キャンプ場のトレーラーハウスで酒浸りの母親と暮らす少女ロゼッタ。ある日、理由もなく工場での仕事を奪われてしまう。必死に抵抗するが、仕事を取り戻すことができない。怒りと絶望をはっきりと表情に刻みながらも、ロゼッタは涙を見せない。大きく息をつくと、怒ったように早足で歩き始める。ただ新しい仕事をみつけるために。ロゼッタは仕事を探し出せるだろうか?頑なな心が開かれる時は訪れるのだろうか?
荒涼としたイタリア・アルプスのどこかに、超富裕層の家庭に育った問題児のための孤立した寄宿学校がある。17歳のジュリオは母親に送り込まれ、すぐに同級生や教師たちと対立するようになるが、風変わりなエドゥオルドがやって来ると状況は一変する。二人は共に逃げ出したいという共通の願望で心を通わせ、やがて森の奥深くにあるナイトクラブへと逃亡する。