地方でひっそりと展開しているパチンコチェーンのオーナーの息子である達雄は、役者を志して上京したものの一向に芽が出ず、父親、善之助からの仕送りで遊びほうけていた。ある日達雄のもとに善之助が行方不明になったとの電話が入る。電話してきたのは達雄の幼馴染でパチンコ店の店長を任せられている香澄(市川まさみ)だった。昔から香澄に想いを寄せていた達雄は見栄を張って、東京で成功したように装うためにキャバ嬢のレイナをフィアンセだと偽って連れて行くことに。達雄の実家に着いて荷ほどきをしようとキャリーバッグを開けたレイナだったが、なんと中身が違っている。どこかで似たようなキャリーバッグと取り違えたらしい。達雄はその荷物の中に、小さなボタンがついた奇妙なメガネを見つける。メガネをかけてそのボタンを押してみた達雄は、レイナが固まったように動かないのを見て驚愕の事実に気づく。そのメガネは時間を停止させることができるスーパーメガネだったのだ!
医療機器メーカーに勤める静雄は、キサラギ病院に営業に行った際、同じ小学校に通っていた如月瑠璃子と再会する。瑠璃子は院長の娘で、医師としてその病院に勤めていた。静雄は少年の時から瑠璃子に憧れていたが、彼女はキサラギ病院のエース外科医である圭吾と婚約していた。静雄は、お世辞にも営業向きとは言えず、営業相手である医師たちから相手にされないので、ナースステーションのナースたちに取り入ろうとしていた。彼女たちの手伝いで倉庫に行ったとき、黒い丸薬を見つけてそれを1粒飲んでみた。すると、力がみなぎり、目からフェロモンビームを発するイケイケ男子に変貌していた。次々とナースを落としていく静雄だったが、ある時2人のナースと同じ日に約束をしてしまい、面倒だからと丸薬を2粒飲んでしまう。すると、静雄の姿は目に見えなくなり、透明人間になってしまった!
愛を求める男・敏雄。東京に出てきて早数年、うだつのあがらない日々を過ごしていた。ブサイクで気の利かない敏雄は、自己チューで、たまに出来た恋人とのセックスでも早漏気味が災いし、なかなかセックスも恋人との関係も長続きしない。実は伊賀の忍者の末裔である敏雄の家には、一粒飲むと女性を虜にさせさらには自身が絶倫になれるという夢のような薬があった。ある日、故郷の伊賀に住む祖父が突然亡くなってしまう。そして、敏雄のもとには秘伝の薬が遺された。早速、東京に戻り、六本木のキャバクラ店で次々と女性キャストに手を出しまくる敏雄。新人のミサと関係を持ったことで運命が一変してしまう。調子に乗って薬を二粒飲み、透明人間になってしまったのだ!
医大への入学を目指して4浪中の時任満男(22)は、総合病院で清掃アルバイトをしている。そんな満男の高校時代のクラスメートで憧れの人が…院長の娘で総合病院でナースをしている、清澄美空(22)。ただ、“白衣の天使”というイメージとはかけ離れた、お嬢様気質全開の美空に内気な満男は召使いのように何かとこき使われている。だが、彼女と一緒に居られるだけで嬉しい満男にとっては少しも苦では無かった。ある日、満男は、自称発明家の入院患者・豪徳寺善三(60)から60秒間時間を止められるという「メガネ」を渡される。これまで豪徳寺から失敗作ばかり渡されて酷い目に遭っていた満男は、またいつもの失敗作だろうと取り合わなかったが、やがてこの発明品がただの代物ではないことを知る・・・。
落合大輔は、「T大学院東京本校」に通う三浪中の予備校生。ある日、大輔は、同じクラスの三十浪中の強者、高円寺博士の発明品のメガネが教室に落ちているのに気づき、それが大輔の日常を一変させる。息を止めながら縁の接続部分のボタンを押すと、周囲の人間たちが一斉に動きを止め、大輔が息をし始めると、再び周囲の人間たちが何事も無かったように動き始めるのだ。お陰で、おっぱいをツンツンしたり、お尻を撫で撫でしたり、スカートをめくってパンチラを堪能したりと、男の願望を満たし放題。そんな大輔が、走って新聞配達をする美少女・二宮美保に恋をして、同じ新聞販売店でアルバイトを始める。彼氏と同じT大に入学したくて出願するが、試験当日に熱を出して受験出来ず、浪人中という美保。大輔を憧れの現役T大生と勘違いし、受験の相談に乗って欲しいと大輔に相談する美保。だが、ある日、美保がT大学院に入学して来て、大輔の素性が発覚する…。
藤見大学病院のブサメン研修医・北川信彦(26歳)とナースの佐野成美(23歳)が繰り広げるラブコメディー。“天敵”の成美に押し付けられ、書類の詰まった大きな段ボールを地下倉庫に片付けに下りた信彦。そこで偶然、生体を透明化させるインドの秘薬「モノケイン」を発見する。が、強烈な臭いに思わず後退りするも、パイプに足を引っ掛けて仰向けに倒れる。と、開いた口の中に真っ黒い丸薬の「モノケイン」が落下して、思わずゴクリ。その瞬間、“透明人間”・信彦が誕生する!1粒60分の“独壇場”。憧れのナースの着替えやシャワー姿を覗いたり、ブラジャーやパンティーの匂いを嗅いだり、頬ずりしたり、はたまた頭から被ったりと、とにかくやりたい放題。だが、徐々に、病院内のさまざまな人間模様が見えて来る。そして最後に、信彦は究極の決断をする。果たして、その決断とは!?
透けるほどに、いやらしく・・・ヒデオは街でチンピラに絡まれていた中国人を助けた御礼に、こびんに入った薬を貰う。それは3分間だけ身体が透明になれるという魔法の薬だったのだ。ヒデオが透明になって真っ先にしたことは、バイト先の同僚で、美人のマリアちゃんの裸を見ることだった。ヒデオが透明人間の生活を十分満喫していた頃、もう一人のなぞの透明人間が現れ、マリアちゃんの気を引こうとする。透明人間同士の熱きバトルが始まった!