7ヵ月前から行方不明の父親が約20年間営業していたレンタル&販売店の整理をすべく、疎遠になっていた兄ゴードンと弟ジョンが再会。父の家で事務所の鍵を見つけた兄弟が入室してみると、ビデオデッキには恐らく失踪前の父が最後に見ていたビデオテープがあった。それはボードゲーム“ゲートの向こう側”に使うものだった。再生してみると、映像の中の女性が「命懸けのゲーム、踏み出す勇気はある?ゲームボードを開きなさい」と語りかけてくる。奇妙な閃光に包まれてビデオを止めると、数時間ほど経過していた。父の家に持ち帰り、兄弟とゴードンの恋人マーゴットの3人でゲームを進めてみると、それは課題をクリアしないと命を奪われる恐怖のゲームだった。
ネット管理の仕事をしているジェシカは、高校の同窓会に参加。新聞記者となったシンシアや、プロムキングだったポールと結婚したカレン、当時ジェシカに片想いしていたと思しきジョシュらと再会し、再び交流を深めるようになっていく。1年後、カレンのブログがポールとのツーショットから自撮りオンリーに、さらには高所恐怖症の彼女がハワイ行きの飛行機に乗って投稿しているのを不審に思ったジェシカは、カレンの家へと赴く。すると、夫ポールから彼女は今オアフにいると告げられる。1学年下のダイアナも、自分がハワイ行きの飛行機を手配したという。しかし、ポールが同級生のレベッカを家に招いている現場を目撃したジェシカの疑念は募るばかりで…。
誰しも別人になりたいと夢をみるもの…しかし、美容師のクレアは強迫観念から悪夢の世界へと足を踏み入れてしまうのだった。ターゲットとなる客が美容院の椅子に座ったとき、クレアはその客を羨望のまなざしで観察するだけには留まらず、ある“記念品”を手に入れるのだった。ある日、常連客のオリビアに結婚式のヘアセットを依頼されたことで、彼女は混乱の渦へと落ちていく――。
毎晩殺されそうになる。私は罰でも受けているのだろうか、それとも…。女性向け自己啓発本作家として活躍するメイ。ある夜、謎の覆面男が自宅に侵入し、彼女と夫のテッドに襲いかかる。撃退に成功するも、男の正体についてテッドは「毎晩やって来て僕たちを殺そうとする男だ」と不気味に呟く。その意味を感情的になって問い詰めるメイに対し、テッドは逆上。ついには家を出てしまった。残されたメイは、それから連日連夜、覆面男の襲撃に遭うことに。反撃で致命傷を負わせても、翌日には何事もなかったかのように現れる。誰にも頼ることができず、結局メイは今日も1人、男に立ち向かう……。恐怖はなぜ繰り返されるのか?なぜメイが狙われるのか?男の正体と犯行の目的は?解決手段は?衝撃のラストがすべての真相を物語る。