武装現金輸送会社で働くジェームズは、息子ケイシーとともに現金輸送の任務に向かう。しかし道中、橋の上で突如、正体不明の武装集団に襲撃され、車両は完全に包囲されてしまう。通信も遮断され、援護も望めない中、ふたりは装甲車内に閉じ込められる。敵を率いるのは冷酷な男ルーク。彼らの狙いは莫大な現金か、それとも別の思惑か。刻一刻と状況が悪化する中、ジェームズは息子を守る決意を固め反撃に転じる。極限下で、ふたりの絆と覚悟が試されていく。
厳しい練習に耐え、それでも「踊ることが大好き」と、きらきら目を輝かせるバレエダンサーの卵たち。成功への厳しい道のり、プレッシャー、痛み、限りない美への追求、将来への希望と不安。異なる境遇を生きながら、夢を叶えるために自分を限界まで追い込む子供たち。バレエという究極の美が与える、夢の力。あくなき情熱をめぐる、家族の物語。それは決してバレエの世界にいる彼らだけのものではなく、私たちすべてに、生きることの意味を教えてくれる。
ロサンゼルスの富裕層の娘で、女子高生のアリソンは、育ちの良さとは裏腹に、仲間たちとドラッグやセックスに刺激を求める日々を送っていた。ある日、メキシコ系のスラム街で、マリファナの売人ヘクターと知り合い、彼らに惹かれていったアリソンは、親友のエミリーと彼らのパーティに参加する。仲間に入れて欲しいと言うアリソンに、ヘクターは「サイコロの目が出た数だけ仲間とセックスする」という条件を出すが・・・
第二次世界大戦中、ヒトラーはフランケンシュタインを生物兵器化する恐るべき計画を進めていたが、実戦に投入される前にナチスドイツは敗北してしまう。それから時は過ぎ、現代のアメリカのとある港町で行方不明者が続出していた。観光に訪れたマッジたちは偶然ネオナチスの研究所に迷い込み、世界征服を目論む悪の科学者クラウスがサメとフランケンシュタインを合体させ生み出した最凶の怪“シャーケンシュタイン”の存在を知る。果たして彼女たちはこの邪悪な計画を阻止することができるのだろうか....!?
邪教に魅入られ大量殺人を犯した修道女ブレアは、最後の生贄を捧げて儀式を完遂してしまう。世界を恨み、神をも恐れぬ彼女が召喚したのはこの世の全て食らいつくす異形の存在、悪魔鮫≪デビルシャーク≫だった!悪魔鮫は次々と人間に憑依し、平和だったはずの田舎町は血に染まっていく。悪魔鮫の犠牲となった弟の無念を晴らすため、神父マイケルは十字架を手に悪魔鮫祓い≪シャーク・エクソシズム≫に挑まんとしていた…!人食い悪魔鮫とエクソシストの戦いを描いたカルト的人気を誇る迷作『デビルシャーク』が遂に復活!
ハンガリー、ある田舎町。シュミットはクラーネルと組んで村人達の貯金を持ち逃げする計画を女房に話して聞かせる。盗み聞きしていたフタキは自分も話に乗ることを思いついた。その時、家のドアを叩く音がして、やって来た女は信じがたいことを言う。「1年半前に死んだはずのイリミアーシュが帰って来た」、と。翌日、イリミアーシュが村に帰って来る。彼は村にとって救世主なのか? それとも?
2014年、台北市は<2016年世界デザイン首都>に選ばれ、デザイン業界は沸き立っていた。ドロシーはかつての恋人バーズに誘われ、上海を離れ台北のデザイン事務所で働くことになり、進行中のデザインホテルの改装プロジェクトに加わる。ドロシーへの想いを断ち切れないバーズとクライアントのマークに迫られるが、フランスにいる元恋人を忘れられない。同僚は個性の強い人間ばかりだが、皆愛に飢えている。ホテルのデザインテーマは“愛”に決まるが、果たして無事“愛”はデザインできるのか。ドロシーが最終的に手に入れるのは、誰の愛なのか。
ウサギを追いかけて机の引き出しの中に飛び込んだアリス。彼女が迷い込んだのは奇想天外で摩訶不思議な世界だった……。
2008年の夏。7人は高校の同級生。未来に向かって夢を抱きながら卒業を迎える。歌手になる夢を抱き上京するカナ。家族とそりが合わないキリも地元を離れて東京へ。一人粋がっている硬派なリョウは、「いつかでかいことをやってやる!」と夢を抱きながら、地元の建設現場で働く日々。音楽を通しカナと心を通わしてきたタツオは大学受験に失敗し、地元に残り浪人。まさかのできちゃった結婚をしたコウタとマリコも地元組。そして現役で大学に合格したユウキは上京組。それぞれが別々の道へと進んでいく。しかし数年後、夢と現実の狭間で葛藤する7人。悩み、葛藤し、時に挫折してしまいそうになりながら、それでも彼らは大人への階段を上っていく。そして、少しだけ成長した7人が帰ってきたのは、あの懐かしい“帰り道”だった――。
真面目な性格で、献身的に患者のサポートに取り組む理学療法士の高野雅哉。 幼い頃に母親を亡くし、現在は父親の稔、妹の遥と離れて暮らしている。そんなある日、雅哉が働く病院にしばらく会っていなかった父・稔が入院してくる。日に日に弱っていく稔の姿、担当患者の病状が悪化するなど理学療法士として何が出来るのか自問自答の毎日で無力感に苛まれる。しかし、そんな時ラグビーの試合中にケガをした新たな入院患者を担当することになった雅哉。その入院患者の懸命に生きようとする姿に感化され、徐々に仕事への熱意を取り戻していく雅哉だった。病院という身近な人の死を経験する場所で理学療法士として、雅哉の選択していく生き方とは・・・。
かつてはプロ野球選手として活躍していたが、8年前に戦力外通告を受け、自堕落な生活を送っている濱島浩司。友人を裏切り、妻や子どもにも捨てられて自暴自棄になっていた濱島は、ひょんなことから競輪選手への道をすすめられる。40歳の濱島はもう一度自分の才能を試すために競輪学校に入学する。しかし、そこで濱島を待っていたのは、教官の苛烈なしごきと、20歳以上も歳の離れた若い生徒たちによるいじめという過酷な現実だった。
大正末期、関東大震災直後の日本。軍部が権力を強め、人々は貧困と出口の見えない閉塞感にあえいでいた。ある日、東京近郊に女相撲一座「玉岩興行」がやって来る。力自慢の女力士たちの他、元遊女の十勝川(韓英恵)など、ワケあり娘ばかりが集まっていた。新人力士の花菊(木竜麻生)もまた、貧しい農家の嫁であったが、夫の暴力に耐えかねて家出し、一座に加わっていたのだ。「強くなりたい。自分の力で生きてみたい」と願う花菊は、仲間と共に厳しい稽古を重ね、いよいよ興行の日を迎える。観戦席には、「格差のない平等な社会」を標榜するアナキスト・グループ「ギロチン社」の中心メンバーの中濱鐵(東出昌大)と古田大次郎(寛 一 郎)がおり、女力士たちの戦いぶりに魅せられて、彼女たちと行動を共にするようになる。「差別のない世界で自由に生きたい」――その純粋な願いは、性別や年齢を越えて、彼らを強く結びつけていく。次第に中濱と十勝川、古田と花菊は惹かれあっていくが、厳しい現実が容赦なく彼らの前に立ちはだかる。
二人でいれば、悲しみは半分。しあわせはたくさん。夏の果ての街角を、愛の歌が通り抜けていく――。フィリピン、真夏のマニラ。“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、二人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた・・・。
昭和19年12月、奄美 カゲロウ島(加計呂麻島がモデル)。国民学校教員として働く大平トエ(島尾ミホがモデル)は、新しく駐屯してきた海軍特攻艇の隊長 朔中尉と出会う。朔が兵隊の教育用に本を借りたいと言ってきたことから知り合い、互いに好意を抱き合う。島の子供たちに慕われ、軍歌よりも島唄を歌いたがる軍人らしくない朔にトエは惹かれていく。やがて、トエは朔と逢瀬を重ねるようになる。
郊外で小さな金属加工工場を営みながら平穏な暮らしを送っていた夫婦とその娘の前に、夫の旧い知人である前科者の男が現われる。奇妙な共同生活を送りはじめる彼らだったが、やがて男は残酷な爪痕を残して姿を消す。8年後、夫婦は皮肉な巡り合わせにより、男の消息がつかめそうになる。しかし、そのことによって夫婦は再び己の心の闇と対峙し、互いの奥底に抱えてきた秘密があぶり出されていく。
超エリート金融マンのハリーは、急激な金融不況を理由に、突然会社から解雇を告げられてしまう。超豪華で広いマンションで何不自由ない生活を送ってきた彼にとって、そのすべてを失うことなどもはや「死」も同然だった。ちょうどその頃、彼の旧友で、事業に失敗してばかりのシステム・エンジニア、ヴァーノンは、大ヒット間違い無しの新たなインターネット事業“トレーダーズ”を考え出していた。「カネの欲しい者同士が同じ金額を賭け、殺し合う」。その恐ろしいコンセプトを聞いたハリーは、一度はヴァーノンの誘いを断るが、誰もが羨む仕事を失った自分の置かれた惨めな状況に嫌気が差し「一度だけなら・・・」とゲームへの参加を決めるのだった。
格闘技の天才の主役“武流巣利一(ブルスリイチ)”がとある不良学園に入り込む。不良たちを次々と世直しする・・・と思いきや実は学園長は元格闘技界のトップ!?利一の所属していた世界総合格闘技塾の出身で兄弟子であった。利一は学校を正す為戦って戦って戦う!個性豊かで強い男達が集い戦う、それが松竹倍ヶ原高校だ!豪華キャスト・フレッシュな力で盛り上げた完成版!!
悪少年たちが集まる極普通の高校「一二三四高校(ヒフミヨン)」。3年、トップの‘墨田ライキ’‘藻街三太’は3年間喧嘩に明け暮れ卒業目前である。ただ1つの心残りは2人の決着がついていない事だった…そんな中女の転校生がやって来て、ライキと三太は心を奪われてしまう。一方、紅梅東野高校トップ‘中間海乱’率いる仲間たちはダチの命日に集まり弔いをする。海乱は亡きダチの為ヤクザに金を払い・そして復讐を誓う。ダチの死にはライキと三太が関わっていた。実はライキと三太は、ある日を境に喧嘩をパッタリとしていなかった。全て仲間にやらせ、自分たちは喧嘩をしていると見せかけて、静かにその時を待っていた。分かって居てもケジメをつけたい、それぞれが様々な思いを抱え最後の喧嘩が始まる!!
様々な事情を抱えた高校生たちに声を掛けるある男。彼は、ヤンキーポリス<国家認定不良撲滅更生隊>として集めた高校生たちを鍛え上げる。教師も訳有りな迅雷高校に潜り込むヤンキーポリスたち。授業も喧嘩と言う悪だらけの中、ヤクザも絡み危険な臭いが漂っている。喧嘩で負けた奴等・リタイアした奴等が次々と消えて行く。真相をつかむべく見えない敵に立ち向かう!彼等にしか解決することが出来ない心の傷や喧嘩の中で生まれる絆、そして昔は不良だった大人たちの悲しい運命を知る事となる。元凶を突き止め阻止する事が出来るのか!?ヤンキーポリス!
経済破綻し、住人たちがほとんどいなくなった、とあるゴーストタウン。この街に住む少年ボーンズは、廃墟だらけの街でクズ鉄集めをしながら暮らしていたが、日々生活は厳しくなるばかりだった。そんな中、彼は近所に住むミステリアスな少女から謎めいた噂話を聞く。この街が衰退した原因は、貯水池を造るために街の一部を水の中に沈めた時、一緒に「あるもの」を湖底に沈めてしまったからだという。そのせいで、ここには呪いがかけられてしまったのだ、と――。真偽を確かめるため湖底の街“ロスト・リバー”を探索するボーンズだったが、そのせいで、思いもよらぬ危険に巻き込まれてしまう…。
ある夜、ボートで釣りを楽しんでいた一行の竿に掛かったのは巨大なサメだった。しかし恐怖のあまりサメを撃ち殺してしまった彼らを、復讐のため蘇ったサメが襲う―!!それから数日後、人ごみで賑わうビーチが騒然とする。青白く光るサメが出現し、人々を襲ったのだ!その惨劇が去った後に現場についた地元警察は、その話を信じようとはしなかった。そこに偶然居合わせたエバと妹のシスリー、友達のブレイスは犠牲者の残したビデオカメラに光るサメの証拠をつかむ。しかし警察は彼らの証言を真に受けることはなく次々と犠牲者が増えるのだった・・・。
16世紀フランス。ミシェル・コラースという名の馬商人は、妻子と共に幸せに暮らしていた。そんなある日、彼は手塩にかけて育てた大切な馬を、理由もなく領主に横領されてしまう。不当だと訴えるも却下され、それどころか彼の態度に気分を害した領主の指示で、妻は暴行され、死んでしまう。復讐に燃える彼は、同じように横暴な領主の支配に苦しむ仲間たちを集め蜂起し、命がけの戦いを決意するのだった。
オーストラリア東海岸の入り江に建つふたつの家。ロズ(ロビン・ライト)とリル(ナオミ・ワッツ)は双子の姉妹のように同じ時を過ごしてきた。ロズの息子トム(ジェームズ・フレッシュヴィル)とリルの息子イアン(ゼイヴィア・サミュエル)は、母親たちと同じく親友としての絆を深めていた。イアンは幼少期に父親を亡くし、それからはロズをセカンドマザーとして慕っていたが、いつしかロズへの気持ちは強い恋心へと変わっていく。ロズの夫ハロルド(ベン・メンデルソーン)は、シドニー大学で演劇の専任講師の職を得たと、家族揃ってシドニーへ転居することを提案する。トムの為にも都会で暮らした方が良いと主張するハロルドだが、入り江の家やギャラリーでの仕事を手放したくないロズは、即答を避ける。迷いながら日々を過ごすロズにとって、海辺の生活は愛おしさを増していく。ある夜、深酒をしたトムの介抱のためにロズの家に泊まったイアンは、ロズへの気持ちを抑えきれず、ふたりは一夜を共にする。母とイアンがしたことに気付いたトムはショックを受け思わぬ行動に出るのだが…。
少女はなぜ1本の電話で裸にされてしまったのかー?--全米メディアが絶賛した、震撼の心理スリラー!!アメリカのあるファストフード店。朝からトラブル続きの金曜日、店は賑わいをみせていた。そこへ警察官を名乗る男から一本の電話が入る。その男は、女性店員に窃盗の疑いがかかっていると言い、店長のサンドラに、その女性店員の身体検査を命じた。警察官の言うことなら―と、サンドラはその指示に忠実に従うことに。しかしこれは、その後数時間にわたって行われる【信じがたい行為】のはじまりにすぎなかった―。
会いたい 会いたくない めんどうだけど愛おしい家族---。若い頃おこなった693回の精子提供により、533人の子が誕生し、その中の142人から身元開示の裁判を起こされてしまった42歳の独身男ダヴィッド。動揺しつつも、人気サッカー選手が自分の息子だと知り、身元を隠して“実子たち”を訪問しはじめる。人生を必死に生きる子どもたちと接するうち“父性愛”が芽生えた彼は、正体を明かすべきかと思い悩むが・・・。
高校生の卓巳(永山絢斗)は “あんず”と名乗る里美(田畑智子)と知り合い、コスプレをして情事に耽るようになるが、その写真や動画が何者かにばら撒かれてしまう。情事を知った彼女の夫がばら撒いたらしい・・・。助産師である卓巳の母(原田美枝子)。痴呆症の祖母と暮らし、極貧の生活に耐える卓巳の親友・福田(窪田正孝)などそれぞれが抱える思いと苦悩がリンクし合い、一筋の光が見えるラストに収束していく・・・。
ヴァンパイアが蔓延る世界。アメリカ合衆国の秩序は崩壊し、大都市はすべて壊滅。大統領も職務を放棄して逃亡し、生存者が生活できる場所は、ごくわずかだった。そんなある日、家族と暮らしていた少年マーティンの家もヴァンパイアに襲われ、かろうじてマーティンだけが、ミスターと呼ばれるヴァンパイア・ハンターに助けられた。絶望に包まれた、行き場のない世界。マーティンはミスターと共に、北部に残されているという安全な聖域を目指し、旅に出ることになるが・・・。
街の片隅で営まれるバー“night people”にひとりの女が現れる。彼女の名前は杉野萌子。店のマスター・木村信治は過去に愛した人に似た萌子を雇うことにする。やがて常連客に親しまれるようになった萌子に信治は徐々に惹かれていく。ある日、萌子につきまとう刑事を名乗る男・曾根が店にやってくる。曾根は不気味な笑みを浮かべながら信治に告げる。萌子は2億円の金を強奪した前科者である、と―。
親友・田村の母親と結婚を決めた敦也は、その報告をするため田村をバーに呼び出す。お調子者の田村は「相手が誰か当てるから言うな」と、報告しようとする敦也の言葉をさえぎり続け、敦也はなかなか言い出せない。結婚相手がまさか自分の母とは思わない田村は、ゲスな質問を繰り返す。そんな様子をニヤニヤと見ているバーの常連客・槇島もこれから同じく結婚の報告をするという。待ち合わせの相手、尚実が現れ、槇島は披露宴のスピーチをしてほしいと頼むが・・・
広島県の西部、瀬戸内海島嶼部に位置する江田島市で生まれ、島から出ず生きてきた修司は、家の畑で父親が突然死した事にずっと責任を感じ、母と実家暮らしで、うだつの上がらない日々を送っていた。そんなある日、東京で映画監督として活躍している幼馴染の和也(武田航平)が、故郷の江田島を舞台に映画を撮る事をテレビで知る。そんな頃、二人が好きだった幸恵(咲妃みゆ)は妻子ある男と付き合っていたーー。3人の思いが交錯する中、映画の撮影が始まる
誰もが様々な動画を発信できるようになった現代。そんな風潮をあざ笑うかのように映り込む、心霊や怪奇現象の数々…。その中で、特に恐ろしいものを集めた映像集!衝撃の心霊ドキュメンタリー第34弾!!
女手一つで娘を育てるチエは、保険会社に勤めながら二人の生活と娘の夢を支えていた。ある日、チエに脳腫瘍が見つかったことで仕事が続けられなくなり、さらにそのタイミングで娘の妊娠が発覚する。残りわずかの自分の命と、娘たちの未来を天秤にかけ、チエは悪の組織がVIP客向けに開催している賭け試合にファイターとして出場することを決意する。勝てば大金が手に入るが、最悪の場合、命を落とすこともある危険なファイター稼業。果たして、チエの勝負の行方は―
チャップリンが制作した名作、本邦初公開となるプライベートフィルムなどの貴重な映像とともに、“放浪紳士”のルーツを探るべく、息子マイケルが世界各地に赴き関係者やゆかりある場所を訪ね歩く。生前、共産主義者など様々なレッテルを貼られてきたチャップリンだが、自身が「ロマ(ジプシー)」の血を引いていることを誇りに思っていた。笑いや悲しみ、優しさや怒りを併せ持った“放浪紳士チャーリー”のキャラクターはどこから生まれたのか。『独裁者』『キッド』『サーカス』『街の灯』『ライムライト』などの引用に加え、ジョニー・デップやエミール・クストリッツァらチャップリンを敬愛する各界の著名人のインタビューも交えて、チャップリン作品に垣間見えるロマのアイデンティティを掘り下げていく。
ブリュッセルで鍵屋として働く青年マディは、ある晩、クレールと名乗る若い女性から部屋の鍵を開けてほしいと依頼され、共にアパートへ向かう。ドアを開錠し、部屋で支払いを待つマディに現金を下ろしに行ったクレールから「部屋を出て」と電話が掛かる。そこへ現れた男に突然襲われるマディ。その部屋の住人も持ち去ったバッグもマフィアのヤニックのものだったのだ。マディは逃走をはかるが捕まり、自身の無実を証明するために取引をする羽目になる。与えられた朝までの数時間、それまでにクレールとバッグを見つけなければならない。捜索するブリュッセルの夜の街ではちょうど、“ブラック・ライヴズ・マター”(BLM)のデモが激化しており、警察と市民の衝突がいたるところで起きていた。混乱の中、街は静かに、だが確実に、彼を“犯罪者”に仕立てていく。彼にとって最も危険だったのは、銃でも暴力でもなく、人を信じることだった…
2021年6月、「ミライへ羽ばたく」と誓ったあの日から、4年。「INI」というグループ名に込められた、「あなたと繋がっていく」という想い。11人で夢を追い、駆け抜けてきた道も、立ち止まる日もMINIと繋がっていくことで走り続けてこられた。順風満帆に見えたそんな彼らにもスポットライトの裏で言葉にならなかった本音、迷いがあった。仲間と支え合い、MINIと歩んできた4年間が、今、スクリーンに刻まれる。INI待望のドキュメンタリー映画。今、彼らは語りはじめる――。これは、INIとあなたが繋いできた、かけがえのない“居場所”の記録。
文化祭前日に突如バンドを組んだ女子高生たち。コピーするのはブルーハーツ。ボーカルは韓国からの留学生!本番まであと3日。4人の寄り道だらけの猛練習が始まった!
1999年、世紀末。終末感の漂う中、ビデオに収められた衝撃的な映像が発見される。パンクスの幽霊、郊外に潜む怪物、子供向け極悪テレビ番組、地獄へのデス・トリップ! 目を疑うようなショック映像の果てに、観る者を最大の恐怖が待ち受ける!
原因不明の激しい発作に苦しむ少年ヒジュン。“黒い修道女”と呼ばれるシスター・ユニアは、彼の症状が凶悪な“十二悪魔”の仕業だと主張し、悪魔祓いの実施を求める。しかし担当医のパク神父は「悪魔の憑依など存在せず、複数の精神疾患が重なったものにすぎない」と一蹴する。薬物治療も心理療法も効果を示さないまま、ヒジュンの症状は日に日に悪化。追い詰められたユニアは、自ら悪魔祓いの儀式を行う決断を下すのだが…。
フランス対外治安総局DGSEの極秘部隊アルファの秘密工作員バドは、シリアの武器商人暗殺の任務中、ターゲット以外の女子供の殺害命令を拒否し、上層部から命を狙われ、爆破から間一髪で脱出する。7年後、バドは名前を変えモロッコで警察官の夫イリアスと平穏な新生活を送っていた。しかし、イリアスが有力な武器商人クーリー家の捜査をしていたことから標的となり撃たれてしまう。バドは封印していた戦闘本能を呼び覚まし、復讐のため再び銃を手に取るが、クーリー家と武器の闇取引で通じていたDGSEがバドの存在を知り抹殺しようとする。復讐と過去から続くDGSEの不正を知ったバドは、たった一人で粛清に身を投じていく。
ある朝、少年パスカルは学校に行く途中で、ふわりと宙に浮かぶ赤い風船を見つける。風船は街灯に紐が引っかかって動けなくなっていたのだ。放課後、風船を持って家へ帰り着いたが、窓から風船を放り出されてしまう。しかし、不思議なことに、風船は窓際にふわふわと浮いてとどまった。風船と友達になったパスカル。いじめっ子たちが、風船を我がものにしようと追いかけてくる。パスカルは風船とパリの街を逃げ回る・・・。
はるか昔、東の国のある島。子供たちひとりひとりがロバを飼う習慣があった。ビムは最も美しいロバで、アブダラがその飼い主だったが、アブダラはとても貧しかった。意地悪な領主の息子メサウドは、美しいビムに一目惚れし、アブダラからビムを奪い取った。連れ去られたビムを取り返そうと、アブダラは勇敢にも領主の屋敷に忍び込むが、護衛に見つかり牢に入れられてしまう・・・。
パスカル(パスカル・ラモリス)の祖父(アンドレ・ジル)は学者で、気球を発明し、フランス中を旅する計画を立てていた。なんとしても冒険がしたいパスカルは、こっそりゴンドラにしがみつき、気球に乗り込む。北フランスのベテューヌを出発し、パリを通過、ブルターニュから南へ。次々と災難に見舞われるが、アルプスを越え、ニームで海水浴を楽しむ。しかし、闘牛場での一時着陸の際に、気球はパスカルひとりを乗せたまま空に上がり、みな大慌てする・・・。
フィフィ(フィリップ・アブロン)は邸宅から時計を盗み、サーカス団に逃げ込む。支配人は彼を警察には突き出さず、鳥人間に仕立てようとする。背中に羽をつけ空中を飛ぶ危険な演目だ。団員のミミ(ミレイユ・ネーグル)に一目惚れし練習をはじめたフィフィは、空中を飛べるようになり、天使のふりをして時計を盗みミミにプレゼントをする。しかし、ミミに想いを寄せる猛獣使い(アンリ・ランベール)と喧嘩になり、サーカスは崩壊。警察の追跡がはじまり、フィフィは空高く舞い上がる・・・。
南仏カマルグ地方に、白く美しい荒馬をリーダーにした野生馬の一群がいた。“白いたてがみ”と呼ばれる馬の存在は噂となり、牧童たちは野生馬を捕獲し始める。漁師の少年フォルコ(アラン・エムリー)は、牧童たちの手から逃れた“白いたてがみ”を見つけ、ひっそりと近づき、手綱を握った。ひきずられながらも手綱を放さないフォルコに、馬は次第に心を許す。しかし、すぐに牧童たちに見つかり、フォルコは馬をなんとしても守ろうとするが・・・。
19世紀初頭のスペイン。時の王妃マリア・ルイーサが絶大な権力を握っていた頃、スペイン王室を揺るがす大事件が起きる。王妃と対立関係にあったアルバ侯爵夫人が急死を遂げ、発作によるものと思われていた夫人の死が、王妃や宮廷エリートが寵愛する愛人のペピータなど各々の愛憎が複雑に絡み合い、誰もが殺害を企んでもおかしくないという事実が明らかになっていく。一方、王妃が侯爵夫人のお膝元で宮廷画家を務めていたフランシスコ・ゴヤは、後の絵画界の歴史を変える世紀の傑作『裸のマハ』を、今まさに完成させようとしていた。しかし、この一枚の名画がゴヤだけでなく、女たちの運命をも大きく変えることになる・・・
個性豊かな姉妹に囲まれ、?分に?信が持てない?の?・リヴィ。そんな彼?の前に、ある???のペンギンが迷い込んできた!?そのペンギンの名はパウル。なんと彼は、ダンスがとっても得意なペンギンだった!!突然あらわれたパウルは、たちまち家中を巻き込む?さわぎに。姉妹たちはパウルを動物園に返そうとするが、あやしいマジシャンの??組に連れ去られてしまい…?「パウルを絶対に助け出す?」リヴィは、にぎやかな姉妹たちや?思いの相?・デニスと?を合わせ、前代未聞の“ペンギン救出ミッション”に挑む。??のペンギンがつなぐ、バラバラだった家族の絆の行方は?!
スウェランディア王国のユリアン王子(イサーク・カムロート)は、淑女たちの憧れの存在。彼と結婚するために、彼女たちは日々努力を重ね、美しさに磨きをかける。エルヴィラ(リア・マイレン)は、母レベッカ(アーネ・ダール・トルプ)の再婚のために妹アルマ(フロー・ファゲーリ)とこの王国へとやってきた。ユリアン王子の花嫁になることを夢見ながら・・・。新しい家族となる義姉妹のアグネス(テア・ソフィー・ロック・ネス)は、家柄に恵まれたとても美しい女性。一方、エルヴィラは矯正器具に覆われた口元、ふくよかな体形、こじんまりとした鼻、つぶらな瞳。しかし、アグネスの父が急逝したことで事態は一変する。レベッカはアグネスを貶め、エルヴィラを王子の花嫁にするため手段を選ばずに美を施してゆく。そんななか、ユリアン王子の花嫁候補を集めた舞踏会が開かれることになるが――。
1978年、失速した日本のロック・シーンを自らの手で打破するためにミュージシャンたちが集結した。FRICTION、LIZARD、Mr.KITE、MIRRORS、S-KEN…。S-KEN STUDIO、下北沢ロフトをはじめ日本各地でギグを繰り返したそのムーヴメントは、“東京ロッカーズ”と呼ばれ衝撃を与えた。それから30年あまりが過ぎ、“東京ロッカーズ”は伝説となったが、今なおその衝撃は色あせない。映画は、“東京ロッカーズ”のギグを中心に、同じ時期を疾走したPAIN、SPEED、SS、自殺、81/2といったバンドや、来日したストラングラーズのスタジオ・ライブを見つめる。恒松正敏は身を捩るようにレスポールをかきむしり、タクシードライバーであるPAINのギタリスト入村は車中でインタビューを受ける…。
その日暮らしの父親バグと腹違いの兄ハンターと暮らす12歳の少女ベイリーは、友人もいない寂しさとやり場のない閉塞感を募らせて、身の回りの風景や野生の鳥をスマホで撮影する事で孤独を紛らわせる日々を過ごしていた。そんなある日、父親のバグが3ヶ月前に知り合ったばかりの子連れの恋人ケイリーと結婚式を挙げると宣言する。突然の環境の変化に気持ちが整理できないベイリーは結婚式に出席しないと言い放ち、家を飛び出してしまう。そして兄のハンターが友人たちと町の自警団を結成した事を知り、仲間に入れてもらおうとするのだが、全く相手にされない。だが勝手に兄の後を追いかけ、彼らが襲撃する家に辿り着くも警察に通報され、散り散りになってしまう。ただ一人、草原に逃げ込んだベイリーは、そこで“バード”と名乗る謎めいた男に出会うのだが…。
大規模酪農場で飼育されているホルスタイン・フリーシアン種のルマは、一頭の雌牛を出産する。やがてルマは子牛から離され、搾乳機に繋げられ、餌を食み、放牧されて走り回り、種付けされ、また子を生む。カメラは極力牛の目線の高さに据えられ、農場の日々の営みと、家畜たちの日常が綴られていく。ルマの物言わぬ瞳が語りかけているものとは?
ヨークシャーの荒れ地に佇む屋敷“嵐が丘”の主人アーンショーが、ひとりの孤児を連れ帰る。少年はヒースクリフと名づけられ、アーンショーの娘キャサリンと一心同体のような強い絆で結ばれるが、キャサリンは裕福な家の息子エドガーと結婚してしまう。出奔したヒースクリフは数年後に大金持ちになって舞い戻り、再びキャサリンの前に現れるが……。
軽度の知的障害を抱える22歳の来栖玲。生まれつき小柄なため、しばしば子どもに間違われ、自分が“障害者”扱いされることに葛藤を抱えていた。大好きな父を亡くした上、母の梨加も精神障害者となり、ネグレクト状態に。一時は梨加と離れ、施設で過ごしていたが、現在は同居中。しかし、施設で出会った最大の理解者の精神科医・柊早苗の急死により、玲は再び心を閉ざしてしまう。柊の後任の若い医師を受け入れられず、通院を拒み続けていたある日、さらにその後任として、新たな医師の恵比寿丈が着任する。やがて、梨加が家賃を払えず、遂に退去を求められた玲は、デリヘルのバイトに応募。良く分からぬまま契約書にサインをして、お金を受取ってしまう。娘から渡された、そのお金を手にして不安を覚える梨加。デリヘルで撮影することになった玲は、そこに所属するカナと共に逃亡。だが、荷物を取りにマンションへ戻ったところ、梨加から“あんたのせいでパパは死んだ”と言われてしまう。決して言ってはいけない言葉を口にした自分への後悔とふがいなさに泣き崩れる梨加。一方、部屋を飛び出した玲を、恵比寿が追うが……。
恐怖政治の嵐が吹き荒れる1794年のフランス。スキャンダラスな文学や言動で拘留されていたサド侯爵は、パリの刑務所から郊外の館に移される。この館の隣人となった無垢な16歳の伯爵令嬢のエミリーと出会う。貴族の娘であるエミリーはサド侯爵と口を利くことも禁じられていたにもかかわらず、サドの発禁本を読み、性の悦びを知りたいと切望する。サド侯爵は自分の思うままにこの少女を調教するが、侯爵がエミリーの処女喪失の相手に選んだのは庭師の青年だった……。
上海を拠点とする大規模な金融詐欺の首謀者で、7年間逃亡を続けていたダイ・イーチェンが、フランス・パリに姿を現した。彼を追い続けていた中国の経済犯罪捜査官イエ・ジュンは「フォックス・ハント」チームを率い、盗まれた資産回収を目的とした越境ミッションに乗り込む。しかし、法の穴を掻い潜るダイ側の周到な手管により不正資金の行方は依然として謎に包まれ、街中での手荒な追跡や人間爆弾、偽装誘拐など、金のためなら命を惜しまない悪党どもが仕掛けた罠が「フォックス・ハント」チームを待ち受ける―
ある日、広島の若者モッチとアヤカは謎めいたアメリカ人観光客ジョンに出会い、広島の街を案内することになる。ジョンには奇妙な力があり、街の至る所で何かを見つけていく。 一方、小学校で原爆の歴史を学び怖くなった少年ユウヤはその夜夢を見る。夢の中の少女はユウヤを戦時中の広島の街へと誘う。 彼らに起こる不思議な物語は混ざり合い、一つの大きな渦になる。 この街の過去と現代が交錯し始める。やがて、忘れられていた愛の歌が街に響き、人々はひとつの奇跡を見つめる。
やることといえば亀のエサやりぐらい。周りの人からは、自分が見えていないのではないかというほど、雑に扱われてる気が…。代わり映えのしない毎日と、自分の平凡さを嘆く主婦・スズメは、ある日、駅の階段のへこみに張られた小さな広告を目にする。「スパイ募集」―思いがけない文字に興味を引かれ、そこに書かれた番号に電話をするスズメ。後日、指定された安アパートに行ってみると、クギタニと名乗る夫婦が彼女を待っていた。そこでスズメは、ちっともスパイらしく見えない2人に?才能がある”と絶賛され、半ば強引に活動資金500万円を手渡されてしまう。
13世紀、モンゴル帝国のバトゥの大軍が城壁に守られる小国コゼリスクを包囲する。幼き公子ヴァシーリイと住民を守るため、将軍、盗賊団、老戦士、女戦士らは立場を超えて団結。籠城しながらも果敢に夜襲や奇襲を仕掛け、圧倒的な敵に立ち向かうが、城壁を壊す投石機が戦場に配される。血と炎が渦巻く攻城戦の中、誇りと自由、命を懸けた激闘が始まる――。
まだあどけなさが残るメアリーは、不安を抱えたまま全寮制の寄宿学校にやってくる。ルームメイトは、親友同士で、不良っぽい魅力のポーリーと美人で聞き分けのよいトーリー。二人とすぐに打ちとけ、寮生活にも馴れたメアリーは今まで味わったことのない楽しさを感じ、母を失った悲しみから解放されようとしていた。そんなある日メアリーは、ポーリーとトーリーがベッドで愛を交わしているのを見つけ・・・
環境破壊により人類が地上に暮らせなくなってから25年が経った地球。豪華な地下シェルターで暮らす富裕層のアメリカ人家族のもとにある日、外の世界からやって来た少女が現れる。少女は人間が住めない地表の様子を語り、家族が川を渡ろうとして死に、自分だけが生き残ったと告白する。一行はしぶしぶ少女を地下シェルターに迎え入れることにしたが、この出来事をきっかけに、これまで孤立しながらもルーティーンを守って暮らしてきた家族の脆い日常が静かに崩れはじめ、やがて自らの過去と存在の真実に対峙することになる。
インドのムンバイで看護師をしているプラバと、年下の同僚のアヌ。二人はルームメイトとして一緒に暮らしているが、職場と自宅を往復するだけの真面目なプラバと、何事も楽しみたい陽気なアヌの間には少し心の距離があった。プラバは親が決めた相手と結婚したが、ドイツで仕事を見つけた夫から、もうずっと音沙汰がない。アヌには密かに付き合うイスラム教徒の恋人がいるが、お見合い結婚させようとする親に知られたら大反対されることはわかっていた。そんな中、病院の食堂に勤めるパルヴァティが、高層ビル建築のために立ち退きを迫られ、故郷の海辺の村へ帰ることになる。揺れる想いを抱えたプラバとアヌは、一人で生きていくというパルヴァティを村まで見送る旅に出る。神秘的な森や洞窟のある別世界のような村で、二人はそれぞれの人生を変えようと決意させる、ある出来事に遭遇する──。