学業のために祖母の家へ預けられていたサラが、数ヶ月ぶりにマニラの自宅へ帰宅すると、そこには母ヴィビアンの新しい恋人マイケルが居座っていた。亡き父への想いを抱えるサラは、早すぎる母の再婚話と、家庭内に持ち込まれた「他人の気配」に強い嫌悪感を抱く。しかし、マイケルが向ける視線は、単なる娘へのそれではなく、一人の女に対する執着を孕んでいた。執拗にサラを追い回し、高価な贈り物で懐柔しようとするマイケル。その一方で、サラの恋人ニックを職場から追放し、サラを家庭内で孤立させていく。母ヴィビアンは恋に盲目となり、娘の悲痛な訴えを「嫉妬」や「わがまま」だと一蹴してしまう。激しい暴風雨が街を襲う夜、逃げ場のない家の中で、マイケルの欲望はついに一線を越え、サラを蹂躙する。母の愛、娘の純潔、そして男の狂気。雨に洗われる路地裏の秘密が暴かれるとき、母娘の絆は血塗られた悲劇へと変貌していく。
農家の娘エレンは、姉のように慕う親友マリアンの助けを借りて、父と二人きりの貧しく閉塞的な生活から逃れようとする。そうはさせまいとする父の手から逃れ、エレンはマリアンとの新しい生活を楽しんでいたが...。彼女たちの友情は徐々にエロティックなロマンスへと深まっていき、その愛情の深さゆえ、互いの嫉妬や秘密に脅かされ、やがて二人が築いた楽園は思わぬ結末へと向かっていく。
家族を養う為、売春をして稼ぎを得ていたドロレス。ある晩客とのトラブルで、仕事のサポート役だった父親を亡くしてしまう。父の仕事を引き継いだイサクは、父が”セル”という汚職警官に多額の賄賂を支払っていたことを知る。商売を再開した姉弟は、セルを呼び出し、売上の一部を手渡すのだが、ドロレスの年齢が上がった事を理由に、セルから商売を禁じられてしまう。やがてイサクは生活のために姉の代わりに体を売るようになるが、セルにより投獄されてしまう。イサクが投獄された先には、セルが売春婦に仕立てる為に誘拐した若いリディアという女子高生が囚われており、またセルは姉弟の父の商売用ノートにも気づいて、、。悪徳警官が蔓延る街を舞台に、売春で生計を立てる人々を描いた官能サスペンスドラマ。