悪の力で天下統一を目論む、謎の集団“修羅幕”。その幕主、雲霆(うん・てい)は、村人たちに永遠の命が授かれると、<八極盒子(はっきょくごうし)>と呼ばれる箱に収められた処方箋で作ったという秘薬を飲ませるが、それは、村人たちを妖怪に変える毒薬だった。彼らの行動を怪しんだ武術の達人、張三豊(ちょう・さんぽう)と相棒の莫嫣(ばく・えん)が<八極盒子>を奪い取り、師匠の火龍真人(かりゅうしんじん)の元へ届けるが、それは偽物で、武術の精髄である≪無疆心法(むきょうしんぽう)≫が収められた本物を見つけ出すための罠だった事を知る。火龍真人が、悪の力に利用されぬよう隠し持っていた本物の<八極盒子>だが、“修羅幕”に奪われる前に封印された≪無疆心法≫を燃やしてしまわなければならない。開封するための口訣(くけつ)を知る唯一の人物・伽羅沙地(きゃらさち)を探すため、旅に出る張三豊と莫嫣、そして張三豊の恋人・青青(せいせい)だったが、雲霆率いる“修羅幕”と妖怪たちの魔の手が近づいていた。果たして≪無疆心法≫に秘められた真の力とは!?
少林寺での四年に及ぶ過酷な修行を終え故郷に帰ってきた方世玉(ほう・せいぎょく)。友人たちと久しぶりの再会を喜び合うのも束の間、待ち受けていたのは、朝廷の役人による巨額な金が絡んだ汚職事件だった。その証拠となる台帳は、方世玉の幼馴染である周蓉(しゅう・よう)の父・周峰(しゅう・ほう)が、汚職を暴くために盗んでいたのだ。台帳を取り戻すためなら手段を選ばず人の命も簡単に奪っていく腐敗した役人たち。周峰は拷問にかけられ、娘の周蓉も捕らえられてしまう。そして追手は、方世玉とその仲間、家族にも迫っていた。立ちはだかる黒幕である卾尓多(がく・じた)と、奴に操られる“半人半獣”の怪物・吐賀灼(と・がしゃく)。仲間や家族を救うため、そして世の不正を暴くため、方世玉は、正義の少林拳で戦うことを決意する。