お調子者のトッドに誘われて、ブライアンは“都合のいい存在”から脱却するために、ジェシカは課題の映画を撮るために、リサはラパスにいる別れた父と会うために、それぞれの理由でメキシコ旅行に赴くことを決めた。足はブライアンの大型バス。皆には秘密だったがトッドの真の目的は、雇い主ホーヘイの依頼でワケアリのケータイをバハまで運ぶことにあった。1日目の夜、一行はホーヘイのクラブの女カルメンと知り合い、いつの間にか彼女もバスに同乗。また、再会を果たした父から古いリゾート地ラペルナが相続できることを知ったリサは、皆とともにレユニオン島へと向かう。だがその最中、ケータイが段ボールごと何者かに盗まれてしまう。
愛しているからセックスをしたくない。それが原因で別れた恋人アキを未だに忘れられないでいる自主映画監督のまるお。自身の体験を基に新作映画を撮ろうとするが脚本に行き詰まってしまう。なぜアキを抱けなかったのか。自らも答えを出せない問いに向き合うためアキに会う決心をするまるお。一方のアキはサラリーマンの田頭と結婚しているが、子供は欲しいのにセックスレスの夫婦関係に悩んでいた。久しぶりに再会するまるおとアキ。まだアキの事を忘れられないまるおに対し、アキは別れ際に言う。「まるおの精子をください。」
世界が「東」と「西」に分断されていた1980年代前半。共産主義政権下のチェコスロバキアで母親のイレナと二人暮らしを送るアンナは、将来を期待された陸上選手だ。ライバルのマルティナと共に、彼女は国が支援するエリートスポーツセンターでコーチのボフダンから厳しい指導を受ける日々を送っていた。高地合宿のさなか、ロサンゼルスオリンピック出場のため、有能なアスリート向けの新薬のプログラムに参加させられるアンナ。だがそれは、筋肉の成長を助ける、ドーピング薬だった…
高校生のタケシとF1は、原付を盗んでは不良軍団に売ってお金を稼ぐバイトをしていた。ある日、タケシたちが通う学校に転校してきたアヤカ(黒崎レイナ)も仲間に加わり、3人で原付窃盗をすることに。寂れたアパートに停めてある原付をいつものように盗もうとしたとき、なんと持ち主と思われるマスク姿の女に見つかってしまう。慌ててバイクで逃げるタケシたちだったが、人間とは思えない身体能力で走ってくる女にすぐに追いつかれてしまう。そう、このマスク姿の女こそ、頬まで口が裂け、100mを6秒で走る伝説の口裂け女だったのだ!果たして彼らの運命は!?そして口裂け女の正体とは!?
スーパーを営むカタブツな両親の長男として育った高校3年生のクリスは、思春期ならではのやりたい盛り。ついつい良からぬ妄想に耽ることもしばしだが、現実には負け組ライフをまっしぐら。お仲間もどこかピントがずれた面々ばかりで、ハドソンらイケメン勝ち組との差は広がるばかりの日々を過ごしている。そんな折、彼のもとを弁護士が訪れ、両親の死を告げる。何とクリスの本当の両親は、ポルノ雑誌ヘブンの創設者、世界最大級のポルノ帝国を築き上げたピーター&ハニー・マック夫妻だった。瞬く間に億万長者として時の人となったクリスは、セクシー美女たちにモテまくり、大いに舞い上がっていく。しかし、その先には思わぬ落とし穴があり…。
バターヒル高校野球部のスター投手ケリーと、牧師の娘リサは恋人同士。だが、厳格なリサの父親が強硬に反対することを恐れ、周りに内緒でつき合っていた。それもあと8ヵ月と少し。2人はリサの18歳の誕生日に交際を公表し、堂々とデートすることを誓い合っていた。ところがそんなある日、リサの妊娠が発覚。親にバレたら大変なことになると危惧したケリーは、研究者の叔父セウスの力を借り、リサの体に宿る胎児を自分の体内で育てる実験に志願する。めでたく妊婦となったケリーだったが、お腹が大きくなるにつれ、今まで順調だった学園生活にさまざまなトラブルが発生。その結果、リサは離れていき、成績は落ち、バイトも友達も、学園のスターの地位さえも失ってしまう。
1992年、バルセロナオリンピック開催に湧くスペイン。サラゴサの修道院に通う、母親と2人暮らしのセリア。バルセロナからやってきた大人びた転入生のブリサの影響で、新しい音楽、新しい遊びを知り、友人の姉たちともつるむようになる。しかしいつもの仲間とのゲーム中、ブリサに掛けられたある言葉をきっかけに、セリアは母親が決して話そうとしない真実に向き合うことになる。
詩人を目指すヒョンシルは、無気力状態に陥っていた。コンクールに提出するはずの詩を完成させることができない。締め切りまであと1日。思考の「山」に阻まれた彼女は、何を思ったのか本当の「山」に向かう。そんな中、彼女は友人をはじめ様々な人に出会い、インスピレーションを得ていく。
昔からの友人であるヒョンジェ、スミン、ジフン。まだ学生である彼らには明るい未来が待っているはずだったが、ある日、ヒョンジェが不治の病により余命わずかであることが発覚し、彼の人生が大きく変わる。二人には病気の事を隠して普通の生活を送ろうと決意したヒョンジェだが、以前のような生活に戻る事が出来なかった。後悔が残らないように残り少ない人生を大切に過ごすと決めたヒョンジェは、初恋の相手だったスミンに想いを告白する事を決意する。
見事な筋肉美を利用して、年上の熟女と火遊びを楽しむウソプ、金持ちの継父に反発してアメリカに留学、帰国後2年遅れで高校に入学したソンファン、そして、これといって特徴のないジノン。3人は同じ高校に通う同級生。そんな彼らがある日、ソンファンの運転する車で高級住宅街を通りかかった時、突然空から巨大な布袋が落ちてくる!!驚く間もなく、続いて血まみれの男が落下してきて……!?
オクラホマ州に住む高校生カル。痩せっぽちでいじめられっ子の彼の家族には、アマチュア・レスリング界で伝説的な活躍をした父と、年の離れた兄マイクがいた。しかし交通事故で父を亡くして以来、マイクとは疎遠になり現在は母と二人暮らし。そんなある日、母の反対を押し切り、仲の悪いバローも在籍するレスリング部に入部したカル。その胸の内には、兄と交流を図りたいという、純粋な思いが秘められていた。そして母に内緒でレスリングの指導を頼むため、76キロも離れたマイクのもとを訪れたカルだったが、既にレスリング界から引退していたマイクから、素っ気なく突き返されてしまう。しかしその後、とある暴力事件を起こして窮地に陥ったマイクを、カルが機転を利かせ救ったことで、兄弟の絆を取り戻していく。
二十歳を前に、大人への壁にぶつかり苦悩する若者たちの姿を描いた異色のラブストーリー。酒、ドラッグ、セックスに溺れ、さらに妊娠、堕胎という試練を経験する二人を「フー・アー・ユー?」のチェ・ホ監督が新鮮な映像で綴る。ジュン、チェヨン、トギの同い年3人。トギはチェヨンに想いを寄せていたが、チェヨンはジュンを愛している。19歳のクリスマスの日、ジュンが火災により命を落とす。友人の死に打ちひしがれるチェヨンとトギ。やがてトギはチェヨンに愛を告白し恋人関係となるが、2人の心には、ジュンの影がいつもつきまとっていた…。
麻薬所持で捕まったジェイコブ。未成年だったことから、ソルトスプリング島にある大叔父の農場で、足首にGPSをつけ4ヵ月間労働することを条件に、刑務所での服役を免除される。ジェイコブは出発前夜に売人ショーンから、島にいる売人メイソンとの取引を仲介するように言い含められるが、農場から出るとGPSが即作動するため簡単には動けない。ましてや大叔父の農場は、有機農業に傾倒したマットや実習生たちが、丹精込めて野菜や動物を育てている場所だった。都会育ちのジェイコブは全く馴れることができず、大叔父との間には亡き父をめぐり、確執もありギクシャクしていた。しかし、マットの娘ローラと親しくなるにつれ、次第に体を動かすことの楽しさを覚え始める。
留学先のスウェーデンでミニマルなライフスタイルを学んで帰国したデザイナーのジーン。かつて父親が営んでいた音楽教室兼自宅の小さなビルで、出て行った父を忘れられずにいる母、ネットで自作の服を販売する兄と三人暮らしの彼女は、ある日家をリフォームしてデザイン事務所にするべく、断捨離を開始する。洋服、レコード、楽器、アルバムーー友達から借りたままだったモノを返して廻り、元カレのカメラを小包にして送り返す。部屋が片付いて行くのと反比例して、心は千々に乱れて…。時は年の瀬、ジーンは新たな気持ちで新年を迎えることが出来るのか?
成長を遂げた三姉妹の「遥かなる旅路」。航空機事故で両親を亡くした三姉妹、空・耶麻・緑。YouTubeドラマでは両親が遺してくれた荒廃したキャンプ場の再開から始まり、新たな仲間との出会い、次々と立ちはだかる壁を乗り越え成長していく姿を映し出してきました。今回、舞台となるのは鎌倉。三姉妹はキャンプ場で出会った加賀美と旅行へ出掛けます。航空事故から1年―。未だ、両親の事を想う三姉妹。母の形見のワンピースを持ち歩く三女・緑。両親の夢を見る次女・耶麻。弱音を吐かず、気丈に振る舞う長女・空。そんな中、三姉妹の前に亡くなった母親そっくりの留美が現れる。そして、最後に起こる奇跡…。
お金のこと、人間関係、社会保障のこと、そして生きていけるのか…そんな根本的な不安を抱え生きづらい若者はたくさんいます。プラス、女性特有の生きづらさも「いつ結婚するの?」「子どもは早い方がいいよ」「二人目は?」・・・そんな事言われても…無理じゃんどこにそんな余裕あるの?これ、本音。が、そんな「生きづらい」社会で、「生きやすく」生きている人たちもいます。ただ自由にしているのではなく、きちんと生活も営みながら。生き方を変えたい人たちはたくさんいるけど、本当に変えられる人ってどれだけいるのだろう。その一歩ってなんだろう?何が彼女らを変えたのだろう?初めから生きやすかったの?7人の女性たちを通じて見えてきたもの東京、大阪、札幌に住む女性たちがタイニーハウスに触れて何かが変わった。北海道の雄大な自然の癒しと、シンプルに生きることを選択した女性たちの生き方から、もう少し気楽に生きていけるヒントを探し出します選択肢のある世の中を探して…
ある植物園、ふたりの少女が互いに宿命を解析しようとする。(『アリアとマリア』)とある男女が、キャンピングカーで旅に出る。(『Blue Through』)監督からの手紙を基に、大森靖子が楽曲を書き下ろし、喪失と祈りの物語が展開する。(『M』)
中川かなたは14歳の中学生。両親の離婚により、転校した学校にも馴染めず日々を過ごしている。夏休みに入り、かなたはやることもなく母・奈保のスナックを手伝う毎日。そんなある日、母から「夏休みの思い出作りに、おばあちゃんち行ってくれば?」と提案される。気乗りしないまま祖母・吉乃の家を訪れたかなただったが、そこで待っていたのは離れ離れになった妹の有田すみれだった。久しぶりの再会に無邪気に喜ぶすみれとは対照的に、素直になれないかなた。どこかすれ違う姉妹だったが、妹の願いから今の季節には現れないはずの蛍を探しに行くことになる。田を駆け、川を渡り、森を抜けた先に現れた奇跡とは。夏休みの終わりに、煌めく思い出と消えることのない絆を取り戻す。富山を舞台に現代の新しい家族の在り方を今一度考えるきっかけになるハートフルな冒険譚。
舞台は、新潟のとある定食屋「川しげ」。病気の母を気遣い、娘の美絵(本間日陽)が1人で切り盛りするこの店は、地元の人たちが足繁く通うどこにでもあるような定食屋だ。近所で金物屋を営む常連客の日野(板尾創路)は、仕事が暇になるとふらっとこの店に訪れては、そこにやってくるお客たちを人間観察している。そんな定食屋「川しげ」に訪れた4人の女の子たち。一生懸命生きているけどなぜだか空回りしてうまくいかない。そんな彼女たちの人生物語を肴に、今日も日野は大好きな日本酒を楽しむのだった。
ロックデュオ「チカチーロンズ」のボーカル・信太はある日の対バンライブでギターの直也にドタキャンを食らわされる。路頭に迷う信太に救いの手を差し伸べたのはシンガーソングライターの月見ゆべしだった。売れない、金ない、時間ない、三十路同士の二人は共鳴し、やがて信太はゆべしのマネージャー・・・そして恋人となる。しかしメジャーに進出させたい信太と自分のスタイルを頑なに曲げないゆべしの溝は日に日に深まっていくばかりで…。
ダンスに夢中な紫藤結月は高校2年生。ある日、結月の通う学校のダンス部で1年生と3年生が対立。結月も巻き込まれ一大事に。一触即発の危機…悩む結月の前に現れたのは…ブルブルくん!?魔法のノートとブルブルくんの力を借りて、多くの人を幸せにしながら結月は自分の夢に近づいていく!
大学でデザインの勉強をしている優実(木竜麻生)には、演劇サークルに所属する直哉(藤原季節)という恋人がいるが、ある日、自分が妊娠していることに気付く。悩みながらも優実は直哉に妊娠と、ある事実を告白する。直哉は将来自分の劇団を持ちたいと願っていた。現実を受け入れようとすればするほどふたりの想いや考えはすれ違っていく…。まるで隣の男女の生活を覗き見しているような不思議な映画体験で私達をスクリーンに釘付けにし、その切迫感と「圧倒的にリアリティのある日常」を突きつける本作。同じ時を過ごして、お互いを求めたあの時、そして今、お互いが分からなくなって…。
高校の音楽科に通う凛子(りんこ)と鍵太郎(けんたろう)裕福な家庭に生まれ何不自由なく育った凛子は、ショパンが大好き。ショパン国際ピアノコンクール出場を夢見ていた。かたや貧しい家庭で大学進学も危うい鍵太郎は、技巧的なラフマニノフを得意としていた。ライバル関係だが仲は良かった2人を、阪神淡路大震災が運命を大きく分ける。鍵太郎は、コンクール入賞者に贈られる海外奨学金でワルシャワ音楽大学進学を狙っていたが、震災の怪我で出場できず凛子に白羽の矢が当たる。結果的に凛子が留学することになってしまう。4年経ち、凛子が帰国すると、作曲家として活躍している鍵太郎の姿があった。しかし、人が変わったかのように冷たくなった鍵太郎は、凛子に試練を課す。追い込まれていく凛子の右手が支障をきたすのは時間の問題だった。「人の心に届く音」とは何だろうか?堕ちたとき、人はどう生きれば良いのだろうか?そんな問いかけをするご当地ピアノ映画である。
金沢地方(金沢市・光覚寺)の『飴買い幽霊』をベースにした『夏色ソフト』は思いやりが人の心を勇気づけてくれる物語。能登地方(富来町)の『桜貝伝説』をベースにした『桜色の風にのって』は「親子の絆」と「友情」が交錯する物語。加賀地方(粟津温泉)の『おっしょべ恋物語』をベースにした『はるいろハート』は大切な人は常に目の前にいることを教えてくれる物語。
富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールのグランプリ作品を五藤利弘監督が映像化。杉山果歩は実家のかぼちゃ農家を手伝う高校生。町の新たな名産品として売り出す企画に自慢のかぼちゃを応募するも落選してしまう。若手実力派キャストを起用し山梨県富士河口湖町を駆け巡るさわやかでほろ苦い青春物語。
富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールのグランプリ作品を五藤利弘監督が映像化。関係が冷え切ったカップルが、別れるために富士河口湖町へ旅行に出掛ける。旅先で出会った人を通じて、2人の大切さを再認識するまでの気持ちの変化を描く。
富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールのグランプリ作品を五藤利弘監督が映像化。両親を亡くしためいと、彼女を育ててきた女性の絆を描いた作品。子どもがいる男性との結婚を決めためいと女性が衝突しながらも、お互いの間には強い絆があることを再確認していく。
富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールのグランプリ作品を五藤利弘監督が映像化。高校1年生の福山俊一。彼は親友の安達一郎に誘われ演劇部に入部する。ある日、弓月は演劇部顧問の羽根田に呼ばれて富士山麓に伝わる徐福伝説について調べるように言われて…。
トランスジェンダーのヴァレンティナは、出生届にある名前ラウルではなく、通称のヴァレンティナで新しい学校に通う手続きのために、蒸発した父親の行方を捜している。トランスジェンダーであることを隠しながらも、新しい友人や生活に慣れ始めたころ、ヴァレンティナはパーティで見知らぬ男性に体を触られる。この事件をきっかけに、彼女はSNSでのいじめや脅迫、暴力事件に巻き込まれていく。
ハンセン家はジェイソンとヘザー夫妻、娘の長女ケネディと次女アンナ、末っ子の長男ボーの5人家族。チアリーディングと車の運転に憧れを持つケネディは、幼少期に車を動かしたこともあるいたずらっ子だったが、他人への思いやりが強く、感受性豊かにすくすくと育っていた。ある日、ケネディの目に原因不明の大きな外傷ができる。何軒もの専門医を回った結果、治療法がない難病・バッテン病だと判明。高校に進学したケネディは、視力の低下やけいれん発作などで落ち込む日々もあったが、家族の愛を受けながら天真爛漫な性格は健在だった。そして家族とアメフト部の試合観戦に訪れたケネディは、ほぼ視力がない中でも元気に応援する姿がコーチの目に留まり、夢だったチアリーディング部に勧誘される。
ウィットバーグ山をマウンテンバイクで駆け降りる少年ティム、ジョシュ、クルムの仲良し3人組。ある日、山の中で取引現場を押さえられた悪党2人組が、FBIの追跡から逃れるためにわざと落とした大金の入った黒いバックを偶然拾ってしまう。ティムは父を失った後、母一人で民宿を経営、しかし借金を抱えていた。ジョシュは里親のもとで生活しているため、自転車が壊れたことを言うこともできず、そしてクルムは祖父と2人暮らし。貧しい彼らは、拾った大金は神様からのお恵みと思いたかったが、警察に通報するべきではないかと悩んでいた。一方、悪党2人は消えた大金の行方を捜すため、外見を変えて、街で開催中のモトクロス大会に潜り込む。
パリ郊外にそびえ立つ公営住宅ガガーリン。老朽化したこの団地にはかねてから解体の噂が流れていたが、ここで育った16歳の少年ユーリは、大切な思い出が刻まれた場所を守るため、友人らと共に取り壊しを阻止しようと動き出す。自由で快活なロマの少女ディアナに恋心を抱き、彼女や親友フサームとの交流の中で、不器用ながらも成長していくユーリ。しかしそんなある日、行政当局の調査によって団地の解体が正式に決定してしまう。次々と住民が立ち退き、母親にも見捨てられたユーリは、深い悲しみの中で途方もないミッションの実行を決意する。
パリ郊外の団地に住むアフリカ系移民の少女マリエムは忙しい母親と暴力的な兄の代わりに小さい妹たちの面倒をみる毎日。成績が悪くて進学もままならない、そんな日々に鬱屈していたある日、不良少女たちと出会い、つるむようになる。次第に抑えていた感情を吐き出すように、より危険な世界に足を踏み入れていきながら、自分の人生を生きようとする・・・。少女たちの衝動と痛みを鮮烈に描いたガーリームービーの傑作。
女子高を卒業して10年、美玲(桜井玲香)はモデルを続けているが、いつの間にか雑誌のグラビアを飾ることはなくなった。そんな中、放送クラブで一緒だったアンディ(三戸なつめ)から、部長だったまりりん(岡崎紗絵)と3人で、取り壊しになる母校にタイムカプセルを探しに行こうと誘われる。超マジメで目立たなかったまりりんが広告代理店に就職し、デキる女ぽくなっているのを見て焦り、相変わらずカメラ好きサブカル系のアンディにホッとする美玲。裏門から忍び込んだ3人は、廊下を走り、笑い転げ、やりたい放題。結局、タイムカプセルは見つからず、また週末に集まることになる。何にでもなれると思っていたあの頃の自分に戻ったつもりの3人だったが、事態は全然!違う方へと転がっていく──。
コロナ禍の2020年。いつかが通う美術大学でも、その影響は例外なく、卒業制作展が中止となった。悲しむ間もなく、作品を持ち帰ることになったいつか。いろいろな感情が渦巻いて、何も手につかない。心配してくれる父・母とも、衝突してしまう。妹のまいもコロナに過剰反応。普段は冷静な親友の平井もイライラを募らせている。こんなことではいけない。絵を描くことに夢中になったきっかけをくれた友人との再会、平井との本音の衝突により、心が動く。未来をこじ開けられるのは、自分しかいない―。誰もが苦しんだ2020年―。心に光が差す青春ストーリー。
【僕らはいつだって遠回りをしている】日菜は花蓮を中心とした女子グループに属しており、花蓮はクラスで目立たない女の子、 真希を目の敵にしている。そんなある日、日菜は一人の見知らぬ青年から話しかけられる。「彼女(真希)を助けて欲しい」と。その日から、日菜の心に変化が現れ始める。【センパイの卒業式】2019年、大型台風で千曲市は大きな被害を受けた。その後、コロナウイルスが街を襲う。綾香が思いを寄せていた匠(たくみ)センパイは「綾香に話がある」と言い残したまま、卒業式もできずに街から消えた。そんなある日、匠センパイがライブ配信をしているのを親友のかおるが見つける。その姿はあまりにも変わり果てていて……。綾香はそのライブ配信に参加し「あなたの秘密をバラす」とメッセージを送ってしまう。【こじらせ女子からの卒業】クラス委員を務める西野明日香は男子生徒たちのひそひそ話を耳にする。聞けば、テストで最低点をとった人間が、罰ゲームとして自分に告白するらしい。その中には、なんと憧れの五十嵐君の存在も。罰ゲームでもせめて五十嵐から告白されたいと妄想する明日香は、驚きの行動に出る。
【7時45分の君】バスで通学する女子高生の彩と玖実。彩には、片思いの男子学生がいる。彩の想いに気づいた玖実は、彩に告白するように進めるのだが、、、。【叫び】東京の大学に進学することが決まった若菜。彼女には歩人という彼氏がいる。卒業して遠距離恋愛になる若菜に不安が募るが、クールな歩人の考えがわからず、ギクシャクしてしまう、、、。【Beyond the Limit!】YouTuber テッシーの動画を日々鑑賞している葉月。卒業を間近に控え、テッシーのメッセージ、Beyond the limit という言葉に感化される。サッカー部のモテ男子、颯太に告白したいと幼馴染の俊に相談するが、事態は思わぬ方向に。【束縛彼女】卒業式で他の女の子と写真を撮らないで欲しい、と、彼氏の達樹を束縛する莉紗。自分がうざいと思いながらも、彼女にはどうしてもそうしてしまう理由があった、、、。
議員の娘、岸菜穂子は、いつも笑顔でクラスの中心にいる。一方で、高校生ラジオDJとして働きつつも、自身の未来に悩んでいる。親が敷いてくれたレールの上を歩く人生に不満はないが、自分自身が何をしたいのかわからない。そんな折、東京から来たクラスで浮いている転校生、清水洋輝に、“スイッチオフ”の見られたくない一面を見られてしまい「いつもの笑っている君と違う」と指摘される。そこで思わず本音を漏らしてしまう菜穂子に対し、一つ頼みがあるという洋輝。一方で、将来ダンサーになりたいと夢見る、里見おとは、上京資金をためるべく、みかん農家でアルバイトを始めるが、そこで休学中の萩原隆と会う。なぜ彼が学校に来ないのか?それは悲しい生活の現実があった。それを見てしまったおとは、自身の夢を捨てて、萩原くんを手伝うというが、彼の逆鱗に触れてしまい…。干物屋の跡取り息子、山岡翔太は、突如、彼女と別れを切り出す。父が倒れてしまい、高校卒業後に勤める決意をする一方、彼女を巻き込みたくないという優しさからだった。しかし、彼女の角野朱莉には理解できず。一方で、漁師の娘で幼なじみの舞が、私が翔太を助ける!と親友の朱莉に宣言するのだが…。「わからないことは悪いことじゃない」最後にラジオから流れる菜穂子のメッセージが、思い悩む彼らの心を揺さぶり、感動のラストを呼ぶ。
さつき(小松菜奈)と等(宮沢氷魚)は、鈴の音に導かれるように、長い橋の下に広がる河原で出会った。恋に落ち、付き合うまでに時間はかからなかった。等には3つ下の弟・柊(佐藤緋美)がいて、柊にはゆみこという恋人(中原ナナ)がいた。初めて4人で会ったときから意気投合し、自然と一緒に過ごす時間が増えていく。食事をしたり、ゲームをしたり、ゆみこが気になっているという〈月影現象〉について「もしも現実に月影現象が起きたら、誰に一番会いたいか?」を語りあったり。何気ないけれど穏やかで幸せな日々が過ぎていくなかで、別れは前触れもなくやってきた。等とゆみこが死んだ──。深い哀しみに打ちひしがれるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれず、ショックで食べることも忘れ、ひたすら走るさつき。そんなさつきを心配しながら、ゆみこの制服を着て何かを感じようとする柊。それぞれの方法で哀しみと向きあおうとしていた。ある日、2人は不思議な女性・麗(臼田あさ美)と出会い、少しずつ“生きていく”という日常を取りもどしていく。そして、以前みんなで語り合った〈月影現象〉に導かれていく。もう一度、会いたい、会いに来てほしい──。その現象とは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった……。
社会からスルーされ続けた「ゴッホ」に自らを重ね、社会に反抗する17歳の花田花梨が主人公。妻を失った父と歳の離れた妹と暮らす花梨は、半ば引きこもりの日々を過ごしていたが、父との言い争いをきっかけに、親友・風子の家へ転がり込む。ある日、電車内で病人に席を譲ったときの得も言われぬ感覚が、花梨にひらめきをもたらす。“現実+フィクション=ファンタジー・・・からの世界平和!!!??”。風子の協力を得た花梨は“プリテンダーズ”を結成。武器は“アイデア”と“SNS”のみ。満員電車での諍いを喜劇に変えたり、ゾンビを街に出現させたり……次々と型破りなドッキリを仕掛け、フィクションの力で世界を変えようと突き進むJKふたり。プリテンダーズは協力者を増やし、RTされ、RTされ、ついにバズる!しかし、ふたりを待っていたのは、“社会”からのしっぺ返しだった・・・!?
母と2人で暮らす高校生の琴浦史織(福地桃子)は、大好きな太鼓を母(生田智子)に反対され、母との関係性が上手くいかず、不登校になっていた。母も家も友達との関係も、全てが嫌になってしまった史織は、次第に心を閉ざしていく。ある日、祖母(水野久美)のいる屋久島を訪れた史織は、そこで1台のロボットと出会う。会話ができるAIロボットに興味を示し、自分の心の内を吐露していく史織。ロボットとの不思議な交流の中で、やがてロボットは史織にとって唯一心を許せる友達になっていく。一方、交通事故で半身不随になってしまった鷲尾星空(柳喬之)は、病室の中で生きる目的も見失い、空虚な日々を過ごしていた。そしてそんな星空を献身的の様子に心を痛める母(杉本彩)。心を無くした史織と、身体を無くした星空には何の接点もないはずだったが…。そして、いつも史織と一緒に過ごしていたロボットには、ある秘密が隠されていたのだった―。
大学に入学した柴原は、伊藤、橘、永井という3人の男子生徒と体育館で出会い、友人になる。学校では一緒にいる4人だが、それ以外の関わりはなく、普段何をしているかはお互いに知らない。生活のため続けるバイト、怪しげな先輩を介した怪しげな仕事、誰にも言えない心の悩み。知ろうとする度に、深まっていく溝。学生生活の終わりに、彼らを待ち受けているものとはー。
1982年、名古屋でTHE STAR CLUBに在籍していたEDDIEと地元のパンク博士とも言えるTAYLOWを中心に結成。38年にわたり名古屋を拠点にパンクロックを演奏し続ける。まさに日本が世界に誇る現役キャリア最長のパンクロックバンドである。バンドは数度のメンバーチェンジを繰り返し、後に遠藤ミチロウが率いるザ・スターリンやBLANKEY JET CITYに加わる中村達也やHi-STANDARDの横山健が在籍したことでも知られている。インパクト絶大のバンド名はSEX PISTOLSを文字って付けられたが、“原爆”、“オナニー”と言うワードについて「このバンド名に嫌悪感などの反応を持ち、核・反戦について問題提起が出来れば良い。」とTAYLOWは述べている。メンバーはTAYLOW(vox)、EDDIE(bass guitar,vox)、JOHNNY(drums)、SHINOBU(guitar)。活動の拠点は結成以来、地元愛知に拘り、当時は当たり前であったプロになる事は目指さずに定職を持ち、そして60歳を超えた今でもパンクロックをやり続けている。キャリア初となるドキュメンタリー映画『JUST ANOTHER』では、これまで語られる事のなかったバンド内部の真実が本人たちによって遂に明かされる。
勉強したくない田舎者・ジュンス。軍隊に行きたくない田舎者・ソクテ。することのない無職の田舎者・チョル。いわゆる「正義のチンピラ」三銃士は、密かに盗んだ母親のヘソクリでソウルへの上京を決心する。希望に満ち溢れソウルに到着したが、金をすべて奪われトラブルに巻き込まれていく…。
父親と連絡がつかず、これ以上柔道部での生活ができなくなったヒョンス。ヒョンスは友達の助けを借りて勉強を始め、普通の生徒に戻るために努力する。そんなある日、友人のソンロクが校内暴力を受けていることを知り、彼を助けようとしたがジンギュをはじめとする軍団に殴られる。何でも力で制圧する学校の不良グループの存在を知ったヒョンスは、グループに入れば自分の閉ざされた過去が報われるという間違った確信をするようになるが…
高校時代の仲良し4人組、トムとローレンのカップルに、友人のピーターとジェーン。しかし卒業式のパーティで、トムとローレンが行き違いからケンカ別れ。みんなで埋めるはずのタイムカプセルは、男性陣の手によって埋められることに。それから7年。母校の教師になったトムは、タイムカプセルを埋めた校庭が駐車場になると聞き、慌ててピーターへ連絡。女性陣も呼び出し、タイムカプセルを取り出すことになった。思いで話に花が咲き、意気投合した4人は“復活ツアー”と称し、高校時代のデートコースへ。ジェーンは片思いだったピーターへの告白のチャンスをうかがう中、トムとローレンも、かつての想いが蘇ってくるものの、2人は互いにフラれたと思い込んでいて…。
3年生の不良グループをすべて制して校内最強となったヨンホ。その噂を聞いた一進会連合は、ヨンホを連合に入れようとするが、ヨンホは断る。ヨンホに断られた一進会連合は、セヨン高校を制するためヨンホの周辺から叩き潰し、ヨンホと一進会連合の対決が始まるが…。
学校の不良グループの一人、ギテと戦ったヨンホはギテグループを一気に制圧する。ギテが倒されたという噂を聞いた3年生の先輩たちはヨンホに対し、ギテの代わりにグループを管理することを提案するが、ヨンホは断る。一方、校内暴力により休学したデチョンは、復学後静かに過ごすが、3年生の連中がことあるごとにケンカを売ってきて…。
転校生のヨンホは、学校の不良グループの一人ギテとその仲間達が同じクラスのジンスのお金を奪い取ろうとしているところに遭遇する。その後、ギテ達に立ち向かうヨンホは学校で注目を集めるようになり、ギテの連中に不満を持った人達が集まるようになる。ギテは、ことあるごとに転校生でありながら目立つヨンホが気になり、自分の彼女と一緒にいる姿がよく目につくようになる。ある日ヨンホは、自分の友達がギテ達にボコボコにされる姿を見て…。
沙里が11歳の時に両親が離婚し、母は大好きな弟を連れて出ていった。3年後、だらしのない父親のもとで暮らす沙里は、部費すら払えないギリギリの生活の中で、陸上部エースながらも傍若無人に過ごしていた。そんなある日、沙里はスーパーで弟と再会するが、その傍にいたのは沙里の母と、沙里とは犬猿の仲の陸上部部長・雪菜だった。
14歳の隼人は、母親と一緒に東京から香川県坂出市に引っ越して来たばかり。ここでは親子水入らずでのんびり暮らせるかと思いきや、またしても母親が知らない男性と親しげに話しているのを見た彼は、自転車でその場を後にする。そのまま灯台の下に立つ小屋で一晩を過ごした隼人は、翌朝謎めいた少年・瑞輝に出くわし……。
苦しくも楽しい日々を送る、片思い中の女子高生。多忙な日々に神経をすり減らす、役者志望の青年。あどけない初恋を謳歌する、小学生カップル。孤独と罪悪感から目を背ける、ひきこもりのニート。あてのない旅を続け自由を享受する、5人の若い男女。一見無関係な人々の運命が交差する不思議な7日間。
大学生活最後の夏の思い出を作るため、一台の小さな車で森にやってきた男女4人組。電波も通じない外界と隔離された環境に羽目を外して楽しむ彼らだった…が、突如として森中に響き渡る悲鳴。忍び寄る恐怖の足音。ここはかつて、精神病棟からの脱走者によるチェーンソー惨殺事件という都市伝説が囁かれた死の森だったのだ。姿の見えない謎の殺人鬼から逃げ惑う中、偶然にもキャンプをしている若者たちに出くわす。彼らに助けを求め行動を共にするも、一人、また一人と命を落としていってしまう。果たして、地獄の孤島と化したこの森から生きて帰ることはできるのか…!
雑居ビルの4階に位置したデリヘル。バブルを彷彿とさせるような内装の部屋で、さまざまな女性が肩を寄せ合って客待ちをしている。入店したばかりのカノウはそれを見て、小学生の頃にクラス会でやった『カチカチ山』を思い出す。みんな可愛らしいウサギにばかり夢中になる。嫌われ者のタヌキになんて目もくれないのに。
終戦直後、アメリカ軍の支配下にあった東京。瓦礫となった街で生きるためにアメリカ兵相手に体を売る女性たちがいた。家族や夫の命を奪ったアメリカ軍人を相手にする行為を人びとは蔑み、彼女たちはパンパンガールと呼ばれていた。孤児になった者、夫を失った者など、戦争によって行くあてがなくなった女たちが寄り添いながら、明るく前向きに力強く生きていく姿を描いていく。
幼い頃に両親を亡くし、育ててくれた祖父をも失った波(清水尋也)は、祖父のある言葉だけを胸にしまい世界から心を閉ざしていた。しかし、志村(門下秀太郎)と長岡(田中偉登)と出会い、次第に心を通わしていく。高校最後の思い出に、三人はヒッチハイクで北を目指す旅に出て、忘れがたい時を過ごす。そんな中、波が忽然と姿を消してしまい、歯車が大きく狂い出す。あれから4年の月日が経とうとしていた……。波は何故、そして一体どこへ?それぞれがもがき苦しんだ果てに、掴んだ景色とは……?
物語は、スケーターの溜まり場(タコス屋)から始まる。「俺たちでさ、スケートチーム作らね!」「名前つけてさ」「THRASHERってあんじゃん」「俺らは世界をぶっ壊す!CRASHERだ!」4人のたわいもない会話から、CRASHER(クラッシャー)というスケートチームが生まれる。各地のスケートスポットやイベントに繰り出すCRASHER。勢いある4人の活動はSNSを通じて、スケーターたちの間で徐々に広まっていった。しかし、当たり前のように一緒だった彼らの歯車は、リョウとケイが憧れのスケートブランド「ELEMENT」から勧誘された事をきっかけに脆く崩れ始める。スポンサーがついた事に最初は一緒に喜んでいた二人だったが、周囲からの注目が集まっても純粋にスケートと向き合い徐々にチャンスを掴んでいくリョウに対して、ケイは、夜の街へと繰り出すようになる。父親からの暴力、SNSの炎上、仲間たちからも離れ、ケイは一人暗闇へと追い詰められて行く。まるで光と影のように別々の道へと進んでいくリョウとケイ。世界戦への切符を決める大会が開催される中、それぞれが抱える切なる思いが明らかになっていくー。
高校時代に水泳部として共に切磋琢磨し合い、25歳となった坂井学、福井利明、辻岡光司、倉持綾、山下ゆかりの5人。7年ぶりに再会した彼らであったが、高校時代に親の事情で三浦の街を離れざるを得なかったゆかりをめぐり、学と福井は感情を露わにし言い争いになる。夢、恋愛、運命に翻弄されながら大人になった彼らは、何を選択し、それぞれの人生をどう生きていくのか。
人気若手アナウンサーの国江田計は極端に裏表の激しい性格。王子と称される完璧な外面とはうらはらに「愚民め」が心の口癖の強烈すぎるもうひとつの顔を持っている。そんなある日、取材で知り合った映像作家の都築潮と再会するが、幸い都築はくたびれたジャージにマスクの男があのアナウンサーの国江田計とは気づかない。とっさに「オワリ」と名乗った計は、行きがかり上怪我をした都築の仕事をしばらく手伝うことに。いやいやながらはじまった協力関係だったが、計は唯一自分を偽らずにいられる潮との空間を好ましく感じ始める。一方で潮は取材で顔を合わせるアナウンサー・国江田計の立ち振る舞いに惹かれ……物語は計・オワリ・潮の奇妙な三角関係へと発展していく。