り仕切っていたのが、“鬼”と称された匠・西岡常一である。「技術は体で覚えるもの、盗むもの」と言われる。とりわけ宮大工の奥義は、長い時間をかけた厳しい修練の後、ようやくひと握りの者だけが習得することができる。しかし西岡は、自らがそうして培ってきた経験と技術、研ぎ澄まされた感覚を後進の若者たちに言葉で伝えようとしていた。77年に胃癌を患った彼は、人生の最晩年を迎えつつあることをしっかりと見据えていたのかもしれない。「千年の木には千年のいのちがある」「木は鉄を凌駕する」…“鬼”の遺言とも言える言葉たちと所縁ある人々へのインタビューが、速さと量ばかりを競う模倣だけの技術とは根本的に異なる、いにしえからの日本人の叡智と自然への洞察、そして千年の未来へといのちを繋いでいくという途方もない時間への執念を浮かび上がらせていく。
1対1の【タイマン】、1対多数の【リンチ】、多数vs多数の【抗争】男も女も入り乱れて、喧嘩!喧嘩!喧嘩!その喧嘩の果てには、はたして何があるのだろうか・・・。
ヤクザの落とし前、小指を詰める衝撃映像、スナックで偶然撮られた暴挙、路地裏でのリンチ、ホステスへの嫌がらせ、借金取り立て、震えが止まらない極道舌戦・・・罵詈雑言が飛び交う【ヤクザ】のリアル!普段の生活では絶対にお目にかかれない極道に生きる人々のリアル映像。そう・・・これをどうとるかは視聴者次第である。
72歳になった 2010年も新作を撮り続けているAV界の巨匠“ヨヨチュウ”こと代々木忠を追ったドキュメンタリー。その波乱に満ちた人生と作品世界を紹介するとともに、AV界の関係者や落語家の笑福亭鶴瓶、漫画家の槇村さとるら著名人へのインタビューを交えながら、彼の素顔と作品に込められたメッセージに迫る。田口トモロヲがナレーションを担当。
【ツバル】南太平洋に浮かぶ美しい小さな島国ツバルは、世界で最初に沈む国と言われている。子供たちの笑顔が輝き、老若男女が歌や踊りを楽しむ。13歳のシレタと10歳のアマタの姉妹も、大家族に囲まれ、目を輝かせて将来の夢を語る。学校では気候変動について子供たちに教えていて、子供たちは将来自分の島が無くなる可能性が高いことを知っている。【ベネチア】海上都市ベネチアは世界遺産の街。13世紀の城を改築し、ワーグナーやバルザックも宿泊した「ホテル ダニエリ」は、今も世界中の観光客を魅了している。ところが近年、毎年街のいたるところで膝の高さまで浸水する高潮が起こっており、このまま気候変動が進むと海に沈んでしまうかもしれないと言われている。ゴンドラ乗りの父を持つ13歳のクラウディオと9歳のダリオは、ゴンドラに揺られながら、伝統ある街の歴史を教えてくれる父を誇りに思う。【シシマレフ】アラスカ最西端に位置するシシマレフ島は、先住民族を中心に600人が暮らしてきた。今でも、アザラシやトナカイの狩猟が生活の柱だ。幼い子供たちを育てるレイモンドとメラニーの家でも、猟銃の手入れは日常の大切な仕事。シェラトンとクララの夫妻は、猟をしていた息子が割れた氷に落ちて亡くなったことを語る。
短編映画『FREE』を撮影するため渡米した弓削智久と須賀貴匡は、サンフランシスコからラスベガスまで4000キロに及ぶ旅を敢行。途中、台本に沿ってシーンを撮影するのに飽き足らず、旅で出会った人々に「人生で一番大切なものは何?」とインタビューを開始する。ゴールまで3日というある日、二人はスタッフとはぐれ、道に迷ってしまう。
2006年8月にドイツで開催された知的障害者による“もうひとつのワールドカップ”、INAS-FID(国際知的障害者スポーツ連盟)サッカー選手権を題材にしたドキュメンタリー。それぞれの思いを胸にドイツへと渡った総勢20人の日本代表選手に密着。家族や周囲の人々の思いを胸に、出場までの道のりと現地で繰り広げられた熱い戦い、そして彼らのその後を追う。俳優の寺田農がナレーションを務める。
1978年、失速した日本のロック・シーンを自らの手で打破するためにミュージシャンたちが集結した。FRICTION、LIZARD、Mr.KITE、MIRRORS、S-KEN…。S-KEN STUDIO、下北沢ロフトをはじめ日本各地でギグを繰り返したそのムーヴメントは、“東京ロッカーズ”と呼ばれ衝撃を与えた。それから30年あまりが過ぎ、“東京ロッカーズ”は伝説となったが、今なおその衝撃は色あせない。映画は、“東京ロッカーズ”のギグを中心に、同じ時期を疾走したPAIN、SPEED、SS、自殺、81/2といったバンドや、来日したストラングラーズのスタジオ・ライブを見つめる。恒松正敏は身を捩るようにレスポールをかきむしり、タクシードライバーであるPAINのギタリスト入村は車中でインタビューを受ける…。
かつて絶世の美人娼婦として名を馳せた、その気品ある立ち振る舞いは、いつしか横浜の街の風景の一部ともなっていた。“ハマのメリーさん”人々は彼女をそう呼んだ。1995年冬、メリーさん突然姿を消した。自分からは何も語ろうとしなかった彼女を置き去りにして膨らんでいく噂話。いつのまにかメリーさんは都市伝説のヒロインとなっていった・・・。2006年ミニシアターながら口コミで大ヒットした噂の作品がリリース!
フィッシュマンズ、事実上の活動停止から7年。リーダーである茂木欣一が、ボブ・ディランの75年のツアーにインスパイアされライヴを企画。山崎まさよしやUAなどメンバーが出会ってきた多数のヴォーカリストを迎えた奇跡のリユニオンツアー、FISHMANS presents “THE LONG SEASON REVUE” が実現。そこで鳴り響いたフィッシュマンズの音楽は、どこまでも観客を圧倒し、大きな感動を生んだ。本作はそのツアー映像を中心に、過去の未発表映像や、その音楽にインスパイアされた人々によるコントリビューションを融合。竹中直人や大森南朋をはじめとした、フィッシュマンズフリークが大集合!どこまでも繋がっていく、だれも体験したことのない感動がここに!
黒沢清監督の映画『アカルイミライ』。初主演となるオダギリジョー、浅野忠信、そして名優、藤竜也。それぞれが初顔合わせという組み合わせで東京を中心に3週間の撮影が行われた。その撮影現場に密着して撮影を行い、俳優陣と黒沢清監督の関係を捕らえたドキュメンタリー。
★映画評論家、佐藤忠男、「映画」で世界を変えようとした男がいた――日本で初めて、ひとりの映画評論家に迫ったドキュメンタリーが誕生 日本を代表する映画評論家、佐藤忠男。独学で映画評論の道を拓き、60年にわたる批評人生で日本映画史を体系化した功績、そして後年、ライフワークとしてアジア映画を発掘し、日本に先駆的に紹介した功績から、日本におけるアジア映画研究の第一人者として知られる。アジアとの映画交流や後進の育成にも尽力し、韓国、フランス、モンゴル、ベトナムなどから勲章を授与した唯一無二の存在である。庶民の目線から多岐に論じ、150冊を超す著作を有する映画評論の巨人をアジアへと突き動かすものは果たして何だったのか? 2022年に91歳で逝去した佐藤忠男が映画を通して夢見た世界を探る。
1995年、日本が震撼した地下鉄サリン事件。その首謀者とされた男の娘で当時11歳の松本麗華(りか)には以来どこにいても父の名、事件の記憶、そして「償い」を問う声がつきまとう。父か死刑に処された後もなお続く差別と排除の中、真摯に自身の人生を模索する6年の記録。それは、この世界で苦しみ生きる人々への希望のメッセージとなるか。
オーストラリアの山間の町グレンブルック。毎年、オーストラリア・デーを祈念してこの地で開催される全豪ノーム大会には、世界中のノーム愛好家たちが、自分たちの庭に住み着いているノームを連れて集まってくる。そもそもオーストラリアのノームは囚人船や入植船などに乗ってやってきたという。“最初はシドニーに、やがて西の渓谷に移り住み、1850年代には金鉱の発見によってコミュニティも発展…”といった歴史もある。そんなノームたちが一斉に集う大会は6回目を迎える。ノーム・マスターの交代も行われつつ、ノームをこよなく愛する人々がその魅力を語り始める。
2020年夏、東京オリンピックには200以上の国と地域から約1万5,000人の選手が集い、長年追い続けてきた夢の実現に挑むはずだった。しかし、新型コロナウイルスの世界的流行により、大会は史上初めて延期となる。1年後、東京オリンピックは開催され、多くの感動と熱狂を生みながら幕を閉じた。だが、その輝かしい舞台の裏で、選手たちは新たな現実と向き合っていた。目標を失った喪失感、社会との隔たり、そして長年背負い続けた重圧から解放された反動。オリンピックを目指すトップアスリートたちが抱える過酷なプレッシャーと、その先にある精神的苦悩を、オリンピック選手たち自身の証言を通して映し出す。
2011年3月11日。東日本大震災による大津波は、東北沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。多くの命が失われ、人々は深い悲しみの中にあった。そんな中、「被災地で花火を打ち上げたい」と考えた男がいた。震災からわずか5か月後の2011年8月11日、岩手・宮城・福島の沿岸10市町村で同時に花火を打ち上げる――。それは前例のない挑戦だった。「今それどころじゃない」「不謹慎だ」被災地からの反対の声、資金集めの困難、行政や地域との調整。数々の壁に直面しながらも、プロジェクトに関わる人々は花火を打ち上げる意味を問い続ける。喪失と悲しみの中で、人は何を支えに前を向くのか。震災から5か月後の東北を舞台に、鎮魂と復興への願いを込めた花火大会「LIGHT UP NIPPON」の実現までの道のりを追う。
はじまりは小さな贈り物だった…。極秘リークされたイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフとその側近たちの警察尋問映像には、ニュースの裏側にある彼らの隠された私生活が描き出されていた。その疑惑が公になったとき、ネタニヤフの権力への欲望は肥大化し、やがて恐るべき悲劇がもたらされる。
★あの事件の裏側とは?★能登地震、大阪・関西万博、安倍元総理暗殺事件、トランプ暗殺未遂事件、ワシントン議事堂襲撃事件、鳩山政権の知られざる攻防、コロナ、ワクチン騒動と、世間を揺るがす大きな事件が続くが、その真相は解明されないことが多い。鹿児島大学の木村朗名誉教授をはじめ、著名人たちがそれら事件の真相を徹底解明する。安倍総理暗殺事件は、本当にあの青年が犯人なのか?トランプ暗殺未遂事件の犯人がSPに止められずに建物に登り、ライフルを撃つことができたのはなぜなのか?「悪夢のような鳩山政権」と批判されたが、多くの国民が知らない隠された驚きの真実とは?能登地震と大阪万博の知られざる関係と利権や、タブー視されたコロナワクチン問題の真相まで、そのすべてを解明する!!
2018年12月、登山家のアリはカーステンを誘い、現地の登山家カーンと共に、インド・ヒマラヤで最も人里から離れた谷にある未踏の氷瀑を探すために旅立つ。アメリカからインド・ニューデリーまで飛行機で22時間、そして危険極まりない切り立った崖沿いの悪路を車で65時間かけてスピティ渓谷へ。彼らの目的は地元に暮らす先住民とアイスクライミング運動を支援することだった。だが、現地に着いたものの、氷瀑どころか、氷すらなく、彼らの当ては外れてしまう。予想外のことが次から次へと起こる凄まじい旅。果たして登山家たちの思いは叶うのか?目指す氷瀑はあるのか?その様子をカメラは追っていく。
黒人、ユダヤ人、ネイティブアメリカン、白人など、複数のルーツを持ち、ろう者でもある映像作家イーライ・スティール。彼は長年、“人種の違いは、それほど重要なのか?”という問いを抱えながら生きてきた。そんな彼には、メキシコ系の妻との間に、息子ジャックと娘ジューンがいる。複数のルーツを感じさせる外見のジューンに対し、ジャックは黒人として見られる容姿をしていた。そして、彼らが暮らすロサンゼルス第一学区では、学校入学の際、「第一人種」と「第二人種」の記入が義務づけられていた。さまざまな血を受け継いできたイーライは、“空欄”のまま提出できないか模索するのだが…。
シットコム「ザ・メアリー・タイラー・ムーア・ショー」のルー・グラント役でブレイク。そのスピンオフドラマ『事件記者ルー・グラント』で人気を博したエドワード・アズナーは、映画『エル・ドラド』『JFK』、TVドラマ『ルーツ』、舞台、『カールじいさんの空飛ぶ家』などのアニメ声優として活躍し、5度のゴールデン・グローブ賞と7度のエミー賞を獲得。1981年からは映画俳優組合の会長を2期務めた。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにもその名が刻まれたエドの出演作や『アパッチ砦・ブロンクス』で共演したポール・ニューマンら名優たちとの思い出、ユーモアあふれるお茶目な人柄などの知られざるエピソードが、本人へのインタビューと関係者たちの証言から明かされる。
1990年代に「JAM」「バラ色の日々」などのヒットで一世を風靡し、今も多くの音楽ファンを、魅了する不屈のロックバンドTHE YELLOW MONKEY。そのボーカルとして、深く響く歌詞と圧倒的な存在感で愛されている吉井和哉。彼のミュージシャンとしての人生は、URGH POLICEのボーカルEROとの出会いから始まった。その後、吉井はURGH POLICEを通じて出会った仲間達とTHE YELLOW MONKEYを結成。EROは静岡に残り、それぞれの音楽の道を歩みながらも、長く二人は交流を続けていた。 しかし2021年、EROが脳梗塞で倒れ、音楽活動どころか仕事もできなくなってしまう。吉井は、療養中だったEROのために何かできることはないかと思い、40年ぶりのセッションの約束をし、その様子を追ったドキュメンタリーの撮影を開始したが、数ヶ月後、吉井自身が喉頭がんになっていることが発覚する―。
好ましくない意味を持つ名前、性的な意味を持つ名前、面白い意味を持つ名前、有名人や悪名高い人物と同じ名前など、珍しい名前を持つ人々は、自己紹介や点呼のたびに注目を浴び、恥ずかしい思いをする。そのため身構え、不愉快な反応に備えているという。あるロシア由来の名字を持つ女性は、高校生になって男子から妙に注目を集めたことから、自身の名前が英語で性的な意味を持つことを知りショックを受けたことを明かす。他にも、 “ポール・マッカトーニー”と“リンダ・マッカトーニー”の名前を持つ夫婦が空港で間違われて受けた待遇など、珍しい名前を持つ人々に取材。名前によってどんな経験をしてきたのか、多種多様な実体験が明かされる。
無名のミュージシャン、アンドリュー・コール。子どもの頃にいじめを受けた過去を抱える彼はその苦しみを「曲」で表現して、いじめ防止キャンペーンとして広めようと決意する。世界中にキャンペーンを広めようとしても無名の自分では世間に見向きもされないと思った彼は、「We are the World」を参考に、憧れていた著名ミュージシャンや俳優たちを協力者として仲間に引き入れようと何ヵ月もロサンゼルス中を奔走する。多くの拒絶と挫折を経験するアンドリューだったが、俳優ジェフ・ゴールドブラムとの出会いをきっかけに、彼の活動に共感した“スター”たちが彼とのコラボレーションに応じ始める。
「戦争中のサラエボにU2を呼びたい」一人のクレイジーなアイデアが不可能を現実に。「過去を忘れて、未来にキスを、サラエボ万歳!」。U2が1997年9月23日、4万5千人を前にサラエボで行ったライブは、今も語り継がれている。かつてサラエボの人々は民族・宗教に関係なく共存していたが、紛争は人々を引き裂いていた。このライブは、そんな人々を音楽の力で再び一つにするものだった。本作は、U2がボスニア紛争終結後にサラエボでライブをする約束を果たすまでを追ったベン・アフレックとマット・デイモンがプロデュースしたドキュメンタリーだ。
1971年、カリフォルニア州バークレーにアメリカで初めて、地域の農家と食べ手を直接つなぐフランス料理店「シェ・パニース」が開店した。旬を生かした料理と気取らないあたたかさで客をもてなし、予約の取れない人気店となった「シェ・パニース」。その在り方はのちに「地産地消」「ファーマーズ・マーケット」「ファーム・トゥ・テーブル」というコンセプトに発展し、世界中で知られるようになる。そんな「シェ・パニース」のオーナーシェフの名前は、アリス・ウォータース。半世紀をかけて、世界中の料理人と教育者に影響を与え、「オーガニックの母」「おいしい革命家」と呼ばれるようになった。2023年、アリスの集大成となる書籍『スローフード宣言 ― 食べることは生きること ―』(海士の風)の出版1周年を記念して、著者来日ツアーが開催された。アリスが日本各地を訪れ、学校給食を味わい、大地の守り手である生産者、料理人と触れ合っていく。そこで語られる力強い言葉と、彼女のまなざしが日本の「美しさ」を浮き彫りにする。日本、そして彼女の拠点であるカリフォルニア・バークレーでの取材を通じて、「おいしい革命」の探求へと向かう。未来につなぐための映画は、きっとあらゆる人の食卓を変えていく。
「フランスのテレビ番組のためにドキュメント・フィルムを撮らせてほしい」1983年、デヴィッド・シルヴィアンのレコーディングに立ち会うため、ベルリンに滞在していた坂本龍一のもとを訪れた監督、エリザベス・レナードはこう告げた。それから1984年5月。坂本が4枚目のソロアルバム『音楽図鑑』を制作し始めた頃、東京でわずか1週間という短期間で撮影が行われた。レナード監督を含めた6名の小さなチームは、日本という国を、東京という街を、そして坂本龍一という音楽家を記録した。完成後の1985年には、ロッテルダム、ロカルノ、サンパウロなどの国際映画祭で上映、日本では同年6月9日に第1回東京国際映画祭で上映された。1986年、フランスでテレビ放映されたのち、発売されたVHSとDVDも長らく入手困難な状況が続いていたが、近年になり倉庫に眠っていた16mmフィルムが発見され、修復を経てデジタル化が実現した。この60分余りの映像には、坂本の貴重なインタビューやスタジオでのレコーディング風景に加え、彼が出演したCM、YMOの散開コンサート、大島渚監督『戦場のメリークリスマス』(83)の印象的な一場面などが収められている。渋谷スクランブル交差点、新宿アルタ、原宿の竹の子族……80年代の息づくような東京の景色とともに映し出されるのは、幼少期の記憶、変わりゆく文化と社会、創作のプロセス、そして自らが追い求める音楽について語る、当時32歳の坂本の姿だ。育った街に耳を澄まし、時代の流れを感じながら、彼はどのような未来を見つめていたのか――今もなお人々の心に生き続ける世界的音楽家・坂本龍一、若き日のポートレートを通して《東京の音》を体感できる幻のドキュメンタリーが、約40年の時を経てついに4Kレストア版で蘇る。
本作の監督である宮﨑政記は岐阜県下呂市で生まれ、‘木樵’である父の背中を見て育つ。戦後の復興から東京オリンピック、大阪万博。高度経済成長期を支えた木材の需要は絶頂期を迎えたが、時は流れ、林業は長い不況を迎える。父の跡を継ぐことを断念した宮崎は山を離れ、映画の道を志した。それから30年、宮﨑は父に抱いた憧れを胸に岐阜の山へと帰郷し、父と同じ木樵の兄弟、面家一家・瀧根清司に出会う。彼らの背中を見て育つ若い木樵たち、兄弟の顔に林業不況や人材不足に対する悲壮感など全く無かった。木樵見習いとして過ごして2年、宮崎は彼らの「生き様」を映像に残したいと思い立つ。これはその、記録である。
盲人の老婆の朝-ジャンキーOLの昼―アウトロー達の夜……社会からはみ出した、ジャンク(がらくた)のような人々の1日を、伝説のチーマ鬼丸を始め一癖も二癖もあるストリートのホンモノ達が大挙出演し、極上のリアリティーを醸し出す衝撃作。ニューヨークを皮切りに、全米12都市で自主公開された。
クイズで日本旅行が当たり大阪へとやってきた香港の青年・九扇。ところが、ツアーコンダクターは片言の広東語しかできないクミ、おまけに超のつくドケチツアー。クミの案内で東京に来た九扇は、香港旅行が大当たり!クミとホームレスの茜と香港にUターン。そこで、イカサマ家族と共に巨大多国籍グループとハチャメチャな戦いを繰り広げる。香港、大阪の釜ヶ崎・飛田でのゲリラ撮影、渋谷ハチ公前での無許可ライブ、山本監督夫妻「新婚さんいらっしゃい」に一般応募で出演、専用映画館「TANK2」の建設と、内容から公開まで呆れ返るパワーがみなぎる、香港との合作コメディー。
子連れの女性ロック歌手クミは、子供を元夫に預け、新宿の夜を彷徨う。研ぎ澄まされたドキュメンタリータッチで、都市の闇を描く意欲作。異例のカンヌ~ベルリン映画祭連続上映後、ベルリンで異例のロングラン上映された伝説のオーバードライブ・ムービー。また、江戸アケ(JAGATARA)、EBBY(JAGATARA)、ナベ(JARATARA)、伊藤耕(フールズ)、カズ(フールズ)、ジュネ(Auto-Mod)、ミチロウ(スターリン)と、1980年代カウンターカルチャーシーンを象徴するミュージシャンが多数出演、ロック・フリークス必見の作品でもある。
「この人生、感謝しているよ――」 そう書き遺して親友は山で死んだ。大切な者の死を受け入れてゆくための、長い旅路と祈りの記録2017年4月26日、ネパールの山岳地帯で47日間にわたり遭難していた二人が発見された。一人は救助され、一人は発見されるわずか3日前に亡くなっていた。そのニュースは彼らの出身である台湾でセンセーショナルに報じられた。亡くなったチュンと、生き残ったユエ。本作の監督であるルオ・イシャンは本来なら二人と同行する予定だったが、体調を崩し離脱していた。高校時代からの親友で、憧れの存在でもあったチュンの死。チュンは40日を超す想像しがたい洞窟でのビバークで、イシャンへの手紙や人生に対する賛歌を数百ページにもわたって書き記していた。その記録は、残されたイシャンと、そして生きのびたユエを苦しめ、しかし次に踏み出すそれぞれの道へと促した。ユエは次第に身を引き、イシャンはひとり、チュンの見た風景と足跡を追うためにネパールに旅立つのだった――。
モホーク族のダートは大家族を支えつつ、民族の伝統を護りながら生きている。かつては鉄工として20年間アメリカ中を回って働いたが、人生の最後はここがいいと、今の地に移り住んだ。本名はエリック・ニコラスだが、みんなが彼のことをダート(汚い)と呼ぶのを、母親は怒っている。妻ポーラは両親に彼との結婚を反対されたが、今では7人の子どもがいて幸せな日々を送る。子供たちの評価も千差万別ながら、底辺にはきちんと父に対する愛情が敷かれている。ダートは「毎日が、宝くじが当たるように楽しい」と語る。1990年「オカの闘い」に巻き込まれた時は必死で妻子を護った。作業場が火事で全焼しても、決してヘコたれない。そんな彼の生きざまを描く。
子どもの頃、夢に見た世界最高峰エレベストへの登頂を目指したアレックス・ハルツ。その夢を叶えるべく、エベレスト登頂とネパールの歴史・文化・自然・精神性を掘り下げていく。まずネパールの首都カトマンズを訪れたハルツは、ネパール最古の寺院パシュパティナート寺院に向かい、ヒンドゥー教徒の火葬を見学するのを手始めに、地元の人をガイドにしてカトマンズの街を散策。エベレスト登頂を目指す山岳チームと共に神聖なクンブ渓谷を登り、シェルパたちの深い精神性を見て行く。標高5334メートルにあるエベレストのベースキャンプに向かう9日間のトレッキングを経て、さらに43日間にかけて8849メートルの頂上へと向かう過酷な探求の旅が始まる。
2020年。新型コロナウイルスの感染拡大が始まる。日本では、1月に感染者、2月に死者が出たことが発表され、不穏な空気が流れる。4月7日に感染対策のため、緊急事態宣言が発令されると、生活は一変し、エンタテインメント業界はかつてない影響を受ける。
1941年12月8日、日本軍の真珠湾攻撃により太平洋戦争が始まる。華やかだった戦前の東京、浅草も終戦間際には焼夷弾の攻撃により、人も家も何もかもが焼き尽くされた。その渦中にいた上野は、言問橋を渡り逃げ込んだ家から見た火災扇風に人が巻き上げられていた。笹川は浅草から上野方面に逃げるが進めない。同じ時、深川では濵田が炎を潜り抜け清澄庭園に逃げ込み、関野は中川の土手沿いの防空壕で耐えた。その後に続く表参道への山の手空襲では泉が見た死体の山、終戦間際に襲われた八王子では焼夷弾と機銃掃射の攻撃で、石井の目の前で母子が撃たれる。一方、荏原では焼夷弾の消火、遺体の処理をした今野は記憶を80年間胸にしまってきた。いったい東京で何が起きていたのだろう。
妊娠中に夫と死別、マルチ商法に手を出したパートナー、別れた旦那が自殺、若い娘に全財産を奪われたなど、さまざまな過去を抱えたファンにもカメラは寄り添い共に会場へ向かう。つらい時も悲しい時も、彼、彼女たちを支える“推し活”とは一体何なのか? なぜ、純烈は愛されるのか?スペースシャワーTVで放送した番組にプラスし、武道館後のメンバー脱退や純烈ファンのその後を追撮、40分の未公開映像を含む映画が完成した。
650 年以上にわたり受け継がれ、人々を魅了してきた「狂言」。その第一人者であり、芸歴 90 年を超える今もなお、現役で舞台に立ち続ける人間国宝の狂言師・野村万作。映画は、ある特別な1日の公演に寄り添い、万作が磨き上げてきた珠玉の狂言「川上」と人生の軌跡に迫る──。監督は、『ジョゼと虎と魚たち』、『のぼうの城』の犬童一心。アニメーションを『頭山』山村浩二、ナレーションをオダギリジョー、監修を野村万作と野村萬斎が務める。豊かな映像表現で織りなす、至高のドキュメンタリー映画が誕生した。