瑠璃(池田朱那)は農業高校で畜産を学ぶ二年生。母ひとり子ひとりの家庭で育った瑠璃は動物の世話で忙しい学校生活と家計を助けるためのアルバイトを両立させながら、モモ(片田陽依)、彩菜(白石優愛)、くるみ(大熊杏優)らクラスメイトと家畜たちから「命をいただく」という尊さを学んでいる。ある日、瑠璃はモモと近隣の高校の文化祭へ遊びに行き、同い年のマサル(青山凱)を紹介される。瑠璃に一目惚れしたマサルは後日猛アタックをかけるが、農業高校教師の森(中島歩)に想いを寄せている瑠璃はそっけない。森への情熱を募らせた瑠璃はある日、森の家へ押しかけて強引に思いを伝えようとするが……。
17歳の夏休み。文化祭の実行委員となった樹と恵那は、教室で待ち合わせていた。13時になり打合せを始めることに。しかし、しばらくすると、13時に戻ってしまうことに樹だけが気付く。タイムループに陥った樹はなんとかその状況から抜け出そうともがくが、なかなか脱出することができない。数えきれないほど同じ時間を繰り返していくうちに樹の精神は混乱を極め、物語はあらぬ方向へ加速していく。果たして樹は無事に”時の監獄”から抜け出すことができるのだろうか。
樋山那智は、ソフトボールに汗を流し、“日焼け”に憧れる平凡な中学生。彼女は同級生の宇津見くんが抱える重大な秘密を知ってしまう。それは、彼に『しっぽが生えている』ということ。『みんなと違う』ことに迷い戸惑い傷つきながらも、心を通わせ合う二人の物語。
フィギュアスケートのチャンピオンを目指す少女マティは、競技中の転倒でヒザを負傷。12週間のスケート禁止を告げられたことで、競技をあきらめることに。強化費も取り損ねたことや、母親の失業、家賃滞納の末、72時間以内の退去勧告を受けたことで、一家はサドバリーにある伯母の家に身を寄せることになった。そんな折、新たな地で偶然スケート場を訪れたマティは、そこでオーナーのマーキュリーに声をかけられる。果たしてマティは、夢の続きと新たな人生、どちらを選択するのか?
1995年、同性愛が違法でなくなってから2年後のアイルランド。同性愛者への差別や偏見が根強く残る田舎町で、自身がゲイであることを受け入れられない高校生・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメイトのアンバー。家族や同級生にセクシュアリティを悟られないように平穏に卒業を迎えるため、2人は“ニセモノの恋人”を演じることに!性格も趣味も全く違う2人だったが、ぶつかり合いながらも、悩みや夢、秘密を打ち明けるうちに、唯一ありのままの自分をさらけ出せる、かけがえのない存在になっていく。しかし、一緒に訪れた都会・ダブリンで、運命的な出会いによって新たな世界に触れた2人は、“理想的”だったこの関係にも終わりが近づいていることに気づいてしまい…。
ボーイ&ガール・ミーツ・ミュージック♪ひとりぼっちだった少女と少年が出会い、奇跡のような最高の音楽が生まれたー。スコットランドのグラスゴーのとある街。入院中の少女イヴ(エミリー・ブラウニング)は、一人ピアノに向かい曲を書いていた。ある日、彼女は、病院を抜け出し向かったライブハウスで、アコースティック・ギターを抱えたジェームズ(オリー・アレクサンデル)に出会い、さらに友人のキャシー(ハンナ・マリー)を紹介された。2人の少女と1人の少年は一緒に音楽を作り始める。魅力的なのにどこか孤独を感じさせるイヴ。密かにイヴに恋をする理屈屋のジェームズ。天真爛漫な年下のキャシー。その夏、3人の友情と恋が、音楽にのって始まった-。
1995年、東大大学院を卒業した安蔵は、ワインを作りたいという希望を叶えるために山梨県勝沼町にあるシャトーメルシャンに入社した。入社してからは畑の草刈りなどワインに触れる機会の無い日々を送る。そんな中、会社の大先輩でもあり日本ワイン業界を牽引する麻井宇介(浅井昭吾)と出会い、その見識の高さと人柄に傾倒していく。やがて、ワインの醸造にも携わる中で、ワイン造りを切磋琢磨する仲間に出会う。その中には後に安蔵の妻となる正子の存在もあった。その後安蔵は本社への転勤のため現場を離れる事になる。しかし、その間に出会った名醸造家から日本ワインの将来を考えるきっかけを得て、さらに麻井からの推薦もあり1998年にワイナリーへ復帰を果たす。ワイン醸造の現場に戻った安蔵は理想のワインを造る為に、麻井の努力によって改植に成功した、長野県塩尻市にある欧州品種のメルローを醸造家自ら収穫・選果するという大胆な提案をする。渋る葡萄農家の説得や不測の怪我に見舞われ、悪戦苦闘しながらも2樽の特別なメルローを仕込むことに成功する。一方で正子はドメーヌのプロジェクトに突き進んでいたが、方向性の違いからプロジェクトに見切りをつけ人生の再設計を迫られている最中、安蔵と再会する。お互いにどこか惹かれる存在と意識していた2人は共に人生の歩みをスタートさせる。その後、安蔵はフランスのボルドーへの赴任も決まり、順風満帆にワイン造りに没頭する。そんな中、安蔵が仕込んだ特別なメルローのリリースが決定した。ラベルに自らシリアルナンバーを手書きする事から、【桔梗ヶ原メルロー シグナチャー1998】と命名される。その一方で麻井に病気の魔の手が迫る。余命宣告まで受けた麻井に安蔵と正子は衝撃を受ける。麻井は安蔵に「君が日本のワインを背負って行ってくれよ」と渾身の檄を送る。あれから20年―。麻井が理想とし追い求めた日本ワインに、安蔵も正子も追いつき追い越さんという想いでワイン造りに日々向き合っている。安蔵は麻井の想いを受け継ぎ【日本を世界の銘醸地に】するため、日本ワインの一致団結を掲げ奮闘する。
遠山雄大(片岡千之助)は、地味で友達も少なく、学校生活もパッとしない高1男子。ある日、学校をサボっていたところ、酔っ払った洋食店の主人・桑原猛(的場浩司)にぶつかり、足を怪我させてしまう。雄大は買い出しなどを手伝うため洋食店に通いだし、隣人の千鶴(筒井真理子)は二人の様子に興味津々。やがて高校の「うどん部」が現れるが、彼らはやたらと一生懸命で…。ちょっぴりメンドウな人々が、うどんをこねたり、理屈をこねたり。荘厳な富士山の麓で繰り広げられる、アツくてメンドウな青春物語です。
切ない家族の物語でデビューしたリバプール出身の若き作家ライアンは、恋人にふられた痛手を抱えつつも、新作小説のひらめきを得ようと試行錯誤。出版社トップのフレディからは、野心的な小説をすぐに書けと催促されていた。悩む姿を見かねた親友の2人、イケメンの売れっ子映画スターのコナーと、パーティ好きなやり手金融マンのジョンに、ロンドンの夜の街に連れ出されたライアンだったが、気乗りせず、早々に帰ってしまう。翌日、フレディのホームパーティに呼ばれたライアンは恩師の娘アナと出会い、恋に落ちる。そんな中、ライアンは1週間で売れる小説を書き上げるようフレディに命令され、さらには誘惑されたフレディの妻スザンナと一夜を共にしてしまい…。
大学1年生のニックは、高校時代に彼女のパムが妊娠したため結婚したが、彼女は古くからつき合いのある浮気相手ジョーイを家に入れ、ニックは追い出されてしまう。生まれた子どもの父親がどちらかわからぬまま、復縁も断られ続けて3ヵ月。ニックは同居する父親とケンカして家を飛び出すと、友人ケヴィンに話を聞いてもらおうと電話する。しかし、「今のお前は暗すぎてウザい」と拒否され、代わりにステイシーを紹介される。彼女に電話したニックは、高校3年生のステイシーの家に招かれ軽い食事をし、彼女の提案でドライブをして湖へと向かった。下着姿で夜の湖に飛び込み水遊びを楽しんだ後、ニックは苦しい胸の内を語り出す。
ロック大好きドラム少年のグリムは、親友でギター兼ボーカルのアクセルとともに、小さいころからの夢だったノルウェーのロック大会出場を目指して練習に励む毎日。ギターの腕は超一流のアクセルだったが、歌はとんでもない音痴で、困ったことに本人にはまるで自覚がない。グリムがこっそり音程補正ソフトで修正したデモ音源を、アクセルがロック大会に送ったら、念願の決勝大会出場のチケットが。夢がかなったと有頂天のアクセルだが、開催地は遥か北の果ての町・トロムソだし、何よりもバンドメンバーは2人しかいない。急遽ベースのオーディションを開いたものの、やってきたのは9歳のチェロ少女、ティルダだけだった。「本物のバンドは車だぜ」とのアクセルの主張で、近所に住む自動車工場の跡継ぎ、マッティンをドライバーに誘い、4人でノルウェー縦断のドライブに出かけるが……。果たして4人は無事にトロムソにたどり着いて、ノルウェー・ロック大会で演奏することができるのか。
悪霊によって不可解な事件が頻発している香港。強い霊感を持つ刑事ヤウは、香港警察の特殊部門”2002”に配属されている。彼の相棒はかつてのパートナーであるサムの霊。サムはかつてヤウのミスによって殉職し死後もヤウを支えていたが、輪廻転生によって人間に生まれ変わり、ついにヤウのもとを去ってしまう。やがて新しい相棒のフォンが現れるが、彼もまた強い霊感をもっていて――。
高校生である息子ギテが死んだ。息子の死に納得がいかなかった父親は、息子の机に保管されていたクラスメイトのトンユンとヒジュンとともに映った写真を発見する。学校を訪ねた父親だったが、二人のうち一人は転校し、もう一人はギテの葬儀に参列していなかったことに違和感を覚える。ギテの死に二人が関わっているのではと考えた父親は、ギテと一番仲の良かったトンユンの転校先を探し始めるが――。
恒例の演劇部公演「櫻の園」をあと2時間後に控えた私立櫻華学園。ところが、3年生の杉山紀子が喫茶店で他校の生徒と煙草を吸って補導されたことから、部員たちの間では上演中止の噂が飛び交い始める。しかし、演劇部顧問の里見先生の活躍でどうにか最悪の事態は回避された。ほっと胸をおろす部員たちだが、主役の倉田知世子だけは緊張感を抑えられない。そんな彼女に憧憬の念を抱く部長の志水、そしてその志水に好意を抱く杉山。さまざまな想いを胸に、少女たちは開幕の瞬間を待つ。
CM撮影のために澎湖島を訪れたシンホエと恋人のローザイは、目の見えない青年・チンタイと出会う。撮影を終え台北に戻ったシンホエは、街中で偶然チンタイと再会する。研修医だったチンタイは2年前に交通事故で失明していた。どこかチンタイのことが気にかかりだしたシンホエだったが、やがて実家のある台湾中部の村・鹿谷の小学校に代理教員として赴任することに。一方、角膜移植の手術に成功し視力を取り戻したチンタイは、シンホエのいる鹿谷を訪ねる。のどかな田園風景と子供たちに囲まれ、次第に距離を縮めるふたりだったが……。
スターのスキャンダルをもみ消す「掃除屋」で食べていた売れないタレントの俊哉のもとに、事故を起こしたスターの代替として、大作映画主演の話が舞い込んでくる。しかし、主役の変更で制作費は半減してしまう。不安げな監督の溝口をよそに、スキャンダルで映画を成功させようと狙うプロデューサー・白石は週刊誌のライター・石川を抱き込み、大物スキャンダル女優・会田昌代と俊哉の熱愛記事をでっちあげてマスコミの注目を集める。トラブルの予兆を引きずったまま映画の製作が始まるが…。
互いに対照的な2つのチーム“トロス”と“クローヴァーズ”が全国大会の優勝目指して激しい練習に励んでいた。強豪として知られるチアリーディングチーム「トロス」のキャプテン、トーランスは、全国大会目前にチーム伝統の振り付けが盗作だという事実を知る。
花き農家の息子のレオと幼馴染のレミ。昼は花畑や田園を走り回り、夜は寄り添って寝そべる。24時間365日ともに時間を過ごしてきた2人は親友以上で兄弟のような関係だった。13歳になる2人は同じ中学校に入学する。入学初日、ぴったりとくっついて座る2人をみた同級生は「付き合ってるの?」と質問を投げかける。「親友だから当然だ」とむきになるレオ。その後もいじられるレオは、レミから距離を置くようになるのだが…。
新聞の購買率が下がる中、高校3年生のくるみは新聞部に所属していた。ある日、幼なじみの直樹が17歳の終わりに老女を助けて一躍有名人になる。1週間後に18歳の誕生日を控えたくるみは、自分も17歳のうちに輝きたいと切望するのだが、空回りしてしまう。
“恋愛を楽しめないの、僕だけ?”―京都のとある大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手な大学生・七森、七森と心を通わす麦戸、そして彼らを取り巻く人びとを描く。
お調子者のトッドに誘われて、ブライアンは“都合のいい存在”から脱却するために、ジェシカは課題の映画を撮るために、リサはラパスにいる別れた父と会うために、それぞれの理由でメキシコ旅行に赴くことを決めた。足はブライアンの大型バス。皆には秘密だったがトッドの真の目的は、雇い主ホーヘイの依頼でワケアリのケータイをバハまで運ぶことにあった。1日目の夜、一行はホーヘイのクラブの女カルメンと知り合い、いつの間にか彼女もバスに同乗。また、再会を果たした父から古いリゾート地ラペルナが相続できることを知ったリサは、皆とともにレユニオン島へと向かう。だがその最中、ケータイが段ボールごと何者かに盗まれてしまう。
台北市内のガランとしたマンションの空き家を訪れる男女二人。女は、ステレオをあそこに、テレビはここに、と夢を膨らませている。男は気のない様子でバッティングの素振りのフォームをしながら「内装に金がかかりそうだ」、「わたし、今度昇進するから大丈夫」。女はアジン。不動産ディベロッパーで働くキャリアウーマンだ。男はアリョン。少年時代はリトルリーグのエースとして将来を嘱望されていたが、いまは家業を継ぎ、廸化街で布地問屋を営んでいる。二人は幼なじみ。過去にはそれぞれいろいろとあったようだが、なんとなく付き合いが続いている。順調に思えたアジンの人生だったが、突然勤めていた会社が買収され解雇されてしまう。居場所を見失ったアジンは、アリョンの義理の兄を頼ってアメリカに移住し新たな生活を築こうと、アリョンに提案する。しかしアリョンにはなかなか踏ん切りがつけられない。ここには少年野球の仲間もいるし家業もある。一度は決心して資金を作るため家も売るが、昔気質のアジンの父親が事業に失敗するとその肩代りに奔走することになる。すきま風が吹き始める二人の間に、ある過去の出来事が重なり、そしてやがて思いもよらない結末が訪れる……。
カンフーマスターのサモ・ハンが修業時代の自伝的エピソードを紡ぎ上げた「稽古」。『女人、四十。』のアン・ホイが教師と教え子たちの絆を人情味豊かに描いた「校長先生」。『欲望の翼』などの編集マンとしても知られるパトリック・タムによる刹那的な青春ロマンス「別れの夜」。『マトリックス』の革新的なアクション表現に貢献したユエン・ウーピンは、「回帰」で老人と孫娘の交流を温かく紡ぎ上げた。さらに、ジョニー・トーが投資での成功を夢見る市民を風刺した「ぼろ儲け」。1990年代にジョン・ウーに続いてハリウッド進出を果たしたリンゴ・ラムの遺作「道に迷う」は、香港の街並みの変遷をひとりの中年男の心象風景に重ね合わせた感動編。“香港のスピルバーグ”ことツイ・ハークの最終話「深い会話」は、精神科医と患者の対話が予測不能にねじれていく不条理コメディである。
愛しているからセックスをしたくない。それが原因で別れた恋人アキを未だに忘れられないでいる自主映画監督のまるお。自身の体験を基に新作映画を撮ろうとするが脚本に行き詰まってしまう。なぜアキを抱けなかったのか。自らも答えを出せない問いに向き合うためアキに会う決心をするまるお。一方のアキはサラリーマンの田頭と結婚しているが、子供は欲しいのにセックスレスの夫婦関係に悩んでいた。久しぶりに再会するまるおとアキ。まだアキの事を忘れられないまるおに対し、アキは別れ際に言う。「まるおの精子をください。」
世界が「東」と「西」に分断されていた1980年代前半。共産主義政権下のチェコスロバキアで母親のイレナと二人暮らしを送るアンナは、将来を期待された陸上選手だ。ライバルのマルティナと共に、彼女は国が支援するエリートスポーツセンターでコーチのボフダンから厳しい指導を受ける日々を送っていた。高地合宿のさなか、ロサンゼルスオリンピック出場のため、有能なアスリート向けの新薬のプログラムに参加させられるアンナ。だがそれは、筋肉の成長を助ける、ドーピング薬だった…
貧しい家族を支えるため発展途上国から【技能実習生】として日本にやってきたハイン(ナターシャ)。ジャパニーズドリームを夢見て工場で働くも、職場での不遇が続いた。そんな状況を不憫に思った日本の知り合い土井(堀家一希)は、ネットで無料相談を見つけ、相談の予約をすることに。訪れた行政書士の事務所の曲者の行政書士・近藤(マギー)と、新垣(中村優一)に対応を受けるが、その中で、ハインが借金をせざるを得なかったことも知り、「技能実習生」の制度の闇が徐々にわかっていく土井。近藤は、本来の仕事を超え、ハインをサポートする監理団体に直接連絡をする。それを受けた監理団体の西村(ラサール石井)は慌てて駆けつけるが、相談者がハインだとわかると「我々を攻めるならハインも一緒に攻めるべきだ」と告げる。話が二転三転する中、さらに話に乱入する議員の野々村(猪俣三四郎)。この国の深刻な労働者不足を外国人で補おうという政策を推進しているおバカ二世議員も話に加わり、話は思わぬ方向へ・・・。賃金をあげよう!と躍起になる政府。だが、その下で最低賃金のまま働かされる外国人労働者。この滑稽な矛盾。果たして、この国に夢を描いてやってきた外国人労働者に未来はあるのか!?外国人労働者を受け入れるこの制度で、労働力不足は補えるのか!?「安い国ニッポン」の底を支えてる陽の目を見ない外国人労働者にスポットを当てた異色の社会派ブラックコメディ
高校生のタケシとF1は、原付を盗んでは不良軍団に売ってお金を稼ぐバイトをしていた。ある日、タケシたちが通う学校に転校してきたアヤカ(黒崎レイナ)も仲間に加わり、3人で原付窃盗をすることに。寂れたアパートに停めてある原付をいつものように盗もうとしたとき、なんと持ち主と思われるマスク姿の女に見つかってしまう。慌ててバイクで逃げるタケシたちだったが、人間とは思えない身体能力で走ってくる女にすぐに追いつかれてしまう。そう、このマスク姿の女こそ、頬まで口が裂け、100mを6秒で走る伝説の口裂け女だったのだ!果たして彼らの運命は!?そして口裂け女の正体とは!?
ヨディはサッカー場の売り子スーに話しかけふたりは恋仲となるも、ある日ヨディはスーのもとを去る。ヨディは実の母親を知らず、そのことが彼の心に影を落としていた。ナイトクラブのダンサー、ミミと一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブと出くわし、サブはひと目で彼女に恋をする。スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へと足を向け、夜間巡回中の警官タイドはそんな彼女に想いを寄せる。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する若者たちのそれぞれの運命と恋──やがて彼らの醒めない夢は、目にもとまらぬスピードで加速する。
スーパーを営むカタブツな両親の長男として育った高校3年生のクリスは、思春期ならではのやりたい盛り。ついつい良からぬ妄想に耽ることもしばしだが、現実には負け組ライフをまっしぐら。お仲間もどこかピントがずれた面々ばかりで、ハドソンらイケメン勝ち組との差は広がるばかりの日々を過ごしている。そんな折、彼のもとを弁護士が訪れ、両親の死を告げる。何とクリスの本当の両親は、ポルノ雑誌ヘブンの創設者、世界最大級のポルノ帝国を築き上げたピーター&ハニー・マック夫妻だった。瞬く間に億万長者として時の人となったクリスは、セクシー美女たちにモテまくり、大いに舞い上がっていく。しかし、その先には思わぬ落とし穴があり…。
生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコは、再開発が進む下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。嘘がつけず愛想笑いも苦手な彼女には悩みが尽きず、言葉にできない思いが心の中に溜まっていく。ジムの会長宛てに休会を願う手紙を綴るも、出すことができない。そんなある日、ケイコはジムが閉鎖されることを知る。主人公ケイコを見守るジムの会長を三浦友和が演じる。
富山県魚津市を舞台に、冴えないサラリーマンが社員旅行先の神社に参拝したところ願いが次々とかないはじめ、学生時代に挫折した映画監督としてデビューすることになるが、さまざまなアクシデントやトラブルに見舞われる姿を描く。主演は「ドランクドラゴン」の塚地武雅。
「EXILE」の弟分となるダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐が1人2役で映画初主演を務めたSF青春ラブストーリー。自分がクローン人間で、残された命がわずかであることを知ってしまった高校生リョウタと、そのオリジナルの涼太が出会ったことから、それぞれが自分を見つめなおしていく姿を描く。
地方の町に暮らす平凡な小学生・瞬(池川侑希弥)。心配のタネは乳がんを患っている母の病状……ではなく、中学受験のためにムリヤリ学習塾に入れられそうなこと。望んでいるのは、仲間たちととにかく楽しく遊んでいたいだけなのに……。瞬の親友は、犯罪歴のある父(永瀬正敏)を持つ隆造(田代輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田奏)ら、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たち。それぞれの家庭環境や大人の都合、学校でのいじめや不良中学生からの呼び出しなど、抱えきれない問題が山積みだ。ある日、瞬は、いじめを見て見ぬ振りしてしまう。卑怯で弱虫な正体がバレて友人たちとの関係はぎくしゃくし、母親の乳がんも再発、まるで罰が当たったかのような苦しい日々が始まる。大切な仲間と己の誇りを獲得するために、瞬は初めて死に物狂いになるのだった。
バターヒル高校野球部のスター投手ケリーと、牧師の娘リサは恋人同士。だが、厳格なリサの父親が強硬に反対することを恐れ、周りに内緒でつき合っていた。それもあと8ヵ月と少し。2人はリサの18歳の誕生日に交際を公表し、堂々とデートすることを誓い合っていた。ところがそんなある日、リサの妊娠が発覚。親にバレたら大変なことになると危惧したケリーは、研究者の叔父セウスの力を借り、リサの体に宿る胎児を自分の体内で育てる実験に志願する。めでたく妊婦となったケリーだったが、お腹が大きくなるにつれ、今まで順調だった学園生活にさまざまなトラブルが発生。その結果、リサは離れていき、成績は落ち、バイトも友達も、学園のスターの地位さえも失ってしまう。
高校2年生のくるみ、日向子、さやか、まどか。部活も違えば趣味も違う4人は、ただ一緒にいる事が心地良く、なんとなく毎日を過ごしていた。ある事件をきっかけに家出を決意するくるみに、母親が家の離れにあるガレージをくるみの部屋にしていいと言い出した。そこで亡き父が残した錆びたハーレーが置いてある事を知るが、そのハーレーが邪魔で仕方ないくるみは、母に内緒でSNSを使い、貰い手を探すことに。数日後「投稿されていたハーレー、ぜひ弊社の番組で使用させて貰えませんか?」という一通の連絡がくるみの元へ届くが、引き取って貰う条件としてハーレーを修理しなくてはならない。くるみはその事を3人に相談し、軽い気持ちでハーレーの修理を始めるが、母親に猛反対され計画はストップしてしまう・・・。
高校の同級生の秋吉純太(アキ)と藤城春継(ハル)は別々の大学に進学するも、静かな住宅街にある一軒家でルームシェアをスタートさせる。料理担当のアキの得意料理は、手軽に作れるアレンジレシピ。トマト塩ラーメン、ホットサンド、餃子チーズタッカルビ、豆乳ラーメン鍋……アキの手料理を美味しそうに平らげるのは、片付け担当のハル。自然で心地良いゼロ距離の二人を、友人やハルの姉・立夏は温かく見守るのだが…。
もうすぐ17歳になるプリュダンスは母を亡くしたばかり。父は海外出張、姉は母がいない自宅を離れてしまう。広いアパルトマンに一人悶々と過ごすも、刺激を求めて万引きをしたり不良少女のマリリンを通じて違法バイク・レースの世界に入り込む。同じ年頃のフランクと恋心なく彼と一夜を過ごすも心は決して満たされない。プリュダンスの身勝手な態度に激怒したフランクは別の少女と街の中をバイクで走り出す。だが、その直後にフランクは事故を起こしてしまう・・・。
矢吹、片岡、谷川の三人は、名門高校のサッカー部員である。東京都予戦準々決勝、気合が入る三人。谷川の妹、有子とその友達、坂口理恵が応援に来ていたからだ。谷川は理恵のこと、矢吹、片岡の二人は有子のことを好きなのだ。試合はなんとか勝ったがミスが続いた谷川は控えの選手と交代させられた。数日後、矢吹と片岡の根回しで理恵とデートをした谷川は彼女から友情以上の感情はないと言われショックを受ける。その日、谷川は風邪で練習を休んでおり、運悪くデートをマネージャーの久保に見つかってしまう。そして、翌日の練習で猛烈な特訓を受けた谷川は、急性胃潰瘍で倒れ、息をひきとった。谷川の死を契機に、サッカー部のあり方をめぐり対立する矢吹と片岡。矢吹は不良グループとの付き合うようになりサッカーとも距離を置くようになる。決勝戦の日はまもなくだが・・・。
中学校の二年生の純一は中流家庭のひとりっ子。そんな純一が秘かに思いを寄せる八百屋の娘雪子の父が交通事故に会い、彼女が店を手伝うことになった。雪子が頑張る姿を見ていた純一も勢いで店の手伝いを始める。純一の誕生日、ワイワイ騒いだクラス・メートたちが帰った後、純一は、ふと母に異性を感じ、唇をあわせた。ある日、配達中の純一と雪子をチンピラが襲うが、純一は傷つきながらも雪子を救った。退院した純一の家に同級生の花枝がお見舞いにやってくる。突然、服を脱ぎだした花枝は「あたしの体、あげる!」と迫るが、純一は断った。その夜、純一は夢を見た。林の中で天使のように舞う雪子、その豊満な体…。純一は、射精して目が覚めた。「俺は汚ねえ!」性のめざめに戸惑う純一は自己嫌悪におちいり、こぶしで自らを叩いた。そして、雪子は父親の回復が見込めないため、遠い田舎へ引っ越すという…。
詩人を目指すヒョンシルは、無気力状態に陥っていた。コンクールに提出するはずの詩を完成させることができない。締め切りまであと1日。思考の「山」に阻まれた彼女は、何を思ったのか本当の「山」に向かう。そんな中、彼女は友人をはじめ様々な人に出会い、インスピレーションを得ていく。
昔からの友人であるヒョンジェ、スミン、ジフン。まだ学生である彼らには明るい未来が待っているはずだったが、ある日、ヒョンジェが不治の病により余命わずかであることが発覚し、彼の人生が大きく変わる。二人には病気の事を隠して普通の生活を送ろうと決意したヒョンジェだが、以前のような生活に戻る事が出来なかった。後悔が残らないように残り少ない人生を大切に過ごすと決めたヒョンジェは、初恋の相手だったスミンに想いを告白する事を決意する。
サマーキャンプから帰ってきたフィルは、双子の姉ダイアンと母グラスとの間に険悪な空気を感じ取る。家での居心地が悪くなったフィルは残りの夏休みを女友達のカットと遊び歩いた。新学期が始まると、ハンサムで謎めいた転校生のニコラスがクラスにやってきた。カットの忠告をよそに、フィルはニコラスと一目で恋に落ちるが、フィルの親友であるカットは二人の姿に嫉妬を覚えていた…。
1992年、バルセロナオリンピック開催に湧くスペイン。サラゴサの修道院に通う、母親と2人暮らしのセリア。バルセロナからやってきた大人びた転入生のブリサの影響で、新しい音楽、新しい遊びを知り、友人の姉たちともつるむようになる。しかしいつもの仲間とのゲーム中、ブリサに掛けられたある言葉をきっかけに、セリアは母親が決して話そうとしない真実に向き合うことになる。
オクラホマ州に住む高校生カル。痩せっぽちでいじめられっ子の彼の家族には、アマチュア・レスリング界で伝説的な活躍をした父と、年の離れた兄マイクがいた。しかし交通事故で父を亡くして以来、マイクとは疎遠になり現在は母と二人暮らし。そんなある日、母の反対を押し切り、仲の悪いバローも在籍するレスリング部に入部したカル。その胸の内には、兄と交流を図りたいという、純粋な思いが秘められていた。そして母に内緒でレスリングの指導を頼むため、76キロも離れたマイクのもとを訪れたカルだったが、既にレスリング界から引退していたマイクから、素っ気なく突き返されてしまう。しかしその後、とある暴力事件を起こして窮地に陥ったマイクを、カルが機転を利かせ救ったことで、兄弟の絆を取り戻していく。
“本音で話す”って、どういうことだろう?主人公のマイ(門脇佳奈子)は、ある日突然、シュシュ、猿のぬいぐるみ、ピアスなどのモノ(物)と会話が出来るようになった高校2年生の女の子。他人に本音を語らなかったマイは、モノと会話をできるようになることで次第に変化していくが…。「自分がどんどんイヤな奴になってるの、気づかないの?」親友ユウコ(上西恵・NMB48)との友情、学級内ヒエラルキー、恋愛、そして、諦めたはずの夢―マイを取り巻く様々な事象は、思わぬ方向に進んでしまうのだった。
見事な筋肉美を利用して、年上の熟女と火遊びを楽しむウソプ、金持ちの継父に反発してアメリカに留学、帰国後2年遅れで高校に入学したソンファン、そして、これといって特徴のないジノン。3人は同じ高校に通う同級生。そんな彼らがある日、ソンファンの運転する車で高級住宅街を通りかかった時、突然空から巨大な布袋が落ちてくる!!驚く間もなく、続いて血まみれの男が落下してきて……!?
建築会社の契約社員として働く櫻川優子は、通称「5年ルール」が原因で正社員になる前に雇い止めを宣告される。優子はかつて諦めた教員になる夢を叶えるべく、24歳にして大学進学を志す。そのことで母親や婚約者、友人との間で生じる問題とも向きあいながら、優子は歩みを進めていく。
麻薬所持で捕まったジェイコブ。未成年だったことから、ソルトスプリング島にある大叔父の農場で、足首にGPSをつけ4ヵ月間労働することを条件に、刑務所での服役を免除される。ジェイコブは出発前夜に売人ショーンから、島にいる売人メイソンとの取引を仲介するように言い含められるが、農場から出るとGPSが即作動するため簡単には動けない。ましてや大叔父の農場は、有機農業に傾倒したマットや実習生たちが、丹精込めて野菜や動物を育てている場所だった。都会育ちのジェイコブは全く馴れることができず、大叔父との間には亡き父をめぐり、確執もありギクシャクしていた。しかし、マットの娘ローラと親しくなるにつれ、次第に体を動かすことの楽しさを覚え始める。
留学先のスウェーデンでミニマルなライフスタイルを学んで帰国したデザイナーのジーン。かつて父親が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルで、出て行った父を忘れられずにいる母、ネットで自作の服を販売する兄と三人暮らしの彼女は、ある日家をリフォームしてデザイン事務所にするべく、断捨離を開始する。洋服、レコード、楽器、アルバムーー友達から借りたままだったモノを返して廻り、元カレのカメラを小包にして送り返す。部屋が片付いて行くのと反比例して、心は千々に乱れて…。時は年の瀬、ジーンは新たな気持ちで新年を迎えることが出来るのか?
二十歳を前に、大人への壁にぶつかり苦悩する若者たちの姿を描いた異色のラブストーリー。酒、ドラッグ、セックスに溺れ、さらに妊娠、堕胎という試練を経験する二人を「フー・アー・ユー?」のチェ・ホ監督が新鮮な映像で綴る。ジュン、チェヨン、トギの同い年3人。トギはチェヨンに想いを寄せていたが、チェヨンはジュンを愛している。19歳のクリスマスの日、ジュンが火災により命を落とす。友人の死に打ちひしがれるチェヨンとトギ。やがてトギはチェヨンに愛を告白し恋人関係となるが、2人の心には、ジュンの影がいつもつきまとっていた…。
ドンヘ(SUPER JUNIOR)、スンヒョン(FTISLAND)ら韓国人気アイドルたちのスクリーンデビューとなった記念碑的作品。いじめ、兵役、就職…キラキラばかりではない青春の痛み、残酷さ、滑稽さ、甘酸っぱさをアイドルたちが等身大で演じた青春オムニバス映画。当時20代の韓国気鋭の若手監督4人と眩しいアイドルたちとの化学反応も見逃せない!
成長を遂げた三姉妹の「遥かなる旅路」。航空機事故で両親を亡くした三姉妹、空・耶麻・緑。YouTubeドラマでは両親が遺してくれた荒廃したキャンプ場の再開から始まり、新たな仲間との出会い、次々と立ちはだかる壁を乗り越え成長していく姿を映し出してきました。今回、舞台となるのは鎌倉。三姉妹はキャンプ場で出会った加賀美と旅行へ出掛けます。航空事故から1年―。未だ、両親の事を想う三姉妹。母の形見のワンピースを持ち歩く三女・緑。両親の夢を見る次女・耶麻。弱音を吐かず、気丈に振る舞う長女・空。そんな中、三姉妹の前に亡くなった母親そっくりの留美が現れる。そして、最後に起こる奇跡…。
広島県福山市。とある高校三年生たちは18歳で新成人になるという人生の岐路に立たされていた。主人公の愛理は新聞部に所属。毎年行っている街の観光PRポスターの制作を楽しみにしていたが今年は中止になってしまう。代わりのPR企画を提案しようとクラスに協力を呼びかけ、愛理はみんなの協力の元、ある一つの答えに辿り着く。将来、恋愛、友人との関係。自身の未来に思い悩む18歳を切り取った、眩い青春の成長物語。
就職活動中の大学生・慶子(佐々木ありさ)は、ある日、自分に想いを寄せていた人物が自死した事を知る。自分が原因だったのではと思い悩む慶子に、同級生・真美(加藤小夏)は彼氏・拓也(平田雄也)を介し、拓也が主催する劇団の劇団員・和夫(水沢林太郎)を慶子に紹介しようとする。だが、拓也に会った慶子は彼に特別な感情を抱いて行く。そして、日常の闇に潜むように生きる何者でもない青年・宮田(遠藤健慎)は、ある時慶子に出会うのだが……。
お金のこと、人間関係、社会保障のこと、そして生きていけるのか…そんな根本的な不安を抱え生きづらい若者はたくさんいます。プラス、女性特有の生きづらさも「いつ結婚するの?」「子どもは早い方がいいよ」「二人目は?」・・・そんな事言われても…無理じゃんどこにそんな余裕あるの?これ、本音。が、そんな「生きづらい」社会で、「生きやすく」生きている人たちもいます。ただ自由にしているのではなく、きちんと生活も営みながら。生き方を変えたい人たちはたくさんいるけど、本当に変えられる人ってどれだけいるのだろう。その一歩ってなんだろう?何が彼女らを変えたのだろう?初めから生きやすかったの?7人の女性たちを通じて見えてきたもの東京、大阪、札幌に住む女性たちがタイニーハウスに触れて何かが変わった。北海道の雄大な自然の癒しと、シンプルに生きることを選択した女性たちの生き方から、もう少し気楽に生きていけるヒントを探し出します選択肢のある世の中を探して…
ウェイトレス兼ストリッパーのゾラはレストランで働いていたところ、客としてやってきたステファニと「ダンスができる」という共通点があることで意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず……。
ある植物園、ふたりの少女が互いに宿命を解析しようとする。(『アリアとマリア』)とある男女が、キャンピングカーで旅に出る。(『Blue Through』)監督からの手紙を基に、大森靖子が楽曲を書き下ろし、喪失と祈りの物語が展開する。(『M』)
若くして小説家デビューするも、その後は鳴かず飛ばず、同棲中だった恋人にも去られ、鬱屈とした日々を送る慎一(山田裕貴)。そんな彼のもとに、友人の元妻、裕子(松本まりか)が、幼い息子アキラを連れて引っ越してくる。慎一が恋人と暮らしていた一軒家を、離婚して行き場を失った2人に提供し、自身は離れのプレハブで寝起きするという、いびつな「半同居」生活が始まるのだが…。
高校2年生の舞と智樹は中学時代のクラスメイトの葬儀の帰り、久しぶりに二人きりで神田川沿いで自転車を押していた。二人は互いに気があったものの、思いを伝えられず別々の高校へ進学していたが、どうもその気持ちはまだ続いているようだ。東京都杉並区永福町の幸福橋から高井戸方面へ神田川沿いを上る二人は、上下オレンジ色のスウェットに両手首を縄で縛られ倒れている謎の男に遭遇するが、その遭遇がきっかけで八幡神社へ行くことになる。神社で亡きクラスメイトが書いた絵馬を発見した二人は、そこに書かれた彼の願いを胸に込めて神田川の源流である井の頭恩賜公園へ向かうことに。