18世紀半ば オーストリア北部の小さな村。古くからの伝統が残るその村に嫁いだアグネスは、夫の育った世界とその住人達に馴染めず憂鬱な生活を送っていた。それだけでなく、彼らの無神経な言動や悍ましい儀式、何かの警告のように放置された腐乱死体など、日々異様な光景を目の当たりにして徐々に精神を蝕まれていくアグネス。極限状態に追い込まれ、現実と幻想の区別すらつかなくなった彼女はやがて…。
1980年代、サッチャー政権下のイギリス。暴力シーンや性描写を売りにした過激な映画<ビデオ・ナスティ>の事前検閲を行うイーニッドは、その容赦ない冷徹な審査ゆえに“リトル・ミス・パーフェクト”と呼ばれていた。イーニッドがいつも通り作品をチェックしていると、とあるホラー映画の出演者が、幼い頃に行方不明になった妹のニーナに似ていることに気付き、次第に虚構と現実の狭間へと引きずり込まれていく――。妹の不可解な失踪と未だ向き合えていないイーニッドは、真相につながるかもしれない不気味なホラー映画と、謎めいた映画監督の背後にある真実を解き明かすことを決意する。その記憶は創られたものなのか…?狂気に苛まれ自制を失うイーニッドに待ち受ける現実とは……。
1991年、負傷した女性が森の近くで保護される。女性の証言から、10年以上殺人を続けていた連続殺人犯の手口に酷似していることが明らかになり、既に1988年に捕まっていた犯人は誤認逮捕だったことが判明する。新たな容疑者であるアンドレイ・ワリタを追い詰めた捜査責任者のイッサは、尋問をする中でワリタがそれまでの連続殺人を犯した真犯人だと確信していくが、彼の口から驚愕の真実を聞かされることになる…
とある薄暗いマンションの一室で、燃える車の絵を荒々しく描く謎の白髪の老婆…。ちょうどその頃、山道での交通事故で両親と弟を失うという悪夢から目を覚ましたエン(佐藤玲)は、不吉な予感に襲われる。なぜなら数日後に予定している家族旅行の行き先は避暑地の山であったからだ。エンは父親に旅行をやめさせようと説得を試みるも、聞く耳を持たない。そんな中、同じマンションの住人の百合子さんはエンに、夢で見た交通事故はもうすでに起こった出来事である、と告げる。いったいどういう意味なのか?もしそれが本当だとしたら、今エンの目の前にいる家族はいったい誰なのか?そして不吉な絵を描く老婆の正体は…?
シグネの人生は行き詰まっていた。長年、競争関係にあった恋人のトーマスがアーティストとして脚光を浴びると、激しい嫉妬心と焦燥感に駆られたシグネは、自身が注目される「自分らしさ」を手に入れるため、ある違法薬物に手を出す。薬の副作用で入院することとなり、恋人からの関心を勝ち取ったシグネだったが、その欲望はますますエスカレートしていき――。
不幸なときだけ幸せを感じる男の物語。ティーンエイジャーの一人息子と、小綺麗な家に住み、健康で、礼儀正しく、概ね身だしなみは良い、一見何不自由ない弁護士の男性。しかし彼の妻は不慮の事故により昏睡状態に陥っている。境遇を知り親切になる周囲の人々。そんなある日、奇跡的に妻が目を覚まし、悲しみに暮れる日々に変化が訪れ…。楽園を失った男はやがて自分自身を見失い、暴走する
ダニエル、彼は孤独な少年ルークにしか見えない“空想上の親友”だった。ある事件をきっかけにその存在を封印していたルークだったが、時が経ち孤独と不安に押し潰されそうになったことで、長年の封印からダニエルを呼び起こす。唯一無二の“親友”との再会から、友情を取り戻すのに時間はかからなかった。カリスマ性溢れる美青年の姿で現れたダニエルの助言によって、ルークの生活は一変。何もかもが順調に進み、やがてダニエルが必要なくなっていく。しかしダニエルはそれを許さず、次第にルークの精神を支配しようと動き出す─。薄れ行く意識の中で見えたのは、“親友”の不敵な笑み。ダニエル、君は何かがおかしい。
記録的な猛暑を迎えたニューヨーク。治安の悪化により暴徒と化した市民が至るところで略奪を繰り返し、さらに女性ばかりを狙う連続殺人鬼の出現が街に暗い影を落としていた。女流作家のジューンは、カウンターカルチャーの旗手として輝かしいキャリアを築いてきたが、ある事件をきっかけで筆を断ち、それ以来外界と隔絶し、自宅に閉じこもっていた。ある日、ジューンの暮らすアパートのブザーがけたたましく鳴り響く…。
米ロサンゼルスのハリウッド。複雑な家庭環境のトラウマから逃れるため、法律事務所で働きながら新しい人生を始めることにした優しく美しいサラ(ニコール・ブライドン・ブルーム)。新居を探していた彼女だが、幸運なことに、ある見学会で条件にぴったりなマンションを見つける。住民たちは歓迎パーティーを開いて彼女を温かく迎え入れ、完璧すぎる夢の新生活がスタートした。しかし、何かがおかしい…。夜は奇妙な音がして眠れず、誰かに監視されているような気がする。脅迫めいた手紙にも苦しめられるようになった。ある晩、部屋で住民の一人に襲われ意識を失ったサラ。目が覚めると、そこには想像を絶する“悪夢”が待ち受けていた…
人里離れた薬物治療センターに、帰還兵のロニーが入所した。彼女は過度のストレスから薬物中毒になり、数々の暴行容疑で収監すんでのところ、強制的にこのセンターに連れられ7人の女性たちと集団療法を受けることになった。しかし入所日の夜、ロニーは口論になったベスを殴り倒し、翌朝にはメグを傷つけ、手に負えないとの医師の判断により警察へ引き渡されることに。しかし外は猛吹雪で道路は閉鎖され、警察の到着は早くても数日後だと言う。完全孤立した状況下で3日目の朝を迎えると、深夜に姿を消したベスが施設の外で遺体となって発見された。疑惑の目はロニーに向けられ、施設内に不協和音が生じ始める。さらにその夜、ティナと警備員のラベルが立て続けに死亡。しかしこれは、これから巻き起こる惨劇の序章に過ぎなかった…。
ある日、検視官のポール(モーリッツ・ブライブトロイ)は運ばれた女性の遺体の頭部に異物を見つける。その中から出てきた紙切れには、彼の娘であるハンナの名前と電話番号が記載されていた。「パパが指示に従わないと私は殺される」と話す娘は、”エリック”を待って指示を受けろと伝える。その後、手がかりを探すために再度電話をかけると、電話口の相手はハンナでもエリックでもない別の女性リンダ(ヤスナ・フリッツィ・バウアー)が出る。彼女は「エリックは死んだ」と語り、その傍らにはエリックの遺体が転がっているのだった。遺体に手がかりを求めて自ら解剖しに向かおうとするが、遺体のある場所ヘルゴラント島は嵐に見舞われ上陸することのできない孤島になってしまっていた。そこでポールはリンダに解剖をするように依頼をするが…。
主人公は自分の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動に駆られる男。彼はその衝動を抑えるため、SM嬢をホテルに呼び出して殺害する計画を立てる。しかし計画は滑稽なほど思い通りにはいかない。ホテルにやってきた女は、いきなり自分自身を傷つけて倒れこんでしまう。これはリアルな悪夢なのか、シュールな現実なのか? 刃を外に向ける者と内に向ける者は、磁石のプラスとマイナスのように交わり、やがて共鳴していくのだろうか…。
小さな田舎街に住む処女のエラは、心理学の授業で出された型破りな課題“性的な規範を破った社会の反応”に対し、色気が足りない自分に劣等感を抱きながらも、その答えを導こうともがいていた。そんなエラに蘇る記憶、心の奥底に潜む血への執着。血を見て匂いを嗅ぎ触りたい。この衝動を解き放てる時がきたと悟ったエラは、ストリップクラブへ向かい、手始めにオーナーのサルの首をかっ切ることで、言いようのないエクスタシーを感じてしまう。歯止めが利かず血に飢えたエラは、次なるターゲットとして隣人のジェラルドに近づくのだが…。
都会での成功を夢見て、テキサスからロサンゼルスへ移り住んだウィルとクレアの若い夫婦。2人はインターネットで見つけたアパート“ティンセルタウン・ヴィラ”を新居に選び、新生活を始める。クレアは、管理人のリサが自分と同じく女優を目指して都会に出てきたと知り、すぐに意気投合。スター女優になるための助言を求めるうち、2人の距離は縮まっていく。そんなある日、クレアのもとに応募していたオーディション通過の知らせが届く。まだ選考を突破した段階にすぎないが、役獲得への手応えを感じたクレアは、その喜びをリサにも伝える。しかし彼女は、そのオーディションにリサも挑戦し、面接で落選していた事実をまだ知らなかった。
報道カメラマンのジャックは、戦場で目撃した数々の惨状によりPTSDを発症し、帰国後はカウンセリングを受けながら静かな日々を送っていた。そんな彼に、妻クレアは80年前のビンテージの一眼レフ・フィルムカメラをプレゼントする。もともと古いカメラの収集が趣味だったジャックは、そのカメラを手に再び写真を撮り始め、クレアの仕事を手伝うため町へと繰り出す。だが、現像されたフィルムには、なぜかすべてモノクロの写真が写っていた。それだけでなく、写真の中には、撮影の翌日にニュースで報道された遊具からの幼児転落死など、“死の予兆”と思しき風景が数多く含まれていた。ジャックは、写真が示す未来の出来事を阻止しようと奔走する一方で、このカメラに秘められた謎と向き合っていくのだが…。
ファッションモデルのケリー=アンヌは、少女たちを拉致・監禁・拷問し死に至らしめたとされる連続殺人犯ルドヴィク・シュヴァリエの裁判に執着していた。彼女はなぜ彼に惹かれるのか。審判の先に彼女が見たものとは――。殺人鬼を美化する社会へ警鐘を鳴らす社会派スリラー。
大学で臨床心理学を学ぶマディソンは、ライオネル教授が研究するチームの一員に抜擢される。マディソンたち研修生はライオネル教授が長年に渡り研究している特異な能力を持つ14歳の少女ライのサポートをするように告げられるが、ライはその能力の危険性から関わる人を制限され隔離されていた。ライの記録映像を見せられたマディソンたちは映像の中の彼女がカメラを通じて自分たちと接触をしてきたことを感じとる。ライと繋がってしまったことで変調をきたしていく研修生たちの間では研究の継続に意見が分かれ始めるが、何としても研究を進めたいライオネル教授はマディソンたちを説得する。そんな中、研修生の一人ローガンが転倒事故で死亡したとの連絡が届く。
造園家のケイレブには愛する妻のセリーヌがいるが、新進気鋭のデザイナーのフィオナとも情事を楽しんでいた。しかし、フィオナから「セフレのような関係のままなら別れる」と言われたケイレブは、2ヵ月で妻と別れると約束し、セリーヌの出張中にラブラブなデートをして過ごしていた。その後、出張から戻ったセリーヌが、産婦人科検診で妊娠の可能性が低いと告げられて悲観に暮れるなか、ケイレブの浮気とフィオナの妊娠が発覚。家を出たケイレブはフィオナと暮らし始める。2人は出産に向けて幸せな日々を過ごすも、離婚調停中のセリーヌはケイレブへの執着と、夫を奪っただけでなく自身が叶わない子どもを授かったフィオナへの嫉妬や憎悪で、放火など過激な行動を起こす。
ある日、バーテンダーのジョナはモーテルの近くで佇む女に声をかける。女の名前はフランチェスカで、チェコスロバキアから来たという。ジョナは行き場のなさそうなフランチェスカに自分が使っているモーテルの部屋で休むよう伝えると去っていく。その夜、バーに来たフランチェスカに、ジョナは気前よくウォカを奢る。いい雰囲気を醸し出す2人だが、そこにジョナと親密な女友だちケイトがちょっかいをかけてくる。フランチェスカと意気投合したケイトは、ジョナに3人でパーティーをしないかと持ち掛ける。パーティーを了承しつつも、友人のローウェルにフランチェスカを酔い潰すよう依頼するジョナ。彼はこのパーティーでおぞましくも恐ろしいある目的があった。
サミーには、どうしても忘れられない記憶があった。校外学習の引率中、教師として勤務していた彼女は、謎の女に襲われるという事件に巻き込まれたのだ。命は助かったものの、犯人は今も捕まっていない。事件の記憶はトラウマとなり、教師として復帰した今もなお、子どもたちの叫び声を聞くたびに、あの恐怖がフラッシュバックしてくる日々を送っていた。そんなある晩、サミーの家の玄関でノックの音が響く。夜更けの非常識な訪問に苛立ちながら応対しようとした彼女だったが、扉の向こうから聞こえてきた声に凍りつく。それは、あの忌まわしき事件の犯人の声だった。サミーの抵抗も虚しく、侵入してきた女によって、彼女は命を奪われてしまう。そして2年後。サミーの妹メグもまた、教師として現場に戻ってくる。だが、彼女を待ち受けていたのは、新たな恐怖の幕開けだった。
作家のリサは、性と暴力を赤裸々に描いた犯罪小説で世界的な人気を誇っていた。端麗な容姿と挑発的な作風で注目を集めていたが、正体不明の男にレイプされて以降、彼女の人生は一変。原稿も書けず、精神的に不安定な日々を送っていた。精神科医の訪問診察を受けながら自宅に引きこもり、悪夢と幻覚に苦しみ、禁じられた処方薬と酒を併用してさらに症状を悪化させていく。そんなある日、レイプの様子を盗撮した映像が入ったUSBメモリが届く。警察に通報するも、一緒に映像をチェックすると、そこにはレイプ映像が存在せず、侵入の痕跡も見つからなかった。周囲はリサの正気を疑い始め、リサ本人も現実と幻覚の境界が曖昧になるなか、狂気の行動へと突き進んでいく。
孤独な医師ホルヘは毎日ランニングを欠かさない隣家の人妻イサベルの行動を監視、ストーカーのように彼女に合わせて動き、接触するチャンスをうかがっていた。ある日、イサベルに飲み物を奢ることできっかけを作ったホルヘは、彼女と挨拶を交わせるまで関係を進展させた。そんな行動の裏で、彼は着々とある準備を進めていた。ある日、車の修理を装ってイサベルを拉致することに成功したホルヘは彼女を家に運びこむと、車椅子に拘束する。目が覚めて助けを求めるイサベルの前に姿を晒したホルヘは彼女に優しく語りかけるが、理不尽な扱いを受けたイサベルはホルヘを罵倒する。イサベルに薬を注射して眠らせたホルヘは、2人だけで挙げる結婚式の準備を始める。
国防軍の広報官アヴィヴは、軍事区域を偵察する部隊に同行する任務で、ネゲブ砂漠の丘陵地帯に到着する。この地域はもともと遊牧民が住んでいた土地だったが、独立戦争のために彼らは追い出され、国防軍がこの地域に入るのは実に40年ぶりだという。任務の説明を始める将校トメルの撮影をアヴィヴが始めると、突然1人の老婆が現れる。老婆はトメルに掴みかかり自分の息子の行方を尋ねるが、軍人たちにあしらわれると、呪いの言葉を吐いてその場を去っていった。その後、アヴィヴ、トメル、そして兵士モスキートの3人は軍事地域を進み、洞窟のある場所にたどり着く。しかし、その頃から撮影カメラや無線機に不調が生じ、部隊との連絡が取れなくなってしまう。
インディアナ州北部に竜巻注意報が出始めた頃、大麻の売人ケビンがクロエに儲け話を持ちかけた。その連絡を受け、クロエはその夜、ケビンが指示する豪邸へ赴いた。まもなくして彼のバンド仲間スチュも到着。しかし肝心のケビンがいない。どうやら遅れて来るようで、それまでの間、ハッパでハイになりながら徐々に打ち解けていく初対面の2人だったが、やがてスチュはプールに浮かぶ4つの生首を発見する。それは邸宅に住む家族4人のものであり、歌詞ネタのスチュのメモに記されたとおりの惨状であった。それに気づいたクロエは恐怖に慄き走って逃げるが、力及ばず拉致されてしまう。
ある冬の晴れた日、ジェイミーは愛する妻ジュールスが眠る墓の前で佇んでいた。交通事故でジュールスを亡くして以来、彼の時間は止まったまま。しばらくすると、ジュールスと双子の姉妹だったエヴァが現れる。愛する妻と双子の片割れを失ったと悲しみを共有し合う2人は、ジュールズの魂を取り戻す儀式を行う決心を固める。数ヵ月後の夜、ジェイミーとエヴァはジュールスが亡くなった場所へと車で向かった。しかし儀式が進むにつれ、エヴァは何か違和感を感じ始めてしまう。そして、儀式が成功したかに思えた瞬間、事態は恐ろしい方向へと進んでいく。
過去にいじめに遭っていたジェニーは、母エリッサの母校フォックスワース大学へ転入することに。初登校の日、多くの学生が大学構内を行き交うなかで、ジェニーはある女子学生グループに目を奪われる。ピンクの華やかな服装の集団が気になったジェニーだったが、地味な自分には縁はないと、その集団を横目にただ通り過ぎる。そんな折、学生寮のルームメイト・トビーとの関係も良好に始まったジェニーの新生活がスタート。ただ、学業の成績が振るわない日々に悩んでいた。そんな悩みをトビーに打ち明けると、彼女から”アテナ”と称する学生クラブの勉強会に誘われる。トビーに連れられ向かった先には、あの華やかな女子学生グループのメンバーが集まっていた。
アルトゥールは、あるウェブサイトに辿り着いた。それは快楽殺人者のシャールズが、自らの犯行を秘かに公開している闇サイトだった。彼はシャールズに接触し、ある依頼を持ちかける。バーで対面したアルトゥールは、標的2人の殺害を求め、今月12日の深夜直前に実行してほしいと伝えるのだった。一方、報酬の約束を交わし依頼を引き受けたシャールズは決行日、標的から離れた場所に立ち、依頼通りの時間に引き金を弾いて、仕事を完了させる。実行の1時間後に報酬が振り込まれる口座のパスワードを求め、事前に預かったUSBメモリー内の動画ファイルを再生するのだが、画面に映しだされたアルトゥールは、今回の依頼の全貌をシャールズに語り出すのだった。
他人に共感することなく、ひとかけらの罪悪感も持ち合わせていない男、スペンス。そんな彼が一仕事を終えた夜、クラブでピンクドーヴというドラッグを勧められて口にする。その後、美しく裕福な女性アザリアに接近して交際を始める彼だったが、やがて彼女の弟ジョリーから莫大な遺産を手にするために父ボウマンを殺す手伝いをしてほしいと持ち掛けられる。それを受けたスペンスは、酒に薬を盛ってボウマンを殺そうとするが、あと一息のところでジョリーが怖気づいて失敗。その後、発作を起こしたスペンスは病院へ運ばれ、そこで医師からピンクドーヴを飲んだかどうかを聞かれる。それは脳皮質が異常に活動し、感情の起伏が激しくなるドラッグだった。
ロンダは、カルト人気のホラー映画『マニアの館』の主役を演じて人気を博したものの、最近ではモデル出身の若手女優たちに仕事を奪われ落ち目の女優。エージェントに依頼してなんとか仕事を回してもらうが、持ち前の気位の高さと仕事をえり好みする性格が災いし、撮影現場でクライアントと決裂してしまう。お金に困窮するロンダだったが、父親の遺産として多額のお金を相続したことで女優という仕事に見切りをつけ、遺産を元手に社長としてモデル事務所を設立。早々に活動を開始するロンダは、モデル募集に応じたステイシーとリサという2人の若い女性を採用、すぐにお金が必要だというリサにロンダは仕事を斡旋するのだが…。
恋人ブランカの家を訪ねたクララ。しかし彼女の姿が見当たらず、家中を探し回ると浴室で意識を失っているブランカを発見。すぐさま病院に運ぶも、昏睡状態でいつ意識が回復するか不明と診断されてしまう。恋人の突然の事態にうろたえるクララだったが、ブランカの家で妊娠検査の書類を見つけたことでさらに混乱してしまう。女性同士で愛し合っていたクララとブランカでは妊娠の可能性はない。ブランカが男性と性交渉を行っていた事実にショックを受けるクララは、彼女のSNSなどを調べ、ブランカが通っていたダンス教室や男友達と接触を図る。自分の知らない恋人の一面を知るたびに、ブランカに対する嫉妬と愛憎の感情が入り混じるクララは、次第に常軌を逸した行動を取り始めてしまう。
絵本作家のウェードには、CIAの父親がいた。また幼少期に悪しき友人ルーカスによって、車椅子生活を強いられていた病弱な姉タラを水死させられた忌まわしき過去があった。そのトラウマに導かれるかの如く、ウェードは密かに猟奇殺人を繰り返していた。今回も数名の男女を拉致し、一人また一人と拷問にかけては殺害。だが、一人の若者だけはなぜか殺すことなく、危険な実験をし続けていた。そんな秘めた正体を知らぬ隣人女性のゲイルからは、好意を抱かれているようだった。一方で、謎の老人ジェフリーズからは常に監視されているウェード。そんなこともお構いなく、“死に至る最後の数秒には、究極の幸福がもたらされる”ことを信じて疑わず、ウェードの狂気はエスカレートしていく。
ヒューは10歳の頃、自分の目の前で母が自殺するという惨劇に遭遇。またその際、母は「あなたは絶対に傷つけられる」と言い残していた。28年後、作家になったヒューは執筆に苦しんでいた。スランプから抜け出すために、彼は妻ライラと息子ラーズを連れて避暑地を訪れることにしたが、目的地に向かう途中で幾度か不気味な事態に遭遇する。翌朝、彼はそのことをライラに報告するが、彼女は全く気にも留めていなかった。一方で、彼女が管理人のブラクストンと妙に親しげなのも、ヒューのイラつきの原因だった。そして深夜、ついにヒューはブラクストンを殺害。その後、ヒューはライラが何者かと電話で密談しているのを盗み聞きするのだが…。
シングルマザーのジョアンは短大英文学教授の職を得たが、そのために高校3年生で転校せざるを得なくなった娘リリーのことが心配でならない。一方のリリーもまた、新しい高校でうまくやっていけるか不安だったが、すぐさま友達ができ、特にニヒリズムな書籍「ゼニス」を信奉するバイオレットに心酔していた。ある日、ふとしたアクシデントから同級生アマンダの反感を買ってしまったリリー。翌日登校すると、前夜に車ごと崖から落ち、アマンダが意識不明の重体になったと聞かされ衝撃を覚える。その後もバイオレットとより親密になっていくリリーは、次第に母親へも反抗的な態度を取るように。そんな娘の様子を見て、すべてはバイオレットの影響ではないかと、ジョアンは不安に駆られる。
ある朝、ぼんやりとする頭で目覚めたローズが周りを見渡すと、そこは見知らぬ部屋のベッドの上だった。起き上がろうとするも、なぜか足は動かず、そのまま落下。混乱して助けを求めるローズに見知らぬ老女が近寄ってきた。そして彼女はローズの母親であること、交通事故に遭い、6週間も昏睡状態にあったことを伝えられる。しかし、事故の後遺症で記憶喪失になっていていたローズは、自身に婚約者がいたことすらも覚えていなかった。その後、断片的に記憶を取り戻したローズは、次第に母親の発言や不審な行動に疑念を抱き始める。母親が出かけた隙に家の中を探り始めたローズは、タンスの中からスマホと数枚の写真を発見。その写真の裏に名前が書かれていたクララに電話をかけてみるが…。
タマラは友人の同性カップル、マディーとブルックと”女子旅”をするため湖へと向かっていた。しかし道中、車がガソリン切れを起こし立ち往生。携帯電話は圏外と、途方に暮れていたタマラだったが、運よく通りがかったマーブとキブ兄弟にガソリンを分けてもらうことに。ただ品定めするかのような、自身へ向けられる兄弟の視線や態度に不安を感じ、素早くその場を走り去った。無事に湖に着きマディーとブルックと合流、夜は3人で地元のバーへ。旅の解放感から見知らぬ客から奢ってもらったお酒を飲んだり薬物をキメたりと、バーでハメを外す3人。だがお酒に睡眠薬を入れられ、フラフラになりながらバーの外に出たタマラが目を覚ますと、見知らぬトラックの荷台に乗せられていた。
ミュージシャンのクレイグは近所の商店を出た直後、何者かに昏倒させられる。目を覚ますと、クレイグは見知らぬ地下室で椅子に拘束されていた。混乱するクレイグの前に、派手な化粧のピエロが現れる。自らベイリーと名乗るピエロは、クレイグを「ビリー」と呼び、陽気な口調の裏に暴力性をにじませる。ベイリーが地下室から立ち去ると、今度は銃を構えた警官が1人突入してくる。助けを求めるクレイグを、警官は世間を騒がせている連続殺人犯として糾弾する。困惑するクレイグは、目の前の警官と先ほど立ち去ったピエロがまったくの同一人物であることに気づく。立ち去っては役を変え、クレイグを尋問する謎の男。その尋問は、やがて過激な拷問へとエスカレートしていく。
ジュリアード音楽院への進学を目指すソフィア。学校ではピアノの練習に励み、授業が終わると建築家である母親の仕事の手伝いを行ったりと、忙しい日々を過ごしていた。ある日、ソフィアのクラスにミシェルという転校生が入ってくる。隣同士の席になったことで仲良くなったソフィアとミシェルは、友達として交流を重ねていく。奨学金の獲得がかかるピアノの大会が迫るなか、練習に力を入れるソフィアだったが、同じ教室内にソフィアの練習風景を見学するミシェルがいることが気になって練習に集中できないでいた。ミシェルのせいでソフィアの練習がうまくいっていないと考えた講師のハナから、ソフィアは練習中にミシェルを教室内に入れないよう命じられてしまうのだが…。
ホラー映画「笑うチャーリー」の原作者としてカルト人気を得ているサマンサ。当の本人はそれが不満で、続編を望む周りの声を無視して新作のラブストーリーを書き続けていた。しかし、夫の浮気で離婚調停となったことを機に、今まで避けてきた「笑うチャーリー」の続編映画を承諾、原稿執筆のためミシガン州ウォレンの一軒家へと引っ越してきた。ある日、スーパーマーケットで買い物を済ませたサマンサに、松葉づえを突いたディーンという男から、家まで乗せてほしいと乞われる。しかし、見知らぬ人物を車に乗せたくないサマンサは無下に断ってしまう。帰宅したものの買い忘れがあったサマンサが再び車へ向かうと、なぜかその傍らにディーンの遺体が横たわっていて…。
ランドリーショップで働くメルディには誰にも言えない秘密があった。それは、客の洗濯物を使った妄想遊び、医者、高校生、バレリーナ、、変身したメルディは、妄想の中で日々性的な欲求を満たしていた。そんなある日、警察官のジェイコブが店にやってくる。セクシーで優しいジェイコブに惹かれるメルディだったが、彼にはセリーヌという美しいモデルの彼女がいた。セリーヌもまた、ランドリーショップの顧客であり、メルディの憧れの女性だった。しかし、彼女が仕事の為にエージェントと肉体関係があることを知ったメルディは、ある計画を思いつく。そんな時、ジェイコブが担当している連続殺人事件の新たな被害者が発見され、、。
コードとミンディは出産を控えた若いカップル。コードの亡き父親が建てた山小屋を手放すことになり、その前にそこで過ごそうと現地に向かっていた。同じ頃、ある精神科病棟で女性患者が看護師や警備員などを殺害して脱走していた。彼女の名はマーサ。テレビで報道もされていたが、コードたちは旅支度で忙しく、そのことを知らなかった。夜、寝入ったところ、物音で目覚めたコードは、車が故障したと頼ってきた女性を家に招き入れてしまう。その女こそマーサだった。突如変貌したマーサは2人を襲撃し、自身の娘メラニーがコードと浮気し、妊娠の末に自殺したことから、その制裁を下すと言い出した。コードは自分ではないと言い張るが、マーサは信じず、ミンディも次第に猜疑心を抱くのだが…。
カンザスシティの投資ブローカー、カレンは一人息子のジャスティンと暮らすシングルマザー。6年前に離婚して以来、恋愛に臆病になっていたカレンは、年下上司のアレックスに好意を抱かれているのを知りながらも、のらりくらりとかわしていた。ある日、パーティで義兄の仕事仲間であるデニスと出会ったカレンは、彼からのディナーの誘いに応じる。気配り上手で会話も楽しいデニスに惹かれ、急速に仲を深めていった。ジャスティンともすぐに打ち解け、彼のことを頼もしくも見ていたカレンだったが、執拗とも感じてしまうほどの彼の好意に、逆に圧迫感を覚え始める。そんななか、カレンの周囲で奇妙な出来事が起こり始める。
母親の再婚相手からの虐待に苦しむリリーは、ボーイフレンドのニールの助けを借りて実家から逃げだす。人里離れた森の中でニールとはぐれるも、偶然見つけた一軒家で助けを求める。その家で一人暮らす男エヴァンは、リリーを自分から逃げた娘キャサリンだと思い込み、家の中に連れ込み監禁する。彼女を待ちうけていたのは、エヴァンの不可解な言動と過酷なトレーニングだった。キャサリンの部屋で日記を見つけたリリーは、キャサリンが綴った父親との日々をヒントに、実の娘を演じながら逃亡を計る。
デイヴとアイリーン夫妻は友人たちを招いてディナーパーティーを開催。シェフであるデイヴは腕によりをかけて極上の料理を用意していた。パーティーにはマークとベスのカップルや、アニーと、その友人という電気技師のポール、フランス人のチャーリーが駆けつける。男女7名がワインを飲みながら会話を楽しむなか、ポールが参加者の目を盗み不審な行動を取り始める。やがて夜が更け、空腹となったパーティーの参加者が自らの本音を語り始めるが、デイヴが用意しているという極上の料理は一向に出てこない。その時、家の外で大きな音が響き、驚いた一同が表に出ると、転倒したバイクと1人の男が横たわっていた。
ヘイデンは妻ミーシャとの夫婦関係改善のため、親友のクリスとノラ夫婦を誘い、人里離れた別荘への旅行を計画する。大自然の中で過ごす週末に期待を膨らませる一行だったが、別荘の管理人ポーリーの空気の読めない冗談や行動に不安を募らせる。楽しく食事を終えた夜、外でタバコを吸うクリスを見かけたヘイデンは、ミーシャとの関係が上手くいってないことを打ち明ける。翌日、早朝からのハイキングに出かける2組の夫婦だったが、山道を駆け出すヘイデンとノラを置いて、ミーシャとクリスは別荘へと戻り、馬小屋でお互いを見つめ抱き合い口づけを交わすのだった。しかし、そんな2人の姿をポーリーに見られてしまう。
敏腕弁護士ヘザー・ウィリアムズが、またもや裁判で逆転勝訴。一見順風満帆な彼女ではあるが、元夫がストーカーのようにつきまとうのが悩みの種だった。そんな折、ちょっとした事故でバネッサという女性と知り合いに。夫の暴力に耐えかね逃走し、現在は失業中だというバネッサと意気投合するヘザー。しかしその影でバネッサは、ヘザーの新しい恋人で私立探偵のジャックを警戒したり、ヘザーの自宅のカギを盗んで侵入したりするなど、不可解な行動を取っていた。そんなこととは知らないヘザーは、バネッサの就職先を斡旋しようと、彼女の免許証を調べたところ、その写真には別人が写っていて…。
ダンサーのエレーヌは、恋人でダンスパートナーのデイモンと一緒にニューヨークでの成功を夢見て練習を重ねる日々を過ごしていた。一方、ベビーシッター先のカートライト家では、赤ん坊の頃から世話をしている娘のリリーとマッケンジーに懐かれ、2人の両親エイドリアンとシルビアとも良好な関係を築いていた。ある日、リリーとマッケンジーとプールで過ごしていたエレーヌはシルビアから、水着姿でエイドリアンを誘惑していると思われ、今日は帰るよう告げられる。解雇されると不安を隠せないエレーヌだったが、翌日のベビーシッターの依頼に安堵。しかし、カートライト家でエレーヌが見たものは、変わり果てた姿でベッドに横たわるシルビアの姿だった。
勉強よりも映画制作に夢中の女子大生チェルシー。今朝も脚本作りに没頭し、講義の時間に遅れてしまった。さらには忙しさのあまり、会う時間を作らなかった恋人エリックから別れを告げられる始末。落ち込んだ彼女は、親友のサラとバーへ。そこで高校時代のクラスメイト、ミラと再会する。当時、問題を起こし退学になったミラだったが、現在は大金を稼げるライブ配信チャンネルを主宰。豪邸に住み、贅沢な暮らしをしていた。そこでチェルシーは、クスリの入ったお酒を飲んだことで高揚感もあり、ゲスト出演に誘われたライブ配信であられもない姿を晒してしまう。そんなチェルシーを熱く見つめる男がいた。
アイアントン近郊の養豚場で発生した殺人事件は、23人の遺体が発見されたことで大事件へと発展していた。事件の指揮を執るFBIのパーキンス捜査官は、殺された農場主グラハム・サッターの遺された日記から、彼に6歳の頃に誘拐され10年間も監禁されていた青年マーティン・ブリストルの関与を疑う。事情聴取のため今回の事件に巻き込まれたハリソン母娘の家を訪ねたパーキンスだったが時すでに遅く、母娘はマーティンによって惨殺。一方、大学の友人らと郊外の家で暮らすエリーは、大家の息子ラリーから家賃の支払いの替わりに身体を求められる。ありえないこの要求を拒否し、家賃を工面したエリーはラリーを探すも、彼の姿は忽然と消えていて…。
長くに渡り疎遠だったピート、ダフィ、ガスの3兄弟は、父の遺灰をサザラック川に撒くため、伯父レイノルズの農場へと向かった。父と伯父は絶交していたため、彼らがこの地を訪れるのは30年ぶり。そんなダフィは息子と妻を、ガスは恋人を連れていたが、ピートは6歳の頃から精神科病棟に入れられていた。3兄弟は自然豊かなこの土地で過ごしていくうちに、不気味な絵をいくつか発見。不思議なことに、ピートはそのオカルト的な意味の知識を持ち合わせていた。そんな折、ダフィの息子が目を離した隙に行方不明となり、近隣の納屋などを必死で探す兄弟たち。そんな中、ピートは自身の中に封印していたはずの、6歳の時に誘拐された記憶が断片的に甦ってきて…。
亡くなった父の故郷へ母ダイアンと越してきた16歳のアマラ。母は競売にかけられていた店を購入、父の絵を売るアートギャラリーとしてオープンする準備を進めていた。そこでガレージセールの手伝いをしていたアマラは、ナイフを買いに来た青年シェーンに好意を抱く。だが、ちょうどその時、店内に戻った母が危険な状態でいることに気を取られ、彼とはそれきりに。その後、転入した高校でダンス・イベントを企画する委員会に勧誘されたアマラは、同級生に強引にデートアプリを登録されてしまう。母から「18歳まではダメ」とと反対されながらも、アプリに没頭するアマラ。するとその中で偶然にもシェーンを発見し大興奮。実際に彼と会いデートをすることになるのだが…。
人気ドラマの主演に抜擢され、一躍スター女優となったアリーシャは、優しい夫ジェフと可愛い娘ジェシーと3人で、幸せな日々を送っていた。そんな彼女が映るテレビ番組を苦々しく見つめるケイラ。彼女はアリーシャとドラマの最終審査オーディションで競っていた人物だった。ジェシー5歳の誕生を祝うパーティー当日、ケイラの企みによって薬を盛られ眠ってしまったアリーシャ。その隙にジェシーを誘拐されてしまう。10年後、すべてを失ったアリーシャは、ジェシー誘拐事件を掘り起こしたマスコミに追いかけ回されていた。そんなアリーシャの姿が映し出された映像を、ある一室のテレビの前で見ている少女の姿があった…。
大学を卒業したものの就職が決まらず焦るジェイミーは、旧友ザックに紹介されたナニーの仕事に就く。望まない仕事に不満を募らせるジェイミーだったが、派遣先の家庭が敬愛する実業家のウォルトン家であったことから、喜びで舞い上がっていた。子どもたちにもなつかれ、ウォルトンに仕事ぶりを認められれば就職の道が開けると、ナニーの仕事に力が入るジェイミー。しかし、前任のマーラの行方を尋ねる不審な男の登場や、夫婦喧嘩の直後、自分を口説いてくるウォルトンの行動に、次第と不信を抱き始める。そんな折、その一部始終をザックに相談していたジェイミー。そんな2人の様子を苦々しく見つめる男の姿があった…。
ギャレットは、子どもの頃の記憶を失っている。当時の知人を名乗る人物からの連絡をきっかけに、失われた記憶を取り戻すため、ガールフレンドのクレアと共に家族で訪れていた湖畔の別荘に滞在する。その夜、ギャレットは家に侵入した謎の女・ジェニファーと出会う。ギャレットが連絡を取っていた相手であり、ギャレットの10歳の誕生日パーティーの招待客だという。ジェニファーの訪問をきっかけに、ギャレットの血塗られた過去も徐々に表面化し始める。妖艶なジェニファーに魅了されたギャレットは、クレアのことを疎ましく思い始め、同時に過去の記憶を思い出してはいけないのではないかと、気づき始める。
父ポールが運転する車に同乗中、突然の事故により重傷を負った17歳のジェーン。遅れていた学業の取り戻しと、脚のリハビリのことを考えると憂鬱な気分だった。退院が決まり久しぶりの帰宅を喜ぶジェーンだったが、家に父はおらず、母サマンサの傍らには、新しい恋人ブライアンの姿が。家族がバラバラになりショックを受けるジェーンは、両親の仲を取り戻そうと奔走するが、激高したポールがブライアンを殴り、家族への接近禁止命令を受けてしまう。家でも親密な関係を隠さずにふるまうようになった母とブライアンの姿を見て心を痛めるジェーンは、大量にケガの痛み止めを飲むようになっていた。そんな折、家族が寝静まった深夜にジェーンの部屋を窺うブライアンの姿があった。
若い女性リサはある日、道で謎の集団に突然拉致される。目覚めると彼女は首輪でつながれていた、まるでイヌのように…謎の施設で飼育される中、自分と同じように繋がれた男に出会い、2人はそこからの脱走を計画するが…一体、誰が何のためにこんな実験を行っているのか!?
朝の人気テレビ番組「ナオミ&ロバート」の司会者ナオミの悩みは、ライバル番組に視聴率で負けていること。職場の上司であり親友のスカーレットからは、視聴率獲得のための新しいアイデアを出すよう求められていた。ある日のこと、10年以上ぶりに大学時代の友人ジェイクとばったり出会う。彼とは大学時代「キャンパスクール」という番組で一緒に司会をしていたが、ジェイクがある事件の容疑者になったため、疎遠になっていた。求職中だというジェイクを番組の見学に招待したナオミは、スタッフとして雇えないかとスカーレットに相談。その頃、楽屋に忘れ物をしたと、再びテレビ局を訪れるジェイクの姿があった。
ピアニストを志す高校生のハナは、両親の離婚を機に母と新しい街へと越してきた。心機一転、新しい学校での生活に心弾ませるが、転校生のハナに向けられたのは無関心と嫉妬という同級生たちによる冷たい洗礼だった。厳しい指導で有名なピアノ講師カーツの授業を受けることは許されたものの、音楽以外の活動も勧められたハナは、チアガールの募集に挑戦。しかし、それは学園の女王・チアリーダーのアンバーが仕掛けた悪意に満ちたイタズラだった。無様な姿を撮影され落ち込むハナの姿に、スクールカウンセラーのギャレットが声を掛けてくる。優しく諭すギャレットを前に、ハナは新しい生活とうまくいかない学園生活の不満と不安を彼にぶちまけるのだが…。
ジャネットの娘サラが通うダンススクールでは、2週間後にシカゴで行われる大会出場の最終選考会が行われ、サラと親友のメラニーが代表に選出された。生活のすべてを娘の優勝にかけるジャケットは、行き過ぎた言動を夫に忠告されながらも、優勝の際にもらえる奨学金を獲得するため必死だった。その後、優勝候補の大本命であるメラニーを邪魔だと考えたジャネットは、お手伝いのスティービーの弱みにつけ込み、ある計画の加担を強いる。それは、大会当日にメラニーを誘拐することだった。