シベリア、アルタイ山脈。1年前に何者かに刺され殺されてしまったカーラの冥福を祈るため、アメリカから若き男女の友人たちと、教授と呼ばれる中年男性の一行がやって来る。彼らは民家のある麓から、さらに奥の山深い地へ。やがて、亡くなったカーラの2人の兄が迎えに現れる。そこはスピリチュアルな場所で、“霊魂の木”と呼ばれる大木もあった。カーラの殺人犯として、一行の仲間でもあった一人が犯人として逮捕されていたものの、冤罪だと言う者もいた。やがて祈祷師でもあるカーラの兄ピョートルによって一周忌の儀式が始まった。しかしカーラを模した人形が燃える怪現象が発生。身の毛もよだつ事態が起き、次第に一行とカーラとのただならぬ関係が見え始める。
ミアとその婚約者マックスはスノーボードざんまいのバカンスを満喫しようとジョージアのウィンター・リゾートを訪れる。チェックインの際ホテルのフロントレディに“ブラック・リッジ”という山でフリーライドを楽しみたいと申し出るが、謎の死をとげた犠牲者が続出する禁断の山であり、近づかぬようにと警告をされる。その警告を無視しスリルを求めるミアとマックスはヘリをチャーターし禁断のゲレンデを制覇しようと挑む。しかし突然スノーモービルを駆る謎の殺人鬼が二人を襲ってきた。マックスと離れ離れになってしまったミアを殺人鬼は執拗に追ってくる。更には殺人鬼が仕掛けた爆弾で大雪崩が発生し、ミアを飲み込もうとしていた。果たしてミアは生き残ることができるのか?マックスの安否は?そして殺人鬼の正体、目的は一体何なのか―!?