楽しい冒険に満ち溢れていたかつての日々は終わりを迎え、青年になったクリストファー・ロビンは、大学進学のためプーとピグレットを森に残し旅立ってしまう。時が経ち、婚約者のメアリーとともに100エーカーの森に戻ってきたロビンだったが、そこで目にしたのは血に飢え野生化してしまったプーとピグレットの異様な姿だった…。
愁いを帯びた瞳とあふれる好奇心を持つ灰色のロバ、EO。心優しきパフォーマー、カサンドラのパートナーとしてサーカス団で生活していたが、ある日、サーカス団から連れ出されてしまう。予期せぬ放浪の旅のさなか、善人にも悪人にも出会い、運を災いに、絶望を思わぬ幸福に変えてしまう運命の歯車に耐えている。しかし、一瞬たりとも無邪気さを失うことはない。
腕にドラゴンのタトゥーがあり、何かと喧嘩っ早い少女ヘヨン。母亡き後、ギャンブル中毒の父の代わりに幼い弟の面倒をみていた。ある日、父が盗んだ車で事故を起こし、意識不明の重体に。被害者から巨額の和解金をつきつけられ、さらには住まいも奪われてしまう。しかし、その事故の裏には信じがたい事実が隠されていた。格差、不正、虚偽・・・こんな世の中は許せない!怒り狂ったヘヨンはブルドーザーに乗り、理不尽な社会をなぎ倒す!
ロサンジェルスの街を車で流しながら視聴者からのコメントをもじった即興のラップを配信するミュージシャンのアニー。ロックダウンの息苦しさにうんざりし、かつてのバンド仲間でイギリスに住むストレッチをアポなし訪問する。今や配達員として生計を立てる彼を茶化し、気まぐれで車を拝借したアニーは、大金につられて奇妙なオーダーを受ける。それは想像を絶する恐怖の幕開けであった。
凄腕の殺し屋ゲイブ(マイケル・ルーカー)は、師と仰ぐマフィアのボス・アーノルド(ブルース・ウィリス)から数々の暗殺を請け負い、確かな仕事ぶりで裏社会にその名を轟かせていた。ところがある日、愛する妻が組織に殺されてしまい、引退を決めたゲイブ。そして、最後の任務として、組織の秘密を握った女刑事フリン(オルガ・キュリレンコ)の暗殺を命じられる。しかしゲイブは、標的であるフリンに妻の姿を重ねてしまい、引き金を引くことができない。フリンとゲイブは手を組み、組織を相手に戦いを挑む。その頃、アーノルドは世界中の殺し屋とチームを組み、ゲイブを粛清しようとしていた…。
香港マフィアのカイはあるトラブルからボスを殺害し、アフリカ某国へと逃亡する。それから十数年後、小さな中華料理店で働いていたカイは、豚肉の仕入れの為に訪れた村でエボラ出血熱に感染してしまう。しかし、特殊な免疫を持っていたカイは復活。不仲だった店主の妻、そして店主とその友人を殺害し、店主の金を奪い香港へと舞い戻る。そこで女遊びと豪遊の日々を送るカイだったが、やがて体内のエボラ菌を武器に恐るべき凶行に出る――。
旅行代理店で働くユーシューの許に「父が倒れた」という知らせが入る。病院に駆け付けた時には、既に亡くなっていて、話も出来なかった。久しぶりに父リョンの火鍋店「一家火鍋」へ行き、遺品の携帯を見ていると、自分とよく似た名前があるのに気づく。葬儀の日、黒い服を着たクールなルージーが台北から、オレンジの髪の元気なルーグオが重慶から出席し、これまでお互いの存在を知らなかった三姉妹が、初めて顔を合わせる。すぐに打ち解けた3人は、思い思いに父の思い出を話し出す。火鍋店はまだ賃貸契約が残っていて、従業員もいる。ユーシューは、火鍋店を継ごうと決心するのだが…。
カンフーマスターのサモ・ハンが修業時代の自伝的エピソードを紡ぎ上げた「稽古」。『女人、四十。』のアン・ホイが教師と教え子たちの絆を人情味豊かに描いた「校長先生」。『欲望の翼』などの編集マンとしても知られるパトリック・タムによる刹那的な青春ロマンス「別れの夜」。『マトリックス』の革新的なアクション表現に貢献したユエン・ウーピンは、「回帰」で老人と孫娘の交流を温かく紡ぎ上げた。さらに、ジョニー・トーが投資での成功を夢見る市民を風刺した「ぼろ儲け」。1990年代にジョン・ウーに続いてハリウッド進出を果たしたリンゴ・ラムの遺作「道に迷う」は、香港の街並みの変遷をひとりの中年男の心象風景に重ね合わせた感動編。“香港のスピルバーグ”ことツイ・ハークの最終話「深い会話」は、精神科医と患者の対話が予測不能にねじれていく不条理コメディである。
師匠から奥義を伝授された日に、両親がアメリカ人によって惨殺された華英雄。両親の仇を討つも殺人者として追われる身になってしまった彼は、恋人のジェイドを残し、単身アメリカに渡る。しかし、そこでは過酷な労働と差別が待ち受けていた。中国系移民と彼らに敵意を抱く白人至上主義の団体は対立し、さらに英雄の奥義を狙う忍者や侍集団が加勢。実は自分との子を身ごもっていたジェイドも戦いに巻き込まれて命を落としてしまう。落胆する英雄だったが、この戦いに終止符を打つべく立ち上がるのだった。
香港警察の特殊部隊「鷹」の隊長アンディは、ギリシャで友人からクリスタルを預かる。実はこのクリスタルは意思を持ち、不思議な力を持っていて、KGBとインターポールが追うほど重要なものだった。ある日、クリスタルと仲良くなったアンディの甥はKGBにさらわれてしまう。アンディは仲間、インターポールと協力しながら、KGBの隠れ家があるギリシャへと再び足を運ぶ。
1953年パリ。ある日、モンマルトルのヴァンティミーユ広場で、シルクのイブニングドレスを着た若い女性の刺殺体が発見される。血で真っ赤に染まったドレスには5か所もの執拗な刺し傷。この事件の捜査を依頼されたメグレ警視は、死体をひと目見ただけで複雑な事件になる予感がするのだった……。死体に所持品は残されておらず、事件の目撃者も、彼女が誰なのか、どんな女性だったのかを知る者もいない。そんな状況で、身につけていた靴や下着などとは明らかに不釣り合いな高級ドレスが彼女を特定する唯一の手がかりに。メグレ警視は、身元不明の彼女がどうして殺されなければいけなかったのか、彼女はどんな人生を送ってきたのかを明らかにするべく、捜査を進めていく。この事件に異常にのめり込んでいくメグレ。何が彼をこれほどまでに駆り立てるのか……。
恋人さゆりを事故で亡くして悲しみに暮れる健悟は、風変わりな女子高生の海花と出会う。彼女の父である祈祷師の哲史によって健悟はさゆりの霊が見えるようになり、再びさゆりとの同棲生活が始まる。さゆりは可愛い。幽霊なのにちっとも怖くない。それどころか料理の作れない健悟に熱心にレシピを伝授し、すっかりさゆりと同じ味を再現できるまでになる。音楽の夢も、恋人の霊も、こんなにはっきり見えるのに、まるで掴み取ることができない。そんな歯痒い日々が、それでも彼は幸せだった。しかしある日、祈祷師の娘 海花が健悟のことを好きだと言う、いわゆる三角関係事案が発生。海花は悪霊だろうが心優しき霊だろうが何でも除霊してしまう悪趣味の持ち主だった。
西暦995年京都。藤原道長と安倍晴明の密談により、大江山に住まう鬼・酒呑童子の討伐を命じられた源頼光たちは、見たことのない様相の敵に道を阻まれる。その正体は歴史改変を目論む“歴史修正主義者”が放った“時間遡行軍”。この窮地を救ったのが、三日月宗近ら歴史を守るべく戦う“刀剣男士”たちであった。しかし、先に鬼の根城へと踏み込んだ山姥切国広は酒呑童子の最期の呪いを受け、光とともに姿を消してしまう――。西暦2012年東京。下校途中だった琴音の耳に聞き慣れない音が届く。引き寄せられるように向かった先で目にしたのは、禍々しい影と戦う一振りの太刀だった。戸惑う琴音だが、不思議な声に導かれるままその名を口にする。「――三日月宗近」一方、日本各都市では市民が突如意識を失う事件が多発。この不可解な事態を解決すべく、時の政府から遣わされた刀剣男士・山姥切長義が内閣官房国家安全保障局に出現。事態との関与が疑われる山姥切国広の確保を始めとする“特命任務”の開始を告げる。その要請に応じ、各本丸より続々と刀剣男士が集結する。消えた山姥切国広、それを追う三日月宗近の運命は?時間遡行軍の真の目的とは!?
春日部竜平はトラック運転手。年中トラックに乗って全国を走り回っている。あるとき公園に立ち寄ると「助けて!」と女性の叫び声が聞こえてくる。近寄ってみると草むらで髪の長い女性がホームレス男3人にレイプされそうになっていた。竜平は勇気を振り絞ってホームレスを追い払い、女性を助け起こそうとすると女はその手を振り払って「さっき見てたでしょ、なんですぐ助けなかったの」と竜平をにらみつけ、フラフラと歩きだす。その姿から察するに女もホームレス生活を送っていたようだ。竜平は再び女に声をかけた。「バイトしないか、一日5000円出す。このトラックに一緒に乗ってくれるだけでいい」こうして竜平のトラックに乗り込んだ女性・のぞみ。訳あって一年前に家を出て、今は住む家もなくホームレスをしていると言う。竜平は竜平で妻の待つ家に帰りたくない事情があった。二人は東京から沼津・浜松とトラックで移動しながら少しずつ互いの事情を知るようになる。道中デリヘル嬢や街頭詩人、ヤクザに追われる男と遭遇しながら移動を続ける二人。そして二人が出した答えは…。
千原ジュニアがお笑いコンビ「野性爆弾」のロッシーに仕掛けたドッキリをベースに構成されるSFファンタジー・コメディ。2人がテレビ番組の収録で、ある村を訪れると、その村の住民全員が宇宙人だった。そこに巨大UFOが出現し宇宙戦争へと巻き込まれていくというでっち上げのストーリーを完全に信じたロッシーは、悪の宇宙人と戦うことを決意する。
今も世代を超え愛され続ける画家いわさきちひろ。本作は、誰もが知ってる絵本画家の、誰も知らない波乱の人生を、黒柳徹子、高畑勲ら、ちひろから影響を受けた50人の証言を元にひも解くドキュメンタリー。四面楚歌での再婚、失業中の夫を絵筆一本で支えた過酷な日々、病と闘いながら反戦を訴えた晩年。貴重な原画の数々をもちいて、愛と不屈の物語を描く。ちひろを敬愛する山田洋次がエクゼクティブプロデューサーを務める。
宿敵ザラとの直接対決で瀕死の重傷を負ったリスベットは、病院に収容され、厳重監視の病室で外部との接触さえ困難な状態におかれる。そんな中、亡命スパイのザラを利用して犯罪に手を染めてきた秘密組織が、関係者の口封じに動いていた。ミカエルにも危険が迫るが、弁護士や警備会社社長らリスベットの数少ない理解者たちを総動員して“狂卓の騎士”を結成し、巨悪に立ち向かっていく。そしてついに法廷での全面対決の時を迎える。
明晰な頭脳と映像記憶能力を持つ天才ハッカー・リスベットは、宿敵ザラとの直接対決で瀕死の重傷を負う。ミカエルが現場に駆けつけ、二人は一命を取り留めたが、リスベットを拉致した金髪の巨人を取り逃がしてしまう。病院に収容されたリスベットは、厳重監視の病室で外部との接触さえ困難な状態におかれる。そんな中、ザラを利用して犯罪に手を染めてきた秘密組織が、国家的スキャンダルを闇に葬り去ろうと関係者の抹殺を企てる。
雑誌『ミレニアム』で、少女売春組織の実態に迫る特集記事の準備を進めていたジャーナリストが殺害される事件が発生。現場にリスベットの指紋が付いた銃が残されていたことから、彼女は殺人犯として指名手配された。過去のトラウマから誰も信じられないリスベットは、独りで犯人と対決することに。一方、リスベットの無実を信じるミカエルは、独自に調査を開始する。やがて事件の背後に“ザラ”というキーワードが浮かび上がり…。
明晰な頭脳と映像記憶能力、天才的なハッキング技術を持つリスベットが、社会派雑誌『ミレニアム』の発行人ミカエルとともに、ヴァンゲル家の少女失踪事件を解決してから1年。リスベットは姿を消したままだった。『ミレニアム』では少女売春組織の実態に迫る特集号を発行しようしていたが、担当のジャーナリストが殺害されてしまう。現場に残されていた銃からはリスベットの指紋が発見され、彼女は殺人犯として指名手配される。
少女失踪事件を調査するミカエルのパソコンをハッキングしていたリスベットは、ある電話番号に辿り着く。そこから衝撃の事実を導き出したリスベットは、謎を解くヒントをミカエルに伝えた。これを機にふたりはコンビで調査にあたることに。リスベットはこれまで、精神不安定という烙印を押され殻に閉じこもって生きてきた。後見人の性的虐待には想像を絶する復讐を果たしていた。そんな彼女もミカエルとは次第に心を通わせていく。
月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、名誉毀損の裁判で敗訴し、職を離れることになった。そんな彼はある日、ヴァンゲルグループの元会長ヘンリックから、40年前に姿を消した姪ハリエットの事件の調査を依頼される。一方、ミカエルの身辺を調査する謎の女がいた。黒の革ジャンに鋲打ちのベルト、鼻ピアスというルックスで、名前はリスベット・サランデル。天才的なハッカー技術を駆使しあらゆる個人情報を収集していた。
物語の主人公は、任侠ヤクザだった父を亡くし、トビ職人として育った石神新三。ある日、新三が住む長屋の地主・藤川正明が、株に失敗し多額の負債を抱える。その裏では関西系暴力団・阿久津組が動いていた。やがて、その魔の手が町にも襲いかかり、人々を守るため新三が立ち向かう。
1914年、16歳のロジェは、学校の寮生活を離れてフランスの田園地方にある広大な屋敷に住む家族の元に戻っていた。やがて第一次世界大戦が勃発し、父や村の男たちが出征したことで、彼は、大きな屋敷に残された唯一の男となる。若く、好奇心に溢れるロジェは、メイドのウルシュールを相手に初体験をすませると、彼女に導かれて家政婦やシェフ、叔母ら屋敷に残された年上の女たちと次々に関係を持ち、愛の手ほどきを受けていく。
可憐な処女ユージニアは富豪のレイモンドと結婚する。ところが、初夜の営みの直前に2人が異母兄妹であることが判明。シチリアでは離婚が許されないため、2人は仕方がないのでベッドはともにせず、表向きは夫婦として生活することにする。しかし、処女のまま悶々と日々を送るユージニアは欲望をもてあまし、そんな彼女を怪しげな紳士やお抱え運転手が誘惑して…。
20世紀最大のSEXスキャンダル“マダム・クロード事件”から5年。男と女の欲望はより過激に、よりスキャンダラスに進化していた!『男と女』『白い恋人たち』『ある愛の詩』など、数々の名曲を生み出し、惜しくも2018年に世を去ったフランシス・レイの音楽が、官能の世界に華を添える。
大統領、外交官、CIA……。世界各国の富と権力をもった男たちが求めるのは、最高の美女とのアブノーマルな世界。そんな男たちの欲望を叶える女、マダム・クロード。彼女には、モデル級の容姿と卓越したスキルで男たちを悦ばせる“娘“たちがいた。だが、その甘美な世界に危険な罠が。一人のカメラマンが、“娘”たちに巧みに近づき、世界的大スキャンダルをつかもうとしていた……。
8月の地中海。実業家夫人のラファエラは、召使いのジェナリーノをこき使っていた。ある日、彼女はジェナリーノにモーターボートで洞窟に向かうように命じる。しかし、途中でボートが故障、2人は無人島に辿りつく。何もない無人島でブルジョア育ちのラファエラは役に立たず、ジェナリーノは日頃の恨みを爆発させる。そうして主従関係が逆転する中、ラファエラは、ジェナリーノの野生的な姿に強く惹きつけられていくのだった。
トリッシュと弟のダリーは、帰省のために車でいつもの道を走っていた。とある田舎道で、不気味なトラックが接近してきて警笛を鳴らしながら二人の車を執拗に煽ってきた。だが、トラックは猛スピードで追い越していった。落ち着きを取り戻した二人は、20年以上も前、この道をドライブ中にカップルが行方不明になり、今日に至るまで死体すらも発見されていないという事件を思い出す。
1945年、第二次世界大戦末期のイギリス。戦地にいた夫の帰りを待つ妻のグレースは、孤島に建つ広大な屋敷に娘アンと息子ニコラスと3人だけで暮らしていた。日光にあたると死んでしまう病に冒された子どもたちを守るため屋敷は昼間でも分厚いカーテンを閉め切り薄暗い。そこへある日、使用人になりたいという3人の訪問者が現れる。だが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こりグレースを悩ませ始める…。
ソ連を軍事力の増強によって再生しようとするテロリスト集団が、プルトニウムを搭載した貨物列車を占拠。ドイツ・スイス国境を突破し、イラクへと向かった。国連の要請で元傭兵のマイクをはじめとする4人の腕利きが特殊部隊を組織し、列車への潜入に成功するが……。
引退を考え始めていた伝説の傭兵ジョン。そんな彼のもとに、CIAの作戦担当官ヴァンからある男の暗殺の依頼が舞い込む。ウクライナへ飛んだジョンは男を始末し、依頼を完了したかに思えた。だが、街で襲われていた女性を助けたことから、彼は闇組織と対立する。やがて組織のボスがヴァンを通じて女性を引き渡すよう求めるが、死ぬ前に何かいいことをしたいと願っていたジョンは彼女を守り抜くことを決意する。
自分を“K-PAX星”からやって来た異星人だと称する男プロートが病院に送られてくる。彼の治療に当たるのは精神科のパウエル医師。初めは戯言と思っていたパウエルだったが、驚いたことにプロートは、専門家より宇宙に詳しく、また神秘的な力を備えていた。
ホラー映画史に残る有名殺人鬼たちも震え上がる、かつてなく凶悪で残虐なホラー・ヒーロー“クロムスカル”。それは、銀色の髑髏をつけ、右肩にビデオを装着、両手にサバイバル・ナイフを持って被害者を惨殺して、その模様を撮影し、ビデオを警察に送りつける映画史上最凶最悪のサイコキラー…。
はぐれ忍びの牙神獣兵衛は、偶然出会った甲賀組のくノ一・陽炎を助けたことから、謎の忍び軍団・鬼門八人衆を敵に回すことになってしまう。そこに目をつけたのは鬼門八人衆の動向を探っていた公儀隠密・濁庵。獣兵衛は濁庵の好計にはまり、陽炎とともに鬼門八人衆の陰謀を探る羽目になる。彼らの目的とは?そして獣兵衛を導く宿命の対決とは?
20世紀末のヨーロッパ。フィッシャーはかつての恩師オズボーンを訪ねる。彼の著作「犯罪の原理 (エレメント・オブ・クライム)」は、捜査官が犯罪者の視点に立って事件を追体験しながら解決へと導く方法論で、フィッシャーは自身の捜査哲学の中核を為すほどに影響を受けていた。しかしオズボーンは、かつて掲げた自らの理論を危険なでっち上げだと激しく否定する...。ある日、港で殺人事件が持ち上がり、フィッシャーはこの捜査を受け持つことになるが....。
自ら知的障がい者のふりをして、人々の偽善を暴こうとする活動グループ、“イディオッツ”。彼らは、人々の偽善的な反応を、挑発的なやり方で暴こうとしていた。ある日、彼らに遭遇したカレンは、最初は怒りを抱くも、次第に彼らに惹かれ、引き寄せられるようにグループと行動を共にするようになっていく。彼らは一軒家で共同生活をおくりながら、“白痴”のふりをすることで闘いを挑み、また、それを楽しんでさえいた。カレンもまた、“白痴”の演技をし始めるのだったが…。
ある夫婦が愛を交わしているさなか、幼い息子ニックがマンションの窓から転落してしまう。愛する息子を失くし悲しみに暮れる夫婦。特に妻は神経が弱ったままで一向に回復の兆しが見えない。セラピストである夫は自宅療養を試みるが、妻は悲しみを夫とのセックスで埋めようとする。夫は更なるセラピーを妻に施すため、妻の恐れている場所を聞き出し、彼らが“エデン”と呼ぶ森の中の山小屋へと二人で向かう。夫は心理療法によって恐怖を取り除こうと努力するが、妻の精神状態は更に悪化していき...。
グレースが父親と共にドッグヴィルを去った後、ギャング団は南部アラバマ州の大農園“マンダレイ”を訪れるが、そこには70年も前に廃止されたはずの奴隷制度が残っていた。グレースは、“ママ”と呼ばれる大農園の女主人と対峙し、黒人たちを開放する。マンダレイを去ろうとするも、「自由な」生き方を知らない黒人たちのために、この地に残る決心をするグレース。4人の部下と弁護士のジョゼフとともに、黒人主権の新しい共同体を作り、監督役として、その最初の収穫まではこの地に留まることにするが...。
貧しい家族を支えるため発展途上国から【技能実習生】として日本にやってきたハイン(ナターシャ)。ジャパニーズドリームを夢見て工場で働くも、職場での不遇が続いた。そんな状況を不憫に思った日本の知り合い土井(堀家一希)は、ネットで無料相談を見つけ、相談の予約をすることに。訪れた行政書士の事務所の曲者の行政書士・近藤(マギー)と、新垣(中村優一)に対応を受けるが、その中で、ハインが借金をせざるを得なかったことも知り、「技能実習生」の制度の闇が徐々にわかっていく土井。近藤は、本来の仕事を超え、ハインをサポートする監理団体に直接連絡をする。それを受けた監理団体の西村(ラサール石井)は慌てて駆けつけるが、相談者がハインだとわかると「我々を攻めるならハインも一緒に攻めるべきだ」と告げる。話が二転三転する中、さらに話に乱入する議員の野々村(猪俣三四郎)。この国の深刻な労働者不足を外国人で補おうという政策を推進しているおバカ二世議員も話に加わり、話は思わぬ方向へ・・・。賃金をあげよう!と躍起になる政府。だが、その下で最低賃金のまま働かされる外国人労働者。この滑稽な矛盾。果たして、この国に夢を描いてやってきた外国人労働者に未来はあるのか!?外国人労働者を受け入れるこの制度で、労働力不足は補えるのか!?「安い国ニッポン」の底を支えてる陽の目を見ない外国人労働者にスポットを当てた異色の社会派ブラックコメディ
宇宙旅行に当選した5人の男が、宇宙センターを舞台に繰り広げる騒動を描くサスペンス・コメディ。大倉孝二、きたろう、「ガレッジセール」のゴリ、マイケル富岡、佐野和真らバラエティに富んだキャストが出演する。2020年、カップラーメンの懸賞で宇宙旅行に当選した5人は、スタジオにあるロケットに乗り込み、突拍子もない宇宙訓練に参加させられる。そこには宇宙旅行企画会社の陰謀が隠されていた…。
「選挙はエモいね~!」と言いながら高松市の商店街を歩く時事芸人のプチ鹿島。同行する相棒はラッパーのダースレイダーだ。風に乗って聞こえてくる演説の声。「あ、デジタルって言った!」思わず足早になる二人。商店街のその先に、どうしても会いたい人がいた……。2020年4月17日金曜日。物語はこの日から始まった。東大中退のラッパー・ダースレイダーと、新聞14紙を毎日読み比べる時事芸人・プチ鹿島が、YouTubeで「ヒルカラナンデス(仮)」をスタートさせた。コロナ禍で1回目の緊急事態宣言が発出され、街から人の姿が消えた時期だった。二人はアベノマスクや10万円給付をめぐるゴタゴタなど、次々に露呈する政治家の不思議な振る舞いについて毎週笑いに包みながら、それでいて本質的な議論を展開していった。そんな時に出会ったのが映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(2020/大島新監督)だった。小川淳也議員の17年に及ぶ活動を追った映画は、異例のヒットを記録し、小川氏に注目が集まっていた。一方、小川氏と同じ香川1区選出で、地元でシェア6割の四国新聞のオーナー一族である平井卓也氏は、国会でワニの動画を見ていたことが判明。その後、デジタル改革担当大臣に就任すると、二人は平井氏を「ワニ大臣」という愛称で呼ぶようになる。身内びいきを隠さない四国新聞を読むにつけ、「新聞読みのプロ」であるプチ鹿島の魂に火が付き、いつか逆取材をしてみたいと思うようになる。2021年10月の衆院選で、番組のスピンオフ企画として香川1区を取材。平井氏と小川氏に加え、維新の町川順子氏にも体当たり。そして取材のハイライトは、鹿島vs四国新聞。令和の時代にあり得ない「FAXバトル」が勃発した!2022年7月の参院選でも「ヒリヒリする現場」を求めて大阪に乗り込んだ。「維新政治を斬る」という自前のブックレットを手に、大阪で活動する菅直人元首相に密着。菅氏vs維新のバトルを存分に味わいつつ、辻元清美氏(立憲)、辰巳孝太郎氏(共産)、高木かおり氏(維新)、松川るい氏(自民)らの候補者にもアタックしていく。ところが…。7月8日、奈良で安倍元首相が銃撃されたという一報が入った。二人は、自分たちも含め、この日誰が何をどう考えたかを記録として残そう、と決意する。選挙とは、民主主義とは…答えの出ない問いを胸に、二人の旅は続いた。
愛猫を失い、テッドは精神を病んでしまう。その精神状態の中、九人の人間の魂を捧げる事により愛猫を生き返らせられると信じ込んでいく。愛猫を生き返らせる為、テッドは猫のマスクと爪を身に着け「キャットマン」に変身し、魂を求め動き出す…。
2011年、中国西北地方の農村。貧しい農民ヨウティエ(有鉄)は、マー(馬)家の四男。両親とふたりの兄は他界し、今は三男・ヨウトン(有銅)の家に暮らしているが、息子の結婚を心配するヨウトン夫婦にとって、ヨウティエは家族の厄介者。一方、内気で体に障がいがあるクイイン(貴英)もまた厄介者だった。互いに家族から厄介払いされるかのように、ふたりは見合い結婚、夫婦になった。ぎこちなく、それでも互いを思いやり、作物を育て、日々を重ねていくふたり。ヨウティエのことをいつも気にかけるクイイン。そんな彼女の気持ちに愛おしさを覚えるヨウティエ。ある日、家を建てるためにヨウティエが作ったたくさんの日干しレンガが突然の大雨に襲われる。そんな不運さえもふたりには大切な日々となる。クイインは初めて会ったその日からヨウティエの優しさに気付いていたと話す。ロバと、ヨウティエと、クイインと。力を合わせ、毎日懸命に働き、ついに自分の家をもった。だが、その幸福は長くは続かなかった―。
3歳の娘・ひなの育児を、妻の小百合に任せきりだった和真。ある夜、小百合が事故で意識不明になり入院し、ひとり家で泣いていたひなは児童養護施設に引き取られていった。育児放棄をしていた和真は、ひなを家に連れて帰ることを許されなかった。和真が繰り返し面会に行っても、ひなは泣いてばかり。ひなは、父親の事を忘れてしまったのだろうか…。本当の父親になるために、懸命に娘と向き合おうとする男の感動の物語。
2020年、世界は新型コロナウイルスの脅威に晒された!?その影響は健康のみならず経済へも波及し、リモート生活を満喫していたサラリーマンの大木勇造は、きっぱり、あっさり、これっきりとリストラされてしまう。どうにか再就職をするものの、彼を待っていたのは銭ゲバ社長を筆頭に、会員数ゼロのフィットネス講師や廃品回収とは名ばかりのゴミ泥棒、ギャンブル狂の営業担当や着ぐるみの中に引きこもる男など、クレイジーな面々ばかり。それでもめげずに新たな職場で、ふんばりがんばる勇造だったが…あまりにも身勝手な同僚たちに振り回されたあげく、恋人にもフラれてしまいヤケを起こす…。
コペンハーゲンの巨大病院(キングダム)。夢遊病者のカレンは、助けを呼ぶ謎の声に導かれキングダムへと辿り着く。数々の不可解な事件を解決するため、カレンは病院の用務係のブルザー、心臓外科医のユディットと手を組むが、悪魔の力に反撃されてしまう。一方、キングダムに赴任してきて間もないスウェーデン人医師のヘルマー・ジュニアは、亡くなった父スティーグ・ヘルマーの秘密を探り始めるが・・・。
退院したドルッセ夫人は直後に事故に遭い再びキングダムに舞い戻る。ユディットから生まれた赤ん坊のリトルブラザーは、新生児とは思えぬ異常な体格を持ち、生まれてすぐに喋りはじめる高い知能を持っていた。一方、ハイチから帰国したヘルマーは、自らが犯した少女モナに対する医療ミスの証拠を掴んだクロウスホイを黙らせるため、ハイチで手に入れた秘薬で毒殺を試みる。そしてついに、リトルブラザーの父親であるクルーガーが現れ、リトルブラザーの秘密を明かす…。
コペンハーゲンの古い洗濯池の跡地に建つ巨大病院、キングダム。デンマーク人嫌いのスウェーデン人医師ヘルマーは、神経外科の主任医師としてキングダムに赴任してくる。医師長の息子モッゲは仕事そっちのけでセクシー看護婦にのぼせあがり、父の医師長メースゴーは“朝の空気運動”に力を入れ、患者のことなどそっちのけである。ドルッセ夫人は仮病を使って入院し降霊術の会を開くことを趣味としていたが、あるとき病院内のエレベーターで少女の泣き声を聞き、その世にも悲しげな声の正体を求め探しはじめる。
台湾の三連会に幹部として籍を置く香港洪興社のサンカイは、三連会と日本の暴力団山田組とが連盟を結ぶために、組長の娘との結婚を命じられる。台湾・日本の裏社会同盟が無事結ばれると、三連会の後継者を決める会合が開かれる。三連会のボスの息子であり組織を継承する立場にあったレイがその座をサンカイに譲ろうとするものの、古巣の幹部・勇伯が猛反対。その直後、レイが何者かに襲われ、勇伯が暗殺されるとサンカイの仕業ではないかと疑う組員たちはいきりたち、一触即発の不穏な空気が台湾裏社会に漂い始める。窮地に立たされたサンカイを救うため、ナンたち香港黒社会が立ち上がる!
新婦ジャスティンと新郎マイケルは結婚パーティーへ向かっていたが、ふたりの乗るリムジンがくねった道で立ち往生し、予定の時刻を大幅に過ぎてしまう。皆から祝福されながらもどこかでむなしさを感じていたジャスティンは、無断で式場を離れたり、ケーキ入刀の時間になっても姿を現さないなど勝手な言動を繰り返し、情緒不安定なジャスティンに当惑を隠せないマイケルも、ついには彼女の元を離れていく...。7週間後、巨大惑星メランコリアが地球に異常接近し、世界滅亡の時が近づいていた…。
わずか23人の住人しかいない、廃れた鉱山町ドッグヴィル。偉大な作家になることを夢見るトムは、ギャングに追われる美しい女性グレースを助ける。翌日、トムは村人たちに彼女をかくまうことを提案し、「2週間で彼女が村人全員に気に入られること」という条件つきの同意を得る。グレースは村人たちに認めてもらうため、肉体労働を始める。閉鎖的な村人たちは、熱心に足を運ぶ彼女に対して徐々に心を開いていく。しかし、住人の態度は次第に身勝手なエゴへと変貌してゆき…。
1960年代、アメリカの片田舎。セルマと息子のジーンは、温かい隣人たちに囲まれ、つつましくも幸せな日々を送っていた。そんなセルマには悲しい秘密があった。遺伝性の病のため、彼女は視力を失いつつあり、息子ジーンも手術を受けない限り同じ運命を辿ることになるのだった。ある時、セルマは、無理な労働による疲労と視力の悪化により仕事場でのミスが増え、遂に工場を解雇されてしまう。さらに家に帰ると、ジーンの手術代として貯めていたお金がなくなっており…。
1945年、第二次世界大戦後のドイツ。ドイツ系アメリカ人のレオ・ケスラーは、父の祖国であるドイツの戦後復興の一端の担い手になりたいと、単身でドイツにやって来た。叔父の助力でドイツの大鉄道会社ツェントローパに就職し、寝台列車の見習い車掌として汽車に乗り込むことになる。いつものように汽車に乗り込んだレオは、走る列車の中で、同乗していたフランクフルト市長夫妻の暗殺事件に遭遇する。犯人はレオが乗せたふたりの少年で、ナチス残党が組織する地下組織<人狼>の刺客だった…。
映画監督ラースと脚本家のニルスは脚本のデータがワープロから消えてしまい、内容を思い出せない二人は、「実はあの脚本は気に入らなかったんだ。」と開き直り、残り5日間で新たな脚本を仕上げることにする。二人が新たに書き始めたのは『エピデミック(伝染病)』と題した、死の伝染病が蔓延した架空の国で、理想に燃える若い医師メスメルが、病に冒された人々を救うために謎のウィルスに挑む物語だった。そのころ、現実世界のヨーロッパにも死のウィルスの影が忍び寄っていた…。
未亡人になり七回忌を終えた、那美(一乃あおい)は小さな漁村で小料理屋を営んでいる。那美の夫、健介は荒波の海の事故で亡くなった。同じ船に乗っていて助かった一郎は今もあの日の漁を後悔していた…。組合長のバツイチの武雄はお気に入りの那美をいつも口説いているが、一郎も秘かに那美に心を寄せていた。ある日、元漁師の一郎の弟がこの漁村に現れる・・・。
ワニが多く生息しているティボドー市は6日後に50周年を迎えるゲーターフェスティバルで浮かれていた。そんな時トレーラーパークに暮らすフランクがトイレで何者かに食い殺される事件が発生する。すぐに保安官のミッチェルは駆けつけ、ワニが下水から襲ったものと断定した。その後、町中でワニが目撃され被害者も増していた。州立湿地調査員のローラが駆けつけ事態に対応するも、既にはワニが大量発生していたのだった。ワニ退治のチームを結集させるが策がない!発生元を叩くことはできるのか!?
8年間模範囚として刑務所に服役した後、元エリート兵士エモンが釈放され、ついに別居していた妻と幼い娘と自由の身で再会する。しかし、世界は爆発的に拡大する“謎のウイルス”によって感染者は増加し続け、大混乱に陥っていた。国民の80%が凶暴化した世界で、エモンは特殊部隊のスキルを活かし、家族を救い出すために危険な都市を駆け抜ける。だが、感染の速度は加速する一方で、人類に残された時間はわずかだった―。
19歳のアナベルは住む家もなく、盗みばかりを繰り返すという生活を送っていた。ある日、ナチス収容所に収監された経験を持つジョセフという富豪の男性との出会う。ジョセフの実家は第二次大戦中に、所有する数々の有名画家の絵をナチスに没収された過去があり、その絵を奪還するため、アナベルを誘き寄せたのだった。ジョセフとの出会いから数十年、アナベルはナチスに没収され、ナチス思想を信奉する億万長者の手に渡った有名画家の絵を奪還するとてつもない計画を練り上げた。アナベルはかつての仕事仲間に話を持ちかけ、この計画の遂行に不可欠なスペシャリストをスカウトし、カリスマ犯罪チームを結成した。やがて、亡きジョセフとの約束を果たすために、犯罪のプロによる究極の強奪作戦が始まる。